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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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道明寺家の後悔【会いたい】…<つかつく>  番外編





<此の二次小説『道明寺家の後悔【会いたい】…<つかつく>  番外編』は、一部の文面
 の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『ハロウィンパーティー~ひなの恋~【会いたい】…<つかつく>  番外編 ②』のエ
 ピローグ】


実は、ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の孫娘で在る ひな共々、ハロウィンパーティーに出席した事で、自身の孫娘で在る ひなから約束をさせられて居たのだった。


「お祖母様が、葉山さん と 私の交際を薦めたんだし、お祖母様にも責任は有るんだか
 ら…ね。
 パパにバレる迄、パパには、黙って置いてよ!」と…。


勿論、そんな風に自身の孫娘で在る ひなから約束させられた此の時のひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓とて、自身の孫娘で在る ひなからの言い分には、納得出来るものが有ったのだ。


何故なら…。
葉山コンツェルンの御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介は、例え、幼少期の頃の話だったとしても、自身の息子で在る 司と面識が有ったのだ。


なので、“此の事が、もし、パパにバレれば、私(ひな)の交際相手に関して、パパからの駄目だしが有るかも知れない。”と、此の時のひなが、もし、そんな風に考えて居たとしても、何ら不思議では無かったのだ。


だからこそ…。
ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の息子で在る 司に言わない事を、自身の孫娘で在る ひなと約束するのだった。


「ええ、分かってるわ。
 もし、司に言えば、此の話しは、きっと、司に寄って、潰されるでしょうし…ね。
 其れに、あんなに優秀なお婿さんには、中々、巡り逢えないでしょうから…。」と…。


だからだったのだ。
此の時のひなは、“まだまだ、先の話しなのに…。”と、そう思い乍らも、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの了承の話しを聞いた事で、自身の祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に感謝の意を述べるのだった。


「有難う、お祖母様…。」と…。



だが、ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、後悔して居た事が有ったのだ。


其れは、あのハロウィンパーティーにて、葉山コンツェルンの御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介 と 自身の孫娘で在る ひなとの話しを聞いて居た時の事…だったのだ。


【其の話しとは…。
 葉山コンツェルンの御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介からの質問に対して、司の
 愛娘で在る ひなが返答して居た話しの内容…だったのだ。


 「牧野家では、ハロウィンらしいハロウィンはして無かった様に思います。
  10月31日のハロウィンの際、子供達が、“トリックオアトリート”って、大人達に声を掛
  けて、大人達からお菓子を貰うイベントが有るだ何て、私が中学生の頃に知ったんで
  す。
  其れに、私は、10月31日のハロウィンの日に、家のドアの外に、『カボチャのランタ
  ン』を飾るだ何て、高校生に成ってから知ったんです。
  でも、善く善く(=能く能く(よくよく))、考えて視れば…。
  “そう言えば、まだ、母 と 牧野の祖父母が健在だったの頃の10月31日は、良くカボ
   チャ料理が出て居たなぁ~。”って、思い出しましたけど…。」と…。 】


だからだったのだ。
自身の孫娘で在る ひなから、そんな話しを聞いたひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、後悔して居たという訳…だったのだ。



実は、自身の息子で在る 司がつくしの記憶を思い出し、其の後、ひなと再会する迄…。
ひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、ひなの存在すら、知らなかったのだ。


勿論、2回も、つくしだけの記憶を失ってしまった自身の息子で在る 司の事を呆れて居た其の当時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は考えて居た事が有ったのだ。


“再び、牧野さんだけの記憶を失ってしまう様なバカな司の事等、早く忘れて、牧野さんに
 は、牧野さんにとって、有意義な人生を送って欲しい。”と…。


しかも、其の当時のひなの祖母で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、其の当時の司の主治医だったNY在住の日本人ドクターからも言われて居た事が有ったのだ。


「再び、ご子息が記憶を取り戻すかは、今の処…不透明です。
 現在の医学を以てしても、何時(いつ)、ご子息の記憶が戻るのか?
 または、ご子息が、何時(いつ)、自分自身の記憶を取り戻す事が出来るのか?
 其れは、全く、分からないし、不透明だという意味です。
 ですから、再び、ご子息の記憶が戻るとは、お考えに成らない方が宜しいでしょう。」と…。



だからだったのだ。
敢えて、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の方から司の恋人だった つくしに連絡を取る事はし無かったのだ。


其れは、何故なら、変に期待させてしまって、つくしを傷付けたく無かったから…だったのだ。


ましてや、つくしの人生を邪魔したく無かった司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、其の当時の牧野家の調査をさせる事もして来なかったのだ。



だからこそ…。
そんな牧野家のハロウィンの話しを、直接、自身の孫娘で在る ひなから聞いた事で、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、更に、後悔するしか無かったのだ。


“其の当時のつくしさんに一年の猶予を与えずに、司と一緒に、つくしさんをNYに渡米させ
 て居たら…。
 もし、其の当時のつくしさんの病状を知って居たら…。
 例え、再び、司がつくしさんだけの記憶を失ったとしても、常に、牧野家の動向を調べさ
 せて居れば…。
 こんな事には成らなかった筈…。
 なのに、何故、其の当時の私(わたくし)は、一切、対策を講じて来なかったのかしら?
 もし、あの当時の私(わたくし)が対策さえ講じて居れば、少なく共、つくしさんが28歳
 の若さで他界し無くても良かったのかも知れない。
 其れに、つくしさんが28歳の若さで他界して居た事を知った司自身を後悔させる必要も
 無かったのかも知れない。
 全ては、タラレバだけど、少なく共、私(わたくし)も後悔し無くても済んだ筈…。
 こう成ってしまったのは、全て、私(わたくし)の責任かも知れないわ。”と…。



だからだったのだ。
NYに戻った司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身の孫娘で在る ひなの話しを、自身の夫で在り、道明寺HD 会長でも在る 道明寺保 と 自身の娘で在る 椿のそれぞれに話しして聞かせて居たのだ。


そして、自身の妻で在り、道明寺HD 社長でも在る 道明寺楓からそんな話しを聞いた事に寄り、司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保も、また、自身の妻で在り、道明寺HD 社長でも在る 道明寺楓と同じ様に後悔して居たのだった。


“一度目に、あの港で司が暴漢に襲われたのも、司がNYで事故に遭ったのも、全ては、私の
 経営の仕方に問題が有ったのだろう。
 だが、其れだけでは無いだろう。
 私が倒れた事で、司への比重が大きく成った。
 其れに、道明寺HDの全責任が司に向かってしまった。
 だからこそ、あの当時の司は、疲れて、リムジンの中で眠ってしまって居たのかも知れな
 い。
 そして、結果的に、あの頃の司は、事故の事に気が付くのが遅れてしまったのだろ
 う。”と…。


そうなのだった。
実は、NYで事故に遭った時の司は、慣れない事の連続で、疲れがピークに達して居たのだ。


そして、其の事に寄り、其の当時の司は、リムジンの中で眠ってしまって居たのだ。


だからだったのだ。
当然、其の当時の司は、直ぐには、何が起こったのか?
全く分からないまま、事故に遭ってしまったという訳…だったのだ。



そして、椿も、また、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの話しを聞いた事で、後悔して居たのだ。


何故なら…。
其の当時の椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのつくしへの思いを聞き、つくしの近況等を調べて来なかったのだ。


また、NYで事故に遭い、つくしだけの記憶を失ってしまった司に対して、“つくしちゃんに合わせる顔が無い。”と、勝手に、思い込んで居た椿は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の思いを汲み、日本への帰国もする事無く、時を過ごして居たのだ。


勿論、椿とて、日本から遠く離れたLAの地から、つくしの事を心配して来なかった訳では無かったのだ。
だが、其れでも、其の当時の椿は、諦めるかの様に、つくしに会いに行こうとはし無かったのだ。


だが、返って其の事で、自分自身が後悔し続け無ければ成らない事態に陥って居た事は言うまでも無かったのだ。


“幾ら、後悔しても、後悔し切れない。
 幾ら、悔やんでも、悔み切れない。”と、泣く程に…。


そして、実は、つくしの事で後悔して居た椿は、其れだけでは無く、更に、後悔の念に苛まれて(さいなまれて)居たのだった。


“きっと、此の後悔が、一生、終わる事も無ければ、悔み終わる事も無い。
 其れは、きっと、私の人生が終わる日迄、ずーっと、続くのよね。”と…。



そして、其の後の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、葉山コンツェルンの御曹司で在り、副社長でも在る 葉山龍介 と 自身の孫娘で在る ひなとの交際が、自身の息子で在る 司にバレた時、自身の後悔の念を自身の息子で在る 司に話しして聞かせて居たのだ。


勿論、其の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にも、自身の後悔について、伝えて置くのだった。


「ああ、俺も、あいつ(つくし)の事に関しては、後悔の毎日だ。
 俺さえ、また、あいつ(つくし)だけの記憶を失って無ければ、何も後悔する必要も無か
 った筈だ。
 もしくは、どれだけ、あいつ(つくし)から拒まれたとしても、あいつ(つくし)を説得
 して、俺がNYに渡米する時に、俺と一緒にあいつ(つくし)もNYに渡米させれば良かっ
 たんだ。
 そうすれば、あいつ(つくし)に手術を受けさせる事も出来たと思うし…よ。
 少なく共、28歳のあいつ(つくし)を失う事も無かったと思う。
 其れに、ひなの幼少期から…。
 否、つくしがひなを産んだ時から、俺は、つくし と ひなと一緒に過ごす事が出来た筈
 だ。
 其の絶好の機会を、俺は失った。
 此れが後悔と言わずして、何と云うんだろうな。」と…。


実は、自身の知らぬ所で自身の最愛の妻で在る つくしを、28歳の若さで他界させてしまった事が、此れ迄の司の心の中で、重く、伸し掛かって居たのだ。
そして、其れは、其の事を知った日から、ずーっと、続いて居たのだ。



勿論、其れだけでは無く、自身の最愛の妻で在る つくしが、28歳の若さで他界し無ければ成らなかった理由自体、全ては、自分自身の責任…だったのだ。


其れは、英徳高校時代のバカだった司が犯して来た罪…だと云えたのだ。


所謂、英徳高校時代のバカだった司が、其の当時のつくしに貼った『赤札』が原因でつくしは、28歳の若さで他界し無ければ成らなかったのだ。


勿論、其の結果、司 と つくしが知り合ったのは事実…だったのだ。


だからこそ…。
其の当時の司 と つくしは、例え、『赤札』が原因…だったとしても、二人が知り逢えた事を後悔して居なかったのだ。


だからだったのだ。
つくしは、自身が司の子を妊娠したと知った時も、迷わず、産む決心が付いて居たのだった。



勿論、つくしが28歳の若さで他界する等と思っても視なかった其の当時の進は、ひなを出産した事について、其の当時、入院中だった自身の実姉で在る つくしから、度々、話しを聞かされて居たのだった。


「私は、道明寺の子(供)を出産した事自体…後悔して居ないのよ。
 でも、道明寺にとって、ひなは隠し子に成る。
 だから、其の事だけが心残り…。
 だから、ひなを道明寺家に拘らせないで欲しい。
 此れが私からの最後のお願い!」と…。


其れは、まるで、つくしからの遺言のかの様…だったのだ。



実は、自身の息子と成った 進からそんな話しを聞いた時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、今回のハロウィンパーティーの時に、再び、其の時の話しを思い出し、更に、後悔するのだった。


そして、自身の息子と成った 進からのそんな話しは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の口から、自身の夫で在り、道明寺HD 会長でも在る 道明寺保 と 自身の娘で在る 椿のそれぞれに話しして聞かせて居たのだった。


だからだったのだろう。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の後悔は、自身の夫で在り、道明寺HD 会長でも在る 道明寺保 と 自身の娘で在る 椿 と 自身の息子で在る 司共々、一生、癒える事の無い後悔の念…だったのだ。


云わば…。
其れが、唯一の道明寺家の後悔だと云えたのだった。


だからこそ…。
此の時の司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓は、更に、後悔の念を生まない為にも、其の後の経営に尽力するのだった。



fin

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