tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

もう一度、取り戻す…<つかつく>  13.





司とつくしはF3&T3が許してくれた事で、皆とまた、集まれる事に、喜んでいた。



そうこうしている間に、F3&T3が許してくれてから、半年が経っていた。
楓は、司とつくしに痺れを切らして、日本に帰国して帰って来た。


司とつくしは、楓より呼び出され、道明寺邸の楓の部屋に呼ばれていた。


「司、つくしさん、あなた方は、今後の事を如何考えていらっしゃるの?」
「今後の事って、何だよ?」
「はぁ~⤵。
 物分かりの悪い息子を持つと、親は大変ね⤵。」
「はぁ~??」
「………」


つくしは、居た堪れないでいた。


「結婚の事よ⤴。
 あなた方は、もう既に、20代後半。
 30代目前なのよ⤵。
 空白の時間は有ったにしても、あなた方のお付き合いは長いのよ⤴。
 如何、考えても、もう、同棲している訳だし、夫婦同然でしょ?
 いい加減、覚悟をお決めになったら…。
 ねぇ、つくしさん‼」


つくしは、驚愕していた。
楓に指摘された事を…。


結婚に関しては、つくしが躊躇しているのだった。
司は、早く結婚したくて、もう既に、何度もプロポーズをしているのだ。


つくしは、“もう少し、待って欲しい。”と、司にお願いしていたので有った。
まだ、つくしには覚悟が足りなかった。


それは、まだ、つくし自身が納得する仕事を、道明寺HDでは成し得ていないからだった。
司は、その事が分かっているので、無闇につくしに突っ込めないでいた。


勿論、楓も十分承知していた。
だからこそ、楓は賭けに出たのだ。


「つくしさん、貴女に猶予を1年与えるわ。
 自由に出来る期間は1年よ。
 そうよ、あの時つくしさんに渡した、“司を死んだ事にする。”と、私(わたくし)が
 言った猶予の1年の事よ。
 司がNYに行った事で果たせなかった猶予の1年を、此処で貴女と司に渡すわ。
 如何かしら?」


つくしは首を傾げながら、楓の言っている言葉を理解しようと思ったが、全く分からなかった。
“『猶予の1年』って事は、1年が経てば、強制的に結婚しなければならないって事…?”と、つくしは思っていた。
つくしにはそうとしか考えられなかった。


「………、如何いう意味でしょうか?」


楓は、つくしの前で、思いっ切り、溜息を付いて見せた。


「はぁ~⤵。
 本当に、つくしさん、貴女、私(わたくし)の言っている意味が理解出来なくて…?」


つくしは謝るしかないと、考えていた。


「はい、申し訳ございません。」


つくしは項垂れていた。


「そう、貴女程の方が理解出来ないなら、仕方なくてね⤵。
 この1年で、つくしさんの思う仕事を遣り遂げなさい。
 此処に、今度、道明寺HDグループの関連企業から出されるフレグランスの商品詳細の
 資料が入っているわ。
 日本人はフレグランスは得意では無いわ。
 でも、制汗系商品やボディクリームの香りなら、抵抗無く使用出来るという女性も若年
 層なら居るよ。
 其処で、このフレグランスをその地位にまで、押し上げたいの⤴。
 其処で、広報の役割は分かっているわよね?
 司と作り上げて頂戴?」


司は瞳(め)が輝き出した。
つくしと、会社内で心置きなく、一緒に居る事が出来るのだ。


司はつくしに、“打ち合わせだ。”と言いながら、常に、司の執務室に呼び付けるという、邪な考えが浮かんでいた。


その司の邪な考えを、楓は見抜いたので有る。


「司、貴方が、もし、邪な考えをするようでしたら、何時でも、NYに戻しますよ‼
 司、宜しくて‼」


司は、楓に見抜かれている事に、驚愕していた。


つくしの頭の中は、もう既に、このフレグランスの広告の事に考えは馳せていたので、司の邪な考えには気付けていなかった。


楓は、司とつくしの頭の中の考え方の温度差に、一抹の不安を抱えたのであった。



楓は、小声で、呟いていた。


「西田に、司とつくしさんの二人を監視させなくては…⤵。」



司には、この楓の呟きが気付けてはいなかった。






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