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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  1.




【『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ ⑥』の続き】


総二郎は、優紀の大学での講義が終了する頃を見計らって、優紀にLINEメッセージを送って居たのだ。


『講義が終わりそうなら、朝に停めたパーキングに、今、車を停めて待ってるから…よ。
 其処に来いよ‼』と…。



だが、実は、優紀のLINEには、総二郎からのLINEメッセージよりも早く、優紀の母親からも、LINEが入って居たのだ。


『今、何処に居るの?』と…。


なので、優紀は、心配を掛けてしまったで在ろう 自身の母親からのLINEメッセージに返信したのだ。


『昨日は、連絡しないでご免なさい。
 今は、大学で講義を受けて、休憩して居た所だったの。
 昨日は、ちょっと、飲み過ぎたみたいで、お友達の所に泊めてもらったの。』と…。


なので、優紀の母親は、優紀からの返信を観て、ホッとしたのか?
また、LINEメッセージを送信するのだった。


『何も無かったのなら、其れで、良かったけど…。
 もし、今、優紀からの返信が無かったら、「警察に捜索願を提出しようか?」って、お父
 さんと話しして居た所だったのよ。
 お友達の所に泊まるなら、泊まるで、一応、連絡して頂戴‼
 心配に成るから。』と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、総二郎からのLINEメッセージを観て、悩んで居たのだ。


何故なら…。
総二郎に迎えに来てもらっても、一緒に帰れそうに無かったから…だったのだ。


“今日は拙いよね?
 昨日の今日だもん…ね。
 如何し様かな?
 総二郎さんには、何て、言おう?”と…。


だが、此の時の優紀は、そう思い乍らも、正直に、総二郎に言うつもりに成って居たのだ。



だからだったのだろう。
此の時の優紀は、総二郎からのLINEメッセージ通りに、一応、講義が終了すれば、朝のパーキングに行き、自身の母親からのLINEメッセージについて、総二郎に話しする事にしたのだ。


そして、其の後の優紀は、大学の講義が終了したという事も有り、慌てて、朝のパーキングに向かって居たという訳…だったのだ。



其処で、此の時の優紀は、総二郎と落ち合った後、言い難そうに、総二郎に、自身の母親からのLINEメッセージについて、話ししたのだ。


だからだったのかも知れないのだ。
此の時の優紀は、更に、言い難そうに、総二郎に付け加えるかの様に、続けて、話しして居たのだ。


「なので、今日は、此のまま、自宅に帰ります。
 総二郎さんには、申し訳無いのですが、私は、電車で帰れますので、大丈夫です。」と…。


そんな言葉を優紀から聞いた総二郎は、不貞腐れ始めたのだ。


だからだったのだ。
此の時の総二郎は、心の中で、吠えて居たのだ。


“俺は、「今日も、泊まれ‼」とは、言ってねぇよな?
 何で、俺は、優紀から、其処迄、言われてんだよ⁉
 俺は、其処迄、鬼畜じゃねぇっつーの‼”と…。


だが、其れでも、此の時の総二郎は、今の優紀の立場を理解して居るかの如く、思い直して居たのだった。


“優紀は、優紀で、「母親が怒ってる。」と、思って居るだろうし…よ。
 仕方ねぇ…よな。”と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎は、そう言って来た優紀に、言って除けるのだった。


「分かった。
 今日の処は、仕方ねぇよな。
 けど…よ。
 夜迄に帰れば良いんだろ?
 必ず、優紀の自宅には、送って遣るから…よ。
 取り敢えず、此処に居ても、何だろ?
 今から、俺のマンションに行かねぇか?」と…。


だからだったのだろう。
其れ以上、断る事の出来ない優紀は、総二郎からの要望に、了承するのだった。


だが、此の時の優紀は、“此れ以上、お父さんとお母さんを心配させたくない。”と、言う思いから、総二郎には、ちゃんと、話しするのだった。


「はい、分かりました。
 でも、今日は、そんな遅く迄、ご一緒出来そうに有りませんけど…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎も、其の事に関しては、分かって居た事だったので、優紀の要望に了承するのだった。


「ああ、分かってる。
 そんな遅くに、優紀を帰さねぇから、安心しろ‼」と…。


なので、優紀は、了承するかの如く、総二郎に頷くのだった。



という訳で、総二郎の願望通り、此の時の優紀は、総二郎が運転する総二郎の愛車に乗車して、総二郎と一緒に、西門家所有の総二郎名義のマンションに向かったのだった。


そして、其の後の総二郎と優紀は、西門家所有の総二郎名義のマンションの総二郎の部屋で、時間を過ごしたのだ。



実は、此の時の総二郎は、其れが狙いだったのだ。


何故なら…。
此の時の総二郎は、考えて居たから…だったのだ。


“俺と優紀は、此れから先、ずーっと、付き合うんだよな。
 だったら…よ。
 俺は、優紀の『2回目』も貰って良いんだよな⁉”と、自身に問い掛けるかの様に…。


そして、総二郎は、既に、優紀の『初めて』を貰って居た事も有り、自身名義のマンションに着いた時に、自身の想いを優紀に伝えるかの如く、優紀に訊くのだった。


「なぁ~、優紀…。
 優紀の『2回目』も、俺が貰って良いか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀には、総二郎の言って居る意図が読み取れなかった事も有り、総二郎に訊き返すのだった。


「えっ??
 其れって、如何いう意味ですか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎からして視れば…分かり易い様に、優紀に伝えたつもりだったので、此の時の総二郎は、腰が抜ける様な思いで、脱力するのだった。


だからこそ…。
此の時の総二郎は、呆気に取られた様な状況で、優紀に言い返して居たのだった。


「はぁ~??
 俺が言った意味が、優紀に伝わってねぇのか?」と…。


だからだったのかも知れない。
総二郎は、更に、自身の心の中で、思って居たのだ。
決して、口に出さない様に…。


“優紀も、鈍感って…か⁉
 やっぱ、優紀は、牧野の幼馴染で親友だわ。”と…。



だが、此の時の総二郎の顔付きを観た優紀は、何と無くでは在ったのだが、分かった様な気がして居たのだ。


だからこそ…。
此の時の優紀は、総二郎に訊けた言葉だったのだ。


「やっぱり、そう言う事ですよね?」と…。



なので、総二郎も、“やっと、理解したんかよ⁉”と、驚愕し乍らも、自身名義のマンションの部屋の玄関のドアを閉めた途端、優紀に言って除けるのだった。


「そういう事だ‼」と…。


そして、そう言い乍らも、此の時の総二郎は、優紀に、大人なkissを施すのだった。


という訳で、此の日の総二郎は、優紀の『2回目』も、貰ったという訳…だったのだ。


そして、其の日の総二郎は、優紀との約束通り、余り、遅く成らない内に、優紀を自宅に送り届けたのだった。



実は、此の日の総二郎は、優紀の両親に、挨拶を済ませて置きたかったのだ。


だが、此の時の優紀は、頑なに、そんな総二郎からの厚意を拒み続けて居たのだ。


「まだ、早いと思います。
 両親も、総二郎さんがお越しに成れば、驚愕すると思いますし…。」と…。



何故、此の時の優紀が、そんな風に、総二郎からの厚意を拒み続けて居たのか?
其れは、此の時の優紀自身、考えての事…だったのだ。


“此れから先の事が如何成るのか?
 まだ、全く、分からない状況で、総二郎さんから、私の両親に挨拶して貰うと、私の両親
 が変に誤解する恐れが在る。
 其れに、今後、家元と家元夫人が、総二郎さんと私のお付き合いをお許し下さるのか?
 其れも、まだ、全く、分からない中で、総二郎さんから、私の両親に挨拶して貰うのは、
 筋違いだと思う。
 だから、もう少し、様子を見るべきだと思う。”と…。


だからこそ…。
此の時の優紀は、総二郎からの折角の厚意を無にする事が分かって居乍らも、総二郎からの厚意を拒み続けて居たのだ。


なので、此の日の総二郎は、無理する事無く、仕方無いと言った風に、優紀に従う事にしたのだった。
だが、其れでも、自身の思いを付け加え乍ら…。


「分かった。
 けど…な。
 優紀の父ちゃんと母ちゃんには、何れ、挨拶するから…な。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、自身の心の中で、そう言ってくれた総二郎に謝って居たのだ。


“総二郎さんの思いを無にする様な事をして、ご免なさい。”と…。


なので、此の時の優紀は、総二郎に頷くのだった。



そして、其の後の総二郎と優紀の付き合いは、本格的に、始まったのだ。


だからだったのだ。
此れ迄に無い様な日々が、総二郎に訪れて居たのだ。


そして、此の頃の総二郎は、毎日が生きてるという様に感じる程、有意義な毎日を過ごして居たのだ。


云わば…。
此の当時の総二郎の中では、漸く、自身の心の奥底に有った殻みたいな物を打ち破れて居たという訳…だったのだ。


いう成れば…。
此れ迄、総二郎の心の奥底に有った其の殻みたいな物を打ち破ったのが、『優紀』という訳…だったのだ。



勿論、優紀に其の自覚が有る無しに関わらず、此の時の総二郎は、思って居たのだ。


“俺の心の奥底に有った殻みたいなもん(物)を打ち破ってくれたのが、優紀で良かった。
 本当は、高等部のガキだった頃の俺は、優紀に寄って、打ち破られて居たのかも知れね
 ぇ…な。
 あの頃の俺は、気付かねぇ振りをして居ただけで…。
 こう成る前に、俺は、もっと早く、優紀の存在に気が付いて居たら、良かったのかも…
 な。”と、過去の自分自身を後悔するかの様に…。



そして、其の後の数年間、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人は、自身達の息子で在る 総二郎 と 優紀の付き合いを知って居乍らも、総二郎と優紀には、一切、何も言って来なかったのだ。


だからだったのだろう。
“俺と優紀の付き合いは、俺の両親からも許されて居るのだろう。”と、総二郎自身、解釈して居たというのか?
其れ共、総二郎自身、油断して居たというべきか?


其の後の総二郎と優紀は、総二郎の予期して居なかった方向に向かうとは、此の時の総二郎とて、思いもし無かったのだった。

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