tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  11.



其の後も何の収穫も無いまま…。
英徳大学の夏期休暇の終了を迎えた其の後のF3&桜子が、英徳大学に行って視て、分かった事が有ったのだ。


何故なら…。
あのつくしの友達(?)で在る 青池和也が、『牧野つくし』に関する情報を入手して来たから…だったのだ。


其の報告を、青池和也から聞いた此の時のF3&桜子は、同時に、お互い、それぞれの顔を見合わせ乍らも、予期して居た事だっただけに、それぞれ、思って居たのだ。


“やっぱり…ね。”
“だろうと思ってたわ。”
“牧野は、一体、何を考えてんだ?”
“先輩は、休学届を提出したままで、今は、何処に居らっしゃるのかしら?”と…。



だが、そう思い乍らも、あきらは、青池和也に、訊き始めるのだった。


「和也…。
 お前は、俺等でも知らねぇ事を、何で、知ってんだ?」と…。


だからだったのだろう。
当然とでも言いた気に、青池和也は、F3&桜子に、飄々と、言って除けるのだった。


「えっ??
 だって…さ。
 さっき、教授同士で話しして居る所に、偶然、遭遇してしまって、聞いてしまったんだよ
 ね。
 “理事長から報告を受けたんですが…。
  あの牧野つくしから、休学届が出て居るそうですよ。
  此れ迄の牧野つくしは、高等部当時から、長期休暇に入れば、毎年、図書館に籠って、
  勉強して居た様なのですが…。
  今年の夏期休暇は、入って直ぐに、「道明寺社長の呼び出しに寄り、牧野つくしは、
  NYに渡米して居る。」と、私は、理事長から伺って居たので…。
  夏期休暇が終わろうとして居た未だに、英徳(大学)に姿を現さない牧野は、てっき
  り、まだ、NYに居るものだと思って居たんですが…ね。
  まさかの休学届が出て居るとは思っても視ませんでしたよ。
  牧野つくしは、如何したでしょうかね?”って、話しして居たんだよ。
  勿論、僕は、陰に隠れて、教授同士のそんな話しを聞いて居たんだけど…ね。」と…。


其処で、此の時に、F3&桜子は、思って居たのだ。


“和也(青池さん)は、何時も何時も、偶然と言い乍らも、そう言う所に、良く、遭遇する
 よな(よね・しますね)。”と…。


云わば…。
此の時のF3&桜子は、そんな『青池和也』の事を呆れて居るかの様だったのだ。



だが、此の時のF3&桜子は、そう思い乍らも、そんな青池和也の事を感謝するかの様に、それぞれ、話しし始めるのだった。
勿論、忠告をする事も、忘れて居なかったのだが…。


何故なら…。
実は、F3&桜子は、『青池和也』という男が、お喋り好きだと言う事を、知って居るから…だったのだ。


だからこそ…。
此の時のF3&桜子は、青池和也に、本当の事を伝える気等、毛頭無かったのだ。


なので、此の時のF3&桜子は、『青池和也』という男に、忠告をする事を忘れて居なかったという訳…だったのだ。


其処で、先ずは、類が、口火を切るかの様に、青池和也に、言って除けるのだった。


「牧野の事は、俺等では、良く分からないんだよ。
 だから…ね。
 俺等に教えてくれた事は、嬉しいんだけど…。
 無闇に、其の話しを、言わない方が良いと思うよ。」と…。


そして、総二郎も、言って居る言葉は違っても、類と同じ様な話しを、青池和也に、言って除けるのだった。


「和也…。
 俺等に、其の事を、教えてくれてサンキュな!
 けど…な。
 類の言う通り、俺等以外には、此の話しは、済んじゃねぇぞ。
 分かったな、和也‼」と…。


そして、あきらも、また、類と総二郎と同じ様な話しを、青池和也に、言って除けるのだった。


「和也…。
 俺等に、其の事を教えてくれた事は、有り難ぇんだけど…な。
 そんな話しを聞いた此の英徳(学園)の奴等は、司と牧野の事を、変に勘繰ると思うだよ
 な。
 例えば、司と牧野は、別れてねぇのに、“別れたんじゃねぇ(無い)の?”とか…。
 有りもしねぇ事を、噂する可能性だって、否定出来ねぇだろ⁉
 だから…よ。
 もし、そんな話しが、英徳学園内で、噂に成って視ろ…よ。
 司が、黙ってねぇと思うぞ‼
 そう成れば、和也は、間違い無く、司に遣られるぞ‼」と…。


実は、そんな風に、青池和也に、言い乍らも、此の時のあきらの顔付きは、“怒った司は、怖ぇぞ‼”と、言った風情を顔に張り付かせ乍ら、青池和也に、言って除けて居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の青池和也は、シュンとし乍らも、F3に、返答の言葉を、伝えるのだった。


「分かってるよ。
 此れ以上は、誰にも言わないよ。」と…。


其処で、桜子は、更に、青池和也に、言って除けるのだった。


云わば…。
此の時の桜子は、『青池和也』が、傷付くだろう事を分かって居乍らも、そんな風に、言って除けて居たのだった。


「青池さんがお分かりの様でしたら、宜しいんですのよ。
 ですが、青池さんは、男性の方にしては、お喋り好きですよね⁉
 先輩と私が、一緒に、お話しして居たら、必ず、“何の話しをしてるの?”と、言った顔付
 きで、勝手に、仲間に加わって居らっしゃいますよね。
 だからこそ…。
 F3の皆さんは、青池さんの事が心配で、青池さんに忠告為さって居るんですわ。
 ですから…。
 F3の皆さんとのお約束は、必ず、守って下さいね。」と…。
「………」


其処で、真顔で、桜子から、そんな風に、言われた此の時の青池和也は、完全に、シュンと成って居たのだ。
言葉が、何も出て来ない程に…。


だからだったのだろう。
此の場に一緒に居たF3は、そんな桜子の真顔の顔付きを観た事で、それぞれ、同じ事を思って居たのだった。


“例え、司と牧野の為だと言っても…。
 こんな時の桜子(三条)の真顔の顔付きは、怖ぇよな(怖いよね)。”と…。



そして、此の話しの件も、あきらは、司に報告するのだった。
勿論のリモートで…。


だが、実は、其の休学届の件に関して、既に、司は、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓からも、つくしの専属として、司がつくしに就けて居るSPの責任者からも、同じ様な話しを聞いて居たのだ。


「つくしさん(牧野様)が、英徳学園の理事長に休学届を提出した様(で、御座います。)
 よ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、あきらに言えた言葉だったのだ。


「ああ、其の事なぁ…。
 もう既に、俺は、ババアからも、つくしに就けて居るSPの責任者からも、其の話しは、
 聞いてんだわ。
 俺が、あいつに気を取られて居る間に、俺がつくしに就けて居るSPの責任者に、ババア
 が指示を出してくれて居たみてぇで、既に、つくしに就けて居るSPの責任者は、俺から
 の指示が無くても、色々と、調べて居た様だわ。
 けど…よ。
 あいつが、何を考えて、そうしたのか?
 俺には、全く、意味が分かんねぇんだわ。」と、頭を抱えるかの様に…。


其処で、あきらは、司に、提案するのだった。


「だったら…よ。
 牧野に就けて居るSPの責任者に、調べさせたんだろうな?
 司…。
 お前の事だから…よ。
 牧野の携帯に、『GPS』とか搭載させて有ったんじゃねぇの?
 もし、電源が切れて居ても、或る程度は、割り出せんだろ?
 後、『位置情報システム』とかなら、牧野の現在地が、割り出せんじゃねぇのかよ?」と…。


だからだったのだ。
司も、其の事に気が付いて居たので、既に、つくしに就けて居るSPの責任者に確認して居たのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、更に、あきらに言えた言葉だったのだ。


「ああ、もう既に、つくしに就けて居るSPの責任者には、確認済みだ‼
 けど…な。
 如何やら、既に、『GPS』も、『位置情報システム』も、勝手に、解除されてる形跡が有
 るらしいわ。
 だから…な。
 つくしの居所は、分からず仕舞いだ。
 多分、牧野が、勝手に、解除したんだと思うけど…な。」と…。



其処で、お手上げ状態の此の時の司とあきらは、同じ様な事を思って居たのだ。


“つくし(牧野)は、こうし様と、思えば、ぜってぇに、実行する(よな)。
 事前に、計画を立てて動いて居たとしか思えねぇ(な)‼
 一体、つくし(牧野)の身に、何が有ったというの(だろう)か?”と…。


云わば…。
此の時の司とあきらからして視れば…。
つくしの行動の意味も、意図も、さっぱり、分からなかったのだ。


だからこそ…。
此の時の司とあきらは、リモートで話しし乍らも、困惑するしか無かったのだ。



勿論、司と話しし終えた後のあきらは、F3&T3のグループLINEの『ビデオ通話』にて、F2&T3に、司と交わした此の件の話しを話しして聞かせて居たのだ。


だからこそ…。
あきらだけじゃ無く、F2&T3の誰もが、司とあきら同様に、つくしの行動の意味も、意図も、さっぱり、分からず、困惑するしか無かったのだ。



だからだったのかも知れない。
此の時点に於いての司の心の中では、良からぬ事しか考えられなかったのだ。
勿論、此の時の司の頭の中では、分かって居たのだ。


“そんな事は、ぜってぇ、ねぇに決まってる‼
 つくしが、俺を置いて、経った一人で、変な行動に出る筈がねぇ‼”と…。


だが、此の時の司にとっては、つくしに関する情報が乏しいと言う事…。
そして、つくしの弟で在る 進に残して行ったという置き手紙の文面の内容…。
そして、そんなつくしの勝手な行動の全てが、司を、怯えさせて居たのだ。


“まさか…⁉”と、司に思わせる程に…。



そして、此の時のF3&T3も、司同様に、“まさか…⁉”と、思って居た事は、事実だったのだ。



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  11.』の一部の文
 面の中に、不快に思われるやも知れない表現が入って折ります事を、お詫び申し上げま
 す。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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