tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Valentine party【従兄妹物語】…<T4&静>  番外編②




T3&静は、『策士 桜子』の考えは、何時にも増して、“凄い‼”と、思って居た。


“この作戦が、上手く行けば良いのだが…。”と、思わずには、居られないT3&静だった。



何故なら、この作戦の意図する意味合いが、それぞれのパートナーに知れれば、大変な事に成るからだった。


特に、つくしと優紀は、『野獣』と化するで有ろう司と総二郎を宥め尽くさなくてはいけないのだから…。


つくしと優紀が、『戦々恐々』する事は、致し方なかったのだった。




【2月10日、三条邸に集結したT3&静…。】


どんな作戦を考えて居るのか分からない桜子に不安顔のT3&静…。


何時にも増して、ニヤ着き気味の桜子が、其処には居たのだった。


「今日は、集まってもらって、有難うございます。
 それぞれのパートナーは、今日は、大丈夫ですか?」


つくしは、既に、司が、道明寺HD 日本支社の仕事に携わり出して居たので、即、答えていた。


「司は、今日は、仕事に駆り出されたらしいから、大丈夫‼」


優紀も、総二郎が、お茶会に駆り出されたらしいので、答えていた。


優紀の場合は、総二郎が、例え優紀に嘘を付いて、遊びに行こうとしても、つくしには、後で、バレるので、優紀は、“総二郎さんは、私には嘘を付けない。”と、思って居た。


総二郎自身、優紀に、端から嘘を付く気も無い様子だったのだが…。


「総二郎さんは、今日は、お茶会が有る様で…。
 家元と家元夫人の同行で、一緒に出席の様だから、大丈夫です。」
「ああ…。
 今日のお茶会、他流派の家元もお越しに成るとかで…。
 盛大なお茶会なんでしょ?
 確か、総兄だけじゃなく、今日は、巧三も、行ってるんじゃないかな?
 “メープルで有る。”って、聞いた様な…?」


桜子が、聞いて来た。


「先輩は、出席しなくて、良かったんですか?」


つくしは、優紀の方を向きながら、言って居た。


「えっ??
 何で、私よ?
 其れなら、優紀の方、じゃない?
 優紀は、『次期家元夫人』でしょ?」


優紀は、困った顔に成ってつくしに言って居た。


「私は、まだ、正式な婚約者じゃないから…。
 今日は、良いみたい。」
「そう何だ。」


桜子が、滋と静にも、聞いて来た。


「滋さんと静さんは、大丈夫でしたか?」


滋と静は、順に応えていた。


「今日は、恭二さん、出張で居ないから、大丈夫だよ。」
「類も、今、フランスだから…。
 大丈夫よ。」


桜子は、T3&静のパートナーが、全て、邪魔しに来ない事が確認出来たので…。
安心して、作戦を発表する事にした。


「『Valentineday』用の『chocolate』を、皆さんで作らないかと…思ってるんです
 が…?」


つくしが、驚愕して、聞いて来た。


「“皆で…。”って?
 5人でって事だよね?」
「そうですよ。
 5人で…。」
「「「「………」」」」


桜子は、皆が何も言わない事に、首を傾げて言って来た。


「だって…。
 道明寺さんと西門さんと、あきらさんは、甘い物が、苦手でしょ?」


つくしと優紀は、桜子に賛同する様に答えた。


「うん。」
「そうですね。」


桜子は、続けて、滋と静にも聞いて来た。


「花沢さんと恭二さんは、如何ですか?」


滋は、つくしに聞きながら、答えていた。


「恭二さんも、何方かと言うと、甘い物は、得意では無かったと思うけど…?
 つくし、如何だったっけ?」


つくしは、滋に呆れる様に話ししていた。


「滋さん…?
 幾ら、私が、恭兄の従兄妹だからって…。
 自分の彼氏の事位、覚えて於いて下さいよ⁉」


滋は、首を傾げながら、つくしに言って居た。


「だってさ、いつも、私の食べている姿に、ニコニコして見てくれて居るだけで…。
 恭二さんが、食事している所をしっかり見ている訳じゃないのよね。
 あっ、でも…。
 ケーキを食べている所は見てないかも…⁉」


つくしも、思い出した様に、言って居た。


「そうだよね⁉
 私も、総兄と恭兄のケーキを食べている所は、見た事無いかも…。
 祥兄の結婚式の時は、新郎側の親族席で私くらいだったんじゃないかなぁ~?
 ケーキ、食べてたのは…。」


桜子は、呆れた様に、言って来た。


「何か、先輩らしくて…。
 想像出来ますわ。
 先輩が、ケーキを頬張って居る姿が…。」
「煩いなぁ~⁉
 桜子っ‼」


桜子は、つくしの言葉には、スルーしていた。

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