tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  7.



【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  4.』のエピローグ
 <其の後のつくし>】


実は、此の時のつくしは、ドクターから処方して貰って居た薬が、ほぼ、無く成って居た事も有り、かなり、自身の身体はきつく、震える程だったのだ。


云わば…。
立って居る事が、やっとの状態だったのだ。


そして、『JFK国際空港』内にて、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と別れた此の時のつくしは、一旦、座れる場所を目指して居たのだ。


本来のつくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と、『JFK国際空港』内にて会って居た時も、実は、会う前に、座れる場所を探して居たのだ。


だが、見付け出す前に、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に、見付かってしまって居たのだ。



そして、漸く、座れる場所を見付けられた此の時のつくしは、自身の身体を支える事が、やっとな状態だったので、椅子に座って居る事さえも、実は、辛い状況だったのだ。


何故なら…。
此の時のつくしは、其のまま、寝転びたい心境だったのだ。


なので、実は、“もう少しだから…。”と、言う気持ちが、此の時のつくしの頭の中では、湧き上がって居たのだ。


何故なら…。
飛行機に搭乗さえすれば、寝転ぶ事が出来るから…だったのだ。


なので、そんな思いのまま、此の時のつくしは、椅子に座って、搭乗時間を待って居たのだ。



実は、つくしが、『JFK国際空港』に到着した際…。
司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓と話しする前手に、此の時のつくしは、真っ先に、チケットカウンターに向かい、其の時の一番早い便のビジネスクラスの席を取って居たのだ。


実の事を言うと、『JFK国際空港』に到着した時の本来のつくしは、ファーストクラスのシートの席を取るつもりで居たのだ。


だが、此の時のつくしが取ったシートは、ファーストクラスのシートでは無く、ビジネスクラスのシートだったのだ。


実は、チケットカウンターのグランドスタッフから、説明を受けた事で、此の時のつくしは、ベッドの様に、全面的に、シートを倒す事が出来るビジネスクラスの席を取って居たのだ。


其れが、もし、本来のつくし通り成らば…。
エコノミークラスのシートの席を取って居た筈だったのだ。


だが、もし、此の時のつくしが、エコノミークラスのシートの席を取って居たとしても、長時間、自分自身の身体を支えて座る事が出来ないだろう事は、此の時のつくしとて、想像に容易かったのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、ファーストクラスでは無く、ビジネスクラスのシートを選んで居たという訳…だったのだ。



実は、此の時のつくしが、ファーストクラスでは無く、ビジネスクラスのシートを選んで居た理由は、其れだけでは無かったのだ。


NYに渡米した時のつくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓が、つくしの為に、ファーストクラスのシートの席を予約してくれて居たのだ。
勿論、タマも、一緒だった事は言うまでも無かったのだ。


其のお陰なのか?
此の時のつくしは、楽な気持ちで、飛行機に搭乗出来て居たのだ。


と言う事は、きつくて、辛い身体を横にして、飛行機に搭乗出来る事を知ってしまった此の時のつくしは、限界な身体を、楽な気持ちで、飛行機に搭乗出来る事を優先したのだ。


其れは、お金が如何こうという話では無く、自分自身の為でも有ったのだ。


そして、此の時のつくしは、初めて、こういう為に使うお金も必要なのだと言う事を、知ったのだった。


だからこそ…。
此の時のつくしは、迷う事無く、ファーストクラスのシートの席では無く、ビジネスクラスのシートの席を選んで居たという訳…だったのだ。


其れは、此の時のつくしの心の中で、“横に成って、寝転びたい。”と、言う気持ちが、勝って居たからに他ならないのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、本来のつくし成らば、し無いで在ろう行動に出たという訳…だったのだ。


という訳で、『JFK国際空港』に到着した時のつくしは、真っ先に、チケットカウンターに向かい、一番早い便のビジネスクラスのシートの席を取って居たという訳…だったのだ。



なので、飛行機に搭乗した後のつくしは、食事を摂る事を忘れたかの様に…。
また、NYに滞在中の気を張って居た自分自身の心と身体を休めるかの様に…。
此の時のつくしは、シートを倒したまま、ベッド状態にして、眠りに就いて居たのだ。


其れ程迄に、此の時のつくしの身体は、疲れ切って居たのだ。


という寄りも、“此のまま、自分自身の身体を休ませたい。”と、考える程…。
NYに滞在中のつくしは、気負って居たのだ。


しかも、此の時のつくしは、日本に着陸間近で在る事を、キャビンアテンダントから起こされて聞く迄、全く、気が付かない程…だったのだ。
其れ程、深い眠りに就いて居たという訳…だったのだ。



そして、シートを起こし、シートベルトをした時のつくしの顔色は土色で、唇の色は紫色をして居たのだ。


其の事に気が付いたキャビンアテンダントは、成田国際空港内に在る 医務室に、つくしを連れて行こうとしたのだが…。
其れを拒否したつくしは、取り敢えず、到着した成田国際空港のVIPラウンジにて、休ませてもらえる様に、頼んで居たのだ。


なので、キャビンアテンダントが付き添い、VIPラウンジにて、此の時のつくしは、暫く、身体を休ませて居たのだ。



だが、日本に戻って来た時間は、夕方近かった為に、遣る事が有る此の時のつくしは、1時間後には、成田国際空港を後にして居たのだった。


何故なら…。
此の時のつくしは、自身と進が一緒に住んで居るアパートに、進が、大学とバイト先から帰宅する時間迄には、到着して置きたかったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、成田国際空港のVIPラウンジにて、もう少し、自身の心と身体を休めたかったのだが…。
慌てるかの様に、成田国際空港のVIPラウンジを後にして居たという訳…だったのだ。



実は、NYに滞在中だったつくしは、司からのプロポーズを断った後…。
自身の為に用意されて居た部屋で、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓 と 司の姉で在る 椿、そして、タマへの置手紙だけでは無く…。
進への置手紙…。
そして、英徳大学に提出する為の休学届も、一緒に、書いて居たのだ。


実の事を言うと、此の進への置手紙に関しても、英徳大学に提出する為の休学届に関しても、何方も、つくしが、NYに滞在して居る以前からの計画だったのだ。


なので、此の時のつくしは、慌てるかの様に、自身と進が一緒に住んで居るアパートに、戻って居たのだ。



そして、自身と進が一緒に住んで居るアパートに到着したつくしは、既に、用意して居た進への置手紙をテーブルに置いて、何時も、英徳大学への通学の際に使用して居る鞄の中から、テキストやノート、其れと、筆記用具類を出して、僅かばかりの自分自身の生活必需品を入れて、(自身と進が一緒に住んで居る)アパートから外に出たのだ。


そして、其の後のつくしは、英徳大学に向かい、偶々、まだ、英徳学園内に居た英徳学園の理事長に、英徳大学の休学届を提出したのだ。


勿論、其のままでは受理されない事も、此の時のつくしの中では分かり切って居た事だったので、封筒を二重袋にして、一見観たら、何か分からない様に封をした状態で、英徳学園の理事長に、英徳大学の休学届を提出したのだ。


云わば…。
此の時のつくしは、或る意味、確信的だと言えたのだ。



そして、其の後のつくしは、英徳大学の裏口から抜け出すかの様に、英徳学園を後にして居たのだ。


実は、英徳高校時代の司とつくしは、授業をサボる際に、英徳大学の裏口から抜け出した事が有ったのだ。
其の時に、つくしは、英徳大学に裏口が有るという事を、司から教えて貰って居たのだ。


云わば…。
其の当時の司にとって、こう成るとは予想せずに、つくしに教えて居たという事に成るのだ。


言う成れば…。
現在の司にとっては、『自らの首を絞める』形と成って居たのだ。



実は、つくしがこういう決断に至った訳は、桜子からの一言…だったのだ。


【其の時の桜子からの一言とは…。


 「道明寺さんは、NYに渡米後…。
  如何も、先輩に、道明寺家のSPを就けてお出での様ですわね。
  きっと、道明寺さんは、先輩の事が、心配…何でしょうね。
  此れって、道明寺さんからの『愛』ですわ。
  先輩は、何も言わず、怒らず、道明寺さんからの厚意を受け取るべきですわ。」…だっ
 たのだ。】



だからだったのだ。
日本に帰国して帰って来た此の時のつくしには分かって居たのだ。


“私が黙って、NY(アメリカ)を出国した事で、きっと、司は、日本に到着したばかりの私
 に、道明寺家のSPを就けるに決まってるわ。”と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、英徳大学の裏口から抜け出すかの様に、英徳学園を後にして居たという訳…だったのだ。
そして、此の時のつくしは、道明寺家のSPを撒く事に成功して居たのだ。



そして、其の後のつくしは、携帯から、東京メープルの支配人に連絡を入れるのだった。


「暫くの間、バイトをお休みさせて下さい。
 道明寺社長からは、了承頂いて居ます。」と、嘘を付いて迄…。



そして、其の次につくしが行動した事は、誰にも何も言わず、誰にも何も知られず、当ても無く、自分自身も知らない所に行く事だったのだ。


其の為に、道明寺家のSPを撒く事に成功した此の時のつくしは、東京駅に向かって居たのだ。


そして、“何処へ?”とは考えずに、当ても無く、乗車券を購入して居たのだ。


実は、此の時のつくし自身、シートを倒して寝転びたい心境に駆られて居たのだ。


だからだったのだろう。
新幹線の車両の一番最後尾のシートの乗車券を購入して居たのだ。
勿論、此の時のつくしにとって、シートを倒して寝転ぶ為に、一番最後尾のシートの乗車券を購入して居たという訳…だったのだ。



そして、此の時に買った乗車券の購入金額のギリギリの駅のホームに降りた此の時のつくしは、ホームから見えたカプセルホテルにて、此の日は、夜を明かす事にしたのだ。


何故なら…。
もう、歩く事さえも、限界に近い此の時のつくしにとって、今、目の前に見えるカプセルホテルのネオンが灯って居る看板しか、目に入って来ない程…だったのだ。


そして、唯一、此の日、空いて居たレディースフロアのベッドに横に成ったつくしは、もう、立ち上がる事さえ出来ずに居たのだ。



そして、翌朝、チェックアウト、ギリギリの遅めの時間に、宿泊料金を清算して、外に出た此の時のつくしは、何処を歩いて居るのかさえ分からず、唯、街路樹沿いを、只管、歩いて居たのだ。


其処で、つくしは、力尽きたかの様に、つくしが歩いて居た街路樹沿いで、等々、倒れてしまったのだ。


其の時間は、其れ程、経って居ない様に感じられたのだが…。
晩夏だというのに、朝だったからなのか?
若しくは、高原地帯の木陰だったからなのか?
つくしの身体は、冷え始めて居たのだ。


其の時だったのだ。
近くで、ペンションを経営して居るオーナー夫妻が乗って居る車が、偶然にも、其の街路樹沿いを通って居たのだ。
そして、其処で、人が倒れて居る事に気が付いたのだ。


其のペンションを経営して居るオーナー夫妻は、意識を失ってしまって居るつくしを、自身達の車に乗せて、其のまま、自身達が経営して居るペンションに連れて来たのだ。


そして、暫くの間…。
此のペンションを経営して居るオーナー夫妻は、意識を失ってしまって居るつくしを、看病するのだった。



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  7.』に出て来る 
 『高原地帯』とは、何処という事は、定めて居ません。
 所謂、架空の場所です。
 ですので、其の辺りは、『二次小説の世界』と、スルーして下さいました成らば幸いで
 す。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

×

非ログインユーザーとして返信する