Valentine party【従兄妹物語】…<F4&恭二>・<T4&静> 番外編①
<『Valentineday anniversary 第1弾』として、『従兄妹物語』の番外編をお送りし
ます。
お楽しみ下さいましたら、幸いです。>
あれから、司&つくしの恋人としての付き合いは、4年目(もう直ぐで、丸4年)を迎えていた。
恋人としてのCPは、司&つくし・総二郎&優紀・あきら&桜子・類&静・恭二&滋…。
総二郎&優紀が、司&つくし寄り半年強程、早目に付き合い出して居た。
あきら&桜子・恭二&滋の付き合いも、司&つくしの付き合いより、2~3ヶ月程、遅れて付き合い出したという感じだった。
類は、司&つくしとは、3年近く遅れて、静と付き合い出していた。
なので、類&静は、ここ最近、付き合い出した事に成る。
そうなので、有った。
実は、類と静は、静が、フランスで国際弁護士の資格を取得して、フランス人と結婚して居たが、2年程で離婚して居た。
その後、静は、仕事の関係で、日本とフランスの行き来の生活をして居た。
そんな時に、静は、類と日本で再会して、付き合い出したのだった。
そして、類と静が付き合い出した事で、静を知らないT2&恭二に、類は、静を紹介していた。
実は、高校から、英徳学園だったつくしと桜子は、直接的には、静と接した事は無かったが、静の存在は知っていた。
特に、幼稚舎の頃、英徳学園だった桜子は、静と、会った事は無かったのだが…。
その頃から、静の存在だけは、知って居た。
幼稚舎の頃の類と静の事は、二人が、仲良くして居た事を知っていた桜子だった。
F4は、英徳大学4年・つくしは、英徳大学3年・桜子は、英徳大学2年・滋は、永林大学4年・優紀は、某女子大3年・静は、25歳・恭二は26歳に成って居た。
ある日、2月に入って直ぐ、急に『T4&静』のグループLINEに、桜子からLINEが入って来た。
『皆さん、2月14日は、『Valentineday』ですね。
何か、予定は決まっています?』
桜子のLINEの内容に、それぞれ、皆が、不思議がって居た様子だった。
皆、既読し、LINEを返していた。
『まだ、決まって無いな…。』(つくし)
『そう言えば、『Valentineday』、もう直ぐでしたね。』(優紀)
『如何なんだろ?』(滋)
『何も相談して居なかったかも…。』(静)
桜子は、“やっぱり…。”と、思って居た。
『だったら、F4&恭二さんも交えて、『Valentine party』しません?
作戦を練りたいので、2月10日、三条邸に集まって下さいね?』
『了解‼』(つくし&滋)
『了解しました。』(優紀)
『了解です…うふふ。』(静)
で、2月10日、つくし・優紀・滋・静は、三条邸に結集した。
そして、其処で、桜子から、今回の『Valentine party』の作戦を発表された。
一同、唖然で有った。
此処に、またもや、『策士 桜子』が、降臨したので有った。
一同、溜息しか出なかった。
「「「「………、はぁ~⤵。」」」」
そして、桜子から、『F4&T4&恭二&静』のグループLINEに、LINEが入って来た。
『2月14日、19時に、東京メープルのラウンジのVIPルームに集合して下さい。
T4&静さんで『Valentine party』に、F4&恭二さんをご招待します。』
F4&恭二は、それぞれのパートナーと、二人っきりで過ごす、『Valentineday』の日を楽しみにして居た様子だったので、桜子からのLINEには、些か、不満の様子だった。
だが、其れこそ、F4&恭二は、それぞれの思惑がバレるのが嫌らしく、桜子の作戦に嵌まろうとしていたのだった。
桜子は、しめしめと、『策士 桜子』振りを発揮するのだった。
勿論、T3&静にも、作戦をそれぞれのパートナーに言わない様に伝えていたのは、言うまでも無かった。
で、F4&恭二から、『F4&T4&恭二&静』のグループLINEに、桜子のLINEに返事してきた。
『おお。』(司)
『分かった。』(総二郎)
『桜子、何考えてんだ?』(あきら)
『了解~‼』(類)
『了解。』(恭二)
此れで、取り敢えず、全員、了承した事に成った。
T3&静は、『策士 桜子』の考えは、何時にも増して、“凄い‼”と、思って居た。
“この作戦が、上手く行けば良いのだが…。”と、思わずには、居られないT3&静だった。