tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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同窓会…?【やっぱり、私は】…<つかつく>・<総優>  番外編②




<司side>


俺は、メープルのレストラン部から、連絡を受けていた。


実は、メープルの管轄で、道明寺HDでは、初めての試みに成るリーズナブルな価格でのカジュアルレストランを開業して居た。


其のリーズナブルな価格でのカジュアルレストランは、メープルのシェフが、料理長を務めている事も有り、噂が噂を呼んで、大人気だった。


また、Twitterにも上げられる程…。
20代からも、絶大な人気を博して居た。


20代では、メープルのレストランは、敷居が高いらしい。


だが、メープルの子会社の様なレストランという触れ込みで、雑誌にも、取り上げられた事から、開業以来、予約が殺到していた。



其処に、如何も、つくしと松岡の卒業中学の同窓会が、催されるという情報が、俺の下に下りて来たという訳だった。


何故、分かったかというと…。
個人情報なので、つくしには、言えねぇが…。
つくしの個人情報は、西田が、全て、管理して居る。


何故なら、道明寺家の重要案件だから…だ。



で、此の時に、俺は、『同窓会』というモノが、如何いうモノなのかを、西田から、聞かされていた。


「卒業した学校の元 同級生同士が集まって、飲み会をする事です。」と…。



だから、俺は、総二郎を呼び出して、対策を練る事にして居たのだった。


つくしと松岡は、同じ中学の同窓生らしいから…な。



<つくしside>


で、私は、思い出したかの様に、優紀に訊いて居た。


「で、其の同窓会の在る場所は、何処?」


優紀は、私に言って無かった事を思い出したかの様に…。
慌てて、私に伝えてくれた。


“あっ、ごめんね。
 何か…ね。
 最近、流行っているレストランみたいだよ。
 確か…ね。
 此処(同窓会の案内状)に、書いてる(レストランの)店名って…ね。
 私の大学の学生からも、「良く、通ってる‼」って、聞いた事、有るんだよね。
 「今度、一緒に、行こう。」って、確か、言われてた所だったと思うだよね。”


だから、私は、楽しみで、優紀に、レストランの名称を訊き出していた。


「其のレストランの店名って…。
 何て…書いて在るの?」


其処で、やっと、優紀が、私に伝えてくれた。


“えっ…とね。
 〇〇〇〇〇〇って、いうの。”


今、優紀から聞いたんだけど…。
私は、以前に、何処かで、聞いた事が有る店名だったのだ。


「そう何だ?」


だから、優紀は、不思議そうに、私に訊いて来たのかも知れない。


“つくしは、聞いた事無い?”


だから、私は、優紀に返答していた。


「うん、有る様な、無い様な感じかも…。」
“何なの?
 其のつくしの歯に着せぬ物言いは…(笑)?”


優紀は、笑い乍ら、私に言ってくれてる様子だが…。
其の事を思い出せない私は、何か、気拙さだけが残って居たのだった。



で、其の後の私と優紀の話しは、尽きなかったが…。
優紀は、“そろそろ、西門邸に戻る時間だから…。”と、私と優紀の話しは、一旦、此処で切り上げて、今後の事は、会って、相談する事にしたのだった。


で、其の時に、優紀が預かってくれている中学の同窓会の私宛ての案内状を、私に、渡してくれる事に成って居たのだった。



だが、此の時の私の頭の中では、既に、例のレストランの名称の件の事は、忘れ去られて居たのだ。


そして、此の後の私は…。
“もっと、優紀に、ちゃんと、例のレストランの名称の話しを訊くべきだった。”
と、後悔する事に成るのだった。



<司side>


俺は、総二郎に、LINEを送って居た。


『如何も、つくしと松岡の卒業中学の同窓会が、うち(メープルの管轄)のレストラン
 で行われるらしい。
 多分、つくしと松岡は、俺と総二郎に内緒で、行くと思う。
 俺等で、今後の対策を練らねぇか?』


此れには、総二郎も、納得したのか?
俺のLINEに、同意の返信を送って来た。


『了解‼』


で、俺と総二郎は、メープルのラウンジのVIPルームに集合した。


其処には、類とあきらも来て居た。


何故か?
F4の集まりの場に、取って代わっていた。


だが、集まりのお題は、『つくしと松岡の卒業中学の同窓会の件』と言う事は変わりねぇんだが…。


で、俺は、総二郎に話し掛けて居た。


「で、如何する?」


総二郎は、間髪入れずに、俺に、返答して来た。


「ったりめーだろ?
 牧野と優紀が、其の場に行くというのなら、乗り込むに、決まってんだろ?」


総二郎は、“俺に言わすな‼”と、言いた気に、俺を睨み付けて来た。


だが、寝ていた筈の類が、俺と総二郎に言って来た。


「けど…。
 まだ、牧野にしても、松岡にしても…。
 出席するか如何か?
 分からないんだよね?」


其れには、俺は、類に、返答していた。


「まあ、そうだけど…よ。
 つくしの事だ。
 “ぜってぇ(絶対)、行く‼”と、言い出し兼ねねぇ。
 だから…よ。
 今から、対策を練って於いても、損はねぇと思うだよな。」


其処で、あきらが言って来た。


「まあ、そうだろうな。
 牧野と優紀ちゃんの成人式の時は…。
 司と総二郎と俺とで、邪魔したろ?
 だから、“今度こそは…。”と、思って居ても、可笑しかねぇだろな。」


そうだった。
思い出したわ。


あの時…。
そう、つくしと松岡の成人式の時…。


大騒動に成って、其の時のつくしは、かなり、怒ってたよな。


あれから、つくしは、何も言って無かったし…。
俺自身、すっかり、忘れてたけど…よ。


其れに、俺は、4年のNY修行を終了させて、去年に帰って来てから、まだ、1年しか経ってねぇし…よ。
俺が、日本に帰国して戻って来るまでの其の(成人式)後のつくしの状況は、俺でも、そうは、知らねぇし…な。


つくしが、其の(成人式の)事で、其の後も、もし、怒って居たとしても、つくしの事だから…。
日にちが経てば、忘れてると思うんだけど…な。


俺は、そう、勝手に、其の頃のつくしの事を解釈していた。



だが、俺は、此の解釈が、後には、飛んでもねぇ事に成るとは、思わずに居たのだった。

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