tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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『愛してる』っていうあなたの言葉は、『サヨナラ』よりも哀しい…<つかつく>  短編①




<つくしside>


司が、4年のNY生活を終え、私の所に戻って来てくれてから…。
既に、4年が経ったそんな時だった。


司のご両親からも、椿お姉様からも、祝福して頂いた形で、婚約発表してから、2年が経って居た。


司からは、結婚に向けて、私に、“覚悟をして欲しい‼”と、言われていた。


今更だけど…。
“もっと、早くに、覚悟を決めて居たら、良かったのか?”と、悔やんでも悔やみ切れない私が、其処に居たのは事実だった。


大学3年の時に、就職活動をして居た私は…。
司に強要されて道明寺HDに入社試験を受ける事に成り、道明寺HDに入社して居た私だった。


そして、今と成っては、そんな私が嫌で…。
現在の私は、道明寺HDも退職して、日本を離れて、イギリスに居た。


司のお陰で、大学も英徳大学を卒業出来、また、司が、4年間NYに行って居る間に、道明寺邸にて、色々な教養を身に付けさせて頂いた。


其のお陰で、今の私が居て、私の財産に成っていた。


私は、道明寺HDで、身に付けさせて頂いたスキルを最大限に生かして、今が在ると、思って居る。



私は、1年前、司と、別れてしまった。


別れた原因は、NY本社の粉飾決済に寄り、信用がガタ落ちに成り、株価が急落した。


このままでは、【道明寺HD全体が危ない】との情報が、ニュースを騒がしくして居た。


私も、其の当時は、道明寺HDの社員だったので、その情報は、私にも入って来ていた。


そして、司が、政略結婚しなければ、此の状況を打破出来ないと、言われていた。


そして、私達は、別れた。



その時の司の私への最後の言葉…は?


「つくし…。
 『愛してる』。
 ごめんな。」


私は、司に抱き締められたまま、言われていた。


私は、そんな言葉が欲しい訳じゃ無かった。


『サヨナラ』の一言だけで、良かったのに…。


司…?
知ってる?


『愛してる』っていうあなたの言葉は、『サヨナラ』よりも哀しいんだよ‼



そして、私は、司の思い出が一杯残った日本に居る事が辛くて、私は、日本を離れた。



誰も、私の事を知らない異国の地で、私自身を試してみたかった。


そして、私は、今を生きていた。



<司side>


俺は、つくしと別れた後、会社の重役から、政略結婚を要求されていた。


だが、俺は、会社内で、何かが起こっていると踏み、調べに調べ尽くした。


結果、重役が絡んだ汚職だと分かった。


其の事に寄り、表向きは、政略結婚の為の婚約をして居る様に見せ掛けて、陰では、類・あきら・滋・それと、つくしの『キア~イ』のおじさんコト、クラウンCEOまでもが、俺に協力してくれた。


勿論、クラウンCEOからは、“協力する代わりに、また、つくしと、寄りを戻せ‼”と、発破を掛けられた。


類・あきら・滋からは、“牧野(つくし)の為なら、協力する‼”と、言われた。


“俺の為、じゃねぇのか?”と、言いたかったが…。


あいつ等の言いたい事は分かって居たので、言わずに置いて於いた。



そして、1年で、洗い浚い、汚職の役員と、相手企業の悪行を世間に突き付けて遣った。


そして、相手企業には、婚約破棄を突き付けて、『THE END』にして遣った。


その事に寄り、俺は、此の状態から、解放された。


此れも、全て、皆のお陰だよな。


俺は、皆に感謝していた。



<一部の文面に、JUJUさんの ♪ この夜を止めてよ ♪ の歌詞を勝手に、拝借させて
 頂いて折ります。
 勝手致しております事をお詫び申し上げます。
 関係者各位 様、お詫び申し上げます。>

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