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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Whiteday party【従兄妹物語】…<総優>  番外編⑩




<一部の表現に不快に感じる言葉が入っています。
 お詫びします。>



<総二郎side>


俺は、優紀をお姫様抱っこする様にして抱き上げ、部屋に連れて来た。


そして、部屋に入って、優紀をソファに下ろした。


それと、ほぼ同時位ぇに、優紀が、目を覚ました。


俺は、優紀に声を掛けた。


「優紀、大丈夫か?」
「う~ん。
 はい、大丈夫…かと思います⁉」
「大丈夫じゃねぇだろ?」
「う~ん??」


優紀は、きょとんとした顔で、俺を見詰めて来た。


ぜってぇ、大丈夫じゃねぇよな?


もしかして、俺を煽ってんのか?


色々思うも、優紀は、そんな事、微塵にも感じてぇ事位ぇ、俺にだって、分かってる。


でも、愚痴を言いたく成るだろ?


此の優紀の天然振り…?


首を傾げて、俺の顔をじーっと見詰めてくんだぜ‼


もう、俺は、限界とばかりに、優紀に覆い被さった。


それでも、優紀は、下から、俺を上目遣いで見て来る。


驚愕に可愛いんだよ、今の優紀は…‼


「優紀、如何した?」
「だって、総二郎さん…?
 カッコイイから、“見てるだけで良いかなぁ~‼”って、思って…。」
「はぁ~??」


もう、俺は、優紀にノックダウンされてしまって居た。


優紀は、真っ赤な顔して、俺の顔を見てやがる。


俺は、今までにねぇ位ぇの甘い甘い声で、そんな優紀に、言って遣った。


「なぁ、優紀…?
 今から、風呂、一緒に入るか?」


優紀は、驚愕してたみてぇだけど…⁉
頷いてくれた。


俺は、ニヤ気顔が収まらなかったと思う。


そんな俺を煽る事は一人前の優紀は、赤らめた顔で、俺の腕に、自分(優紀)自身の腕を巻き付けて来て、俺の唇に触れるだけのkissをして来た。


それは、反則だからな…優紀‼


で、俺は、そんな優紀に堪らず、起き上がり、優紀をお姫様抱っこして、風呂に入るべく、バスルームに連れて行った。


優紀と言えば、俺にされるがままに成って居た。


そして、湯船に浸かる時も、一緒に入り、俺と向かえ合わせに成って、俺の太腿に座らせた。


いつもは、最初、抵抗する筈が…?


今日は、抵抗せずに、一緒に浸かって居る。


全然、嫌そうじゃねぇ…?


いつもの優紀にしては、俺に身を委ねてる。


此れが、あの『媚薬』の効果なら…?
“堪能しねぇ訳には行かねぇよな…?”と、思う俺だった。


で、俺と優紀は、バスルームを出て、俺は、優紀を縦抱きにして、ベッドに連れ行き、そのまま、ベッドに寝かせた。


俺はと言えば、そのまま、優紀に覆い被さる為にベッドに素早く上がり、優紀に跨って、優紀に覆い被さって遣った。


優紀は、其れでも尚、きょとんとした顔付きで、俺を下から、じーっと、見詰めて来て、ニコっと笑ってやがる。


俺を煽ってるって、全く思ってねぇだろう優紀に、俺は、煽られて、ノックダウンされてるって、誰が思うだろうな?


『百戦錬磨』と言われたこの俺が…だぜ‼


ったく、優紀には手を焼いてる俺って、如何よ‼


だから、俺は、優紀をいつも以上に堪能して遣った。



だが、朝、起きた時…。


優紀は、起き上がれねぇ自分自身に驚愕して、俺に聞いて来た。


「昨日、何か…有りました?」
「自分自身を見れば…?
 分かると思うけど…な?」


優紀は、自分自身に掛けて有る上掛けを捲って、その中を確認して、悶絶して居る様子だった。


「えっ??
 ちょっと、待って下さい‼
 これって、そう言う事…ですよね?」


何を、今更…?


「優紀、お前…?
 ノリノリだったぜ‼」


優紀は、驚愕した顔をして、俺を見ながら聞いて来た。


「えっ??
 嘘っ‼」
 何で…?」


だから、俺は、言って遣った。


「優紀から、俺を煽って来たんだぜ‼」
「………」


優紀は、驚愕して言葉も、出ねぇ様子だった。


優紀を、苛めるのもこれ位ぇにして遣るか?


「俺等、恋人同士で、お互いの両親が認めた仲だろ?
 何が不満…?」


優紀は、即、反応した。


「不満は、有りません。」


だから、優紀を褒めて遣った。


「俺は、嬉しかった。
 また、煽れよ‼」


また、優紀は、驚愕して居たのは言うまでもねぇが…?



まあ、今回は、あの『媚薬』の効果の方が勝って居たと言うのが正解だろうから…。


また、“あの『媚薬』の力を借りるのも、良いかも知れねぇ‼”と、密かに思う俺が居たのは、事実だった。

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