tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  4.




【『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  3.』のエピローグ
 <優紀の思い、そして、其の後の滋の行動>】


其の後の優紀は、(大河原グループの)自身と同じ部署の同期に自身の退職届を託した後…一人静かに、今後の事を考えて置きたかったと言う事も有り、其のまま、一人でホテルに戻り、自身の部屋で、ホテルから借りたノートパソコンを前に考え事をして居たのだ。


【*此の後、何処に行こうか?
 *此れから、如何して行こうか?】と、言う事を…。



何故なら…。
優紀は、自身の就職先が決まった事で、実家を出る時に、「一人暮らしを始める。」と、言って、実家を出たのだ。


勿論、其の後の優紀は、西門家所有の総二郎名義のマンションの総二郎の部屋で、総二郎と一緒に暮らして来たのだ。


なので、“今更、実家には帰り難い。”と、言う思いが優紀には有ったのだ。



だからだったのかも知れない。
“どうせ、東京を離れるのなら、総二郎さんの目に届き難い所に行きたい。”と、此の時の優紀は、思って居たのだ。


だからこそ…。
何処にも行く当ての無い今の優紀にとって、行く場所を吟味して置きたかったのだ。
そして、其の後、行く当てを見付けたとしても、【何をして暮らして行くのか?】と、言う事も、此の時の優紀は、事前に、考えて置きたかったのだ。


実は、其れ等全ては、今後、総二郎に迷惑を掛けない為に、優紀が考えて居た事…だったのだ。



勿論、総二郎と再会する迄の優紀だったの成らば、暫く、ホテルに滞在して、考えを巡らせてから、行動する事は無かったのだろう。


だが、総二郎と数年間、同棲して居た事で、優紀の給料の殆どは、貯金に回って居たのだ。


実は、家賃だけでは無く、生活費に関する全てのお金も、総二郎自身、優紀には、一切、支払わせ無かったのだ。


勿論、家賃に関しては、総二郎名義のマンション故、『家賃』というモノ自体、要らない筈だったのだが、此の当時の優紀は、責めて、家賃だけでも、総二郎に支払いたかったのだ。


だが、其れ等全てのお金に関して、総二郎自身、優紀には、一切、お金を出させる事は無かったのだ。


「此の俺が、テメェの女に、金を出させると思うのか?」と、怒り乍ら…。


だからだったのだ。
其の後の優紀は、其れ以上、其の事に関して、言う事が出来ず…総二郎に甘えて来たのだ。


という訳で、現在の優紀には、ホテルの宿泊料を支払える位のお金が有るので、暫くは、ホテルに滞在する事にして居たのだ。


云わば…。
其の結果、滋の指示に寄り、大河原家のSPに寄って、優紀の居場所は、突き止められたという訳…だったのだ。



そして、其の後の滋の行動は、素早かったのだ。
(大河原家の)SPの報告に寄り、優紀の居場所を見付け出した滋は、優紀を(大河原家の)別荘に連れて行ったのだ。
勿論、優紀の了承の下…。


そして、更に、其の後の滋は、つくしと桜子に、優紀の現状を伝えるのだった。



【『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  3.』のエピローグ <滋から連絡を貰
 った後のつくしと桜子の其の後の行動> と 『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総
 優>  プロローグ ①』のエピローグ と 『カラクリ【Put it back‼~元に戻してく
 れ‼~】…<総優>  番外編』のエピローグ <桜子の行動>】


つくしと桜子は、知らなかった事とは云え、滋から連絡を貰った事で、それぞれ、驚愕して居たのだ。


其の時の滋からの連絡の内容とは…。


【*優紀が会社(大河原グループ)を辞め様として居た事…。


 *此の時点に於いての滋には、理由が分からなかったのだが、優紀自身、実家に戻らず、
  ホテルに滞在して居た事…。


 *現在の優紀は、滋が保護して、滋の別荘に居ると言う事…。】…だったのだ。



だからだったのだろう。
其の後のつくしは、自身の恋人で在る 司に…。
そして、其の後の桜子は、ここ最近、良く、連絡を取り合って居るあきらに、それぞれ、連絡を入れて居たのだ。


という訳で、司は、あきらに連絡を入れて、司&つくし、そして、あきらと桜子とで、話し合いをする事に成ったのだ。
勿論、総二郎と優紀の為に…。



だが、此れ迄にも、司とあきらの下に、総二郎からの連絡が、一切、無いだけでは無く…。
つくしと桜子の下にも、優紀からの連絡が、一切、入って居なかったのだ。


だからだったのだ。
総二郎と優紀が別れたという話し自体、司&つくし、そして、類、そして、あきらと桜子、そして、勿論の滋自身も知らなかった話し…だったのだ。


なので、優紀が、如何して、そんな行動に出たのか?
其の事自体、把握出来て居ないF3&T3にとって、総二郎 or 優紀に訊くしか無かったのだ。


なので、現在の司&つくし、そして、あきらと桜子にとっては、総二郎に訊き出すしか無かったという訳…だったのだ。


という訳で、其の後、話し合いの結果、あきらが、総二郎に連絡を入れる事と成ったのだ。



だが、どれだけ、あきらから総二郎に連絡を入れ様共、総二郎からの応答は、一切、無かったのだ。


云わば…。
此の時の状況は、『梨の礫』状態…だったのだ。



だからだったのかも知れない。
痺れを切らしたあきらは、西門家に連絡を入れて、西門家の使用人頭に訊く事にしたのだった。
そして、此の時のあきらは、総二郎について、とんでもない話しを、西門家の使用人頭から訊く事と成ったのだ。


【*総二郎は、西門流に相応しい家柄の女性と婚約したという事…。
 (此方に関しては、あきらが、総二郎に伝えた事だったので、此の時点に於いて、既
  に、あきら自身、知って居た話し…だったのだ。)


 *総二郎と優紀は、総二郎の両親で在る 西門流 家元と家元夫人に寄って、別れさせら
  れたと言う事…。


 *優紀がマンションを出て行った其の後の総二郎は、立って居られない状況と成った事
  で、風邪を引いてしまったのか?
  倒れて居る総二郎の発見が遅れた事も有り、熱が、中々、引かず、寝込んで居るという
  事…。】…だったのだ。



だからだったのだ。
総二郎の事が心配だったあきらは、西門家所有の総二郎のマンションに総二郎が居るという事を突き止め、其処に向かうのだった。


そして、あきらは、総二郎に訊くのだった。


「俺達が出来るだけの事はして遣る。
 だから…よ。
 何で、優紀ちゃんが、此処を出る羽目に成ったのか?
 教えて欲しい。」と…。


だが、まだ、誰にも話しして居ない筈の内容を、あきらが知って居る事に疑問を呈した総二郎は、優紀の事が心配に成り、反対に、あきらに訊くのだった。


「優紀の身に、何か有ったのか?」と…。


だからだったのだ。
あきらは、滋が、優紀を保護して居る事を話ししたのだ。
其の上で、あきらは、付け加えるかの様に、総二郎に話ししたのだった。


「総二郎は、優紀ちゃんの就職先が、滋ん家(ち)の会社(大河原グループ)だって知った
 時…よ。
 お前は、滋に、かなり、怒ってたよな。
 でも、今、思えば、滋んとこ(大河原グループ)で良かったんじゃねぇの?
 滋だから…よ。
 優紀ちゃんは、滋に甘えて、滋ん家(ち・大河原家)の別荘に居るんだろうし…。
 其れが、もし、うち(美作商事)だったとしたら…。
 きっと、優紀ちゃんは、俺に甘えてくれなかったと思うぞ。
 “其れでは、申し訳無いです。”とか、俺に言って来て…よ。
 だから…な。
 滋には、感謝して遣れよ。」と…。


だからだったのだ。
総二郎は、熱で、はっきりして居ない頭のままで、あきらに、返答するのだった。


「ああ、そうだな。」と…。


其の上で、総二郎と優紀との間に、何が起こって居たのか?
総二郎は、あきらに話しするのだった。



だからだったのだ。
其の後のあきらは、F2&T3を呼び出し、総二郎と優紀のコトの真相を、F2&T3に話しするのだった。


そして、先ずは、司と類とあきらが、それぞれの父親達に相談を持ち掛けて視る事にしたのだった。


実は、総二郎の父親で在る 西門流 家元の幼馴染で親友達と言うのが、司と類とあきらのそれぞれの父親達だったのだ。


だが、司と類とあきらのそれぞれの父親達は、自身の息子達からそんな話しを聞かされたとしても、何も言えない状況だったのだ。


何故なら…。
総二郎の父親で在る 西門流 家元にも、過去に、総二郎と同じ様な事を経験して居たから…だったのだ。


だからだったのだ。
司と類とあきらのそれぞれの父親達にとって、“伝統在る茶道 西門流を受け継ぐ者として、当然な話しなのだろう。”と、認識して居たからこそ、何も言えない状況だと云えたのだ。


という訳で、F3にとって、何も言えない状況だったのだ。



其れは、滋にしても、同じ状況だと云えたのだ。


滋は、滋で、優紀の応援団長として、如何しても、総二郎と優紀の此の状況を打破させたかったのだ。
だが、滋は、自身の父親に相談した時に、自身の父親から言われて居たのだ。


「茶道 西門流は、伝統在る家柄…。
 私が、如何こう出来る立場に無い。
 勿論、私は、大切な社員の事だから、何とか力には成って上げたいと思う。
 だが、如何にも成らないも有るんだよ。」と、滋を諭すかの様に…。



だからだったのだ。
F3&滋からの報告を受けた桜子は、此処で、優紀の為に、立ち上がったのだ。
最後の切り札を出すかの如く…。


「仕方在りませんわね。
 私にお任せ下さい。
 お祖母様にお話しして視ますわ。
 実は、私のお祖母様は、西門流の重鎮ですの。
 余り、知られてませんけど…。
 しかも、家元と家元夫人にとって、私のお祖母様は、『目の上のたん瘤』と言っても、過
 言じゃ無い存在ですの。
 其れに、私のお祖母様は、優紀さんの事を、私と同じく孫の様に、凄く、可愛がって居ら
 っしゃいますから…。
 今回の事を、私から聞けば、お怒りに成る事は間違い在りませんわ。
 ですから、私から、西門さんと優紀さんの事を、お祖母様にお話しして視ますわ。」と…。


勿論、知らなかった事と云え、桜子からそんな話しを聞いたF3&T2は、驚愕だったのだ。
なので、F3&T2は、総二郎と優紀の件を、桜子に託す事にしたのだった。



そして、其の後の桜子が、自身の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様に、今回の件を話しした所…。
桜子の言う通り、桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様は、怒り心頭…だったのだ。


「優紀さんを虐めるだ何て…何て事でしょう?
 私(わたくし)の目が黒い内は、絶対に、そんな事はさせません。」と…。



だからだったのだろう。
其の後の桜子の祖母で在る 旧 華族 三条家の大奥様は、西門邸に出向いた事で、F4&T3(優紀以外)の思惑通りに話しが進む事と成ったのだった。

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