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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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お片付けの日【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外編②





10月10日…お片付けの日
(【お片付けをする事で、部屋も気落ちも整う】と、言う考えから、『と(10)と(10)の
 う(整う)』との語呂合わせで10月10日を記念日としたもの…だそうです。)



実は、此の時のつくしは、密に、考えて居たのだった。


“先生から良い事聞いたわ。
 10月10日は語呂合わせで、『と(10)と(10)のう(整う)』って成るんだぁ~。
 だからこそ、10月10日は【お片付けをする事で、部屋も気落ちも整う】らしい。
 其れって、私にピッタリな日だよね。
 という訳で、司の要らない物をお片付けしましょう!
 私も、久し振りに『と(10)と(10)のう(整う)』って視たいじゃ無い!”と…。



だからだったのだ。
10月10日の深夜、道明寺邸に帰邸した司は、帰邸して直ぐ、夫婦の寝室で在る 自室に入り、クローゼットの扉を開けて驚愕するのだった。


何故なら…。
夫婦の寝室で在る 自室のクローゼットの中には、司のお気に入りのコレクションが有った筈なのだが、全て無く成って居たのだ。



だからだったのだろう。
此の時の司は、驚愕顔を顔に貼り付かせたまま、自身の妻で在る つくしに訊くのだった。


「クローゼットの中の俺のコレクションは何処に遣った?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしは、飄々とした顔付きのまま、自身の夫で在る 司に報告するのだった。


「唯、クローゼットの中に飾って置くだけなら意味が無いでしょ!
 だから、思い切ってすっぱりと、捨てたわよ。」と…。


だが、実は、つくしが道明寺家の使用人頭で在る タマに相談を持ち掛けた事で、タマの計らいに寄り、タマからの指示を受けた道明寺家の使用人達が別の部屋に片付けて居ただけ…だったのだ。



実の事を言うと、本来の司で在る成らば、こんな勝手な事をした自身の妻で在る つくしに怒る処では有るのだが、此の時の司は、実は、怒る気にも成れなかったのだ。


何故なら…。
此の時の司は、企んで居た事が有ったから…だったのだ。


“まぁ~良っか!
 また、買えば良いし…よ。
 如何せ買い替え様と、考えて居た所だったし…よ。
 つくしを怒らせる寄り、マシだろ。”と…。


だからだったのかも知れない。
意外にも、何も言い返して来ない自身の夫で在る 司に疑問を抱き乍らも、此の時のつくしは、取り敢えず、そんな自身の夫で在る 司を其のままにして置いたのだ。



そして、其の数週間後の事…だったのだ。
驚愕顔を自身の顔に貼り付かせなければ成らなかったのは、つくしの方…だったのだ。


夫婦の寝室で在る 自室に入った後、クローゼットの扉を開けたつくしは、驚愕で何も言えなかったのだ。
否、言葉が出て来なかったのだ。


何故なら…。
漸く、“スッキリした!”と、思って居た夫婦の寝室で在る 自室のクローゼットの中には、有る筈の無い新しく買い替えられた自身の夫で在る 司のコレクションで一杯に成って居たのだ。


本来なら、夫婦の寝室で在る 自室のクローゼットの中身は、『別の部屋』とは言え、10月10日の『お片付けの日』に合わせて片付けた筈…だったのだ。



だが、此の時点に於いてのつくしは、自身の夫で在る 司に諦めたのだ。


“何を言っても無駄…。”と…。



だからだったのだ。
此の年の10月10日の『お片付けの日』のつくしは、『無駄骨折り』だと言えたのだ。


云わば…。
此の年の10月10日の『お片付けの日』のつくしは、【骨折り損のくたびれ儲け】とも言えたのだった。



PS.


此の時のつくしは、“何を言っても無駄…。”と、自身の夫で在る 司に対して思って居たからこそ、更に、考えて居たのだった。


“もう二度と、こんな事はし無い。”と…。



fin



〈此の二次小説『お片付けの日【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外編
 ②』は、『お片付けの日【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外編
 ①』だけでは非常に長く成るので、話の区切りが良い事から、二話に分けて投稿致して折
 ります。
 其の為に、『お片付けの日【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外編
 ②』自体は、非常に短く成って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉

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