tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  3.



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  3.』の一部の文
 面の中に、不快に感じるやも知れない表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『浴衣に魅せられて…<つかつく>  短編』 と 『打ち上げ花火【浴衣に魅せられ
 て】…<つかつく>  1.』のエピローグ】


司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしに、NYメープルでの勉強をさせる為に、つくしの大学(3年)での夏期休暇を利用して、つくしを、NYに呼び寄せたのだ。


勿論、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしの両親からも、許可を得て居た事は事実だったのだ。


そして、勿論、其の時のつくしの両親で在る 牧野晴夫と千恵子夫妻は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、其の話しを聞いた事で、了承した事は言うまでも無かったのだ。
そして、其の後のつくしの両親で在る 牧野晴夫と千恵子夫妻は、小躍り状態だった事も、また、言うまでも無かったのだ。



“だから…。”と、いう訳では無かったのだが…。
つくしへのNY行きに同行したのは、タマ…だったのだ。


そして、また、つくしのNY滞在中の住まいは、勿論の道明寺邸に決まって居たのだ。


何故なら…。
タマの件も、つくしのNY滞在中の住まいの件も、全て、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、つくしの両親で在る 牧野晴夫と千恵子夫妻と、約束して居た事だったのだから…。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、つくしに、タマを同行させ、つくしのNY滞在中の住まいを、『道明寺邸』としたのだ。



だが、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にしても、予期して居たとは言え…。
油断して居た事が有ったのだ。


其れは、司が、NYの道明寺邸の自身の自室に、つくしを連れ込んで、其処で、司とつくしの二人一緒に、過ごし始めたのだ。


実の事を言うと…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、真面目なつくしが、司からのそんな要望を、拒むと思って居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓は、“司とつくしさんは、別々の部屋で、過ごす事に成るだろう。”と、考えて居たのだ。


だが、此の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓にとって、当てが外れてしまったという訳…だったのだ。



実は、つくしのNY滞在中の道明寺邸には、つくしの自室成るモノが、存在して居たのだ。


否…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの言い付けに寄り、NYの道明寺邸の執事に寄って、用意されて居たのだ。


そして、其処の部屋の中には、つくしが、NY滞在中に着用するで在ろう つくしの下着、ホームウェア、洋服、ドレス等が、既に、クローゼットの中で、スタンバイ状態だったのだ。


勿論、此のつくしの下着、ホームウェア、洋服、ドレス等は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から、話しを聞いた事に寄り、司の姉で在る 椿が用意した物達だったのだ。



と言う事で、此の時の司には、そんな司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの怒った様な話し等、一切、聞く耳を持たず、NYの道明寺邸での司の自室に、つくしを連れ込んだという訳…だったのだ。


其の時の司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からの怒った様な話しとは…。


「司…。
 大切なお嬢さんを、牧野家から預かって居るのよ‼
 分かってらっしゃるの?」と、言う話し…だったのだ。


だが、此の時の司も、そんな自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に対して、しっかり、反論の言葉を、言い返して居たのだ。


「はぁ~??
 どうせ、俺等は、結婚すんだ‼
 ちょっと、一緒に住むのが、早まるだけだろ?
 つくしと俺は、同室、俺の部屋‼
 決まりだかんな‼」と…。


だからだったのだろう。
司にとっては、無理矢理に近い形で、つくしのNY滞在中のつくしの部屋は、司の自室と言う事に成ったのだ。



だが、此の時のつくしは、司自身が、無理矢理に行った(おこなった)行為かの様に魅せて置いて、実は、つくしは、覚悟を持って、司との同室を選んで居たのだ。


“もしかしたら、此れが、最後のチャンスに成るかも知れない。
 もう二度と、後悔したく無いから…。”と…。


だからこそ…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の前では、司に拒む様に魅せて置いて、此の時のつくしは、心の中で、“此れで、良いんだ‼”と、思って居たのだ。



そして、其の日の夜には、司とつくしは、漸く、一つに成れたのだ。


此の時の司は、勿論、つくしの事を、気遣って居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、自身の恋人で在る つくしに訊けた言葉…だったのだ。


「俺等が、高等部のガキだった頃に、つくしから、“5年は掛かるかも…。”って、俺は、言わ
 れてたけど…よ。
 あれから、まだ、4年半しか経ってねぇ‼
 なぁ~、つくし…。
 其れでも、良いか?
 今でも、怖ぇか?
 怖ぇなら、今、言ってくれ‼
 其れか、もし、俺とそう成る事が嫌なら、今、此処で、はっきり、言ってくれ‼」と…。


だが、つくしは、不安そうに、そう言って来た司に、首を左右に振り乍ら、言って居たのだ。


「ううん。
 怖く無いと言ったら、嘘に成るけど…。
 其れでも、私が、私の『初めて』を捧げる相手は、道明寺以外に考えられない。
 だから…。
 もう、泣かない。
 もう、後悔したく無いから…。」と…。


そんな風に、司は、自身の愛しい女性から言われたのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、心の中で、思って居たのだ。
つくしを、自身の腕の中に収める為に、自身の方へ引き寄せて、つくしを抱き締め乍ら…。


“男冥利に尽きるな。
 俺の愛しい女(つくし)から、そんな風に言われて、嬉しくねぇ訳無い(ねぇ)だろ‼
 だったら…よ。
 此処で、決めて遣るよ‼”と…。


唯、此の時の司は、つくしに、要望するのだった。


「なぁ~、つくし…。
 此れからの俺とつくしは、唯の『恋人』じゃねぇ‼
 唯のプラトニックな関係じゃねぇだろ‼
 だから…な。
 此れから、俺を呼ぶ時は、『道明寺』じゃ無くて、『司』って、呼んで欲しい。
 良いだろ、つくし…。」と…。


其の時の司の目は、此の時のつくしにとって、かなり、エロさを感じて、ゾクッと、してしまう程…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、自然な形で、「うん。」と、返答して居たのだ。


という訳で、其の日の夜の司とつくしは、漸く、一つに成れたという訳…だったのだ。



勿論、此の時のつくしは、身体に負担が有る状態だった事は言うまでも無い。
其れでも、此の時のつくしは、自身の病よりも、“後悔したく無い。”と、言う気持ちの方が、勝って居たのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、或る意味、二つの意味で、覚悟を持って、司の目の前に居たという訳…だったのだ。



そして、其の日を境に、司のつくしへの要求は、増すばかりだったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、そんな司の要求にも、応えて居たのだ。



だからだったのだろう。
此の時の司は、つくしに、プロポーズする決心が付いて居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、道明寺邸内に在る バラ園に、つくしを呼び出したのだ。


そして、此の時の司は、呼び出されて、きょっとんとして居るつくしに、『婚約指輪』を差し出し乍ら、プロポーズしたのだ。


「今の俺も、将来の俺も、お前以外は、考えられねぇ‼
 だから…よ。
 俺様と、結婚しろ‼」と、如何にも、司らしいプロポーズの言葉だったのだ。



だが、此の時のつくしからの返答の言葉は、『NO』…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司の頭の中では、パニックが起こって居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、つくしからの返答の言葉を聞いて、其の場から動けなく成り、其の場に佇む事しか出来無く成って居たのだ。


何故なら…。
司からのプロポーズの言葉を聞いたつくしは、目には、一杯の涙を溜め乍ら、そして、其の涙を流し乍ら、「有難う!」と、言って、自身が差し出した『婚約指輪』を受け取ってくれるモノと、期待して居たのだ。


だが、此の時のつくしは、涙を流す事無く、司に、言って来たのだ。


「ごめんなさい。
 此の『婚約指輪』は、今の私には、受け取れそうに無い。
 司の気持ちは、嬉しいし…。
 有難いと思ってるから…。」と…。


此の時の司にとってのそんなつくしからの返答の言葉は、何が何だか?
全く、分からない状況だったのだ。



そして、其の後の司は、漸く、我に返った事で、思って居たのだ。
そんな返答をして来たつくしに対して、怒り乍らも…。


“じゃあ、何で、俺の気持ちに応えて、毎晩、俺に抱かれてた⁉
 意味が分かんねぇわ。
 また、俺は、あいつから、捨てられたのか?”と…。


勿論、此の時の司の様に、そう思っても仕方無い状況と云えたのだ。


寧ろ、つくしは、態と、司に、そんな態度を魅せて居たのだから…。
此の時の司が、そう思っても仕方無かったのだ。
つくしの本心じゃ無いとしても…。



そして、其の日の夜のつくしは、自身の為に、用意してくれて居たという部屋で、夜を明かしたのだった。
此の時のつくしは、司の事を想い、泣き乍ら、一睡も出来無かった事は言うまでも無かったのだが…。

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