tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Once again~再び~  28.





12月31日…大晦日
1月1日…正月



〈此の二次小説『Once again~再び~  28.』は、【年末年始】のお話しと成って折りま
 すが、【年末年始】で在る『12月31日』の『大晦日』と『1月1日』の『正月』よりも、
 かなり遅れての投稿と成って折ります。
 此方サイドの勝手な都合では有りますが、了承の程、宜しくお願い致します。〉



【年末年始①】


〈つかつく〉


実は、12月28日につくしとの入籍の手続を済ませた後の司は、“入籍発表について、如何するべきか?”と、悩んで居たのだった。


何故なら…。
例え、【西門流のホームページ】上で在ったとしても、12月3日に総二郎 と 優紀の入籍が執り行われた事を『西門家』から発表が為されたのだ。


だからだったのだ。
総二郎から話しを聞いて其の事を知った此の時の司としても、12月28日につくしとの入籍を済ませた後直ぐにでも【入籍発表】を済ませて置きたかったのだ。


だからこそ、12月28日につくしとの入籍の手続を済ませた後の司は、“入籍発表について、如何するべきか?”と、悩んで居たという訳…だったのだ。



其処で、此の時の司は、自身の妻と成った つくしと、自身 と つくしの娘で在る 柚の誕生日の12月28日(日本時間)に合わせて、態々、日本に帰国して帰って居た自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の自室に向かうのだった。


何故なら…。
【入籍発表】について、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に相談して置きたかったからなのだ。


そして、此の時の司は、自身の妻と成った つくしとの入籍を済ませた事についても合わせて、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に報告して置きたかったのだ。


「つくしとの入籍を済ませて来た。
 了承してくれて、サンキューな!」と、優しい顔付きのままで…。


実は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、司のNY時代だけでは無く、此れ迄にも、嘗て、自身の息子で在る 司からそんな風に優しい顔付きのままでお礼の言葉を言われた事が無かったのだ。
だが、もしかすると、幼少期の頃の司からそんな風にお礼の言葉を言われた事が在ったのかも知れないのだが、勿論、自身の記憶の中だけ…と言う事は言う迄も無いのだが…。


だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の顔付きは、呆気に取られた様な顔付きに成って居たのだった。
勿論、返答の言葉も為されないままに…。



だからだったのだ。
此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの返答の言葉が無いと言う事も有り、其のまま、話しを続けるのだった。


「で、相談…何だけど…な。
 総二郎の所は、【西門流のホームページ】で入籍発表を済ませたらしい。
 で、“うち(道明寺家)も、年内の内に【道明寺HDのホームページ】上で入籍発表を済ま
 せて置きてぇ!”と、考えてる。
 けど、其れには、うち(道明寺HD)の会長・社長で在る 親父 と お袋の了承を得な
 ければいけねぇだろ⁉
 だから…よ。
 一応、相談し様と思って…な。」と…。


其処で、“何を言い出すのか?”と、身構えて居た此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の顔付きは、違う意味で、更に、呆気に取られた様な顔付きに成って居たのだった。


「貴方の言い分は、良く分かったわ。
 でも、つくしさんにも相談したのかしら?
 勿論、私(わたくし)は、司 と つくしさんとの入籍については了承したわ。
 其れに関しては、お父様も相違ないそうよ!
 ですが、新年早々には道明寺HD主催の新春パーティーを執り行う予定です。
 そして、其れに合わせて、お父様も此方(日本)に帰国為さいます。
 ですから、【入籍発表】自体、其の時でも宜しいのでは無くて⁉
 お父様は、其のおつもりの様よ。
 其の為に、お父様は帰国為さるのだから…。」と…。



だが、此の時の司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな言い分を聞いて居て、独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“西田に言って、うち(道明寺HD)のホームページに掲載させ様と考えてたのに…よ。
 何だよ!
 待った掛けんじゃねぇぞ‼”と…。



其れでも、実は、此の時の司は、「でも、つくしさんにも相談したのかしら?」と、言う自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな問いの言葉が気に成った事で、自分自身の考えをつくしにも話しして置くのだった。


だが、つくし自身、実の事を言うと、自身の姑と成った 道明寺HD 社長 道明寺楓の意見と同じ意見…だったのだ。


何故なら…。
元々、つくし自身、壇上に上がる事には抵抗が在るのだ。
例え、入籍発表をしたとしても、名前を伏せた状態で在る成らば、“態々、私が壇上に上がらなくても良い。”と、考えて居たから…だったのだ。


だからだったのだ。
自身の夫と成った 司からそんな話しを聞いた此の時のつくしの顔付きは、唯、言葉は無く顔を顰める(しかめる)だけの状態…だったのだ。



其処で、此の時の司は、自身の妻と成った つくしのそんな顔付きを見た事で、悪態を吐き(つき)始めるのだった。


「何だよ!
 今のつくしの顔付きは、不服そうだな。
 俺に何か言いてぇ事が在るなら、今此処ではっきりと言え‼」と…。


だからだったのかも知れない。
そんな風に言われてしまった此の時のつくしは、“其れじゃあ!”と、でも言いた気に話しし始めるのだった。


「お義母様の仰る通りよ!
 何も、年末に、態々、【道明寺HDのホームページ】上で入籍発表する必要無いでしょ!
 道明寺HDの社員さん達だって、折角の年末年始に、【道明寺HDのホームページ】上で、 
 副社長の入籍発表されても困るだけでしょ!
 其れに、道明寺HDの社員さん達にとって、正月明けに出社してから、“(自社の)副社長
 の入籍発表について知りませんでした。”って、訳にはいかないのよ。
 何も慌てて、年末に【道明寺HDのホームページ】上で入籍発表する必要は無いと思うけ
 ど…。
 其れに、芸能界だって…さ。
 新年明けてから、『結婚報告』…みたい事、良く在るでしょ!
 其れと、同じだよ‼」と…。



だからだったのだろう。
そんな風に自身の妻と成った つくしから言われてしまった此の時の司は、ニヤッと、笑った後に話しし始めるのだった。


「だったら、其れでも、俺は構わねぇぞ(笑)‼
 だが…な。
 うち(道明寺HD)の新春パーティーで、俺 と お前の入籍発表する際は、俺だけじゃ
 無くて、お前も壇上に上がれよ‼
 其れで良いなら、俺の方が譲歩して遣るよ。」と…。


其処で、此の時のつくし自身、狼狽え始めるのだった。


何故なら…。
自身の夫と成った 司のそんな考えを聞いてしまった此の時のつくしは、自身の考えて居た事からとんでもない方向に向かって居る事を悟ったから…だったのだ。


「へっ??
 否ぁ~、其れは、困るでしょ!
 壇上に上がるのは、あんただけで良いでしょ‼
 だって…さ。
 壇上に上がるのは、あんたの様に華が在る人間じゃ無いと…さぁ~。
 私は地味だし、華は無いし…ね。
 私が壇上に上がっても、出席者の皆様から良い顔されないと思うよ。
 だから…さ。
 私 と 柚は皆と一緒に見てるよ、ネッ‼」と…。



だからだったのかも知れない。
そんな風に言い訳がましい言葉を言って来る自身の妻と成った つくしに対して、不愉快極まりないと言いた気に、つくしの顔付きを見詰めるのだった。


其処で、此の時のつくしは、そんな風に、唯、自身を見詰めて来るだけで、何も言おうとし無い自身の夫と成った 司に対して、焦るかの如く、悪態を吐き(つき)始めるのだった。


「何よ…幾らあんただって知ってるでしょ!
 私がパーティー嫌いな事を…。
 だから、絶対に壇上には上がらないから…ね。
 其れが嫌なら、パーティー自体…私は出席し無い。
 柚と一緒に、(道明寺)邸で待ってるわよ‼」と…。


だからだったのだろう。
元々、つくし自身、言い出したら言う事を利かない頑固な処が在る事を知って居る此の時の司は、自身の顔に困惑顔を貼り付かせて居たのだった。



と言う訳で、此の時の司は、結局の処、つくしの頑固さに負けたと言うべきか?
そんなつくしに折れたという訳…だったのだ。


「分かった。
 仕方ねぇから、俺が折れて遣るよ!
 だから、柚と一緒にパーティーに出席しろよ‼」と…。


勿論、此の時の司は、態とらしく『』を強調させて言って居たのだった。


そして、此の時の司の顔付きと言えば、実は、つくしに折れて居る様な事を言っては居るのだが、如何にも、納得して居なさそうに不服そうな顔付き…だった事は言う迄も無かったのだった。



と言う訳で、其の年の始まりで在る 司の年始は、自身の妻と成った つくしと、自身 と つくしの娘で在る 柚を伴って一緒に出席した道明寺HD主催の新春パーティーから始まったのだった。




〈此の二次小説『Once again~再び~  28.』は、切りが良い事も有り、短めにて終了し
 て折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉

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