tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Once again~再び~  33.





1月31日…司君のBirthday



〈此の二次小説『Once again~再び~  33.』は、此方サイドの勝手な都合に寄り、『司
 君のBirthday』で在る『1月31日』よりも、少し、遅れての投稿と成って折ります事をお
 詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉



〈つかつく〉


【司 と つくしの結婚式】


実は、入籍は、『つくしのBirthday』で在る『12月28日』に済ませて居たのだが、結婚式は、まだ、執り行われて居なかったのだ。


其処で、司は、思い至った事が有り、自身の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓に直談判するのだった。


「入籍はつくしの誕生日に済ませた。
 だからこそ、俺 と つくしの結婚式は、俺の誕生日で在る『1月31日』にし様と思う。
 了承してくれねぇか?」と…。


勿論、そんな話しを自身達の息子で在る 司の口から聞かされた此の時点に於いての司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓にとってすれば、『無謀』と言っても過言じゃ無い状況と言えたのだ。


其れ故に、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓からして視れば、そう易々と、自身達の息子で在る 司の意見に賛成出来無い状態…だったのだ。


何故なら…。
実の事を言うと、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓が自身達の息子で在る 司からそんな話しを聞いた時期は、其の年の新年早々の事…だったのだ。


だからこそ、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓が自身達の息子で在る 司からそんな話しを聞いた時点で、もしも、躊躇して居たとしても、何等不思議な話でも無かったのだ。


勿論、此の時点に於いての司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身達の息子で在る 司に問うて視たのだった。
口を開いたのは、やっぱりの司の父親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保…だったのだが…。


「来年のお前の誕生日では無く、“今年の…。”と、言う事か?」と…。



実は、此の時の司の頭の中では、“そう訊いて来るだろう。”と、予測して居たのだ。
だからこそ、此の時の司からの返答の言葉は決まって居たと言えるのだった。


「ああ、勿論、“来年の…。”と、言う話じゃねぇよ!
 今年の『俺の誕生日』っつー意味だ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身達の息子で在る 司からのそんな話し振りに驚愕するしか無かったのだった。



だが、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓は、自身達の息子で在る『司』という男は、自分自身の言い分を通す為に言い出したら、一歩も引こうとし無い事を知って居るので、“仕方が無いだろう。”と、了承する事にしたのだった。


「承知した。」と…。


だからだったのだろう。
『道明寺家』の威厳を賭けてでも、急ピッチで、『司 と つくしの結婚式』を執り行う事と成ったのだ。
そして、式場は、勿論の『東京メープル』と言う事と成ったのだった。



だが、そんな話しを聞いたつくしは、勿論、驚愕顔に成って居たのだ。


何故なら…。
此の時のつくしは、独り思うのだった。


“入籍は済ませたのだから、何もそんなに慌てて、今年の司の誕生日に挙げなくても良いの
 に…。”と…。


というのも、司との入籍を済ませた後のつくしは、“本当に、私達の結婚式は挙げられるのだろうか?”と、不安に思って居た経緯が有った事から、司からの話しを聞いて、結婚式が執り行われる事を知り、実は、嬉しく思い、ホッとして居たのだった。


だが、実の事を言うと、密かに、そんな風に思って居たつくし…だったとしても、“もし、私達の結婚式を挙げられたとしても、早くても来年の司の誕生日だろう。”と、考えて居たのだった。



実は、つくしは、司と一緒に入籍を済ませた後に、リムジンに乗車して直ぐ、司から聞いて居た事が有ったのだ。


「入籍については『つくしのBirthday』で仕方ねぇが、結婚式は俺の誕生日に執り行うつも
 りだから、どんな式にしてぇか、つくしも考えて置けよ!
 つくしにも『夢』っつーモンが有んだろ⁉」と…。


だからだったのだろう。
此の時点に於いてのつくしは、“入籍は済ませたのだから、何もそんなに慌てて、今年の司の誕生日に挙げなくても良いのに…。”と、独り思って居たのかも知れない。


実は、何故、つくしが独りそう思って居たのか?
其れは、司がそんな風に言ってしまったせいで、東京メープル内では、急ピッチで、『司 と つくしの結婚式』の準備が為されて居たのだった。



そして、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からそんな話しを聞いた此の時点に於いての椿は、自身の義妹と成った つくしの誕生日で在る『12月28日』に、司 と つくしが入籍した事を知り乍らも、新年早々、日本に帰国出来無かった事も有り、慌てて、日本に帰国して帰って来たのだ。


というのも、何故、司の姉で在る 椿が、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からそんな話しを聞いたからと言って、慌てて、日本に帰国して帰って来たのかというと…実は、其れには理由(わけ)が有ったのだ。


実の事を言うと、此れ迄、椿には、ずーっと、自身の心の中に秘めた意志が有ったのだ。
其れは、つくしを自分自身の妹にする事…だったのだ。


其の此れ迄、椿自身、ずーっと、自身の心の中に秘めた意志が、漸く、実る時が来たのだ。
其れこそ、此の時点に於いての椿にとってすれば、じっとして居られない状況…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時点に於いての椿は、慌てて、日本に帰国して帰って来たという訳…だったのだ。



其れに、実は、将来、司が結婚した事に寄り、自身の義妹が出来た際、椿には遣りたい事が有ったのだ。


其れは、何かと言えば…。
自身の義妹が出来た際に、ウェディングドレス と カクテルドレス(=カラードレス)を一緒に選びに行くと言う事…だったのだ。


実の事を言えば、自身の義妹と成ったのが『つくし』だというの成らば、申し分無い話で、自身のそんな『夢』は、既に、願ったり叶ったりと言う訳で、叶ったも当然と言えたのだ。
勿論、此の時点に於いて迄は…。


何故なら…。
其れを阻止し様とする者が現れたのだ。
其れは、当然の事乍ら、自身の弟で在る『司』…だったのだ。



というのも、司自身、つくしと入籍を済ませた時点で、東京メープル内に在る ブライダルサロンのスタッフに、密かに、自身が伝えたデザインを元に、つくしのウェディングドレス と カクテルドレス(=カラードレス)を、急ピッチで、作らせるつもりで居たのだ。
だからこそ、此の年の仕事始めから、密かに、其のプロジェクトは遂行されて居たのだった。


なのに…だ。
其れに、待ったを掛けて来る人物が現れたのだ。
其れが自身の姉で在る『椿』…だったのだ。


「だったら、私 と 司がそれぞれ仕立てたウェディングドレス と カクテルドレス(=
 カラードレス)をつくしちゃんに選んでもらうというのは如何(いかが)かしら?」と…。


実は、此の時の司の姉で在る 椿からの自身の弟で在る 司へのそんな態度は、其れはまるで、挑戦的な位…だったのだ。



勿論、自身の姉で在る 椿からそんな風に挑発的な態度を取られてしまった此の時の司にとってすれば、“つくしの夫で在る此の俺が負ける訳がねぇ‼”と、思って居る程…だったのだ。


だからだったのだろう。
もしも、そんな自身の姉で在る 椿に返答出来る言葉が在るとする成らば、返答の言葉はこう言うしか無かったのだった。


「ああ、望む処だ‼」と…。



だが、此の時点に於いての司は、そんな風に思い、尚且つ、自身の姉で在る 椿にそう返答したにも関わらず、密かに、敗北感で一杯…だったのだ。


何故なら…。
司自身、気が付いて居なかったのだが、自分自身同様に、自身の姉で在る 椿という人物は、当然の事乍ら、言い出したら誰の意見も聞かない所が有ったのだ。


其れ故に、此の時点に於いての司にとっては、そんな自身の姉で在る 椿に対して、敗北感で一杯…だったという訳…だったのだ。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、折り合いを付けるという訳では無かったのだが、自身の義姉と成った 椿 と 自身の夫と成った 司との間(あいだ)を取ったかの如く、自身の言い分をそんな二人に伝えるのだった。


「挙式で着用するウェディングドレスは椿お姉様にデザインして頂いたウェディングドレス
 で、披露宴で着用するカクテルドレス(=カラードレス)は司のでお願い出来ますか?」と…。



そして、其の後、此の時のつくしは、司にだけ、【何故、そう言う風に選んだのか?】と言う理由(わけ)を話しして置くのだった。


何故なら…。
此の時のつくしは、“司が後で不貞腐れても厄介だわ!”と、認識して居たからこそ、自身の夫と成った 司にだけ話しして置いたという訳…だったのだ。


「挙式は、私の希望で両家の親族 と F3&T3 と タマさん と 西田さんだけが出席
 してもらえる事に成ったでしょ!
 でも、披露宴はそういう訳にはいかないわよね⁉
 だから…よ。
 司がデザインしてくれたカクテルドレス(=カラードレス)だったら、披露宴後に、“司
 がデザインしてくれたドレスです!”って、言えるでしょ!
 だからこそ、“ウェディングドレスは椿お姉様がデザインして下さったドレスで…。”
 “カクテルドレス(=カラードレス)は司がデザインしてくれたドレスで…。”って、お願
 いしたの。
 駄目だったかな⁉」と…。



だからだったのかも知れない。
つくしからそんな風に上目遣いで言われてしまった此の時の司は、“駄目だろうよ‼”と、自身の心の中で思うも、結局の処、そう言えない事で、つくしに了承するしか無かったのだった。


「ああ、分かった。
 そう言う事なら仕方ねぇから妥協するわ。」と…。


そして、其の後、ウェディングドレス と カクテルドレス(=カラードレス)のデザインが決まり、それぞれのドレスのお仕立ても、結婚式の日で在る 司のBirthdayの『1月31日』に何とか間に合い、実は、つくし自身、ホッとして居たのだった。



だが、すっかり、ウェディングブーケの事を忘れてしまって居た此の時点に於いてのつくしは、“如何し様…。”と、当日に成って悩んで居たのだった。
ところが、実は、其れも、難無く、クリアされて居たのだった。


何故なら…。
実は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が自身の娘と息子で在る 椿 と 司姉弟のそれぞれのデザイン画を見て、ウェディングドレス用ブーケ と カクテルドレス(=カラードレス)用ブーケを、事前に用意して居たのだった。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、ブーケを見て、ホッとして居たと同時に、自身の姑と成った 道明寺HD 社長 道明寺楓から言われてしまって居たのだった。


「何事も、抜かり無く行いなさい!」と…。


本来は、“ブーケだけは、私(わたくし)が用意して上げなければ…。”と、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓がそう考えて居たにも関わらず…だ。



と言う訳で、滞り無く、恙無く(つつがなく)、其の後の司 と つくしの結婚式は執り行われたという訳…だったのだ。



PS.


実は、司の姉で在る 椿が日本に帰国して帰って来た際、司 と つくしの娘で在る 柚は洗礼を受けて居たのだった。


「柚…!」と、声を掛けられ乍ら…。


其れは、実は、言う迄も無いのだが…。
此の時の柚は、初めて会った自身の伯母で在る 椿からのそんな声掛けと共に、ギュウと、抱き締められて居たのだった。



勿論、つくしも、当然の事乍ら、柚同様に、「つくしちゃん…!」と、声を掛けられ乍ら、ギュウと、抱き締められて居た事は言う迄も無かったのだが、ご無沙汰だったので、つくし自身、すっかり忘れて居ただけで、瞬時に、身の危険を感じ自身の身体に力を入れて居た事で、其れ程の苦しさは無かったのだ。


云わば…。
此の時点に於いてのつくしは、自身の義姉と成った 椿のそんな行動は、自身の仲間の一人で在る 滋と同じだった事を思い出したお陰で、少しの難だけで回避する事が出来て居たのだった。


ところが、柚にとっては、自身の伯母で在る 椿からの初めての洗礼故…。
回避する事が出来ず、「くるしい(苦しい)ぃ~よ!」と、言い乍ら、自身の伯母で在る 椿からのそんな洗礼を受けるしか無かったのだった。



だからだったのかも知れない。
そんな自身の娘で在る 柚の様子を傍で見て居た此の時のつくしは、独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“柚に伝えて置く事を、すっかり忘れてたわ。”と…。


だからだったのだろう。
其の後のつくしは、そんな洗礼を受けた柚に伝えて置くのだった。


「椿伯母様も、しぃちゃん(滋の呼び名)と同じなのよ。」と…。


実は、此の時点に於いての司 と つくしの娘で在る 柚にとってすれば、自身の母親で在る つくしからの其の言葉だけで理解出来て居たという訳…だったのだ。

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