tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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司とつくしの驚愕【Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>】  番外編




【『Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>  エピローグ③』のエピローグ
 <東京メープルの支配人の驚愕の其の後>】


総二郎から連絡を受けて居た東京メープルの支配人は、東京メープルのVIP専用 地下駐車場に到着した総二郎と優紀を出迎えて居たのだ。


だからだったのだろう。
総二郎と優紀を出迎えて居た此の時の東京メープルの支配人は、総二郎の横に居る優紀を観て、驚愕顔を顔に貼り付かせて居たのだ。


何故なら…。
此れ迄、総二郎が、東京メープルに連れて居た女性とは、全く、様相が違う女性だったからなのだ。
所謂、此の時の総二郎が連れて居た女性(=優紀)は、凛とした清楚な女性…だったのだ。



実は、桜子の祖母からお茶を享受されて居た事も有り、総二郎と再会した頃の優紀の所作は、既に、高校生当時の優紀とは、全く、違う女性に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
当然、此の当時の優紀は、東京メープルの支配人が驚愕する程、凛とした清楚で、品がある女性に変わって居たという訳…だったのだ。



だからこそ…。
此の時の東京メープルの支配人は、思って居たのだろう。


“西門様が、普段、お連れに成ってお出での女性とは、何処か、雰囲気が違う様な気が致し
 ます。”と…。


だからだったのだ。
そう思って居た此の時の東京メープルの支配人は、此の話しを、其の後、司に話しして居たという訳…だったのだ。



そんな日は、其れから、暫く経ってから、訪れたのだ。


実は、此の日の司は、出張だったのだが、トランジットの為に、日本に帰国して帰って来たのだ。
其の為に、司は、つくしを呼び出し、東京メープルを訪れて居たのだった。


だからだったのだろう。
西田から連絡を受けて居た東京メープルの支配人は、東京メープルのVIP専用 地下駐車場に到着した司とつくしを出迎えた際、司に、総二郎と優紀の件を話しし始めるのだった。


「司様…実は、お話しして良いものか、随分、悩んだのですが、数か月前の事と成ります。
 西門様が、当 ホテル(東京メープル)に、女性をお連れに成りました。」と…。


其処で、司は、東京メープルの支配人からのそんな話しを聞き乍らも、“其れは、何時(いつ)もの事だろ。”と、思いつつも、東京メープルの支配人に返答するのだった。


「其れが、何なんだよ⁉」と…。


だからだったのだろう。
其れはまるで、“何時(いつ)もの事…。”と、でも、言いた気な司からの素っ気無い返答の言葉に、此の時の東京メープルの支配人は、“そうでは無いんです。”と、言いた気に、更に、司に話しし始めるのだった。


「実は、其の時に、西門様がお連れでした女性の方と申しますのが…。
 普段、西門様がお連れに成ってお出での様な女性の方では無く、凛とした清楚な女性の
 方…だったのです。
 ですので、気に成りまして、考えて折った処…思い出した事が御座います。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司とつくしは、そんな話しを東京メープルの支配人から聞いた事で、実は、お互いの顔を見合わせて居たのだ。


何故なら…。
此の時の司とつくしにとって、総二郎の周りで、『凛とした清楚な女性』が居るとする成らば、其れは、首を傾げる程、思い当たる女性が居ないと云えたのだ。


だが、もしかすると、まだ、公表されて居ないだけで、総二郎の婚約者として、総二郎の両親で在る 家元と家元夫人が進める家柄の女性なのかも知れない。


だが、そうで無いとする成らば、其の『凛とした清楚な女性』は、“誰の事だ⁉”と、首を傾げる程だと云えたのだ。


何故なら…。
此の当時の司とつくしが知る限り、優紀は、F4と疎遠に成って居る筈だったのだ。
と言う事は、優紀以外のT2の中に、そう言い切れる女性が居るとは言えないから…だったのだ。


実は、此の当時の滋は、世間でも、『じゃじゃ馬』で有名で在り、東京メープルの支配人が、そんな滋の存在を知らないとは思えないのだ。


で在る成らば…残りは、桜子だけなのだ。
勿論、桜子は、旧 華族の出身なので、一見すれば、『凛とした清楚な女性』だと言われれば、“そうなのだろう。”と、そう思えなくも無いし、見えなくも無いのだ。


だが、桜子が、如何言う女性で在るのか?
長年、仲間として、桜子と接して来た総二郎が知らない訳等無いのだ。


其れに、桜子は、『凛とした清楚な女性』という寄りも、『策士』と、言った方が合って居る様にも思えるのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司とつくしが、東京メープルの支配人から、そんな話しを聞いた事で、お互いの顔を見合わせて、更に、首を傾げて居たのだった。



だが、此の時の司は、“其の先の話しを聞きてぇ‼”と、いう思いから、東京メープルの支配人を促すかの如く、其の先の話しを訊き始めるのだった。


「で、何を思い出したんだ?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の東京メープルの支配人は、つくしの方を観乍ら、話しし始めるのだった。


「実は、其の女性は、以前、私が、当 ホテル(東京メープル)にて、お会いした事の有る
 女性だったかと認識致して折ります。
 以前、つくし様が、当 ホテル(東京メープル)に、お友達の方々をお連れに成られた
 際、つくし様とご一緒にお出でだった女性だと認識致して折ります。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、直ぐには、言葉が出ない程、驚愕して居たのだ。
だが、其の後のつくしは、そんな風に、驚愕し乍らも、東京メープルの支配人に訊き始めるのだった。


「其の女性は、どんな女性でした?」と…。


だからだったのだ。
そうつくしから訊かれた東京メープルの支配人は、つくしに返答するのだった。


「そうですね。
 お背は、つくし様と同じ位でしょうか?
 其れ程、お背は、高い女性では無かったかと認識致して折ります。
 ヘアスタイルは、ふんわりとしたボブスタイルだったかと思います。
 先日、お越しに成った際の其の女性は、出しゃばる訳でも無く、西門様の後ろから歩かれ
 る様な女性でした。」と…。


実は、此の時のつくしは、東京メープルの支配人から、其れだけ話しを聞いて、直感で、分かったのだ。


“(東京メープルの)支配人が仰る其の女性は、間違い無い、『優紀』の事だ。
 でも、何時(いつ)の間に、優紀は、西門さんと再会したんだろうか?”と…。


だからだったのだ。
其の後のつくしは、東京メープルの支配人にお礼の言葉を伝えて別れた後、エレベーターに乗る成り、司に言って除けるのだった。


「司…(東京メープルの)支配人が仰る其の女性って…。
 きっと、優紀の事だよ。
 でも、西門さんと優紀って、何時(いつ)の間に、再会して居たんだろう?」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、つくしの話しを聞いて、驚愕するのだった。


「お前が言う『優紀』って…もしかし無くても、お前の幼馴染で親友の松岡の事だよな?
 確か、総二郎と松岡って言えば、高等部当時、あきらん家(ち・美作邸)で、何か、言
 い合いに成ってたよな?
 確か、松岡が総二郎に告白して、総二郎が松岡に切れて…って、感じだったよな?
 だとしたら、総二郎にとって、松岡は、厄介な女じゃねぇのか?
 例え、総二郎と松岡が再会したとしても、松岡がそういう女だったとしたら、総二郎にと
 って、松岡は、避けてぇ女じゃねぇの?
 何で、総二郎が、そんな女と一緒に居んだ?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、司からそんな話しを聞いて、言葉を発するでも無く、既に、胸騒ぎを起こして居たのだった。


だからだったのだ。
折角、トランジットで、日本に帰国して帰って来た恋人で在る 司よりも、幼馴染で親友で在る 優紀の事で、此の時のつくしの頭の中は、一杯に成って居たのだ。


しかし、此の時の司には、此の時のつくしの頭の中が、手に取る様に分かって居たのだ。


何故なら…。
此の時の司には、此の時のつくしの頭の中で、そんな風に、優紀の事で一杯に成って居るだろう事は、分かり切って居たから…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身の恋人で在る つくしに言えた言葉…だったのだ。


「お前なぁ~、いい加減にしろよ‼
 今のお前の頭の中には、俺は居ねぇよな⁉
 今のお前の頭の中に居るのは、松岡だろ?
 俺は、久々に、お前と会える事を楽しみにして、トランジットで、日本に帰国して帰って
 来たっつーのに…よ。
 楽しみにしてたっつーのは、俺だけかよ?
 少しは、俺に集中しろ‼
 俺に…。」と…。


だからだったのだ。
漸く、意識を司に向けたつくしは、思って居たのだ。


“ヤバい‼
 司にバレてるよね。”と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、自身の恋人で在る 司に、誤魔化すかの様に、言って除けるのだった。


「違う、違うよ。
 私も、ちゃんと、司と会える事を楽しみにして居たんだよ。
 でも…さ。
 予期して居なかった事を、(東京メープルの)支配人から聞いちゃったから…ね。
 ちょっと、吃驚してるだけ…。
 でも、もし、優紀が、私の知らない間に、何処かで、西門さんと再会して、其れからも、
 西門さんと会ってるのだとしたら…如何して、私に教えてくれないのか?
 ちょっと、寂しく成っただけだよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、“仕方ねぇな‼”と、言う思いも有り、自身の恋人で在る つくしに、提案するのだった。


「じゃあ…よ。
 其の事が分かれば良いのか?
 だったら…よ。
 あきらに連絡して、あきらに追及させるわ。
 其れで、つくしは、良いんだよな?」と…。


だからだったのだろう。
司からそんな話しを提案される迄のつくしの顔色は曇って居るかの様…だったのだが…。
司から、そんな話しを提案されてからのつくしの顔色は、笑みが零れ、「ほんとっ‼」と、言い乍ら、パァーっと、明るく成るのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の司は、そんな自身の恋人で在る つくしに呆れ乍らも、思って居たのだった。


“単純なヤツ‼
 けど…よ。
 つくしは、其処が可愛いんだよな。”と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の恋人で在る つくしに言って遣るのだった。


「ああ、任せとけ‼」と…。



そして、NYに戻る前の司は、あきらに連絡を入れて話しするのだった。
東京メープルの支配人から聞いた総二郎と優紀の話しを…。


だからだったのだ。
此の時の司は、其の上で、更に、あきらに頼むのだった。


「本来は、俺が、総二郎に追求してぇ処…何だけど…よ。
 俺は、今から、NYに戻らねぇといけねぇんだわ。
 だから…よ。
 俺の代わりに、あきらから総二郎に追求しといてくれ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、思って居たのだ。


“こういう手の話しは、何時(いつ)も、俺に回ってくんだよな。
 いい加減にしてくれよ‼”と…。


だが、そう思い乍らも、此の時のあきらは、「ああ、分かった。」と、司に了承するのだった。


という訳で、其の後のあきらは、総二郎を呼び出すのだった。



PS.
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から認められたつくしは、長期休暇に入る度に、NYに渡米して居たのだ。


何故なら…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の指示に寄り、西田から、航空券が送られて来るから…だったのだ。
「バイトが有るので…。」と、断る事さえ、許されずに…。



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