tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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椿 と 牧野家【浴衣に魅せられて】…<つかつく>  続編



【椿】


司の姉で在る 椿は、自身の弟で在る 司 と 自身の義妹に成る予定のつくしが、“結婚する事に成った。”と、自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から聞いた事で、慌てるかの様に、日本に帰国して帰って来たのだ。


そして、世田谷の道明寺邸で、司とつくしの二人の帰りを待って居た椿は、「二人が帰って来た。」と、タマから聞いた事で、慌てるかの様に、エントランスに向かうのだった。


そして、其処で、椿は、エントランスのドアが開けられた途端、自身の弟で在る 司では無く、自身の義妹に成る予定のつくしに向かって走り出したのだ。


そして、此の時のつくしは、自身の義姉に成る予定の椿の登場に、予期して居なかったという事も有り、驚愕するだったのだ。


何故なら…。
此の時のつくしは、行き成り、自身の義姉に成る予定の椿に、抱き締められて居たのだ。
しかも、つくしの隣に居た筈の司は、司の姉で在る 椿に寄って、司の肩は押され、突き飛ばされて居たのだ。


だからだったのかも知れない。
“司坊っちゃんは、まだ、椿お嬢様から、蹴り飛ばされなかっただけ、マシださね‼”と、此の時のタマが思う程、此の時の椿は、勢い良く、自身の弟で在る 司の肩を押して居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、勢い余って、転倒してしまう程…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、思わず、自身の姉で在る 椿に叫んでしまったのだ。


「姉ちゃん…何で、俺を突き飛ばしてんだよ。
 いい加減にしろよ‼」と…。


だからだったのだ。
此の時の椿は、つくしを抱き締め乍ら、自身の弟で在る 司に言って除けるのだった。


「えっ、何よ‼
 つくしちゃんが、私の本当の妹に成ってくれると聞いて、慌てて、日本に帰国して帰って
 来たのよ。
 何が、不満なのよ⁉」と…。


だが、司は、自身の姉で在る 椿に寄って、未だ、抱き締められたままのつくしを助け様とするが如く、自身の姉で在る 椿に、更に、叫んで居たのだった。


「姉ちゃん…つくしが、苦しがってんだろ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の椿は、何時もの如く、慌てて、つくしから離れたのだ。


「つくしちゃん…大丈夫⁉」と、言い乍ら…。


其処で、司は、そんな自身の姉で在る 椿に対して、“はぁ~。”と、溜息を突き乍らも、思って居たのだった。


“姉ちゃんは、全く、代わり映えしねぇな。
 何度、同じ事を繰り返したら、気が済むんだよ⁉”と…。


だが、此の時の椿は、つくしの様子を気遣い乍らも、自身の弟で在る 司には、一切、気遣う素振りを魅せる事無く、更に、話しし始めるのだった。


「司とつくしちゃんが、“結婚する。”と、お母様から聞いて、慌てて、帰国したのよ。
 つくしちゃん…本当に、有難う!
 こんな弟だけど、司の事を、宜しくお願いね!」と…。


実は、行き成り、自身の義姉に成る予定の椿から、きつく、抱き締められて居た此の時のつくしは、漸く、息も整い、自身の義姉に成る予定の椿に、返答出来る状態に成って居たのだ。
なので、此の時のつくしは、自身の義姉に成る予定の椿に、返答する事が出来て居たのだ。


「此方こそ、宜しくお願い致します。」と、自身の頭を下げ乍ら…。


其処で、更に、椿は、自身の義妹に成る予定のつくしに、話しし始めるのだった。
そんな自身の姉で在る 椿の話しを聞き乍ら、此の時の司が、“チェッ‼”と、悪態を突く様な話しだった事は言うまでも無かったのだが…。


「つくしちゃんの手術が成功してくれて、本当に、良かったわ。
 実は…ね。
 つくしちゃんがNYを去った後の司は、如何し様も無い程のダメ人間に成って居たのよ。
 司は…ね。
 自分自身の横に、つくしちゃんが居なければ、如何も、生きてはいけないらしいの。
 だから…ね。
 此れからも、司の傍には、つくしちゃんが、居て遣って欲しいの。
 司が、ダメ人間に成らない為にも…。
 宜しくお願いね、つくしちゃん…。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、自身の義姉に成る予定の椿に、即答するのだった。


「はい、承知して折ります。」と…。


なので、此の時の椿は、自身の義妹に成る予定のつくしからのそんな即答の言葉に、にこっと、笑って、軽く、自身の義妹に成る予定のつくしに『Hug』したのだった。
つくしの耳元に、「有難う!」と、声を掛け乍ら…。



だが、此の時の椿は、先程迄、優しい顔付きをして居たにも関わらず、自身の弟で在る 司の方を向いて、司の姉として、真剣な顔付きに成り、話しし始めるのだった。


「司…つくしちゃんとの結婚が決まったから…と、言って、男として、し無ければいけない
 事を忘れて居ないでしょうね?」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自身の姉で在る 椿が、自身に、何を言いたいのか?
分かるだけに、素直な気持ちのまま、言って除けるのだった。


「『プロポーズ』の事を言ってんだろ?
 既に、俺は、つくしに、エンゲージリングを手渡して、受け取って貰った。
 俺でも、遣るべき事は、遣ってんだよ。
 俺とつくしの事は、心配し無くて、良いから…。
 俺とつくしは、姉ちゃんに心配して貰わなくても、ちゃんと遣ってくから…。
 安心してくれ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、ホッとした様な顔付きに成り、司に、返答するのだった。


「そう、安心したわ。
 女という生き物は…ね。
 イベント事を、大切にする生き物なのよ。
 だから…ね。
 司…此れからも、思い出に残る様な事は、尽力しなさい。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、「ああ。」と、自身の姉で在る 椿に返答し乍らも、頷くのだった。



そして、『大人の男』に変貌して居た自身の弟で在る 司の姿を見られた事で、安心した此の時の椿は、自身の弟で在る 司 と 自身の義妹に成る予定のつくしに、言って除けるのだった。


「何時迄も、此処(エントランスホール)で、立ち話も何だから…。
 食事にしましょ!」と…。


そして、此の時の椿は、自身の義妹に成る予定のつくしの腕を掴んで、其のまま、ダイニングルームに連れて行くのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司は、仕方無く、二人の後を追う様に、ダイニングルームに向かうのだった。



そして、其の後、リビングルームに場所を移した椿 と 司とつくしは、此れ迄の話しをし乍らも、アルコールを口にして居たのだ。
勿論、アルコールに弱いつくしは、椿に寄って、鱈腹、飲まされた事も有り、酔っ払いに成って居たのだ。


だからだったのだ。
ソファに座って居た司は、自身の隣に座って居た筈のそんな酔っ払い状態のつくしの頭を、自身の太股に乗せた状態で、寝かせて居たのだ。


そんな司とつくしの様子を見て居た椿は、にこっと、微笑んで、司に、話しし始めるのだった。


「司…本当に、良かったわね。
 つくしちゃんを、見付け出す事が出来て、助ける事が出来て…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、左手でワイングラスを持ったまま、右手でつくしの頭を撫で乍ら、自身の姉で在る 椿に返答して居たのだ。


「ああ、そうだな。
 あん時程、怖いと思った事は、無かったな。
 つくしを見付け出せて、本当に、良かったと、今では、思ってるよ。
 もし、つくしに、もしもの事が有ったら…。
 今の俺は、後悔だけでは済んで無かったと思うし…な。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の椿も、そう思ったのか?
しみじみ、司に返答して居たのだ。


「ええ、そうね。
 司の事だわ。
 きっと、何もかも、潰してしまったでしょうね。
 自分自身も、(つくしちゃんの)加害者も…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、そう言って来た自身の姉で在る 椿に、即答するのだった。


「ああ、きっと…な。
 あん時の俺なら、そうするだろうな。
 つくしには、言えねぇけど…な。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の椿は、つくしが、生きて居てくれた事に、感謝して居たのだった。



【牧野家】


其の後の司とつくしは、つくしが、司からのプロポーズを受けた事で、牧野家に報告方々、挨拶に訪れて居たのだ。


そして、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻 と つくしの弟で在る 進に、報告するのだった。
勿論の司から…。


「つくしさんが、私からのプロポーズを受けてくれました。
 ですので、近々、結婚式を執り行いと思って居ます。
 詳しくは、母親が、挨拶に伺うと、申して折りましたので、宜しくお願い致します。」と…。


なので、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 千恵子夫妻 と つくしの弟で在る 進は、喜んで居たのだ。



そして、其の後、つくしの部屋にて、司とつくしの二人で寛いで居た所に、進が、顔を見せたのだ。
そして、此の時の進は、自身の義兄に成る予定の司に、伝えるのだった。


「義兄さん…姉ちゃんは、真っ直ぐで、怒りん坊で、融通が利かない処が在る一方で、自分
 の事より、人の事…そして、何より、家族を大切にしてくれる可愛い姉…何です。
 此れからも、色々、有るとは思いますが、如何か、姉の事を、宜しくお願い致します。」と…。


だからだったのだ。
此の時の司は、自身の義弟に成る予定の進に、言って除けるのだった。


「ああ、分かってる。
 お前の姉ちゃんが、如何言う女なのかも含めて…。
 だからこそ…。
 俺に任せとけ‼
 お前の姉ちゃんを、ぜってぇに、幸せにする。」と…。


だからだったのだ。
此の時の進は、安心したかの様に、「はい。」と、返答するのだった。



こうして、司とつくしは、両家、親友達で在る F3&T3、そして、タマと西田から祝福されて、結婚へと、邁進するのだった。



fin

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