tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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T3からの追求【Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>】  番外編




あきらから報告を受けた司は、つくしとの約束通り、つくしにも報告するのだった。


なので、司から報告を受けたつくしは、其の後、滋と桜子にも報告するのだった。


という訳で、滋からの提案に寄り、優紀を呼び出す事と成ったのだった。


「女子会を開くわよ。」と…。


なので、桜子が、T4のグループLINEにて、招集を掛ける事と成ったのだ。


『女子会を開きますので、集合して下さいね。』と…。


という訳で、此の日の優紀は、T3から追求される事と成ったのだ。



先ずは、情報を入手したつくしが、優紀に訊くのだった。


「ねぇ~、優紀…。
 ちょっと、小耳に挟んだんだけど…さぁ~。
 優紀って、西門さんと再会した?」と…。


実の事を言うと…。
此の日の優紀は、既に、総二郎からそんな話しを聞いて居たのだ。


そして、此の日の優紀は、更に、“つくしからの追求に逃れられない。”と、判断したのか?
降参と云わんばかりに、逆に、つくしに訊くのだった。


「何の事…?」と…。


だからだったのだ。
つくしは、司と一緒に、東京メープルの支配人から聞いた話しを、優紀にも、話しして聞かせて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、“今日、招集が掛かったのは、やっぱり…此の話しだったんだぁ~。”と、言う思いも有り、言い訳せず、T3に話しし始めるのだった。
女子大の同級生達から合コンに誘われた日に、総二郎と再会した時の話しを…。


勿論、総二郎と再会した時の優紀自身の記憶は、曖昧だったのだが…。
其の日の出来事を、総二郎から聞いて居た事も有り、其の話しを元に、優紀は、T3に話しして居たのだ。
そして、次の日の朝、優紀は、総二郎に寄って、東京メープルに連れて行かれて居た時の事を、併せて、T3に話しして居たのだ。


そして、更には、優紀は、既に、総二郎と付き合って居る事も、併せて、T3に伝えたのだ。



だからだったのだろう。
桜子は、優紀に訊くのだった。


「其れでしたら、もっと、早い段階で、私達は、其のお話しを知っても良かったんじゃない
 でしょうか?
 如何して、私達に、お話しして下さらなかったんですか?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、総二郎との付き合いは、今だけだと思って居るという事を、T3に話しして聞かせて居たのだ。
勿論、此の時の優紀は、T3に願い出るのだった。


「私が、こんな風に、思って居ると言う事は、総二郎さんには言わないで下さい。
 きっと、此れ迄の私は、“今度は、幸せな恋をしよう!”と、考えて居ても、結局は、総二
 郎さんの事が忘れられないで居たんだと思います。
 だから、総二郎さんから告白を受けた時の私は、嬉しかったんです。
 なので、其の日の内に、私は、総二郎さんに了承して居たんですから…。」と…。


だからだったのかも知れない。
T3は、誰もが、そんな優紀の思いを、複雑に感じて居たのだ。


だからだったのだろう。
其処で、滋は、そんな自身の思いを、口にしてしまって居たのだ。


「優紀…。
 其れじゃあ、何の為に、ニッシーと付き合うのよ?
 もし、ニッシーに、西門流が決めた婚約者が現れれば、其処で、ニッシーと優紀との付き
 合いは、『The end.』って、訳…何でしょ⁉
 既に、別れが決まってる付き合いって、如何なのよ⁉
 そんな悲しい付き合いが在るの?
 だったら、そんな付き合いは、考え直した方が、私は、良いと思うけど…なぁ~。」と…。


そして、滋からのそんな話しを聞いて居た優紀は、苦笑いのまま、何も言わなかったのだ。


だからだったのだろう。
何も言わない優紀に、追い打ちを掛けるかの如く、更に、桜子が、言って除けるのだった。


「其れに、優紀さん…考えても視て下さい。
 滋さんが仰る様に、もし、西門さんに、西門流が決めた婚約者が現れたとしたら…。
 そして、其の事を切っ掛けに、西門さんと優紀さんが別れたとしたら…。
 其の後の優紀さんは、新しい恋が出来ると思いますか?
 今迄も、表面的には、西門さんの事を忘れて居る振りをし乍らも、結局、優紀さんの心の
 中では、西門さんの事を忘れて居なかったという事ですよね?
 そんな優紀さんが、西門さんの事を忘れて、次の新しい恋が出来ると思いますか?
 きっと、優紀さんは、再会した時の事を、後悔する日が来る様に、私には、思えて成らな
 いんですが…。」と…。



だが、つくしには、優紀の気持ちが、何と無くでは在ったのだが、分かる様な気がして居たのだ。


だからだったのだ。
此れ迄、口を開こうとし無かったつくしが、優紀をヘルプするかの如く、話しし始めるのだった。


「私には、優紀の気持ちが、分かる様な気がするよ。
 私は、そう成る事が嫌だったから、司と別れを繰り返して居た様な気がする。
 皆は、司と私の恋は、“ジェットコースターみたいだ。”って、良く、言ってたけど…。
 私が、お義母様から認めて戴く迄は、私も、優紀みたいに、“道明寺(司)は、道明寺家
 に合った家柄のお嬢様と結婚って、成るんだろうなぁ~。”って、思って居たし…。
 其れが、財閥を継ぐ為に、必要な事だとも思って居たし…。
 だからこそ…。
 私は、司の想いも、自分自身の司への想いも知って居るのに、中々、素直に成れなかった
 んだと思うよ。
 今だからこそ、言える話だけど…。
 其れが、一般家庭出身女性の普通の考え方かも…ね。」と…。


だが、桜子は、そう言って来たつくしに、言って除けるのだった。


「全ての一般家庭出身女性が、先輩 や 優紀さんと同じ様な考え方では無いと思います
 よ。
 中には、“玉の輿に乗りたい。”と、願う女性も居ると思いますよ。
 まぁ~、其れが、一般的な考え方かも知れませんね。
 だからこそ…。
 先輩 や 優紀さんの考え方は、特殊なのかも…ですね。
 其れでも、優紀さんは、西門さんとお付き合いを続けて行くと言う事ですよね?
 でしたら、私は、何も言いません。
 先輩も、奇跡が起こったというのか?
 先輩の真実が、道明寺さんのお母様に届いたというのか?
 先輩は、道明寺さんの婚約者と認められた訳ですし…。
 きっと、優紀さんの真実も、西門さんの御両親で在る 家元と家元夫人にも通じると思い
 ますよ。」と…。


其処で、つくしは、桜子のそんな言い分に、怒ったかの様に膨れ乍ら、桜子に言って除けるのだった。


「何が、『奇跡が起こった』…よ⁉
 いい加減にしてよね?」と…。


だが、そう思い乍らも、つくしの母親で在る 牧野千恵子も、また、自身の娘で在る つくしに、玉の輿を願って居た一人なのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、桜子の言い分も、分かる様な気がして居たのだ。



そして、其の後の優紀は、心配を掛けて居るで在ろう 滋と桜子にお礼の言葉を告げるのだった。
勿論、自身をフォローしてくれたつくしにもお礼の言葉を告げるのだった。


「つくし、滋さん、桜子さん…ご心配をお掛けして、すみません。
 そして、有難う御座います。
 もしかしたら、私の決断が、後々、自分自身を傷付ける結果に成るのかも知れません。
 其れ共、後悔する事に成るのかも知れません。
 ですが、総二郎さんの傍に居られた事が、其の後の私の自信に繋がる様な気もするんで
 す。
 そう言い乍らも、後悔で、砕け散ってしまうかも知れませんけど…。
 何方にしても、後悔するのなら、今の私は、砕け散ってしまう方を選んでしまったのかも
 知れませんね。
 少しでも長く、総二郎さんと一緒に居られれば良いんですけど…。」と…。



だからだったのだ。
根性論が大好きな滋は、そんな優紀を応援する事にしたのだった。
なので、滋は、そんな優紀に言って除けるのだった。


「分かったよ。
 優紀の其の根性に、私は、優紀を応援する事にするよ。
 頑張れ、優紀!」と…。


其処で、滋からのそんな話しを聞いて居た優紀だけじゃ無く、此の時のつくしも、桜子も、
また、同じ事を思って居たのだった。


“私(優紀・優紀さん)は、根性論で、物を言って居る訳では無いんだ(です)け
 ど…。”と…。


だが、此の時の優紀は、其れでも、更に、そんな滋にも、感謝するのだった。


“滋さんは、私の事を心配して言ってくれて居る訳だし…。
 そんな滋さんに感謝し無きゃね。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、滋に、感謝の言葉を伝えるのだった。


「滋さん、有難う御座います。」と…。



だからだったのだ。
此の時の滋は、優紀の応援団長かの如く、つくしと桜子に言って除けるのだった。


「此れからは、私が、優紀の応援団長だから…ね。
 此れからは、優紀の恋が成就する様に、応援して行くよ。
 つくし、桜子…良い?
 右手を上に上げて…行くわよ。
 エイエイオー!」と、気勢を上げるかの如く、掛け声を掛け始めたのだ。


だからだったのだ。
桜子は、更に、思って居たのだ。


“だから、根性論じゃ無いですから…。”と…。



其れでも、此の時の桜子は、優紀の為に、つくしと滋と共に、優紀の恋が成就する様に、応援して行く事には変わり無かったのだ。


なので、此の時の桜子は、つくしと滋と共に、気合を入れて居た事も、また、言うまでも無かったのだ。



だからだったのだ。
此の日の優紀は、T3からの追求という寄りも、T3から応援される方に変わって居たのだった。


という訳で、此の時点に於いての優紀は、幸せを感じて居た事は言うまでも無かったのだった。




fin




<此の二次小説『T3からの追求【Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>】  番外
 編』の中に出て来る桜子の発言の中に…。
 『中には、“玉の輿に乗りたい。”と、願う女性も居ると思いますよ。
  まぁ~、其れが、一般的な考え方かも知れませんね。』と、有りますが…。
 現代の世の中では、『一般的な考え方』では無いのかも知れません。
 ですが、桜子なら、こう言うだろうという事で、記載致しました。
 他意は有りません。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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