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花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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同窓会…?【やっぱり、私は】…<つかつく>・<総優>  番外編①




<此の二次小説『同窓会…?【やっぱり、私は】…<つかつく>・<総優>』は、カテゴ
 リー『やっぱり、私は…<つかつく>&<総優>』の『spin off』様な『番外編』と成
 っております。
 カテゴリー『やっぱり、私は…<つかつく>&<総優>』と、合わせて、ご覧下さいま
 した成らば、幸いです。
 宜しくお願い致します。>




<つくしside>


大学4年の2月中旬の頃の事だった。


そう、私と優紀が、卒業式を迎える1ケ月前の頃の事だったのだ。



久し振りに、優紀から、連絡が来たのだ。


「もしもし…。
 優紀…。
 久し振りだね。」


優紀は、何やら、口籠る様に、私に伝えて来た。


“うん、そうだよね。”


私は、そんな優紀が、不思議に思い、私の方から、優紀に尋ねて視た。


「優紀…。
 如何したの?
 何か、有ったの?」


優紀は、私に、やっと、伝えてくれた。


“何か、有った訳じゃ無くて…ね。
 如何するべきか?
 悩んで居たの。”


私は、優紀の言葉に、腑に落ちて居なかったのだ。


だから、私は、優紀に、再度、訊いて視たのかも知れない。


「其れって、如何いう意味…?」


で、其処から、優紀は、私に連絡してくれた意図を、話しし始めていた。


“実は…ね。
 今日、お母さんから、「(松岡の)家に来る様に…。」って、云われて、実家に、戻っ
 て来たの。
 其処で…ね。
 お母さんから、渡されたのが…。
 中学の同窓会の案内状だったの。
 で、中を開けて視たらね。
 つくしの案内状も、一緒に同封されて居たの。
 で、メモも張られて居たから、読んだら…ね。
 如何も、チムラが、幹事らしいんだ。
 で、其処に書いて在ったのが…ね。
 『つくしが、中学の頃に住んで居た社宅から、“どうも、高校の頃に引っ越ししたらし
  い。”って、聞いて居るんだけど…。
  優紀は、成人式も、つくしと一緒に来てたから、つくしの居場所は知ってるよね?
  だから、つくしに、此の案内状を預けて於いて欲しいんだ。』って、一緒に、送付さ
 れて来たんだよね。
 つくしは、如何する?
 行く…?”


優紀は、相当、悩んで居る様子だった。


“私は…行けるなら、行きたい‼”と、云う願望は、膨れて来る。


だが、私にしても、優紀にしても、行きたくても、行けるという保証は、全く無い。


否、予定が立てられないのだ。


私は、司に行かせてもらえそうに無いし…。
其れは、優紀も同じ思いだと思う。


優紀は、西門さんから、行かせてもらえる保証が無いと思って居るのだろう。


だから、私に訊いて来たのだと思って居る。


だが、優紀が、危険を冒してまで、西門邸から、TELして来て居るとは、とても、思えず…。
私は、優紀に、訊き出して視た。


「其れより…。
 優紀は、今、何処に居るの?」


優紀は、間髪入れずに、私に伝えてくれて居た。


“今…ね。
 松岡の家の私の部屋から、つくしにTELしてるの。
 こんな話しを西門邸でする事は、危険でしょ‼
 其れに、総二郎さんに聞かれれでもすれば…。
 私には、外出禁止令が、出そうじゃない?”



だから、そんな優紀に、私は、思って居た。


“そりゃあ、そう何だよね。
 流石、優紀だわ‼
 流石、機転が利く優紀だけの事は有るよ‼”と…。



で、私は、優紀に言って居た。


「西門さんだったら、有り得る…ね。」


優紀も、負けじと、私に言って来た。


“其れは、道明寺さんも、同じでしょ⁉”


だから、私は、笑い乍ら、優紀に返答していた。


「まあ、そうだね(笑)。」


其処で、優紀が、確信を付いて来て居た。


“で、チムラに、何て、返事する…?”


私も、迷って居た。


不審な行動すれば、間違い無く、司にはバレるし…。
其れは、優紀も同じだと思うし…。


でも、中学の同窓会に、行きたいし…。
其れは、優紀も同じだと思うし…。


だから、私は、イチかバチか?
賭けて視る事を、優紀に、提案したのだった。


「優紀…。
 チムラには、行けるか如何か?
 ギリギリまで、保留にして於いて、チャンスを窺って視ない?
 私は、行きたいんだよね。
 其れは、優紀も同じでしょ?」


優紀は、納得したかの様に、言って居る様でも…。
不安は隠せない様子だった。


“私も、つくしと同じで、行きたいよ‼
 皆とも、会いたし…。
 成人式の時は、大騒動に成ったから、皆とも、ゆっくり、話し出来なかったし…。
 でも、行っても大丈夫かな?”


そうだったのだ。


私と優紀の成人式の時は、F3のお陰で、成人式会場が、飛んでも無い事に成ったのだ。


だから、チムラとアキちゃんには、私と優紀の現状の事がバレたし…。
其れに、チムラとアキちゃんとは、後日、約束して会ったんだった。


だから、成人式の時の私と優紀は、その他の同級生とは、ゆっくり、話せて居なかったのだ。


思い出して、また、ムカつき始めて居た私だった。


だから、私は、優紀に言ってしまった。


「同窓会に行くよ‼
 優紀…⁉」


優紀は、私に、驚愕して居るかの様な言葉を、私に向けて言って来ていた。


“えっ??” と…。


でも、もう、私の中では、行く気満々に成ってしまって居た。

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