tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  12.



【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  7.』のエピローグ
 <つくしの其の後>】


或る高原地帯の木陰が在る 街路樹沿いで、力尽きたかの様に、つくしは、等々、倒れてしまったのだ。


だが、此の時のつくしが倒れてしまった事は、当然乍ら、無理も無いと言えば、無理も無い状況だと言えたのだ。


何故なら…。
NYに滞在中だったつくしは、必死で、自身の病を隠す為に、気を張って居たのだ。
当然、つくしの中でのキャパの限度は、既に、超えて(キャパオーバーして)居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、日本に帰国出来た事も有り、また、道明寺家のSPからの尾行を撒いた事も有り、実は、ホッとして居たのだ。


なので、当然、其れ以降、キャパオーバーしてしまって居るつくしの気は、ノックダウン状態だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、倒れてしまったとしても、当然な状況だと言えたのだ。



だが、此の時のつくしは、偶然にも、此の街路樹沿いを通り掛かった、或る高原地帯でペンションを経営して居るオーナー夫妻に、助けられたのだ。


そして、意識を失ってしまって居るつくしが目を覚ます迄…。
此のオーナー夫妻は、つくしを看病して居たのだ。


実は、其の看病は、つくしの冷え切って居た身体を暖める為に、掛け布団や毛布を、つくしの身体の上に何重にも掛けたり、湯たんぽを使用したりして、つくしの体温を上げる様にして居たのだ。



そして、翌日に成り、意識を失った状態のまま、ペンションの一室のベッドに、横に成って居た此の時のつくしは、漸く、目を覚ましたのだ。


其処に、つくしの様子を見に来て居たオーナー夫人は、つくしが、目を覚ました事に、気が付いたのだった。


だからだったのだろう。
つくしの様子を見に来て居たオーナー夫人は、つくしに、声を掛けたのだ。


「漸く、目を覚ました様ね。
 此処は、私達 夫妻が経営して居るペンションなの。
 貴女は、此の近くの街路樹沿いで、倒れて居たの。
 其処に、偶然、通り掛かった私達 夫婦が、貴女を、此処(ペンション)に、連れて帰っ
 て来たという訳…なの。」と…。


だが、此の時のつくしは、上手く、声を出せないのか?
頷くだけに留めたのだ。


其処で、つくしの様子を見に来て居たオーナー夫人は、つくしに、訊き始めるのだった。


「ねぇ~、聞いて良いかしら?
 貴女のお名前は…?」と…。


其処で、つくしは、掠れた様な声で、つくしの様子を見に来てくれて居たオーナー夫人に、返答するのだった。


「牧野つくしと申します。」と…。


其処で、つくしの様子を見に来て居たオーナー夫人は、更に、つくしに、声を掛けたのだった。


「了解!
 此れからは、『つくしちゃん』って…呼ぶわね。
 宜しくね、つくしちゃん…。」と…。


そして、更に、つくしに近付き、つくしの顔色を観たオーナー夫人は、つくしに、言って除けるのだった。


「まだ、顔色は、良く無いみたいね。
 水分を摂ってから、また、少し、休む?
 其の方が、良いと思うけど…。」と…。


そして、そう言い乍らも、つくしの顔色を観たオーナー夫人は、つくしの事を心配し乍らも、水を掬ったスプーンを、何回も、つくしの口元に、運んで居たのだった。
そして、少しだけだったのだが、水分を摂ったつくしは、また、眠りに就くのだった。


だからだったのだ。
此のペンションのオーナー夫人は、眠りに就いたつくしを起こさない様に、其の場を後にして居たのだ。



そして、此のペンションのオーナー夫人は、『牧野つくし』と、言う名前に、聞き覚えが有る事に気が付き、PCのキーボードに、『牧野つくし』と、打ち込み、インターネットから、検索して居たのだ。


其処で、『牧野つくし』が、何者なのか?
此のペンションのオーナー夫人には、分かったという訳…だったのだ。



実は、此のペンションのオーナー夫人は、英徳大学の『牧野つくし』という学生の論文が、『学生国際フォーラム』にて、取り上げられて居た事を知って居たのだ。


だからだったのだ。
英徳大学の学生が、『学生国際フォーラム』にて、論文が取り上げられ、起業家達の間で、『時の人』と、成って居る事を知って、嬉しく思って居たのだ。


何故なら…。
実は、此のペンションのオーナー夫人は、英徳学園の出身者だったのだ。


云わば…。
此のペンションのオーナー夫人は、英徳学園の『OG』…だったのだ。
しかも、此のペンションのオーナー夫人は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の同窓生(同じ学年)だったのだ。


だからだったのだろう。
英徳学園の『OG』の立場として、英徳大学の学生が、起業家達の間で、『時の人』と、成って居る事を、嬉しく思って居たという訳…だったのだ。



其処で、其の英徳大学の『牧野つくし』という学生が、自身達が助けた『牧野つくし』というの成らば、“こんな偶然な事は無いだろう。”と、此のペンションのオーナー夫人は、思って居た程…だったのだ。


しかも、此のペンションのオーナー夫人は、其の英徳大学の『牧野つくし』という学生が、自身達が助けた『牧野つくし』と、確信したかの様に、更に、思って居たのだった。


“世間は広い様で、狭いのね。
 『つくし』という名前は、珍しい名前だわ。
 『牧野』という苗字の方は、大勢、居らっしゃったとしても…。
 『つくし』というこんな珍しい名前だと、同姓同名では、中々、無いと思うのよね。
 だから…。
 英徳大学の『牧野つくし』という学生 と 私達が助けた『牧野つくし』という女性
 は、同一人物で、間違い無いと思うわ。”と…。



其処で、取り敢えず、此のペンションのオーナー夫人は、英徳大学の『牧野つくし』という学生 と 自身達が助けた『牧野つくし』という女性が、同一人物で在るのか如何か?
確かめる為に、英徳学園の理事長に、連絡を入れるのだった。


だが、此のペンションのオーナー夫人は、『牧野つくし』が、同一人物で在るのか如何か?
確かめる為に、英徳学園の理事長に、連絡を入れたつもりだったのだが…。
此のペンションのオーナー夫人から連絡を受けた英徳学園の理事長にとっては、願ったり叶ったりの話しだったのだ。


実は、此のペンションのオーナー夫人が、英徳学園の理事長に、連絡を入れたのは、其れだけでは無く、“『牧野つくし』さんの家族に、本人が此処に居る事を、伝えて欲しい。”と、言う思いも有っての事だったのだ。


だからだったのだ。
そんな(「『牧野つくし』さんの家族に、本人が此処に居る事を、伝えて欲しい。」と、言う)話しを、ペンションのオーナー夫人から、更に、聞いた此の時の英徳学園の理事長は、此のペンションのオーナー夫人に、願い出るのだった。


「オーナー夫妻が助けた女性が、我が英徳大学の学生で在ろう 『牧野つくし』という女性
 で在るのか?
 確かめる為にも、其の女性の顔写真を、此方のアドレスに、送付して貰えますか?」と…。


だが、此のペンションのオーナー夫人は、個人情報の関係上…。
英徳学園の理事長には、丁重に、断ったのだ。


勿論、英徳学園の理事長とて、『個人情報』の扱い方に関して、十分、理解して居るのだ。


だが、其れでも、英徳学園の理事長は、此のペンションのオーナー夫人に縋る思いのままに、更に、願い出るのだった。


「我が英徳大学の学生で在ろう 『牧野つくし』という女性の顔写真を確認出来なけれ
 ば、『牧野つくし』の家族に、連絡する事も出来ません。
 ですから、同一人物か如何か?
 確認する為にも、オーナー夫妻が助けた女性が、我が英徳大学の学生で在ろう 『牧野つ
 くし』という女性で在る証拠の顔写真を、此方のアドレスに送付して貰いたいのです。
 ですから、此方のアドレスに、送付して貰えますか?
 責任は、私共が、持ちますので…。」と…。


だからだったのだろう。
“仕方無いだろう。”と、認識した此のペンションのオーナー夫人は、自身の夫で在る 此のペンションのオーナーと、相談した末に、英徳学園の理事長のアドレスに、つくしの顔写真を、送付したのだった。


勿論、此の時のつくしは、眠りに就いたままだったので、ペンションのオーナー夫人が、英徳学園の理事長のアドレスに送付したつくしの顔写真は、寝て居る顔写真だったのだ。


そして、其のつくしの寝て居る顔写真を観た英徳学園の理事長は、此のペンションのオーナー夫人に、即、連絡を入れたのだ。


「貴女が、我が英徳学園の卒業生で良かったです。
 先程、送付して貰った『牧野つくし』の顔写真は、我が英徳大学の学生の『牧野つくし』
 で、間違い在りません。
 ご連絡を感謝します。
 『牧野つくし』の家族に連絡致しますので、もう暫くの間、『牧野つくし』を、お願い出
 来ますか?」と…。


だからだったのだ。
此のペンションのオーナー夫人は、英徳学園の理事長からの打診を受け入れるのだった。



なので、英徳学園の理事長は、『家族』という事で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、『牧野つくし』の事を、連絡するのだった。
勿論のリモートで…。


「牧野さんが、何処に居るのか?
 先程、或る方より、私共に連絡が入り、判明致しました。
 道明寺社長は、英徳学園時代の道明寺社長の同窓生の〇〇さんを、覚えて居らっしゃいま
 すか?」と…。


其処で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、英徳学園の理事長に、即答するのだった。


「ええ、覚えて居るわ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の英徳学園の理事長は、本題に入るのだった。


「実は、道明寺社長の同窓生の〇〇さんは、現在、ペンションを経営為さってお出でで…。
 其のペンションのオーナー夫妻が、牧野さんを、保護して下さって居るそうです。
 実は、其のペンションのオーナー夫人から、“牧野さんのご家族に連絡して欲しい。”と、
 お話しが御座いました。
 如何致しましょうか?」と…。


其処で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、英徳学園の理事長に、即答するのだった。


「司から聞いた話しに寄ると…。
 つくしさんは、自身の弟さんには、置き手紙を置いて、アパートを出たらしいんだけ
 ど…。
 自身の両親には、何も、お話しせずに、行方不明に成って居たらしいのよ。
 だから…。
 つくしさんの家族は、私(わたくし)達という事で、話しを進めて貰えるかしら?
 私(わたくし)の同窓生の〇〇さんには、私(わたくし)から、連絡するわ。
 秘書に、連絡先を伝えて置いてくれるかしら?」と…。


だからだったのだ。
英徳学園の理事長は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の秘書に、『牧野つくし』が保護されて居るというペンションの連絡先を伝えて置くのだった。


そして、英徳学園の理事長は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの指示通り、「『牧野つくし』の家族に連絡を入れて置きました。」と、言う事で、ペンションのオーナー夫人に連絡を入れて置いたのだ。


そして、英徳学園の理事長は、ペンションのオーナー夫人に連絡を入れた事を、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の秘書にも、報告を入れて置いたのだ。


だからだったのだろう。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、英徳学園の自身の同窓生でも在る ペンションのオーナー夫人に連絡を入れたのだった。


 
<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  12.』の中に出て
 来る『個人情報』の件ですが…。
 本来なら、取り扱いには、厳重な注意が必要です。
 ですが…。
 『二次小説ネタ』として、如何しても、此の様なストーリー展開し無ければ成らず、此の
 様なストーリーにして折ります事をお詫び申し上げます。
 ですが…。
 此処は、『二次小説の世界』…。
 此の件に関しましても、スルーして頂けました成らば、幸いです。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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