tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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いい夫婦の日…<つかつく>  短編




11月22日…いい夫婦の日
(日本中のご夫婦・カップルが、お互いに感謝の気持ちを形にする切っ掛けの日に成る事を
 目指す為に制定されたそうです。)



〈此の二次小説『いい夫婦の日…<つかつく>  短編』は、本来の『いい夫婦の
 日』で在る 『11月22日』では無く、少し、早目では有りますが、本日、2023年11月
 13日に投稿致して折ります事をお詫び申し上げます。
 了承の程、宜しくお願い致します。〉



【『お見合いパーティー…<つかつく>  短編①~②』の続き
 〈最初は、『お見合いパーティー…<つかつく>  短編②』の【PS.】のエピローグ含
  む〉】


実は、『お見合いパーティー』の席で、司 と つくしが『元サヤ』に戻った事で、本来の目的が達成されたと言う事も有り、此の日のあきら と 桜子は、ホッとして居たのだ。



だが、実の事を言うと、今回の司 と つくしの件に関して言えば…。
自分達の功績に寄るものなのか?
今一、ピンっと、来て居ない此の時のあきら と 桜子は、密かに、思って居たのだった。


“と言う事は、今回の此の『(お)見合いパーティー』は、成功で良いんだよな
 (ね)⁉”と…。


だが其れでも、『お見合いパーティー』の後、勝手に、『元サヤ』に戻った司 と つくしの二人の中では、既に、盛り上がって居る様なので、敢えて、此の件に関してだけは、此の日のあきら と 桜子は、司 と つくしの二人に言わずに置いたのだ。


【『此の件』とは、あきら と 桜子の二人が今一、ピンっと、来て居ない理由(わけ)
 を…。】



ところが、類は、気が付いて居たのだ。
【今回の司 と つくしの二人の件は、あきら と 桜子の二人に寄る功績なのか如何
 か?】と言う事を…。


しかも、此の時の類は、密かに、独り言ちて(ひとりごちて)居たのだった。


“司 と 牧野の二人が盛り上がって、勝手に、『元サヤ』に戻っただけでしょ!
 なのに、如何して、あきら と 三条の功績に成る訳…。”と、呟く程に…。



そして、実の事を言うと、此の時の総二郎は、既に、優紀に寄って、自分自身が幸せに満ち溢れて居たのだ。


だからだったのだろう。
そんな司 と つくしの二人の様子を見て居ても、“まぁ~、俺は如何でも良い!”と、此の時の総二郎がそう思って居たとしても、仕方が無いと言えたのだった。


だからこそ、此の時の総二郎は、そんな風に思って居た事も有り、『蚊帳の外』状態…だったのだ。



という訳で、其の後の司 と つくしの二人は、『元サヤ』に戻った事で、有り得ない程、『幸せオーラ』全開…だったのだ。


云わば…。
此の時の司 と つくしの二人は、既に、『幸せオーラ』全開中…だった総二郎 と 優紀の二人寄りも、更に上を行く、『幸せオーラ』全開振り…だったのだ。
誰もが羨む位に…。



そして、そんな司 と つくしの二人の日々(=同棲生活)が2年程経ち、此れ迄、静観して居た司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、「二人で(道明寺)邸に来る様に…。」と、呼び出されたのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


“来る時が来てしまったみたいだね。”と…。


そして、此の時のつくしは、敢えて、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな挑戦状とでも言うべき『闘いに挑む』事にしたのだった。


何故なら…。
此の時のつくしは、思って居たから…だったのだ。


“もう、司を失いたくない!”と…。



だが、実は、此の時のつくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの話しを聞いて、拍子抜けする程…だったのだ。


何故なら…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの話しとは、こうだったのだ。


「漸く、司の記憶が元に戻ったと喜んで居たのに、一向に良い便りが届かないと言うのは、 
 如何言う事かしら?
 其れ共、あなた方は、お付き合いだけで結婚は為さらないおつもりなのかしら?
 そろそろ、あなた方お二人の気持ちを聞かせてもらうわよ!」と…。


だからこそ、此の時のつくしは、拍子抜けする程…だったのだ。


だが其れは何もつくしだけでは無かったのだ。
所謂、司自身、初めて見るで在ろう自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からのそんな話し振りに、実は、驚愕する程…だったのだ。



ところが、此の時の司 と つくしは、条件反射かの如く、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの話しの後、司 と つくしの二人同時に声を上げるのだった。


「アホ言え!
 付き合いだけで結婚しねぇ訳ねぇだろ‼
 結婚は今直ぐにでもすんだよ!
 良いな、ババア…。
 邪魔すんじゃねぇぞ‼」


「司さんとの結婚をお許し下さるんですか?
 有難う御座います。
 何卒、宜しくお願い致します。」と…。



だからだったのだろう。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、焦る自身の息子で在る 司 と 落ち着いて居るつくしの二人の様子を見て居たら、漸く、分かった様な気がして居たのだ。


“つくしさんの記憶が無い頃の司でも、一切、司は、つくしさん以外の女性を受け入れる事
 は無かったわ。
 「如何して、司にはつくしさんなのかしら?」と、ずーっと、考えて来たけれど、二人を
 見て居て、漸く、分かった様な気がするわ。
 きっと、司は、つくしさんだからこそ、良いのよね⁉”と…。



其処で、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、暫く、司 と つくしの二人のそんな様子を見た後、漸く、話しし始めるのだった。


「二人の利害が一致して居ると言う事…ね。
 其れには、私(わたくし)も賛同するわ。
 司…つくしさんに逃げられない様に、早く、籍を入れてしまいなさい。」と…。



そして、其の後の司 と つくしの二人は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの同意を得て、直ぐに入籍するのだった。


また、挙式は、何時(いつ)も、司 と つくしの二人の傍に居て見守ってくれた両家の両親 と 姉弟…。
そして、何よりも大切な仲間で在る F3&T3&静…。
そして、忘れてはいけないのが、何時(いつ)も、司 と つくしの二人の傍に居て助けてくれたタマ と 西田…。


其の15人からの祝福を受けて、此の時の司 と つくしの二人は、此れ迄の人生で最良の日を迎えるのだった。


勿論、つくしにとっては残念なのだが、披露宴は身内だけという訳にはいかず、道明寺財閥の御曹司の結婚…故に盛大に執り行われるのだった。


場所は、勿論の東京メープル…だった事は言う迄も無かったのだ。



そして、其の後、夫婦と成った司 と つくし…。
二年後には長男が生まれ、更に、其の二年後には長女も生まれたのだった。


勿論、夫婦と成った司 と つくしの住まいは道明寺邸…だったのだ。



当然の事乍ら、夫婦と成り、道明寺邸に住まいを移した司 と つくしを何時(いつ)も傍で見る事が出来るタマは、文句を言い乍らも嬉しそう…だったのだ。


唯、老齢に成ったタマにとって、其の後、生まれ来た司 と つくしの幼子達の面倒を見る事は容易い事では無い。


其れ故に、老齢に成ったタマの相手をするのは、専ら、『つくし』という訳…だったのだ。



そして、何時(いつ)しか、つくし自身、道明寺家の女主人として、道明寺邸での生活に慣れて行くのだった。


実は、道明寺家の使用人達は、皆、『人たらし』で在り、飾らないつくしの事が大好き…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
つくし自身、あれだけ嫌だったセレブ界に、等々、身を置く様に成って行くのだった。


そして、夫婦と成った司 と つくしは、誰もが認める『いい夫婦』と成って行くのだった。



だからだったのかも知れない。
そんな或る日の事…。
「何処の夫婦が一番『いい夫婦』だ⁉」と、言い合い成ったF4は、『いい夫婦の日』で在る 『11月22日』に道明寺邸に集まる事にしたのだった。
勿論、F4は、自分達 夫婦の良い所を言い合い成って居たのだ。


※司にとってはつくし…。


※類にとっては静…。


※総二郎にとっては優紀…。


※あきらにとっては桜子…。


【類&静 と 総二郎&優紀 と あきら&桜子の結婚式は、司&つくしの結婚式とほぼ同
 時期に執り行われて居たのだった。】



結局の処…。
【何処の夫婦が一番『いい夫婦』なのか?】
全く分からないまま…だったのだ。


云わば…。
4組が4組共、『いい夫婦』と言う事で解決したのだった。



PS.


そんなF4の『坊っちゃんズ』 と 其の奥様方を陰から見て居た此の時のタマは、一人ほくそ笑んで居たのだった。


“【目糞鼻糞を笑う】・【団栗の背比べ(どんぐりのせいくらべ)】・【五十歩百歩】…だ
 さね。
 坊っちゃん方に違いは在るだろうが…ね。
 タマから言わせれば、坊っちゃん方は、全く、大差は無くて、似たり寄ったりだね。
 一体、坊っちゃん方は、何にそんなに拘ってお出でなのかね⁉
 皆、『いい夫婦』…だよ。”と…。



fin

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