tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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あきらからの追求【Put it back‼~元に戻してくれ‼~…<総優>】  番外編




司から話しを聞いたあきらは、総二郎を呼び出したのだ。


そして、あきらは、司から聞いた話しを総二郎に話すのだった。
なので、此の時のあきらは、先ず、やんわりと、総二郎に訊くのだった。


「司から話しを聞いて、俺は、司から頼まれた。
 “総二郎を追求してくれ‼”と…。
 総二郎…司から話しは、本当の事か?」と、話しを切り出すかの様に…。



実は、あの時の総二郎は、“F3にバレても良い。”と、考えて居た事も有り、態と、東京メープルを訪れて居たのだ。


だからだったのだろう。
“来る時が来たんだろうな。”と、思って居た事も有り、あきらからの追求も、素直に応じる事にして居たのだ。


「ああ、本当の事だ。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらには、分からない事だらけで、如何、自分自身の気持ちを整理して良いのか?
分からない程…だったのだ。


だからこそ…。
此の時のあきらは、そう返答して来た後も、飄々として居る総二郎を追求し始めるのだった。


「おいおい、総二郎…⁉
 何で、今迄、其の事を、俺等(F3&T3)に言わなかった?」と…。


其処で、此の時の総二郎は、ブランデーを口の中に、一口、含ませてから、また、話しし始めるのだった。


「優紀が、“「まだ、言わない(ねぇ)で欲しい。」って、言って来たから…。”って、コト
 が大きいかも…な。
 そんな風に、優紀から言われれば、俺の口からは、まだ、言えねぇだろ。
 だから…よ。
 黙ってた。」と…。


其処で、此れ迄の総二郎が、如何言う男性だったのか?
知り尽くして居るあきらは、総二郎の口から発せられた言葉に驚愕するのだった。


だからだったのだろう。
総二郎からの返答の言葉は、驚愕声…だったのだ。


「はぁ~??」と、尚も、呆れて居るかの様に…。


そして、此の時のあきらも、ブランデーを口の中に、一口、含ませてから、更に、総二郎を追求し始めるのだった。


「総二郎…お前、今、優紀ちゃんの事、呼び捨てにしたよな⁉
 総二郎と優紀ちゃんは、何時(いつ)の間に、そう呼び合う様な仲に成ったんだ?
 で、総二郎は、何時(いつ)、優紀ちゃんと再会したんだ?」と…。


だからだったのだろう。
驚愕顔を顔に貼り付かせたまま、そんな風に、自身に聞いて来るあきらの事を、面白いとでも言いた気に、クスクス笑い乍らも、此の時の総二郎は、あきらに話しし始めるのだった。


「今、俺と優紀は、付き合ってるから、俺は、『優紀』と、呼び捨てで呼んでる。
 で、優紀と再会したのはーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。」と、優紀と再会した時の事を、あきらに話しし始めるのだった。



だが、総二郎から、そんな風に、話しを聞かされたとしても、此の時のあきらにとって、まだ、解せない事が有ったのだ。


「けど…よ。
 今の今迄、総二郎が優紀ちゃんの事を好きだとか…。
 そんな話し、俺は、お前から聞いた事が無かったよな?
 総二郎は、優紀ちゃんと再会した時に、優紀ちゃんを好きに成ったんか?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、あきらが知らない話しを、あきらにし始めるのだった。


*滋の提案で、美作邸にて、行われた『寒中浴衣大会』の時の事…。


*高等部当時、幼馴染で自身の初恋の相手で在る 更との約束の場所だったビルを、優紀が
 探し当ててくれた時の事…。


*そして、其の時に、総二郎は、優紀の『初めて』を貰った事…。


*また、其の後、総二郎は、自身の気持ちに気が付いたが、将来の優紀の幸せの為と思い、
 優紀を突き放した時の事…。


*疎遠に成ってから3年以上が経って、其れ迄、唯の一度も会わなかった優紀が、綺麗に成
 って居る事に、何とも言えない焦燥感に駆られた時の事…。


*そして、優紀がタクシーから降りて来た時に、酔いが回って居たのか?
 足元が覚束無い状況だった優紀を、総二郎が抱き上げた後、其の自分自身の心臓の高鳴り
 に気が付いた時の事…。


等々の話しを、此の時の総二郎は、あきらに話ししたという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
此の時のあきらにとって、総二郎から聞いた話しは、驚愕以外の何物でも無かったのだ。


此れ迄の総二郎は、自分自身の心の奥底に在る物を曝け出す事は無く、他人前(ひとまえ)ではクールな自分自身を演じて居る様なモノ…だったのだ。


唯、仲間の前では、お茶らけて、ふざけて、ちゃらんぽらんな総二郎を演じて居たのだ。
其れは、あきらの前でも同じだったのだ。


何故なら…。
総二郎とあきらは、『同じ穴の狢』と、言っても良い程…。
『お祭り男』…だったのだから…。


だからこそ…。
あきらは、そんな総二郎を心配して来たのだ。


“総二郎が、今のままだと…。
 何時(いつ)かは、爆発すんじゃねぇか?”と…。



だが、そんな総二郎を、優紀は、一早く、見抜いたと言っても、過言じゃ無い程…だったのだ。


だからこそ…。
此の時のあきらは、或る意味、優紀に尊敬の念を抱くと共に、思って居たのだった。


“そんな優紀ちゃんになら、総二郎を任せても、大丈夫だろう。”と…。



実は、英徳高校時代に、将来を誓い合ったつくしと巡り会った事で、あれだけ、暴力沙汰を繰り返して来た司も真面に成り、表面上では、やっと、あきらにも、平穏な日々が訪れて居たのだ。


だが、其れでも、まだ、真面だと言える総二郎にも、心の奥底には、何かを抱えてる節が有り、あきら自身、そんな総二郎を気にして居たのだ。


其れも、優紀との再会に寄り、総二郎にも、心の余裕が生まれて居る様子…だったのだ。


なので、此の時のあきらは、ホッとする気持ちに成れて居たのだろう。



そして、漸く、自身の心の整理が付いた所で、あきらは、総二郎に言えた言葉…だったのだ。


「そうか…。
 総二郎…良かったな。
 俺は、嬉しいわ。
 総二郎のそんな心からの笑顔が観られて…。」と…。



そうなのだ。
総二郎は、知らず知らずの間に、あきらに話し乍ら、笑顔で話しして居たのだ。


此れ迄の総二郎が笑って居る時は、仲間の誰かを弄る時 や ふざけて居る時…だったのだ。
其の被害に遭って居るのは、何時(いつ)も、司 or つくし…だった事は言うまでも無かったのだ。


云わば…。
そんな時の総二郎から出て来る笑いは、馬鹿笑い…だったのだ。


だが、此の日、あきらに話しして居る時の総二郎の笑いは、照れ笑い…だったのだ。


だからこそ…。
此の時のあきらは、此れ迄に観た事の無いそんな総二郎の笑みを観られた事が嬉しかったのだ。


だからこそ…。
此の時の総二郎も、そんな今の幸せな自分自身の想いを込めるかの如く、此れ迄のお礼の意味も込めて、あきらに返答するのだった。


「ああ、サンキューな!
 あきら…。」と…。



PS.
其の後のあきらは、総二郎と別れた後、NYとの時差を考えて、“時間的に大丈夫だろう。”と、認識した事で、司に、総二郎と話しした内容を報告するのだった。


そして、あきらから報告を受けた司は、つくしとの約束通り、つくしにも報告するのだった。


なので、此の時のつくしは、司からの報告で、総二郎と優紀との事を知ったのだった。


だからだったのだろう。
司から報告を受けたつくしは、滋と桜子にも、総二郎と優紀との事を話しするのだった。


なので、其の事を知った滋が、優紀を呼び出す事を提案するのだった。


「女子会を開くわよ。」と…。


なので、此の時の優紀は、T3から追及される事と成るのだった。




fin

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