ハロウィン【取り戻したい…<総優>】…<F4&T4&静> 番外編
10月31日…ハロウィン
〈此の二次小説『ハロウィン【取り戻したい…<総優>】…<F4&T4&静> 番外編』
は諸事情に寄り、『ハロウィン』で在る『10月31日』から少し遅れての投稿に成って折り
ます事をお詫び申し上げます。〉
【カナダ旅行~GW~『【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静> 番外編』と同じ
年のハロウィン】
F4&T3&静は、それぞれの夫婦の間に息子が産まれて来てからのイベント事が在る度に、良く集まる様に成って居たのだ。
そして、其のF4&T3&静 と それぞれの息子達の集まり場所と言えば、専ら、道明寺邸…だったのだ。
だからだったのだ。
御多分に洩れず、今年の10月31日の『ハロウィン』も毎年のイベント事として、F4&T3&静 と それぞれの息子達は、道明寺邸にて『ハロウィン』を楽しむ事に成って居たのだ。
だが、今年の10月31日の『ハロウィン』は、此れ迄の『ハロウィン』とは違い、(様相が)様変わりして居たのだ。
何故なら…。
10月31日の『ハロウィン』の数日前の此の日に滋が道明寺邸に現れたから…だったのだ。
何故、滋が10月31日の『ハロウィン』の数日前に此の場(道明寺邸)に現れたのか?
其れは実は、無理矢理、滋が桜子から訊き出した事で話しを聞いたから…だったのだ。
少し、此の時の滋は怒り口調で、つくしに言い始めるのだった。
「ちょっと、つくし…聞いたわよ!
如何言う事よ‼
今回の『ハロウィン』もそうだけど…さぁ~。
5月のGWの時も滋ちゃん無しで『カナダ旅行』に行って来たんだって…。
今更だけど、其れは無いんじゃ無い?
例え、皆が話ししてる内容が、私が知らない話で分からなかったとしても、滋ちゃんだっ
て、皆と一緒に『カナダ旅行』に行きたかったわよ‼
で、今回の『ハロウィン』も、滋ちゃんが知らなかったとしたら…。
滋ちゃんは誘われる事も無かった訳よね?
ちょっと…ううん、かなり水臭いんじゃ無いの‼」と…。
其処で、此の時のつくしは、苦笑いの様な顔付きに成り乍らも、滋に話しし始めるのだった。
「実は、5月のGWの時の『カナダ旅行』は、【記憶の上書き】の様な旅行…だったの。
其れに、(英徳)高校の頃に行った旅行の時は、まだ、滋さんと知り合う前…だったか
ら、例え、5月のGWの時に滋さんも私達と一緒に旅行したとしても、きっと、滋さん
は、寂しい思いしなきゃ成らなかったと思うよ。
だから、今回の5月のGWの時の『カナダ旅行』は、滋さんを誘わなかったの。
今では本当に悪かったって、思ってるよ。
滋さん…ごめんね。」と、自身の顔の目の前で拝むポーズを取り乍ら…。
だからだったのだろう。
そんな風につくしから話しを聞く事が出来た滋は、つくしに自身からの要望の話を話しし始めるのだった。
「仕方無いから許して上げる。
でも…さぁ~。
私の言う事…聞いてくれる?」と…。
だからだったのかも知れない。
そんな風に滋から言われてしまった此の時のつくしは、「うん、分かった。」と、滋に返答するしか無かったのだった。
其処で、つくしからそんな返答の言葉を聞いた此の時の滋は、ニヤッとした顔付きに成り乍らも、つくしに言って除けるのだった。
「ねぇ…つくし…。
滋ちゃんさぁ~、F4Jr.達の母の日参観 と 父の日参観にも誘われて居ないのよね。
と言う事は、滋ちゃんは、残念乍ら、イベント事に参加した事が無いという訳なのよ。
今回の『ハロウィン』から、毎年のイベント事は滋ちゃんも誘う事…。
良いわよね…つくしちゃん…。」と…。
だからだったのだろう。
そんな風に滋から言われてしまった事で、更に、つくしから「うん、分かった。」と、滋に返答しなければ成らない状況と成って居たのだった。
云わば…。
此の時のつくしにして視れば、滋からの無言の圧力と言っても過言じゃ無い状況という訳…だったのだ。
なので、F4&T4との間には、【今回の『ハロウィン』から、毎年のイベント事には、必ず、滋も誘う。】という約束事が設けられたのだった。
だからだったのかも知れない。
今後のイベント事について、つくしと約束を取り付ける事に成功した此の時の滋は、先ずは、10月31日の『ハロウィン』当日をF4&T3&静 と それぞれの息子達 と 自身とで楽しむ為に、色々な物を用意するのだった。
【例えば、F4&T3&静のそれぞれの息子達を仮装させる為の衣装として…。
※一つ目は、黒のとんがり帽子に、黒のマントのコスプレ衣装…。
※また、二つ目は、ドラキュラ伯爵のコスプレ衣装…。
※更に三つ目は、『トイ・ストーリー』の『ウッディ・プライド』のコスプレ衣装…。
※そして、四つ目は、『スーパーマリオ』のコスプレ衣装…。】
どれも此れも、滋自身が気に入って、自ら、用意したコスプレ衣装…だったのだ。
実の事を言うと、F4&T3&静へのお礼の意味も込めて、此の時の滋は、子供達のコスプレ衣装を用意し様と考えたのだった。
勿論、滋自身が用意したのは、此れだけでは無かったのだ。
其れは、色々な種類の色取り取りの包装紙に包まれた沢山のお菓子…だったのだ。
此の時の滋は、自分自身に向かって、更に、子供達の可愛らしい声で、「トリック・オア・トリート!」と、言って欲しかったのだ。
そして、滋は、「ハッピーハロウィン!」と、答え乍らも、更に、滋が用意した【カボチャ型のお菓子入れ】に、それぞれ、お菓子を入れて上げたかったのだ。
何故、子供達の親でも無い此の時の滋が、此れだけ用意したのかと云えば…。
実は、滋自身にとって、仲間の子供達では在るのだが、F4&T3&静の子供達の事を甥っ子 や (其の後、産まれて来る)姪っ子の様に思って居たのだ。
其れ故、滋自身、F4&T3&静の子供達の事を可愛がって居る程…だったのだ。
なので、実は、F4&静&タマにとってして視れば、普段の滋を見て居るだけに、つくしから此の件についての話しを聞いた最初の頃は、滋を敬遠して居たF4&静&タマ…だったのだ。
“滋(大河原・滋さん・滋お嬢様)の事だ(だよね・ですわ・ださね)。
きっと、大騒ぎして大変な事に成るぞ(よ・わね・だろうさね)!”と…。
だが、滋自身は歳を取ったと、言う事なのだろうか?
此の年の10月31日の『ハロウィン』当日の滋は、意外とそうでも無かったのだ。
本来なら、滋を敬遠して居た筈のF4&静&タマが驚愕する位、此の日の滋は、F4&T3&静 と それぞれの息子達に対して、普通の大人な対応を取るのだった。
結果的に言えば、今回の10月31日の『ハロウィン』を切っ掛けにF4&静&タマからの滋への信頼度が上がり、滋を見るF4&静&タマの意識も変わって行くのだった。
そして、其れからそんなに日にちが立たない間に、滋にも彼氏が出来たという訳…だったのだ。
PS.
【『手持ち花火【取り戻したい…<総優>】…<F4&T4&静> 番外編』のエピロー
グ】
という訳で、此の年以降の滋も、毎年の様に、F4&T3&静 と それぞれの息子達の集まりには、必ず、誘われる様に成ったのだった。
そして、翌年からは、F4&T3&静 と それぞれの息子達 と 其の下のそれぞれの弟 や 妹達 と 滋とでイベント事を楽しむ様に成るのだった。
そして、更に、其の後は、F4&T3&静 と それぞれの息子達 と 其の下のそれぞれの弟 や 妹達 と 滋との集まりの場に滋の彼氏も加わって楽しむ様に成ったという訳…だったのだ。
fin
<此の二次小説『ハロウィン【取り戻したい…<総優>】…<F4&T4&静> 番外編』
は、短めにて終了致して折ります事をお詫び申し上げます。
了承の程、宜しくお願い致します。>