tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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タコパ【忘れていた気持ち】…<つかつく>  続編②



<つくしside>


“当日は、エリカに釣られない様にしなくては…。”
と、私は、思って居た。


と、言う寄り…。
エリカには、“私は、関西弁を喋れない‼”って事を…伝えて於かなきゃねぇ~。



そして、エリカには、“当日の午前中に、道明寺家のSPが、ヘリで迎えに行くから…。”と…。
司が手配してくれて居る事を、エリカに伝える為、私は、エリカに連絡を入れる事にした。


そして、その時に、私は、エリカに話しする事にした。


“つくし…?
 久し振りやなぁ~‼”
「うん、エリカ、元気だった?」
“当然やわ‼
 で、つくしの方に何か遭ったん…?”
「うん、そうじゃ無いんだけど。
 当日…ね。
 道明寺家のSPが、ヘリで、エリカを迎えに行ってくれるらしいんだ‼
 司が手配してくれたから…。
 宜しくね‼」
“すっかり、元に戻ってるやん?”
「だね…。
 でも、(道明寺)邸では…。
 と言う寄り、司の前では、関西弁を喋らされてるよ。」
“関西弁は、関西在住以外の男性に人気らしいねんてなぁ~。”
「うん、そうらしいねぇ。
 で、其処で何だけど…?
 エリカにお願いが有るの。」
“ふ~ん。
 で、何なん…?”
「司から、私が、喋る関西弁は、『司』以外、“誰にも聞かせるな‼”って、言われてる
 の。
 だから…ね。
 例え、エリカが、こっち(道明寺邸)に来てくれても、私は、関西弁は、喋らないと思
 うんだ。
 と言う寄り、喋らせてもらえないと思うんだ‼
 だから、宜しくね‼」
“へぇ~??
 つくし…?
 大変、何やなぁ?
 旦那は、『亭主関白』、何(なん)?”
「昔から司を怒らすと、誰も、手に負えなく成るの。
 後が、大変なのよ。
 不貞腐れでもすれば、仕事にも差し支えるのよ‼」
“えっ??
 分かった。
 しゃあないなぁ~。
 許したるわ‼”
「有難う‼」


それで、エリカとのTELを切った。


けれど、其れでも、不安は残っていた。


私が、ヘマをしない様にしないと…。
其れしか、頭に無かった。



私は、不安を抱えながらも、『タコパ=(たこ焼きparty)』の当日を迎えていた。




<司side>


俺は、あいつ等 F3&T2の動きを、じーっと、気にする様に見て居た。


あいつ等 F3&T2も、俺のそんな行動を気にしている様子だった。


だから、つくしに関西弁を喋る様に強要する節は見受けられなかった。


だが、俺は、つくしの様子も、合わせて見て居た。



たこ焼き器を持参していた、つくしの友人とか言う女が、『タコパ』を仕切っているみてぇだった。


粉もん文化は、大阪のモノだから、其処は、誰も、口出し出来ずに居たのは、当然、何だろう。



で、T4は、つくしの友人から、たこ焼きの焼き方を伝授されながら、たこ焼き器の周りに居座っていた。


まあ、煩いの何のって…。


特に、滋は、いつもの事だが…。
“大人しく出来ねぇのか?”と、思わずには、居られなかった。


挨拶も、そこそこに、準備が始まり、焼き始めていた。


「エリカ、焼き始める?」
「うん、そうやな。
 始めよっか?」
「きゃあ、楽しみぃ~‼」
「エリカさん…。
 私達に、焼き方を教えて下さいね?
 折角ですし…。
 覚えたいので…。」
「教えるのは、ええよ‼
 けど…。
 たこ焼き、焼くんは…?
 コツが要んねんでぇ~‼
 唯単に、焼けばええってもんでも無いねんでぇ~‼
 まあ、試しに遣ってみたら、ええんちゃう⁉
 ひっくり返し方にもコツは要んねんでぇ~‼
 淵に沿って、こう遣って、(*)キリ(=千枚通し)を右回りに回転させながら、ひっ
 くり返すねん‼
 遣ってみたらええでぇ~。」


(*)キリ(=千枚通し)…呼び名は、諸説有る様です。
   関東では、『ピック』と呼び名が付けられている様です。
   また、関東では、キリ(=千枚通し)の代わりに、竹串を使って居るそうです。
   ひっくり返す時は、関西では、通常、キリ(=千枚通し)で、ひっくり返します。




滋と三条は、つくしの友人(エリカ)の言葉に、『上から目線』って、思って居た様子だったが…。


お好み焼きもだろうが、たこ焼きに関しても、『粉もん文化の大阪人』に逆らえない事も事実だった様で…。
逆らわず、素直に聞いて居た。


つくしは、つくしで、楽しそうに、つくしの友人との久し振りの会話を楽しんで居た様子だった。


だが、つくしも、関西弁が出ねぇ様に、何とか、俺の目線を気にしながら、喋らねぇ様に持ち堪えていた。



で、楽しそうにして居た連中も、今日はお開きという事で、後片付けに入っていたつくしと松岡と三条と大阪でのつくしの友人は、厨房に消えた。


其処で、つくしは、関西弁を喋らされてねぇのか?
心配では有ったが…。


まあ、女ばかりだから、今回は、見に行く事は止めた俺だった。


また、こんな、『party』も、偶には、良いかと思って居た俺だった。


で、今回は、俺のセーブが効いたのか?
F3には、つくしの関西弁は、聞かさずに済んで、ホッとしていた俺だった。




【関西人は、上から、モノを言って居る様に聞こえるかも知れませんが…。
 関西の喋り方は、此れが、通常です。


 相手を呼ぶ時も…。


 「自分なぁ~、---------。」


 って、会話が成立するくらいですから…。


 関西語講座
 自分=あなた


 関西と関東…。
 場所が違えば、言葉のニュアンスが変わる事は、当然で在ります。】



fin

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