tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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懺悔の日々…<総優>  番外編




<一部の表現に対して、不快に思われる方がおられると思われます。
 お詫びします。>



1か月の門が明けたその日、優紀の講義終了後、総二郎は優紀の了承無しに、無理やり優紀をリムジンに乗せていた。
リムジンの中で優紀を抱き締めしながら、打ち明けた。


「優紀の手術の時、輸血に応じたのは俺だ⤴。
 優紀には助かったって欲しかった。
 優紀の身体には俺の血も流れてる。
 俺は、文字通り、優紀を助けた。
 優紀も今の俺を助けてくれよ‼」
「………西門さん、私の命を救って下さり、有り難うございました。
 私、全然、知らなくて…⤵。
 西門さん、今、困っている事、有るんですか?
 私で出来る事なら、お助けしますけど…⤴。」


総二郎は優紀の頓珍漢な返答に、脱力しそうになり、もう一度、優紀に言ってみた。


「優紀が助けてくれなきゃ、俺、暴れ出すかもな?
 優紀にしか、俺を救えねぇ事だよ⤴。」


『西門さんの何を助けるというの?』と、優紀は不思議で仕方なかった。


「………如何やってお助けしたら良いですか?」
「優紀は俺に身を委ねて、サービスしてくれたら、それだけで良い‼」


優紀は、『脅されてる?』としか思えなかった。
総二郎は問答無用だろうが…。



そうこうしている間に、メープルに付き、総二郎は支配人からカードキーを受け取ると、優紀をお姫様抱っこして、そのまま、部屋に入っていた。


部屋に入るなり、総二郎は優紀を抱き締めながら、壁側に連れて行き、逃げられない様に優紀を抑え込み、所謂、『壁ドン』をして、優紀に唇を合わせた。


「1ヶ月経ったら、1ヶ月、優紀に触れなければ、後は何されても良いんだよな?
 優紀は『俺の女』って事で良いんだよな?」


総二郎は確認した。
後で、話しが違うと逃げられない様に…。


それ程、総二郎は優紀に飢えていた。
“やっと…。”なのだから…⤴。


何も答えない優紀に、業を煮やした総二郎が優紀に再度、尋ねた。


「………」
「優紀、何故、何も答えない。
 俯いてねぇで、顔を上げろ‼
 優紀は、今の今から、『俺の女』って事で良いんだな?」


優紀は、頷くだけがやっとで有った。


優紀は、あんな風に言っていたけど、実際は、目の前に居る総二郎に触れたかったのだ。
だが、優紀自身で言い出した事なので、敢えて、出来るだけ会わない様にしていたのだ。


総二郎は優紀に避けられていると勘違いしていた様だったが…⤵。


優紀の頷きを見て、総二郎はタカが外れたようになり、優紀をベッドにお姫様抱っこをして連れて行った。



その後、優紀はベッドだけではなく、バスルームの中でも…、朝方まで、総二郎の餌食となっていたので有った。


その日は、優紀はお昼ごろ目覚めはしたが、身体が言う事を利かず、総二郎が隣に居ない事が分かっても、探す体力冴え残っていなかった。
其処に、総二郎がバスルームから出て来て、また、優紀の隣に寝転んできた。


「優紀、やっと、目覚めたか?
 ごめんな、無理させたよな?」
「………」


何も答えられない状態の優紀はじーっと、総二郎を見詰めるだけで精一杯だった。
総二郎は尚も話しを続けた。


「でも、今までの俺を褒めて欲しいけどな…⤴。
 優紀と京都で再会してからの俺は一切、女と遊んでねぇんだからよ⤴。」


優紀は心の中で、“噓っ‼”と、叫ぶ事しか出来なかった。



優紀は家元夫人の話しを思い出していた。
総二郎がバスルームの中で何か叫んでいた』って言う事を…。
優紀は総二郎に聞いてみた…。
叫んでいた理由を…。


「西門さん、家元夫人から聞いたんですけど、私がペナルティを与えている間、バスルー
 ムの中で何を叫んでいたんですか?」


“おいおい、お袋に聞かれてたのかよ?”と、思う総二郎で有った。
実際は、使用人頭のかよから聞いた家元夫人では有ったのだが…。


「はぁ~??
 優紀は知らねぇで良いの?」
「えっ、如何してですか?」
「優紀、知りてねぇの?
 知りてねぇなら、俺がバスルームで遣っていた事を優紀が代わりにしてくれるか?」
「えっ、私がですか?」
「そう、優紀が…⤴。
 如何遣ってするかは、俺が教えて遣るから…⤴。」



総二郎はニヤニヤ顔で有る。


その不敵とも思える総二郎のその笑みが、優紀は怪訝では有ったが、優紀は頷いてしまっていた。


総二郎はその優紀の顔が、きょとんとした優紀の可愛らしい顔が堪らず、総二郎は身体を起こしていた。


其処からは、優紀は無知の世界・総二郎は快感の世界。


優紀は頷いた事を後悔していた。


その日からは、総二郎に強要されるように成ったのだから…。



こうして、総二郎と優紀の恋人同士としての日々が始まったので有った。



類の言っていた、野獣振りは『司=総二郎』で、強ち、間違っていない様に思えるので有る。





PS.
付き合い出した後日、総二郎は、京都の茶会の際に優紀がTELで喋っていた『たっくん』について、優紀に確認した。


「優紀、『たっくん』って、誰だ?」
「えっ??
 たっくんは私の従兄妹の息子さんですよ⤴。
 叔母さんの初孫さん。
 私が京都に居た頃は5歳だったから、今だと7歳位だと思うんですが…。
 何で…?」
「否、良いんだ‼」


総二郎は、心の中で叫んでいた。
『紛らわしいんだっつーの‼』



此れにて、一件落着‼



fin

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