tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ ①




【エピローグ ①】


司が、英徳高校を卒業後…。
自身の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保が倒れた事を機に、NYに渡米して、司とつくしが遠距離恋愛を開始した同じ時期に、総二郎と優紀は、疎遠に成って居たのだ。



総二郎と優紀が疎遠に成った理由とは…。
其れは、其の当時、高校3年生に進級する優紀が、大学受験の為の受験勉強をし始める事が切っ掛けに成った事は事実だったのだ。


だが、実は、其れだけでは無かったのだ。
優紀は、総二郎から言われた「いい奴を探せ‼」と、言う言葉が、ずーっと、優紀の心の中を支配して来たのだ。


だからこそ…。
あの頃の優紀は、思って居たのだ。


“恋をしよう!
 今度は、幸せな恋を…。”と…。


本当に、あの頃の優紀は、つくしに、そんな風に伝える程、心から、そう思えて居たのだ。



そして、其の当時の優紀が、常に、そう心から思う裏には、総二郎を忘れる為に、『おまじない』かの様に、何時(いつ)も、唱えて居た事が有ったのだ。


“今度、新しい恋をした時に、今と同じ様に、悲しまない為にも…。
 そう思える事で、今の私への儀式にしよう!”と…。


だからだったのだ。
此の当時の優紀は、総二郎の事を忘れる為に、受験勉強に没頭して居たのだ。


そして、其の甲斐が有ってか?
優紀は、某 有名女子大に合格出来たのだ。


なので、某 有名女子大に入学した其の後の優紀は、総二郎の事を忘れて、新しい大学生活を楽しもうと考えて居たのだ。



そして、其れから、3年が経った頃…。
そろそろ、優紀も、就職を如何するのか?
考えなければ成らない時期が来たのだ。


だが、今の優紀は、思って居たのだ。


“つくしは、道明寺さんのお母様に認められたみたいで、既に、道明寺HDに入社が決まって
 居るらしいし…。
 大河原財閥のお嬢様だから…何でしょうけど…。
 まだ、大学1年生だった当時の滋さんは、既に、大河原グループで働いて居るし…。
 桜子さんは、(旧 華族)三条家のお嬢様だから、働く必要が無いみたいだし…。
 此れからの私は、何処を目指せば良いのだろうか?
 今の私には、何の取り得も無いし…。”と…。


実は、此の当時の優紀は、決して、“自分以外のT3が恵まれて居る。”と、卑屈に成って居る訳では無かったのだ。


だが、自分自身の取り得が何で、今の自分自身に、何が合って居るのか?
今の自分自身には、如何言う職種が相応しいのか?
本当に、此の当時の優紀には、分かって居なかった…だけなのだ。


だからこそ…。
此の当時の優紀は、悩んで居たし、迷って居たのだ。


なので、此の当時の優紀は、就職活動に関して、悩んで居た事は、事実…だったのだ。



唯、此の当時の優紀が、唯一、続けて居たのは、高校の茶道部に入部して始めたお茶の世界(茶道)だけ…だったのだ。


其の当時の優紀が茶道を始めた切っ掛けは、西門邸で、総二郎に点てて貰ったお茶を一服した事が切っ掛け…だったのだ。
其の時に、優紀の中で、総二郎への恋が芽生えたのだが…。


と言う事は、優紀が茶道を始めた切っ掛けは、総二郎のお陰で始めたと言う事に成るのだ。


そして、其の後の優紀は、茶道にのめり込んで行ったのだ。


だからこそ…。
そんな切っ掛けをくれた総二郎に、優紀は、感謝して居たのだ。


何故なら…。
大学生の今でも、就職を考える様な時期に成っても、其れでも、優紀は、茶道を続けて居たから…だったのだ。



実は、優紀は、高校を卒業した当時…思って居た事が有ったのだ。


“お茶は、ずーっと、続けて行きたいんだけど…。
 如何すれば、良いんだろう?”と…。


其処で、此の当時の優紀は、バイトの時に、つくしに話しして居たのだ。


「此れからも、お茶を続けたいんだけど…。
 如何すれば、良いんだろう?」と…。


其処で、其の当時のつくしは、優紀から、そんな話しを聞いた事で、思い出して居た事が有ったのだ。


“そう言えば…。
 確か、桜子のお祖母様が、お茶を為さって居たんじゃ無かったっけ?
 前に、そんな話しを、桜子から聞いた事が有った様な…。”と…。


だからだったのだろう。
此の当時のつくしは、優紀に言えたのだ。


「確か、桜子のお祖母様が、お茶を為さって居たと思うのよね。
 桜子に聞いて上げるよ!」と…。


なので、此の当時の優紀は、気安く、つくしに頼んで居たのだ。


「宜しくお願いします。」と…。


そして、桜子の祖母で在る 『三条の大奥様』が引き受けてくれた事で、其の後の優紀は、桜子の祖母で在る 『三条の大奥様』の愛弟子と成ったのだ。


だが、実は、後に成って、桜子の祖母で在る 『三条の大奥様』が、如何言う女性で在るのか?
其の後の優紀は、知る事と成るのだが…。



そして、そんな或る日の事…だったのだ。
此の日の優紀は、お茶のお稽古も、バイトも、T3との女子会に参加する事も無い日だったので、“(大学の講義が終了すれば)今日は、早目に、家(自家)に帰ろう。”と、実は、考えて居たのだ。


其処に、此の日の優紀は、同級生に、声を掛けられたのだ。


「もし、時間が有る様なら、私達と一緒に、食事に行かない?」と…。


実は、お茶のお稽古 と バイト と T3との女子会に参加する為に、忙しい優紀は、何時(いつ)も、同級生からの誘いを断って居たのだ。


だからだったのだ。
此の日の優紀は、思って居たのだ。


“折角、同級生が、声を掛けてくれたし…。
 今日は、参加して視ようかな?”と…。


なので、此の日の優紀は、同級生に返答して居たのだ。


「今日は、予定が無いので、行く事は出来るよ。
 なので、一緒に、行く事にするね。」と…。



だが、此の時の優紀は、同級生に連れて来られた其のレストランに入って、驚愕したのだ。


何故なら…。
男性が、其の場に居たのだ。


云わば…。
其の場は、合コンの場…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、そんな話しを、同級生から聞いて居なかったので、帰りたい気持ちに成って居たのだ。


だからだったのかも知れない。
此の日の優紀は、自身の両隣りを、二人の同級生達に囲まれて居た為に、「帰る。」と、言いたい所を、言えない雰囲気だった事は言うまでも無かったのだ。


なので、其の場に居た男性から、「此処に座ったら…。」と、言われた優紀は、「はい。」と、返答し乍らも、嫌々、座らざるを得なかったのだ。


そして、其れからの優紀は、気が進まない成りにも、其の場に居たのだった。



そして、暫く経った時の事だったのだ。
席を立って、「ちょっと、失礼します。」と、言い乍ら、少し、其の場を離れ様として居た優紀だったのが…。
既に、レストルームに向かって居た筈の優紀の同級生 と 合コンの場に居た筈の男性との話し声が、優紀の耳に聞こえて来たのだった。


実は、優紀の耳に入って来たそんな同級生 と 合コンの場に居た筈の男性の其の話し声は、優紀自身、疑いたく成る様な話し声…だったのだ。


「優紀って娘(こ)が居るでしょ!
 あの娘(こ)、モテるらしいのよ。
 有り得なく無い?
 あの娘(こ)って、一般家庭出身の唯の普通の娘(こ)なのよ。
 だから…さ。
 ちょっと、あの娘(こ)を脅してくれない?」と…。


「まぁ~、良いけど…よ。
 其の見返りは、ちゃんと、貰うぞ‼」と…。



其の時の内緒話かの様なそんな会話を聞いてしまった優紀は、鞄を持って居た事も有り、少し、酔ってしまって、覚束無い足を引き摺り乍らも、外に出て、停まって居たタクシーに乗り込み、同級生達には、何も言わず、其のまま、帰ったのだ。


“お金は、後(大学)で、返せば良いかな…。”と、思い乍ら…。



そして、其の後の優紀は、思いがけない人に出会す(でくわす)のだった。



<此の二次小説『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ ①』の中に
 出て来る優紀の同級生 と 合コンの場に居た筈の男性との会話の内容ですが…。
 現代に於いて、有り得ない文面では在りますが、流れ上、こう記載致しました。
 此方サイドの勝手な都合では在りますが…。
 『二次小説ネタ』として、また、『二次小説の世界』として、スルーして下さいました成
 らば、幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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