tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  10.



【『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  9.』のエピローグ
 <進と会った後のF3&T3>】


F3&T3は、つくしと進が住んで居る筈のアパートに、大急ぎで、向かって居たのだ。


そして、進と会った後のF3&T3は、進から或る話しをされると共に…。
F3&T3は、つくしが、テーブルの上に置いて行ったという置き手紙を、進から見せられて居たのだ。
勿論、此方(F3&T3)から進に、見せる様に、頼んで居たのだが…。



実は、F3&T3が、つくしと進が住んで居る筈のアパートに着いた時の進は、(つくしと進が住んで居るアパートの部屋が、2Fだった為に)階段を下りて居た最中だったのだ。


其処で、階段を下りて居た進を見付けた優紀は、真っ先に、進の傍に駆け寄り、進に声を掛けて居たのだった。


「進君っ!」と…。


其の優紀の声に反応した進は、優紀に返答するのだった。


「優紀さん…⁉
 如何したんですか?
 今、優紀さん家(ち)に、行こうとして居た所だったんです。
 まだ、バイトで、僕が、帰って居ない間に、如何も、姉ちゃんは、NYから帰って居た
 筈…何ですが…。
 アパート(の部屋)のテーブルの上に、置き手紙を置いて、其のまま、出て行ってしまっ
 た様で、姉ちゃんの姿が、何処にも無いです。
 其れに、何時も、姉ちゃんが、大学に行く際に使用して居る鞄は無かったんですが、其の
 鞄の中から、勉強道具は置いて行った様で、机の上に置いて在りました。
 だから、“姉ちゃんの身に、何か、有ったのか?”と、思って…。
 其れに、幾ら、待っても、其の後、姉ちゃんは、全く、帰って来ないんです。
 しかも、携帯の電源を切って居るのか?
 全く、繋がらないし…。
 だから、優紀さんなら、“何か、姉ちゃんから、聞いて居ないかなぁ~。”と、思って…。
 優紀さん…。
 姉ちゃんから、何か、聞いて無いですか?」と…。


其処で、優紀は、困った様な顔付きに成り、眉を下げた状態のままで、進に返答するのだった。


「進君…ごめんなさい。
 私達も、つくしの事で、此処(つくしと進が住んで居る筈のアパート)に来たの。
 美作さんの下に、道明寺さんから連絡が入って来て…。
 つくしは、如何も、誰にも何も言わず、NYの道明寺邸を出て行ったらしいの。
 で、日本へ帰国している筈の其れ以降のつくしの足取りが、全く、掴めて居ないみたい
 で…。
 そうか…。
 進君でも分からないのかぁ~。」と、残念そうに…。


其処で、あきらは、進に、声を掛けるのだった。


「進…。
 取り敢えず、部屋に入ろうぜ‼
 此処(つくしと進が住んで居る筈のアパート前の道端)じゃあ、何だろ?
 誰に、聞かれてるか?
 分かんねぇから…よ。」と…。


だからだったのだ。
F3&T3、そして、進の一同は、つくしと進が住んで居るアパートの部屋に入ったのだった。



実は、此のつくしと進が住んで居る筈のアパートに、つくしと進姉弟の両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻は、一緒には住んで居ないのだ。


と言うのも…。
つくしが、大学2年生の時に、教授に提出した論文が、其の年に行われた『学生国際フォーラム』にて、発表されるや否や、つくしと進姉弟の両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻は、道明寺HDの物件で在る 東京郊外のマンションの管理人の仕事を任されて居たのだ。


だからだったのだ。
其のマンションの一室が、つくしと進姉弟の両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻の住処でも在ったのだ。


だからだったのだろう。
つくしと進姉弟の通学に、時間が掛かる東京郊外に住む寄りも、東京23区内に住む方が良いという事から、つくしと進姉弟は、自分達の二人だけで、此のアパートに住み続けて居たのだ。


実は、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に寄って、東京23区内に在る つくしと進姉弟が住む為のマンション(セキュリティ対策されて居る)も、用意されて居たのだが…つくしが、拒絶して居たのだ。


だからだったのだ。
そんなつくしの事を心配して居た司は、つくし専属SPに、つくしへの警護強化を、更に、指示して居た程…だったのだ。



そして、F3&T3と一緒に、(つくしと自身が住んで居るアパートの)部屋に入った進は、更に、あきらから、声を掛けられて居たのだ。


「進は、俺等と会うのは、初めてだよな?」と…。


だが、進は、あっさりと、F3&T3に話しし始めるのだった。


「いいえ。
 優紀さんは、中学の頃からの姉ちゃんの幼馴染で親友だから…。
 僕が、小学生の頃から知って居ますが…。 
 類さんは、(此のアパートにて、牧野家の家族4人で住んで居た当時から)うちに、良
 く、遊びに来てくれて居たので…以前から知ってますよ。
 後の皆さんの事は、姉ちゃんとの話しの中で、良く聞いて居たので、知って居ますけ
 ど…。」と…。


其処で、総二郎とあきらは、同じ事を、思って居たのだ。


“進が、類の事を、『花沢さん』呼びでは無く、『類さん』呼びをして居ると言う事は、進
 も、類とは、かなり親しい関係で有ると言う事だろうな。
 道理で、司が、類の事を、警戒する筈だよな。”と…。



其処で、場の雰囲気が悪く成って居る事を、察知したのか?
桜子が、進に声を掛けるのだった。


「進さん…。
 初めまして!
 私は、先輩…。
 進さんのお姉様の後輩で、三条桜子と申します。
 宜しくお願いします。」と…。


だからだったのだろう。
滋が、桜子の後を追う様に、進に、自己紹介を始めたのだ。


「私は、つくしの一つ年上で、親友の大河原滋って、言うの。
 宜しくね!」と…。


そして、あきらが、総二郎の方に、右手の親指を向け乍ら、総二郎を紹介しつつ、自分自身の自己紹介も始めたのだ。


「俺等は、類同様、司の幼馴染で親友のF4のメンバーで、こいつは、西門総二郎で、俺は、
 美作あきらだ。」と…。


そして、総二郎とあきら同時に、進に、声を掛けるのだった。


「「宜しくな!」」と…。


だからだったのだろう。
進は、F2&滋&桜子に、返答するのだった。


「宜しくお願い致します。」と…。



其処迄、挨拶し終えたF3&T3は、本題に移ろうとするのだった。
此処では、類が、話しの主導権を握るかの如く、進に、声を掛け様として居たのだ。


「進…。
 其処で何だけど…。
 其の牧野が置いて出て行ったという置き手紙を、俺等にも見せてくれる?」と…。


だからだったのだ。
進は、F3&T3の前に、つくしが置いて出て行ったという置き手紙を置いて、見せるのだった。


【其のつくしが置いて出て行った置き手紙とは…。


 『進へ
  進、今回の私の行動を許して下さい。
  もう、此処には、帰って来られないと思うけど…。
  私は、大丈夫だから…。
  探さないで…ね。
  其れと、パパとママには、此の事は、言わないで…ね。
  此の事を、パパとママが知ったら、きっと、後悔すると思うから…。
  宜しくお願い…ね。
                          つくしより』…だったのだ。】



そんな置き手紙を、自身の姉から置いて出て行かれた進にとって、戸惑う事は当然で…。
信じられない気持ちに成る事も、また、当然だと言えたのだ。


また、つくしが置いて出て行った置き手紙を見た此の時のF3&T3は、当の本人で在る つくしが、自身の両親に、自身の置かれて居る状況を話しして居ない事を、知ったのだ。



だからだったのだろう。
其処で、此の時のあきらは、そんな進の様子を見て居た事で、F2&T3にも話しした司から聞いたつくしの話しの事を、進にも、話しして聞かせて居たのだ。


其処で、そんな話しをあきらから聞いた此の時の進は、驚愕するのだった。



実は、もし、進が、此の場(つくしと進が住んで居る筈のアパート)に、まだ、居る間に、F3&T3が間に合って居なかったら、進は、或る所に向かう筈だったのだ。
勿論、優紀の話しを聞いてから、判断するつもりで居たの事は、事実だったのだが…。


だからだったのだろう。
此の時の進は、ちらっと、呟く様に、言って除けるのだった。


「優紀さんの話しを聞いてから、警察に、捜索願を出そうとして居たんだけど…。
 姉ちゃんの事は、道明寺さんと皆さんに、お任せしても、良いという事だよね。」と…。


だからだったのだ。
そんな進の独り言と言うべき、呟きに、反応した此の時の類は、進に言って除けるのだった。


「うん、大丈夫だよ。
 司は、牧野の事に成ると、『牧野センサー』が働く様だから…さ。
 実は、司は…さ。
 牧野の危機を感じると…。
 危機能力を発揮させるんだよ。
 だから…さ。
 司に、全てを任せても、大丈夫だよ!」と…。


だが、そんな類の言い分を聞いて居たあきらは、思って居たのだ。


“今の司は、間違い無く、浮かれてたんだろうな。
 牧野に対する今の司の其の『牧野センサー』は、間違い無く、作動不能状態だろ?
 そんな司に任せても、大丈夫…何だろうか?”と、心配するかの如く…。



そして、其の後のあきらは、そんな風に、思い乍らも、司に、報告するのだった。
勿論のリモートにて…。


其れは、F3&T3が、進から見せて貰ったつくしが置いて出て行ったという置き手紙の事について…。
そして、つくしが、自身の両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻に、自身の置かれて居る状況に関して、連絡して居ない事について…。
其の全ての事に関して、あきらは、司に、報告するのだった。



実は、此の時のあきらは、進に、願い出て居たのだ。
其れは、司の為に、つくしが置いて出て行ったという置き手紙の画像を撮る事だったのだ。
勿論、其の事を、あきらが、進に願い出た理由は、司のPCに、送付して遣る為だったのだ。


進の為に、つくしが置いて出て行ったという其の置き手紙の画像を観た此の時の司は、其のつくしが書いたで在ろう文面を読んで、驚愕するのだった。


何故なら…。
其のつくしが置いて出て行ったという置き手紙の文面には…。
『もう、此処には、帰って来られないと思うけど…。
 私は、大丈夫だから…。
 探さないで…ね。』と、書いて在ったのだ。


其れに、『此処には、帰って来られない』と、言う事は、『つくしと進が住んで居るアパートの部屋』には、帰って来られないという意味に成るのだ。


其れだけじゃ無いのだ。
其のつくしが置いて出て行ったという置き手紙の文面には…。
『パパとママには、此の事は、言わないで…ね。
 此の事を、パパとママが知ったら、きっと、後悔すると思うから…。』と、書いて在るのだ。


此の時の司には、其の意味の意図が、全く、分からず、悩むしか無かったのだ。
寧ろ、此の時の司にとって、つくしが伝えたい文面の意味が、全く、理解出来て居なかったのだ。


そして、あきらが、既に、認識して居た通り、司の『牧野センサー』は、全く、作動して居ない事を、露呈して居た様なモノだったのだ。



そして、其の後も何の収穫も無いまま…。
英徳大学の夏期休暇の終了を迎えた其の後のF3&桜子が、英徳大学に行って視て、分かった事が有ったのだ。


何故なら…。
あのつくしの友達(?)で在る 青池和也が、F3&桜子に、報告して来たから…だったのだ。


「大変大変…。
 つくしちゃんが、理事長に、休学届を提出したらしいよ。
 ねぇ~、ねぇ~。
 まだ、つくしちゃんは、NYなの?
 皆は、つくしちゃんから、何か聞いてる?
 道明寺は…此の事、知ってるの?」と…。


其処で、F3&桜子は、同時に、お互い、それぞれの顔を、見合わせて居たのだ。

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