tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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for the second time ~2度目に~…<つかつく>  番外編




<此の二次小説『for the second time ~2度目に~…<つかつく>  番外編』で
 は…。
 司とつくしが、“F3&T3との友情を復活させる事に成った様子を綴れたら…。”と、思っ
 て居ます。
 合わせて、ご覧下さいました成らば、幸いです。
 宜しくお願いします。>



【司とつくしが、寄りを戻した後から…。】



後日、司とつくしは、F3&T3に呼び出されていた。


あきらから、口火が切られていた。


「で、お前等、今までと様子が違ぇ気がするのは、俺だけか?」


総二郎も、笑いながら、言って除けていた。


「司…。
 俺とあきらには、誤魔化せねぇぜ‼」


司とつくしは、顔を見合わせていた。


そこで、類が、司とつくしに、カマを賭けて来た。


“流石、策士と言った処だろうか?”と、F2&桜子は、思って居た。


「司…。
 ヤる事は、早いね‼」


類の策に嵌まって居るとは思わず、司は、類に悪態を突いて居た。


「うっせぇ~よ。
 俺が、どんだけ、待ったと思ってんだ?」


だから、類は、ニヤッと笑って居た。


其処で、漸く、司とつくしは、類の策に嵌まって居る事を知ったのだった。


『時すでに遅し…。』だった。


何故なら、類だけじゃなく…。
総二郎に、あきら…。
其れに、桜子は、ニタニタ、笑って居た。


滋は、分かって居ない様子だったが…。
優紀は、顔を真っ赤に染めて、俯いたままだった。


其の優紀の様子に、総二郎は、冷や冷やしていた。


実は、総二郎と優紀は、付き合い始めていたからだった。


今更、隠すつもりのない総二郎では在ったが…。
何と無く、“仲間には、気付いて欲しい‼”という、願望に駆られていた。


そんな時に、あきらが、優紀に声を掛けていた。


「優紀ちゃん…如何した?
 そんな真っ赤な顔をして、何か、有ったんか?」
「えっ??」


優紀は、あきらからの指摘で、驚愕で、狼狽えていた。


其の優紀の姿に、あきらは、総二郎の方を見た。


総二郎は、苦笑いをして居た。


そして、此の場で、仲間から、もう一(ひと)CPの付き合いが発覚していた。


あきらは、総二郎にも、突っ込んで居た。


「総二郎…。
 優紀ちゃんとは、何時(いつ)から付き合い出したんだ?」


総二郎は、あきらの問いに、ハッとして居た。


そして、白状する事にして居た。


「つい最近だ‼」


あきらは、更に、突っ込んで居た。


「『プラトニック』って、訳じゃねぇんだろ?」


総二郎は、あきらを睨み付けていた。


其の睨み付けられたあきらは、両手を頭の上に上げて…。
お手上げサインを出して居た。


だから、総二郎は、観念していた。


だから、一言だけ、仲間に伝えていた。


「ああ。」


もう、優紀は、居た堪れずに居た。


優紀は、両手の手の平を顔に持って行き、両手で顔を塞いで、顔を上げられずに居た。


だから、総二郎は、心配に成って、優紀の顔を覗き込んだ後…。
優紀の肩を抱き寄せ、優紀の顔を総二郎の胸元で隠して遣って居た。


其の総二郎の仕草に、当てられっぱなしのF3&T3だった。


何故なら、其の総二郎の優紀への行為は、スマート過ぎて、此方(F3&T3)が、照れてしまいそうな仕草だったのだから…。


けれど…。
つくしは、総二郎に言って除けていた。


「西門さん…。
 優紀を泣かさないでよ‼」


総二郎も、即答していた。


「ってりめぇだろ‼」



こうして、また、F4&T4の仲間の付き合いが、復活した。



そして、つくしは、自らの気持ちとして、滋に、司との寄りが戻った事を伝えていた。


「滋さん…。
 私の記憶が戻った時点で、司とは、寄りが戻ったの。
 だから、滋さんには、司と私の付き合いを許して欲しい‼」と…。


だから、滋も、司とつくしの寄りが戻った事を祝福する言葉を、つくしに伝えていた。


「良かったね、つくしっ‼
 だからね、つくし…。
 幸せに成ってよ‼」


つくしは、滋からの言葉を聞いて、肩の荷を下ろしていたのだった。



そして、その後…。
司とつくしの結婚の了承が、司の母親の楓 と つくしの両親から得られた事で…。


後日…。
発表の意味を込めて、司とつくしは、F3&T3を呼び出していた。


そして、其の場で、F3&T3には、司とつくしの結婚の了承が、それぞれの(両)親から得られた事を報告していた。



唯、F3は、それぞれ、一言言っていた。


「司、牧野…?
 記憶を失うというアクシデントは、此れで最後にしてくれよ‼」
「ほんとだよ‼
 いい加減にしてよ‼」
「ほんとだぜ‼
 此れで、最後だからな‼
 『for the second time 【2度目(に)】』はねぇからな‼」


痛い処を突かれていた司とつくしだった事は、言うまでも無い。



司とつくしは、遠回りをした。
其れは、司に引き続いて、つくしまでもが、記憶を失うというアクシデントに見舞われる形に成ってしまった。


だが、どんなに遠回りし様とも、結局、司とつくしの運命は、『赤い糸』で結ばれているのだろう。


そして、その後、司とつくしは、結婚に寄り、『夫婦』と成った。



その後…。
F4&T4の仲間は、永遠の仲間として、生涯の仲間として…。


離れる事無く、人生を謳歌したのだった。




fin

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