tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Once again~再び~  12.





【『Once again~再び~  10.』のエピローグ  〈総二郎 と 優紀の入籍後〉】


〈総優〉


総二郎の誕生日で在る 12月3日に入籍した総二郎 と 優紀は、其の後、一週間経って、総二郎 と 自身達の娘で在る 真紀とのDNA鑑定の判定結果(『父子(おやこ)関係 99.9%以上』)が出た事で、自身達の娘で在る 真紀を総二郎の実子として、西門家の戸籍に入れたのだった。


そして、更に、其の後、総二郎は、自身の父親で在る 西門流 家元からの指示を受けて、優紀 と 自身達の娘で在る 真紀を連れて、西門流の重鎮達の邸に挨拶廻りに時間を割いて居たのだった。



其の後、漸く、西門流の重鎮達の邸への挨拶廻りが終了したのは、総二郎 と 優紀の入籍(12月3日)を済ませてから二週間程が経った頃の事…だったのだ。


実は、西門流の重鎮達への挨拶廻りが終了したという事も在り、総二郎の父親で在る 西門流 家元からの打診に寄って、取り敢えず、西門流のホームページにて、総二郎 と 優紀の入籍について発表されたのだった。



【西門流 次期家元からのご報告


 私は、去る12月3日に入籍しました事を、此処にご報告致します。


 私と入籍しました私のお相手の女性は、嘗て、私が英徳高校時代に私の知り合いを通じて
 知り合った女性で在り、其の当時からお付き合いして居た女性です。


 しかし乍ら、其の当時の私は、此れ迄、報道が有った通り、遊び人で在った事もまた確か
 な事で、私は、其の女性(妻)を傷付けて参りました。


 其れ故、其の当時の私は、其の女性(妻)とは離れる事にしました。


 ですが、其の後、妻は私の娘を産んで育ててくれて居た事が分かりました。


 勿論、妻との入籍後、娘とのDNA鑑定を済ませ、『父子(おやこ)関係 99.9%以上』と 
 の判定結果が出ましたので、娘を実子として、西門家の私の戸籍に入れました事も合わせ
 て、ご報告致します。


 また、私の妻は、一般家庭出身の女性ですので、詳しい詳細は記載出来無い事も了承願い
 ます。


 尚、私の妻の後ろ盾に成って下さって折りますのは、旧 華族出身の三条家の大奥様で在
 る事も合わせてご報告させて頂きます。


                  以上を似って、発表のご報告とさせて頂きます。】



だからだったのかも知れない。
西門流の重鎮達には邸に挨拶廻りに行った際に、勿論の事、了承を得て居た事は確か…だったのだが、其れでも、後々に成って、西門流の重鎮達(特に、其の娘 や 孫娘 や 姪)だけでは無く、嘗て、総二郎との関係が有ったで在ろう女性達からも、優紀だけが色々と傷付く様な言葉を言われて居た事は確か…だったのだ。



【エピローグ】


実は、西門流の重鎮達への報告をする件だけでは無く、西門流のホームページにて、此の様な記載をする事に成ったのは、実は、理由(わけ)が有ったのだ。


というのも、実の事を言うと、其の理由(わけ)とは…。
総二郎 と 優紀が入籍を済ませた事で、総二郎 と 優紀が西門流の重鎮達への挨拶廻りに向かう前に、総二郎の父親で在る 西門流 家元自身が桜子の祖母で在る 三条家の大奥様に相談を入れて居たから…だったのだ。


「総二郎 と 優紀さんの入籍を済ませ、其の後、総二郎 と 真紀とのDNA鑑定も父子
 (おやこ)関係で在る事が立証されました。
 其処で、大奥様にご相談なのですが…。
 (西門流の)重鎮達への報告の際も、此の度の件に関して、『西門流のホームページ』へ
 の記載の際にも、どの様に報告・発表致したら宜しかったでしょうか?」と…。


だからだったのだろう。
総二郎の父親で在る 西門流 家元は、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様から打診を受けるのだった。


「其れでしたら、次期家元 と 優紀さんが高校生の頃寄り、お付き合いが有った事にした
 ら、如何(いかが)かしら?
 其の方が真紀ちゃんの為に宜しいんじゃ無くて…。
 其れと、私(わたくし)が優紀さんの後ろ盾に成る事を公表しても宜しくて…よ。」と…。


実は、此の時の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は打診の内容について、承知して置き乍らも、デフォルメ気味に総二郎の父親で在る 西門流 家元に報告・発表する様に打診するのだった。


そして、其の後の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、そんな風に話しを伝えると共に、総二郎の父親で在る 西門流 家元に、上記の『西門流のホームページ』の件と同じ内容の話しを合わせて打診したという訳…だったのだ。



だからだったのだ。
先ずは、理由を付け加え乍らも、総二郎の父親で在る 西門流 家元は、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様から打診が有った話しの内容について、自身の息子で在る 総二郎に伝えて置くのだった。


そして、其の後は、更に、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様から打診が有った話しの内容(上記の『西門流のホームページ』)について、自身の息子で在る 総二郎に伝えて置いたのだった。


「(三条家の)大奥様から話しが在った。
 既に、優紀さんとの入籍を済ませた訳だし、其れに、真紀とのDNA鑑定も済ませ、真紀と
 の父子(おやこ)関係で在る事も立証されたのだから、優紀さん と 真紀を一緒に連れ
 て西門流の重鎮達の邸に出向き、挨拶廻りを行って(おこなって)来きなさい。
 其れと…。」と、付け加え乍ら…。



勿論、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様からの『前振り』と打診が在ったにせよ。
此の時の総二郎は、自身の父親で在る 西門流 家元からのそんな話しを聞いて居て、“俺は良いけど、西門流的には其れで良いのか?”と、思い乍らも、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様からの話しの内容に驚愕顔を顔に貼り付かせたまま…だったのだ。


という訳で、勿論、其の後、そんな話しが桜子の祖母で在る 三条家の大奥様から出て居る事を総二郎の父親で在る 西門流 家元は、自身の息子で在る 総二郎の前で、其の総二郎の妻と成った 優紀にも伝えて置いたという訳…だったのだ。


勿論、自身の舅と成った 西門流 家元からそんな話しを聞いた此の時の優紀自身も開いた口が塞がらない状況と成って居たのは事実…だったのだ。



【総二郎 と あきらの会話】


そんな頃の事…だったのだ。
総二郎は、あきらからの連絡を受けて居たのだった。
勿論のビデオ通話にて…。


「総二郎君よ!
 俺等には、直接、報告無しかよ‼
 総二郎は、西門流のホームページで報告したつもりかも知んねぇけど…よ。
 類が怒ってたぞ‼
 “久々に、西門流のホームページを見て、吃驚したよ!
  総二郎が入籍したって、どう言う事…⁉
  何で、俺達には何の報告も無いの‼”って…な。
 だから、俺から類に言って置いたわ。
 “総二郎の相手は知ってるって言えば、知ってるけど…な。
  俺も総二郎から詳しい話しを聞いてねぇ!”って…な。
 で、総二郎が入籍した相手は、優紀ちゃんで良いんだよな⁉」と…。


だからだったのだろう。
“ヤバい!
 あいつ等の事…すっかり、忘れちまってた。”と、自身の忘れ振りを後悔して居た此の時の総二郎は事態を重く視た事で、言い訳がましい言葉を口にし始めるのだった。


「ああ、優紀だよ!
 けど…な。
 優紀と入籍した後直ぐ、親父の指示で、うち(西門流)の重鎮達の邸に出向いて、挨拶廻
 りやら何やらで、此の二週間、忙しかったんだよ
 漸く、落ち着きそうだから…よ。
 また、ちゃんと、報告するから…よ。
 ちょっと、待っててくれねぇか?」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、総二郎にこう言うしか無かったのだった。


「分かった。
 類には上手く言って置いて遣るよ!
 で、総二郎の入籍日は何時(いつ)…何だよ⁉」と…。


其処で、其れさえも、まだ報告して居なかった事に総二郎は、更に、後悔するのだった。


“そうかぁ~⁉
 其れさえも、まだ報告して居なかったのか?
 そりゃあ、仲間として怒るわな!”と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、そう思えたからこそ、正直にあきらに報告するのだった。


「俺の誕生日の12月3日!」と…。


其処で、総二郎からそんな風に聞いた此の時のあきらは、密かに、思うのだった。


“総二郎って、ロマティックな考え方の持ち主…だったか⁉”と…。


だからこそ、此の時のあきらは、総二郎に訊けた言葉…だったのだろう。


「総二郎の誕生日が優紀ちゃんとの入籍日ってか⁉
 お前、何時(いつ)の間に、そんなロマティックな男に成ってたんだよ!」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎は、“はぁ~??”と、自身の心の中で悪態を吐き(つき)乍らも、言って除けるのだった。


「仕方がねぇだろ‼
 俺がお袋から呼ばれて、優紀と再会出来たのが、其の日…だったんだから…よ。」と…。


其処で、此の時のあきらは、照れ乍らも、自身にそう言って来た総二郎を画面越しで見乍らも、呆れた様な顔をしつつ、言ってしまうのだった。


「で、優紀ちゃんと再会出来た其の日のうちに入籍したってか⁉
 幾ら、総二郎の誕生日だったとは言え、気が早過ぎるんじゃねぇの?
 で、優紀ちゃんと英徳高校時代から付き合ってたって、本当の話じゃねぇだろ?
 しかも、何時(いつ)の間に、ガキ迄作ってたんだよ‼
 其れこそ、類も吃驚してたっつーの‼」と…。


実は、此の時のあきらは、そんな総二郎を茶化すかの様に訊いて居たのだった。


だからだったのかも知れない。
此の時の総二郎は、そんな風に茶化し乍らも、自身に訊いて来たあきらに、先ずは、悪態を吐く(つく)事を忘れて居なかったのだ。


「うっせぇよ、あきら‼
 娘は本当の事だけど…な。
 英徳高校時代に優紀と付き合ってたというのはデフォルメだよ、デフォルメ‼
 桜子の祖母さんがそう言えって、親父に言って来たんだよ。
 だから、そうした迄…だ‼
 其れに、如何遣って、親父 や お袋 と 優紀が知り合いに成ったのか?
 俺でも詳しくは、まだ、知らねぇんだよ!
 忙し過ぎて、ちゃんと、優紀から話しが聞けてねぇんだわ。
 今だったら、俺よりも桜子の方が詳しいと思うから、早く知りたかったら桜子に訊けば良
 いんじゃねぇの‼」と…。


そして、そんな風に言い返して来た総二郎は放って置いて、此の時のあきらは、そんな総二郎に駄目出しするのだった。


「まぁ~、詳しい内容は、後で桜子から聞くとして、総二郎 と 優紀ちゃんからも、後
 で、ちゃんと、話しを聞くから…な。
 という訳で、俺からの話しは以上だ!
 逃げんなよ、次期家元!
 優紀ちゃんにも、宜しく伝えて置いてくれ!」と…。



だからだったのだろう。
其の後、あきらとのビデオ通話を切った後の総二郎は、あきらから言われた話しを優紀に伝えて置いたのだ。


だが、総二郎からそんな話しを聞いた時の優紀自身、驚愕顔を顔に貼り付かせたままの状態…だった事は言う迄も無かったのだった。



そして、其の後、総二郎とのビデオ通話を切った後のあきらは、総二郎から話しを聞いた通り桜子からも話しを聞き、其の後、あきらが総二郎から聞いた話し と 桜子から聞いた話しを類にも話しして聞かせて居たという訳…だったのだ。



という訳で、其の後、総二郎 と 優紀の全ての話の内容が類 と あきらに知られる事と成ったのだった。



PS.


総二郎 と 優紀の娘で在る 真紀は、自身の両親で在る 総二郎 と 優紀のお供で西門流の重鎮達の邸に挨拶廻りに行って居る間、幼稚舎をお休みして居たのだ。


何故なら…。
何れにしても、此れ迄、総二郎 と 優紀の娘で在る 真紀が通って居た幼稚舎を、真紀自身、辞めなくては成らないから…だったのだ。


其の為に、取り敢えず、総二郎は、自身の父親で在る 西門流 家元からの命を受けて、此れ迄、自身達の娘で在る 真紀が通って居た幼稚舎を年内は休ませる事としたのだった。



〈『Once again~再び~  12.』は、此の後、場面が変わる為に短目にて、終了して折り 
 ます事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉

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