tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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タコパ【忘れていた気持ち】…<つかつく>  続編①




<つくしside>


私が、東京に戻って程無くしてから、F3&T3は、良く、道明寺邸に集まる様に成って居た。


流石に、F3&T3とて、仕事が休めないので、平日は、皆、大人しくしてくれて居たけど…。


休日とも成ると、司が、休める or 休めない に関係なく、道明寺邸に集合するので…。
司の剣幕も相当なもの…だった。


西田さんが…。
「困って居る様だ‼」
と、タマさんから、聞いて居た。


だからって、私には如何する事も出来ずに居た。



私が、東京に戻って来て半年が経ったそんな時…。
桜子から、連絡が来た。


“先輩、来週…。
 『たこ焼きparty』しません~?”
「えっ??
 たこ焼き器は、如何するつもり…?
 道明寺邸には、無いと思うけど…?
 見た事無いもの…。」
“大阪から、取り寄せたら良いんですよね?
 先輩、大阪で、『たこ焼きparty』した事、有りますぅ~?”
「まあ、大学からの友達が、大阪のコテコテの娘(こ)だったから…。
 其の友達ん家(ち)で、何度か…ね。
 でも、私は、たこ焼きに関しては、詳しく無いよ。
 粉もんは、其の娘(こ)が、仕切ってたから…ね。」
“でも、遣り方位は、分かりますよね?”
「うん、まあ…ね。
 何度か、遣らせてもらったから…ね。
 でも、“上手く無いなぁ~。”って、笑われてたよ‼
 本場の人には、負けるっつーの‼」
“じゃあ、其の先輩のお友達を呼びません?”
「えっ??
 来るかなぁ~?」
“F4に会えるんですよ‼
 来るに決まってるじゃないですか?
 だから、たこ焼き器も、『本場の物』を、用意してもらいましょうよ‼”
「うん、分かった。
 取り敢えず、聞いてみるね?」


という事で、エリカにも、連絡を取ってみた。


エリカの返って来た言葉は…。
「勿論、行くに決まってるやん‼」
と、言われてしまった。


だから、一応、司にも、了承を得る為に、話しして於いた。


そうしたら、司の機嫌が悪くなった。


「はぁ~??」
「………」


私は、言葉なく、一歩、交代する程、司の機嫌の悪さは、酷かった。


「つくし、お前…⁉
 其れって、三条に了承したも、当然だろ‼
 お前、ぜってぇに、其の女に挑発されて、関西弁を喋るなよ‼
 その女が、喋る分には、仕方ねぇが…。
 お前が喋る事だけは、許さねぇから…な‼」


こんな司は、久し振りに見た様な気がした。


でも、エリカは来る気満々だし…。


桜子は、もう既に、F3&T3に伝えてるだろうし…。


当日は、エリカに釣られない様にしなくては…。


と、言う寄り…。
エリカには、“私は、関西弁を喋れない‼”って事を…伝えて於かなきゃねぇ~。


何か、ヤバく成りそうで、怖~ぃ‼


私は、“当日、如何か、ヘマしません様に…‼”と、心の中で、唱えていた。



<司side>


ほんとに、つくしは、如何しようもねぇ様な‼


仕方ねぇので、俺は、西田に伝えて、『たこ焼きparty』の当日は、休む事にした。


その分…。
早朝出勤に、深夜帰宅は、続いたが…。


つくしが、あいつ等に、つくしの関西弁を聴かせるかも知れねぇと思うと、気が気じゃ無くて、仕事処じゃねぇだろ?


だから、早朝出勤、深夜帰宅は、如何って事ねぇんだよ‼


どうせ、つくしは、毎日のレッスンに疲れて、俺が帰宅する頃には、ベッドに沈み込んだ後に成るんだから…よ。


だから、俺は、毎日、風呂に入った後…。
つくしが寝静まって居るベッドに、俺は、そーっと、つくしの横に寝転ぶだけ…なのだ。


まあ、その後は、お楽しみの時間だけど…よ。



で、其の『たこ焼きparty』の当日が来た。


『party』は、昼からって事にした。


俺とつくしの時間を邪魔されたくねぇから…よ。



だが…。
不安要素は残る。


つくしは、誘導自問に弱ぇんだよ‼


俺が、ちょっと、その場を離れている間に…。
つくしは、あいつ等 F3&T3に、喋らされて居ねぇとも、限らねぇ‼


特に、類と滋と三条には…な。


あいつ等は、要注意人物だろ?


だから、俺は、何処に行くにも、つくしを連れ廻す事を誓っていた。


ほんと、危機管理が成ってぇ女を、婚約者に持つと…。
自分自身の身が、持たねぇわ‼


つくしに、俺の苦労を分からせてぇけど…。
つくしと言う女は、そう言う女だから、俺は、好きに成ったんだし…。
諦める事にして、俺が、いつも、つくしを守る事にして居た。

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