tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Once again~再び~  30.





【年末年始③】


〈つかつく〉・〈総優〉


実は、道明寺HD主催の新春パーティーの此の場の中に居る者に、つくし と 優紀の事を羨ましく思って見て居たのは、何も淑女達だけでは無かったのだ。


そうなのだった。
其れは、娘 や 孫娘 や 姪っ子を持つ企業経営者達…だったのだ。


云わば…。
何れ、F4の中の誰かの下に嫁がせたかった娘 や 孫娘 や 姪っ子を持つ企業経営者達は、此の状況に、一同、ショックを隠せないで居たのだった。


だからだったのだろう。
何れ、F4の中の誰かの下に嫁がせたかった娘 や 孫娘 や 姪っ子を持つ企業経営者達は、つくし と 優紀の事を調べる様に自身達の秘書に伝えて居た程…だったのだ。


何故なら…。
勿論、在る訳無いのだが、もしも、つくし と 優紀の中に『裏の顔』が在るとする成らば、F4の両親達に告げ口をするつもりで居たから…だったのだ。



だが、男女問わず、F4&つくしと同世代の英徳学園出身者の中には、F4にとって、つくしが如何言う存在で在るのかを知って居る者が多く、疑う余地が無い事は言う迄も無いのだ。


唯、F4&つくしと同世代の英徳学園出身者の中の淑女達にとってすれば、今だに、つくしがF4の周りをウロチョロして居る事は、鬱陶しい事此の上無い訳で、例え、“何故、今だに、あの女(つくし)なの?”と、独り言ちて(ひとりごちて)居たとしても、何等不思議な話では無かったのだ。


だからだったのかも知れない。
F4&つくしと同世代の英徳学園出身者の中の淑女達は、隙在らば、つくしの立場を引き摺り降ろしてでも、“F4の皆様とお近付きに成りたい!”と、考えたとしても、何等不思議な話では無かったのだ。


其れ位、F4&つくしと同世代の英徳学園出身者の中の淑女達は、今だに、F4の傍に居る事が許されて居るつくしに嫉妬して居たという訳…だったのだ。



また、其れだけでは無かったのだ。


何故なら…。
F4のメンバーで在る 総二郎の傍には、F4&つくしと同世代の英徳学園出身者の中でも、此れ迄に、一切、見掛けた事の無い女性(優紀)が存在して居たのだ。


勿論、“あの女(優紀)は誰なの?”と、自分自身の首を捻りたく成って居たとしても、何等不思議な話では無かったのだ。


何故なら…。
F4&つくしと同世代の英徳学園出身者にとってすれば、此れ迄、自分達の前に登場した事の無い女性(優紀)で在った事は確かな話…だったのだから…。


唯、F4&つくしと同世代の英徳学園出身者の中で、唯一、優紀の存在を知って居る者が居たとする成らば、其れは、総二郎 と あきらから誘われた事で其の当時のつくし と 優紀が冬休み中に行ったカナダ旅行に、F4&つくし&優紀に断りなく、話しを聞き付けて勝手に付いて来た其の当時の英徳高校にて『リリーズ』と名乗って居たリーダーの浅井百合子 と 鮎原えりか と 山野美奈子…位なモノだろう。



だが、現在の優紀は三条家でお世話に成って居たからなのか?
将又(はたまた)、茶道を嗜んで居るからなのか?
何方にしても、現在の優紀は、其の当時の高校生の頃とは違い、【上品で在り、優美で在り、綺麗で、(其の名の通り)優雅な身の熟しが出来、礼儀正しい身の熟しが出来る洗練された大人な女性】に変貌して居たのだ。


だからだったのかも知れない。
例え、F4&つくし&優紀に断りなく、話しを聞き付けて勝手に付いて来た其の当時の英徳高校にて『リリーズ』と名乗って居たリーダーの浅井百合子 と 鮎原えりか と 山野美奈子だったとしても、『あの優紀』だと気が付いて居なかった事は、何等不思議な話では無かったのだ。



そして、其の後、司は、自身の妻と成った つくしと、自身 と つくしの娘で在る 柚を伴って一緒に挨拶廻りを始めたのだ。


実は、其の事に関しても、つくしは、自身の夫と成った 司に『NO』を突き付けて居たのだ。


だが、其の『NO』を却下したのは、他でも無い司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓…だったのだ。


だからだったのだ。
“仕方が無い。”と、独り言ちて(ひとりごちて)居たつくしは、司と一緒に挨拶廻りを始めて居たのだった。


しかし、此の挨拶廻りは、実は、道明寺HDにとっての主要な企業だけで、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓も伴った挨拶廻り…だったのだ。


其れは、何故かと言うと、全てはつくしの為で在り、将来の司 と つくしの娘で在る 柚の為でも在ったのだ。



そして、そんな所に、道明寺HD主催の新春パーティーの出席者で在る 桜子の祖母で在る 三条家の大奥様と、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人が道明寺家の面々の前に現れたのだ。


其れはまるで、三条家 と 道明寺家 と 大河原家の親密さをアピールするモノ…だったのだ。


しかも、其れだけでは無かったのだ。
其の三条家 と 道明寺家 と 大河原家の親密さをアピールする談笑(=会話)は、全てがつくしの為で在り、将来の司 と つくしの娘で在る 柚の為でも在ったのだ。


其れが証拠に、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様と、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人が話す会話にはつくしに対しても、司 と つくしの娘で在る 柚に対しても、嫌みなモノでは無く、寧ろ、つくしと、司 と つくしの娘で在る 柚を大切にして居る事が伺える様な話し振りだと言えたのだ。


先ずは、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様からは…。


「私(わたくし)は、つくしさんの事を孫の様に思って居るし、柚ちゃんの事をひ孫の様に
 思って居るわ。
 ですから、私(わたくし)は、つくしさんの後ろ盾に成るわ。
 と言う事ですから、此れからは此れ迄以上に、司さんはつくしさん と 柚ちゃんの事を
 大切にする事を約束して頂戴ね!」と…。


其処で、司が返答の言葉を言う前に、滋の父親で在る 大河原社長が話しし始めるのだった。


「そうだよ、司君!
 つくしさんは、此れ迄、立派な企業経営者にするべく滋の事を支えてくれた。
 だからこそ、私達夫婦は、つくしさんの後ろ盾に成るつもりだよ!
 其処で、私達夫婦からも司君にお願いが在る。
 此れからは此れ迄以上に、司君はつくしさん と 柚ちゃんの事を大切にする事を、私達
 に誓って欲しい!」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、真剣な顔付きで、真剣な表情と成り、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様と、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に誓うのだった。


「承知致して折ります。
 私は、此れからも此れ迄以上に、妻のつくし と 娘の柚を大切にする事を此処に誓いま 
 す。」と…。


勿論、そんな自身達の息子で在る 司の真剣な顔付き と 真剣な表情での誓いの言葉を聞いて誇りに思う道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓…だったのだ。



そして、総二郎もまた、自身の妻と成った 優紀と、自身 と 優紀の娘で在る 真紀を伴って一緒に挨拶廻りを始めたのだった。


勿論、其の挨拶廻りには、総二郎の両親で在る 西門流 家元 と 家元夫人が一緒に同行するかの如く、挨拶廻りを始めて居た事は事実…だったのだ。



しかも、其れだけでは無かったのだ。
道明寺家と同様に、暫くしてから、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様と、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人が話し加わるかの如く、其の場に現れたのだった。


其れはまるで、素早い行動で在り、三条家 と 西門家 と 大河原家の親密さをアピールするモノ…だったのだ。


先ずは、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様からは…。


「私(わたくし)は、優紀さんの事を孫の様に思って居るし、真紀ちゃんの事をひ孫の様に
 思って居るわ。
 ですから、私(わたくし)は、此れからも優紀さんの後ろ盾に成るつもりよ。
 と言う事ですから、此れからは此れ迄以上に、次期家元は優紀さん と 真紀ちゃんの事
 を大切にする事を約束して頂戴ね!」と…。


其処で、総二郎が返答の言葉を言う前に、滋の父親で在る 大河原社長が話しし始めるのだった。


「そうだよ、総二郎君!
 優紀さんは、此れ迄、滋の事を友人として、陰から支えてくれた。
 だからこそ、私達夫婦は、優紀さんの後ろ盾に成るつもりだよ!
 其処で、私達夫婦からも総二郎君にお願いが在る。
 此れからは此れ迄以上に、総二郎君は優紀さん と 真紀ちゃんの事を大切にする事を、
 私達に誓って欲しい!」と…。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、司と同様に、真剣な顔付きで、真剣な表情と成り、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様と、滋の両親で在る 大河原社長 と 大河原夫人に誓うのだった。


「承知致して折ります。
 私は、此れからも此れ迄以上に、妻の優紀 と 娘の真紀を大切にする事を此処に誓いま 
 す。」と…。


勿論の事、此の時の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様 と 滋の父親で在る 大河原社長が西門家に話しした内容 と 其の話し振りは、分け隔て無く、道明寺家に話しした内容と同じ様な内容の話し…だったのだ。



そして、更に、其の後の道明寺HD主催の新春パーティーは、宴も酣(えんもたけなわ)と言う事で、壇上には、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 司本人が上がったのだった。


勿論、つくしとの約束通り、つくしと、司 と つくしの娘で在る 柚は、壇上に上がる事は無かったのだ。


だが、其れでも、司は、自身の妻と成った つくしと、自身 と つくしの娘で在る 柚の事を話しした事は言う迄も無かったのだ。


しかも、名前の公表をし無いと言う事がつくしとの約束事でも在ったので、此の時の司は、つくしの事を『道明寺夫人』として紹介したのだった。
此れには、つくし自身、驚愕…だった事は言う迄も無かったのだが…。



そして、実は、三条家 と 道明寺家 と 大河原家の親密さをアピールした談笑(=会話)や 三条家 と 西門家 と 大河原家の親密さをアピールした談笑(=会話)を、密かに、聞いて居た者達が居たのだった。


其れは、そんな談笑(=会話)を陰から耳を澄ませて聞いて居た何れ、F4の中の誰かの下に嫁がせたかった娘 や 孫娘 や 姪っ子を持つ企業経営者達は、そんな話しの内容を聞いた事で、其の後、苦渋の決断を強いられる事と成るのだった。


唯、例え、F4の中から司 と 総二郎が結婚したとしても、其の後、“F4には、まだ、花沢物産の後継者 と 美作商事の後継者が残って居る。”と、悟られた事は言う迄も無かったのだった。



PS.


実は、司 と つくしの娘で在る 柚は、道明寺HD主催の新春パーティーの場で、初めて、自身の祖父で在る 道明寺HD 会長 道明寺保と会ったのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司 と つくしの娘で在る 柚は、そんな自身の祖父で在る 道明寺HD 会長 道明寺保から抱き上げられた時に、思わず、言ってしまったのだ。


「おじい(祖父)ちゃんも、パパとおなじ(同じ)だね!」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保は、自身の孫娘で在る 柚からそんな風に言われてしまって、“何が同じ…何だ⁉”と、首を捻りたく成る位…だったのだが、苦笑いするしか無かったのだった。



実は、此の時の司 と つくしの娘で在る 柚が自身の祖父で在る 道明寺HD 会長 道明寺保に言いたかった言葉は、「パパとおなじ(同じ)でせ(背)がたかい(高い)んだね!」と、言いたかっただけ…なのだ。


勿論、此の事は、其の後、つくしを通じて、自身の妻で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から聞いて居た道明寺HD 会長 道明寺保…だった事は言う迄も無かったのだった。



〈此の二次小説『Once again~再び~  30.』の中に出て来る文面には、現代に於い 
 て、相応しくない文章が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉

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