tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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手持ち花火【取り戻したい…<総優>】…<F4&T4&静>  番外編




7月7日…『浴衣の日』・『ポニーテールの日』
(『ポニーテールの日』とは、『ポニーテールは浴衣に似合う髪型』と言う事に因んで、
 『浴衣の日』で在る『7月7日』の日に、日本ポニーテール協会が記念日に制定したそうで
 す。)


8月7日…『花火人の日』
(一般社団法人日本花火人協会が制定との事<花火文化の発展と振興、社会教育の推進が目
 的で制定されたそうです。>)



<『花火』について…。
 花火の発祥は中国で、其の後、ヨーロッパ各地 や 日本に伝わった。
 花火の原型は、『のろし』と、言われている。
 日本での『花火』に込められた思いは、『鎮魂』との事…。 
 だが、海外での『花火』は、『お祝い』の為に『花火』が打ち上げられる。
 しかも、様々な季節に『花火』が打ち上げられている。
 花火の発祥の地で在る 中国では『魔除け』として爆竹が使用されていた様だが、其れが
 『花火』の起源だそうだ。
 近年の中国でも『魔除け』としてだけでは無く、『お祝い』としても爆竹は使用されてい
 るそうだ。
 因みに、日本と違って、海外では『手持ち花火』が禁止されている国も有る様だ。
 若しくは、許可制の様だ。>



【『海の日【取り戻したい…<総優>】…<F4&T4&静>  番外編』から数年後】


あれから、F4&T3&静のそれぞれの子供達も、すっかり大きく成り、それぞれの長男達で在る 『F4Jr.』は初等部4年生に成り、其の下の子供達も初等部1年生に成ったのだ。


【因みに…。
 司&つくし夫婦の子供達は上の子が息子で在る 翼で、下の子は娘で在る 蘭…と、それ
 ぞれ、名付けられた。
 そして、類&静夫婦の子供達は上の子が息子で在る 健で、下の子も息子で在る 仁…
 と、それぞれ、名付けられた。
 また、総二郎&優紀の子供達は上の子が息子で在る 優一郎で、下の子は娘で在る 光紀
 (みつき)…と、それぞれ、名付けられた。
 また、あきら&桜子の子供達は上の子が息子で在る やすしで、下の子も息子で在る つ
 よし…と、それぞれ、名付けられた。】



と言う事は、F4&T3&静のそれぞれの子供達にとって、此れ迄の様に、唯、『打ち上げ花火』を見るだけで終わりでは無く、そろそろ、『手持ち花火』を楽しめる様な年齢に成ったという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
F4は、“自分達の子供達にも、そろそろ、『手持ち花火』というモノを楽しませて遣りてぇ(たい)‼”と、思う様に成って居たのだった。



実は、F4が『手持ち花火』を楽しむ様に成ったのは、司の姉で在る 椿の影響…だった事は言うまでも無く、丁度、自分達の子供達と同じ様な年齢に成った頃の事…だったのだ。


実は、一般家庭出身の娘として育ったつくし と 優紀も、また、『花火』という物が如何言うモノなのか?
勿論、理解出来る様な年齢に成った小学生の頃から、夏に成ると、親の監視の下、『手持ち花火』を楽しむ様に成って居たのだった。


だからだったのかも知れない。
一般家庭出身の娘として育ったつくし と 優紀にとっても、“自分達の子供達にも、自分達の子供の頃と同じ様に、『打ち上げ花火』だけでは無く、『手持ち花火』も楽しんでもらいたいなぁ~。”と、言う思いが有った事は事実…だったのだ。


だからだったのだ。
F4&つくし&優紀の思惑が一致した事で、F4&T3&静 と それぞれの子供達 と 滋 と 滋の彼氏の皆が男女関係無く『浴衣』を着付けて、母親達 と(つくし と 優紀の)娘は、『浴衣に似合う髪型』と言われている『ポニーテール』の髪型に結って、道明寺邸に集合して、「子供達に『手持ち花火』を楽しませて遣ろう。」と、言う事と成ったのだった。



実は、此れ迄に、一切、『手持ち花火』という物を見た事が無く、『手持ち花火』の楽しさを知らないメンバーが此の中に居たのだ。
其れは、勿論の滋 と 桜子…だったのだ。


因みに、滋の彼氏は、F4&滋&桜子&静同様に『セレブの世界の住人』では在ったのだが、兄弟の影響で、此れ迄に『手持ち花火』の楽しさを知って居る人物の一人…だったのだ。


実の事を言うと、滋の彼氏は、F4&T3&静 と それぞれの子供達共、既に、顔見知りと成り、今ではすっかり仲良く成って居たのだ。


だからだったのだろう。
滋の彼氏は違う意味で在ったのだが、滋同様に、今回の事を楽しみにして居た一人でも在ったのだ。



そして、其の後、道明寺邸にて、『手持ち花火』を楽しんで居たF4&T3&静 と それぞれの子供達 と 滋 と 滋の彼氏…だったのだが…。
F4&滋の彼氏にとっては、そろそろ、アルコールタイムと成った事で、子供達を母親達 と 滋に任せて、自分達は、さっさと、道明寺邸の中に入って行くのだった。


其処で、F4は、『花火』についての蘊蓄(うんちく)を話しし始めるのだった。
先ずは、司が自慢気に口火を切るのだった。


「お前等、知ってるか?
 花火の発祥は『中国』だっつー事…。」と…。


其処で、アジア圏に強いあきらが返答するのだった。


「ああ、知ってるよ!
 其の昔、『中国』では『魔除け』として、『花火』っつーよりも、『爆竹』が使用されて
 いたのが『花火』の起源だそうだ。」と…。


更に、其処で、EU諸国で在る ヨーロッパ圏に強い類が言い始めるのだった。


「ふ~ん。
 でも、ヨーロッパでは『花火』という物自体、季節問わず、『お祝い』の為に『花火』が
 打ち上げられるみたいだね。」と…。


また、其処で、総二郎が話しを切り出すのだった。


「けど…よ。
 日本での『花火』に込められた思いは、『鎮魂』らしいな。
 『打ち上げ花火』の始まりは、江戸時代からで、飢餓 や 疫病の流行で亡く成った多数
 の死者達の慰霊 や 悪役退散の為に『水神祭』が催され、『打ち上げ花火』が上げられ
 る様に成ったのが最初らしいぞ!」と…。


そして、またまた、其処で、司が『手持ち花火』についての蘊蓄(うんちく)を話し始めたのだった。


「アメリカでは、『手持ち花火』は違法っつー州も有るんだよ。
 抑々(そもそも)、日本と違って、海外では『手持ち花火』が禁止されている国も有
 る様だ。
 若しくは、許可制の様だな。
 此れだけ、禁止されずに『手持ち花火』が出来るのは、唯一、日本だけの様だな。
 だから、最近では、態々、海外からの旅行者が日本で『手持ち花火』を楽しんでから
 帰ったりするそうだぞ!」と…。


だからだったのだろう。
そんな司からの話しを聞いて居たあきらが口を開いたのだった。


「何か、ビジネスの匂いがプンプンするな。」と…。



だが、そんな風にF4が『花火』についての蘊蓄(うんちく)を話しして居るそんな時だったのだ。


実は、滋の彼氏は、此れ迄、『花火』についての蘊蓄(うんちく)を話して居たF4を感心するかの様に、唯、黙ったまま、聞いて居るだけ…だったのだが…。
漸く、口を開くかの如く、言い始めるのだった。


「皆さんは、やっぱり、凄いんですね。
 『花火』についての話しがこんなに出て来る何て…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時のF4は、そんな風に自身達に言って来た自身達よりも年上の滋の彼氏の方を一斉に振り向き、「へっ??」と、驚愕しつつ、首を傾げて居たのだった。
だが、其処で、類は、飄々と、言って除けるのだった。


「企業経営って、それぞれ、強い地域が有りますよね。
 唯、俺等は、其の強い地域についての蘊蓄(うんちく)を話しして居るだけに過ぎないん
 ですよ。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋の彼氏は、“そう言う事か?”と、思い乍らも、自身よりも年下のF4の『花火』についての蘊蓄(うんちく)の話しを聞く事が出来て感激して居たのだった。



そして、其の後、遊び疲れたのか?
F4&T3&静 と それぞれの子供達 と 滋が、等々、F4 と 滋の彼氏が居る部屋の中に入って来たのだった。


其処で、『手持ち花火』と言うモノを初めて見たで在ろう 滋が、F4&T3&静のそれぞれの子供達よりも感動した様で興奮状態で話しし始めるのだった。
勿論、此の時の滋は、自身の彼氏に言う様に話しを切り出し始めるのだった。


「凄いのよ。
 『線香花火』って…。」と、気に入ったかの様に…。



また、其処で、『線香花火』についての蘊蓄(うんちく)の出番…だったのだ。
先ずは、あきらが口火を切ったのだった。


「『線香花火』って、『花火線香』共、言われてるらしい。
 江戸時代前期の頃には、既に、『線香花火』は作られていたらしいな。
 しかも、『線香花火』は、関西地方で生まれたんだと…よ。」と…。


また、更に、其処で、総二郎が『線香花火』についての蘊蓄(うんちく)を話し始めたのだった。


「『線香花火』の例えの意味って、知ってるか?
 『線香花火』が瞬間的なモノで在る所から転じて…。
 【物事に対して、最初は熱心で華々しい活動をするが、直ぐに勢いが無く成る事】の例え
 に使用されるらしい。
 また、【一時的で、直ぐ、勢いの無く成ってしまう事】の例えにも使用されるらしい
 ぞ。」と…。



だからだったのだろう。
そんな風に、総二郎 と あきらの二人の『線香花火』についての蘊蓄(うんちく)を聞いて居た桜子は、感心したかの様に言い始めるのだった。


「『手持ち花火』も凄かったんですけど…。
 あきらさん と 西門さんの『線香花火』についての蘊蓄(うんちく)も凄いですわね。
 返って、凄過ぎて吃驚しましたわ。
 ねぇ~、優紀さん…。」と…。


其処で、名指しされた優紀は、名前が出たのが自身の夫で在る 総二郎の事…だったので、嬉しそうに返答するのだった。


「ええ、本当に凄いですね。
 皆さん、物知りで…。」と…。



だからだったのだ。
そんな話しを聞いて居た滋の彼氏は、F4の『花火』についての蘊蓄(うんちく)を傍で聞いて居た事も有り、感心し切りで話しするのだった。


「F4の皆さんが凄いんですよ。
 『花火』について、良くご存知で…。
 私は感心して聞いて居た所ですよ。」と、此れ迄、F4の傍で聞いて居た話をしつつ…。


だからだったのかも知れない。
此の日から、T4&静の中でのF4は、「(『花火』について)F4は物知り…何だ。」と、言う事に成ったのだった。



fin

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