tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  28.



<此の二次小説『打ち上げ花火【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  28.』は、一部の
 文面の中に、不快に思われるやも知れない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



司とつくしが話しして居る所に、つくしの病室で在る VIP専用病室のドアが、ノックされたのだ。


其処で、司は、ドアに向かって返答したのだ。


「誰だ?」と…。


だからだったのだろう。
道明寺家のつくし専属 SPの責任者が、司に返答したのだ。


「はい、SP責任者 △△です。
 牧野様のお母様がお見えに成りました。
 入って頂いても宜しかったでしょうか?」と…。


なので、つくしが、道明寺家のつくし専属 SPの責任者に、声を掛けたのだ。


「はい、大丈夫です。
 入ってもらって下さい。」と…。


そして、道明寺家のつくし専属 SPの責任者も、更に、返答するのだった。


「承知致しました。」と…。


なので、つくしの母親で在る 牧野千恵子が、つくしの病室で在る VIP専用病室に入って来たのだ。



実は、今の今迄、司とつくしは、桜子との事で話しして居たので、此の時のつくしの顔付きは、興奮状態だった事も有り、怒り顔だったのだ。
そんなつくしの顔付きは、自身の母親で在る 牧野千恵子の登場に寄り、柔らかく成って居た事は言うまでも無かったのだ。


そんなつくしの顔付きの変化に、此の時の司は、実は、ホッとして居たのだ。


何故なら…。
興奮状態のつくしの身体が、心配だったのだ。


其れに、此のままだと、つくしは、何処までも、エキサイトするに違い無かったのだ。


だからと云って、司自身、桜子がつくしにした行為を、許せる筈も無く…。
つくしのエキサイトを鎮められないと分かって居たのだ。


だからこそ…。
つくしの母親で在る 牧野千恵子の登場に、ホッとして居たという訳…だったのだ。



そして、つくしの母親で在る 牧野千恵子は、司が、つくしの病室で在る VIP専用病室に居る事に気が付き、司に声を掛けるのだった。


「道明寺さんも、居らっしゃったのね。
 丁度、良かったわ。
 実は、道明寺さんに、お礼を言いたかったのよ。
 つくしの輸血の為に、道明寺さんの血液を採取してくれたそうで…。
 有難う御座いました。」と、頭を下げ乍ら…。


ところが、此の時の司の顔付きは、苦笑いだったのだ。


だからこそ…。
此の時の司は、つくしの母親で在る 牧野千恵子に、言えた言葉だったのだ。


「いいえ、とんでも有りません。
 私は、つくしさんの婚約者ですし、つくしさんと同じB型ですので…。
 当然の事をした迄です。」と…。


だが、此の時の司は、勿論、『赤札』の件を、つくしの母親で在る 牧野千恵子には伏せて居たのだ。


何故なら…。
“そんな事を言えば、つくしとの結婚が許される筈ねぇ‼”と、此の時の司は、思って居たから…だったのだ。


なので、『赤札』の件に関して、此の時の司は、言えずに居たのだ。



其処で、司は、続けて、つくしの母親で在る 牧野千恵子に、願い出るのだった。


「お義母さん…。
 お願いが有ります。
 私は、どんな事が有っても、つくしさんと結婚するつもりで居ます。
 なので、既に、“お義父さん・お義母さん”と、呼ばせてもらって居ます。
 まだ、今の私は、つくしさんの婚約者という段階だけですが…。
 ですので、お義母さんも、私の事を、下の名前で呼んで下さい。」と…。


なので、つくしの母親で在る 牧野千恵子は、司の懇願に、快く応じる事にしたのだった。


「分かったわ。
 そうさせてもらうわね。」と…。



其処で、つくしの母親で在る 牧野千恵子は、自身の娘で在る つくしが寝て居るベッドの方に近付き、つくしに、声を掛けるのだった。


「つくし…。
 具合は、如何かしら?
 顔色は、良い様に思うんだけど…。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身の母親で在る 牧野千恵子に、心配を掛けたく無くて、にこっと、微笑み乍ら、返答するのだった。


何故なら…。
今の今迄、つくしは、司に対して、怒って居たのだ。
なので、つくしの顔色が良いという寄りも、興奮状態で怒って居た為に、つくしの顔色は、真っ赤に成って居たのだ。


だからこそ…。
此の時のつくしは、自身の母親で在る 牧野千恵子に、こう返答して居たのだ。


「うん、まだ、万全とは言えないと思うんだけど…。
 手術前の様な苦しさは、もう、無いかな。」と…。


其処で、つくしの母親で在る 牧野千恵子は、自身の娘で在る つくしに、伝えなくては成らない事を、話しし始めるのだった。


「そう、其れは、良かったわ。
 其処で何だけど…。
 つくし…。
 実は…ね。
 司さんのお母様から、申し出が有って…ね。
 進と相談して、話しを進めて置いたから…。」と…。


だからだったのだ。
そんな自身の母親で在る 牧野千恵子からの話しの意図が、全く、分からないという事も有ったのだが、唯々、驚愕で、此の時のつくしは、自身の母親で在る 牧野千恵子に、訊き始めるのだった。


「何の事…⁉」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの母親で在る 牧野千恵子は、言い難そうに、自身の娘で在る つくしに、話しし始めるのだった。


「実は…ね。
 司さんのお母様が、進の為に、セキュリティ対策されたマンションを、ご用意下さったと
 いうのよ。
 “つくし(さん)が、退院したら…。
  道明寺(邸)で、暮らして頂きます。”と、仰って…。
 最初は、勿論、お断りしたのよ。
 “つくし共、相談したい。”と、伝えて…。
 でも、司さんのお母様が、仰ったのよ。
 “其れだと、そう簡単に、つくし(さん)が、了承する訳が御座いません。
  ですので、事後報告で、宜しいかと…。”と、仰って…。
 で、進も、了承するしか無く成って…。
 もう既に、其のセキュリティ対策されたマンションに、進は、引っ越ししてるのよ。
 だから…つくしと進が住んで居たアパートは、既に、引っ越し済みなのよ。
 つくしの荷物は、既に、道明寺邸に、預けて在るから…ね。
 其のつもりで居て…ね。
 其れと、司さんのお母様が仰るには、つくしと進が住んで居たアパートの所有者は、実
 は、司さんだったそうなの。
 だから…つくしと進以外の住居者は、実は、SPさんだったみたいよ。
 つくしと進は、気が付いて居なかったみたいね。
 なので、つくしと進が住んで居たアパートは、既に、取り壊されて居るわ。」と…。


だからだったのだ。
つくしは、自身の母親で在る 牧野千恵子から、そんな話しを聞かされて、司を睨んで居たのだが、此の時の司は、居た堪れない気持ちで居たのだ。


何故なら…。
そうする事に了承したのは、他でも無い。
司…だったのだから…。



そして、此の時のつくしの母親で在る 牧野千恵子は、司とつくしのそんな様子を、知ってか知らずか?
更に、話しを続けるのだった。
勿論、言い難そうに…。


「其れと…此の病室の事…何だけど…ね。
 司さんのお母様が、仰ったのよ。
 “幾ら、つくし(さん)が、「別の病室にして欲しい。」と、言って来ても…。
  「此の病室以外は、ダメだ‼」と、伝えて欲しい。”と…。
 実の事を言うと、司さんは、此の病室以外、セキュリティの関係上…無理らしいの。
 だから…つくしも、此の病室以外は、無理…何ですって。
 つくし専属のSPさんの警護上…らしいわ。
 だから…つくしの入院中は、此の病室以外、難しいって事よ。
 だから、ねっ、つくし…。
 全ては、司さんのお母様の指示…何だけど…。
 司さんのお母様の厚意を、有り難く受けたら、如何かしら?
 返って、喜ばれると思うんだけど…。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、更に、司を睨み付けた後…。
溜息を突き乍らも、自身の母親で在る 牧野千恵子に、返答するのだった。


「はぁ~
 分かったわよ。
 お義母様のお気持ちを、有り難く受け取る事にするわよ。」と…。



という訳で、つくしは、自身の入院中、此の病室以外、移らない。
また、自身の退院後の住まいは、道明寺邸と、言う事に成ったのだった。


そして、此の事にホッとして居たのは、他でも無い。
司…だった事は言うまでも無かったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、思って居たのだ。


“つくしの説得を、全て、お義母さんに任せて、良かったわ。
 ババアは、良い仕事してくれたぜ‼”と…。

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