tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ ③




【エピローグ ③】


総二郎は、仕事中に、嫌な事が有ったのだ。
其の総二郎が感じた嫌な事とは…。


実は、其の日の総二郎は、茶会に出て居たのだ。
そして、其処で、自身の父親で在る 西門流 家元から、或る女性を紹介されて居たのだ。


其の或る女性からの必要以上の自身への胡麻擂り(ごますり)振りに、此の時の総二郎は、実は、うんざり気味…だったのだ。


だから…と、言って、西門流にとっては、邪険に出来ない家柄の女性だった事から、此の時の総二郎は、其の或る女性の調子に合わせるかの様に、クールな男を演じて居たのだ。


だからだったのだ。
そんな自分自身に、うんざりして居た此の時の総二郎は、別の女性と待ち合わせて居たのだが、キャンセルして居たのだ。



そんな総二郎は、英徳大学3年生に進級した頃から、嫌な事が有ると、実は、何時(いつ)も、足を向けてしまう場所が有ったのだ。


云わば…。
総二郎の中で、嫌な事が有ると、何時(いつ)も、足を向けてしまう其の場所とは…。


そうなのだった。
其れが、優紀の自宅(実家)近くの道路沿い…だったのだ。


実は、総二郎自身、其処に来ると、何故か?
ホッと出来る様な気さえして居たのだ。


言う成れば、優紀の自宅(実家)近くの道路沿い迄来ると、其の時の嫌な事が忘れられる様な気がして、ついつい、優紀の自宅(実家)近くの道路沿い迄、足を向かわせて居たのだ。


だからだったのだ。
総二郎は、嫌な事が有ると、何時(いつ)も、無意識に、優紀の自宅(実家)近くの道路沿いに足を向けてしまうのだ。



実は、総二郎自身、優紀の自宅(実家)が、何処に在るのか?
知らない訳では無かったのだ。


何故なら…。
高等部当時の総二郎は、何度か、優紀の自宅(実家)を訪れて居たのだ。


だからこそ…。
総二郎自身、優紀の自宅(実家)が、何処に在るのか?
知らない訳では無かったという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
そんな総二郎は、優紀の自宅(実家)近くの道路沿い迄来て、ハッと、成る事も、屡々(しばしば)…だったのだ。



だが、此れ迄の総二郎自身、優紀の自宅(実家)近くの道路沿い迄来たは良いが…。
何時(いつ)も、優紀と会えるとは、思って居なかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、優紀が、自身の目の前で、覚束無い足取りのまま、タクシーから降りて来た時に、驚愕して居たという訳…だったのだ。


何故なら…。
総二郎自身、例え、優紀の自宅(実家)近くの道路沿い迄来ても、優紀と会えるとは思わずに居たのだから…。



其れが、此の日の総二郎は、実際に、生身の優紀が自身の胸に凭れて来たと同時に、優紀を支えて居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の総二郎にとって、驚愕し無い方が可笑しいと云えたのだ。


そして、其の後の総二郎は、自身名義のマンションに、優紀を連れて来たのだ。


だからだったのだ。
朝、目覚めた時の優紀は、驚愕するのだった。
当然と云えば、当然だったのだが…。



だが、此の時の優紀自身、総二郎から聞かされた言葉に、如何、返事すれば良いのか?
悩むのだった。


何故なら…。
此の時の総二郎は、優紀の身に起こった話しを優紀から聞いて、唯、一言、優紀に返答するのみ…だったのだから…。


「ふ~ん、分かった。
 じゃあ、行こうか?」と…。



だからだったのだろう。
此の時の優紀の頭の中では、“何処に…⁉”と、言う疑問が、優紀の頭の中を支配して居たのだ。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、一瞬、総二郎への返答の言葉を言えずに居たという訳…だったのだ。



だが、漸く、我に返った優紀は、そんな自分自身の頭の中の疑問に関して、総二郎に訊き始めるのだった。


「こんな朝早くから、何方に向かうのですか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、不敵な笑みを溢し乍ら、優紀に話しし始めるのだった。


「優紀ちゃんは、大学の女に嵌められたんだろ?
 だったら…よ。
 優紀ちゃんを嵌めた其の女を、ぎゃふんと、言わせて遣れば良いだけだろ‼
 実は、昨日の俺は、ちょっと、嫌な事が有って…よ。
 だから…な。
 暴れて遣りてぇ気分…何だわ。
 まぁ~、俺に任せとけば、良い。」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀自身、過去の自分自身を思い出したかの様に、思って居た事が有ったのだ。


“あの時と同じかも…。
 また、私は、西門さんに救って頂いたという事に成るんだろうなぁ~。”と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀自身、更に、如何すれば良いのか?
また、悩み始めるのだった。



だからだったのだろう。
そんな優紀の顔の表情を読み取った総二郎は、更に、優紀に話しし始めるのだった。


「で、其の前に、ちょっと、腹ごしらえと、寄るとこ(所)が有るから…よ。
 今から、出るな!」と…。


なので、此の時の総二郎は、自身からの話しを聞いたまま、『??』を頭の中で貼り付かせた状態で、目を大きく見開いた状況と成り、更に、身動き一つ出来ない優紀の腕を掴んだまま、優紀をベッドから下ろして、自身名義のマンションを出様として居たのだ。


其処に、漸く、此の状況に気が付いた優紀は、既に、総二郎に依って、玄関近く迄、連れて来られて居た事に気が付いたのだ。


だからだったのだ。
此の状況に気が付いた優紀は、総二郎に同じ様な事を、また、訊くのだった。


「今から、何方に向かうのですか?」と…。


其処で、総二郎は、そんな風に訊いて来た優紀に向かって、言い始めるのだった。


「優紀ちゃんは、昨日と同じ服で、大学に行けるのかよ?
 だから…よ。
 腹ごしらえした後は、着替えなきゃ何ねぇだろ?
 だから…な。
 今から、寄るとこ(所)が有るっつーたろ?
 そう言う訳だから…な。
 優紀ちゃんは、俺に就いて来たら良いから…な。」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、心の中で、思って居たのだ。


“着替える為に、西門さんは、私の自宅迄、送って下さるのかも…。”と、勘違いかの如く…。


だからだったのかも知れない。
此の時の優紀は、総二郎から言われるがままに、就いて行く事にしたのだった。


なので、此の時の優紀からの返答の言葉は、「分かりました。」…だったのだ。


という訳で、此の時の総二郎は、玄関のドアを開け、優紀と一緒に、自身名義のマンションを後にしたという訳…だったのだ。



そして、其の後の総二郎が優紀を連れて来た場所とは…。
其れは、東京メープル…だったのだ。


実は、総二郎は、自身の愛車に優紀を乗せた後、東京メープルの支配人に連絡を入れて居たのだ。


「今から、そっちに行く。
 カフェの個室を用意して置いてくれ‼
 で、部屋も用意して置いて欲しい。」と…。


だからだったのだ。
総二郎の場合は、そう言われる事は、日常茶飯事な話し…だったので、此の時の東京メープルの支配人は、何の疑いも持たず、総二郎に返答して居たのだ。


「承知致しました。」と…。



だからだったのだ。
東京メープルのVIP専用 地下駐車場に到着した総二郎と優紀を出迎えて居た此の時の東京メープルの支配人は、総二郎の横に居る優紀を観て、驚愕顔を顔に貼り付かせて居たのだ。


何故なら…。
其の時に総二郎が連れて居た女性とは、普段、総二郎が連れて居る様な、何時(いつ)も、東京メープルの支配人が観て居る女性では無く、凛とした清楚な女性だったからなのだ。


だからだったのだろう。
此の時の東京メープルの支配人は、思って居たのだ。


“西門様が、普段、お連れに成ってお出での女性とは、何処か、雰囲気が違う様な気が致し
 ます。”と…。


だからだったのだ。
実は、そう思って居た此の時の東京メープルの支配人は、此の話しを、其の後、司に話して居たのだった。



そして、其の後の東京メープルの支配人は、そんな風に思い乍らも、其れ以降、顔にも出す事無く、総二郎と優紀をカフェの個室に誘導して居たという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、優紀で、東京メープルに到着した事と、東京メープルの支配人に依って、カフェの個室に誘導された事に、驚愕するのだった。


何故なら…。
此の時の優紀は、総二郎に自身の自宅迄、送って貰えるモノだと思って居たから…だったのだ。


其れなのに、此の時の優紀が、総二郎に依って、連れて来られた場所は、東京メープルのカフェの個室…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の優紀の驚愕は、当然と云えば、当然な話し…だったのだ。

×

非ログインユーザーとして返信する