tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚自体を諦めて居た男・結婚に夢を描いて居た女…<総優>  番外編



<此の二次小説『結婚自体を諦めて居た男・結婚に夢を描いて居た女…<総優>  番外
 編』は、『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>』の本編の途中では在りますが…。
 12月3日が『総二郎君のBirthday』という事で(既に、過ぎてしまって折りますが)、本
 編の『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>』と絡めて、綴って折ります。
 <つかつく>では無く、つくしと優紀との会話を絡めて、<総優>として、綴って折りま
 す。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  3.』のエピローグ と 『結婚出来な
 い男・しない女…<つかつく>  15.』の続き <つくしと優紀とのビデオ通話での会
 話の続き>】


実は、其の後のつくしと優紀とのビデオ通話での会話には、続きが有ったのだ。


其の後のつくしは、あの日、優紀とTELで話しした日から、ずーっと、気に成って居た事が有ったのだ。
(勿論、あの日とは、司とつくしが、初めて会ったあの部長会議の日の事なのだ。)


なので、何時かは、其の話しについて、“優紀には、訊かなくっちゃ‼”と、つくし自身、ずーっと、考えて居たのだ。


そして、やっと、其のつくしの考えが、実行に移せる日が遣って来たという訳…だったのだ。
なので、つくしは、訊いて視る事にしたのだった。
優紀が、つくしからの話しを聞いて、驚愕顔に成って居る共も知らずに…。


「で…ね。
 実は、前から、優紀に訊きたかった事が有ったのよ。
 今、訊いて良いかな?」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、“つくしから、何を訊かれるのだろうか?”と、思い乍らも、了承するのだった。


「うん、良いよ。」と…。


其処で、つくしは、自身が優紀の事に関して、ずーっと、気に成って居た事を、優紀に訊き始めるのだった。


「私が、司と初めて会った日に、私は、優紀にTELを掛けたでしょ⁉
 其の時、優紀さぁ~、TELで言ってたじゃん!
 西門さんと優紀が出会った時の事を…。
 あの時に、優紀が言ってたでしょ⁉
 “つくしには、詳しく、伝えて居なかったんだけど…。”とか…。
 “つくしに言えば、心配されると思って居たから…。
  だから…ね。
  つくしに、詳しく言えなかったの。”って…。
 あの日の優紀とのTELの時は、私自身、司の事で、イライラして居たし…。
 優紀の話しも、良く聞こうともせず、受け流しして居た所も有ったから…さ。
 聞き返す事もし無かったんだけど…。
 良~く考えたら、私、優紀が、如何して、西門さんと結婚したのか?
 詳しく、話しを聞いて無かった様な気がするのよね。
 ねぇ、優紀は、全く、違う世界の男性(ひと)と結婚して、後悔して無いの?」と…。


其処で、優紀は、“つくしは、私の話しを受け流しして居たんだぁ~。”と、思い乍らも、“何時かは、つくしにも、ちゃんと、話しし無くちゃ。”と、思って居た事も有り、つくしに、話しし始めるのだった。


「うん、後悔はして無いよ。
 でも、不安は有ったかな?
 だって…さ。
 其れ迄、私が生きて来た世界とは、全然、違う男性(ひと)との結婚だったし…。
 其れに、周りからは、色々、言われて居たし…。
 でも…ね。
 総二郎さんだけじゃ無く、家元と家元夫人が私を守ってくれて居たから、“結婚するんだ
 ったら、此の男性(ひと)かも…。”って、自然と思えたのかも知れない。
 だから、後悔はし無かったかな。」と…。


其処で、つくしは、確信を突くかの如く、更に、優紀に、訊き始めるのだった。


「そうかぁ~、優紀は、後悔して居ないんだね。
 其れだけ、優紀は、幸せって事だよね。
 其れと、優紀は、あの時、言って居たでしょ?
 “数年前に、高校の茶道部の先輩と、ばったり、再会してね。
  其の先輩から、お茶の先生を紹介してもらって、実は、其れから、また、お茶を続けて
  たんだよね。
  其れで、知り合ったのが、今の旦那様…。
  つくしには、詳しく、伝えて居なかったんだけど…。”って…。
 如何言う意味よ。
 私じゃあ、言えない話しって事…?
 あの時に、折角、優紀から誘って貰ったお茶会も、結局、出席出来なかったし…。
 未だに、其の意味を訊けず仕舞いだし…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、“あの時の事かぁ~。”と、思い乍らも、話しし始めるのだった。


「別に、つくしだから、言えない話しって訳じゃ無いよ。
 でも…ね。
 今だから、言える話し何だけど…さ。
 実は、私と知り合う前の総二郎さんは、遊び人で有名な男性(ひと)だったの。
 其れこそ…。
 『千人斬り』が、総二郎さんの目標だったらしいし…。
 (勿論、つくしが、其の後、『千人斬り』の意味合いを、優紀に訊いて来た事から、優紀
  がつくしに説明した事は言うまでも無い。)
 でも、私と付き合う様に成ってからの総二郎さんは、そう言う事はし無く成ったんだけ
 ど…ね。
 だから…ね。
 つくしには、詳しく、伝える事が出来無かったの。
 つくしの事だから、私の事を心配して来ると思って居たし…。
 だから、つくしからの心配は、何も要らないから…ね。
 其れに、実は、総二郎さんと私が知り合ったのも、偶然から…だったの。
 前にも言ったけど…さ。
 私は、高校の茶道部の先輩に、お茶の先生を紹介してもらったのよ。
 其のお茶の先生というのが、総二郎さんのお母様…。
 所謂、西門流 家元夫人…だったの。
 最初は、拒んだんだけど…。
 “更ちゃん(優紀の高校時代の茶道部の先輩)からの紹介なら、優紀さんには、私が、享
  受するわね。”と、仰って下さって、自然と、(西門流)家元夫人とは、親しく成った
 のよ。
 で、私は、何時(いつ)しか、(西門流)家元夫人から、総二郎さんの愚痴を聞く様に成
 って、総二郎さんに興味を持つ様に成ったの。
 “どんな男性(ひと)…何だろう⁉”って…。
 で、其れから、そんなに日にちが経って居ない間に、偶然にも、総二郎さんと出会ってし
 まったの。
 私のお稽古が終わって、帰ろうかと玄関に居た時に、総二郎さんが(西門邸の)本邸じゃ
 無い通用門から入って来て、ばったり、総二郎さんと会ってしまったの。
 で、其の日から、総二郎さんと何回か会って行く内に、総二郎さんとご一緒に食事に行っ
 たり、一緒に映画を観に行ったりして、自然と、総二郎さんとのお付き合いが始まって居
 たの。
 “今から考えると…よ。
  俺と優紀が、あん時(あの時)に出会ったのも、きっと、俺と優紀を会わせる為に、お
  袋(西門流 家元夫人)が考え出した、お袋(西門流 家元夫人)の策略だったんじゃ
  ねぇ(無い)のか?”って、総二郎さんは、言うんだけど…。
 (西門流)家元夫人から、真相を聞いた訳じゃ無いから、未だに、分からないの。
 勿論、私が、つくしに話しして来た様な小さい頃からの私の夢の中の結婚とは、全く、違
 う結婚に成ってしまったけど…。
 其れでも、私が、小さい頃から夢見て居た結婚と違って居たとしても、今の私は幸せだ
 し、総二郎さんと結婚して良かったと感じてるよ。
 其れに、総二郎さんは、小さい頃から、総二郎さんの将来は、“西門流の為に有る。”と、
 言われ続けて来たらしいの。
 だから、総二郎さんは、結婚自体を諦めて居たらしいのよね。
 云わば…。
 “自分自身の将来は、無いも当然だろう。”と…。
 だから、総二郎さんからも、“今が、一番幸せだ‼”と、私は、言って貰ってるし…。
 だから、私は、幸せだし、此の結婚に、後悔は無いと断言出来るよ。
 だから…ね。
 つくしは、心配し無いでね。」と…。


云わば…。
総二郎は、『結婚自体を諦めて居た男』と云えたのだ。
そして、優紀は、『結婚に夢を描いて居た女』と云えたのだった。



だからだったのだろう。
此の時のつくしは、優紀に言えた言葉だったのだ。
少し、羨ましく成り乍らも…。


「ご馳走様…。」と…。



だが、此の時の優紀は、態と、つくしに、そんな風に話しして居たのだった。
実は、其れが、桜子の策略だったのだから…。


実は、桜子も知って居たのだ。
つくしには、結婚願望が無い事を…。


だからこそ…。
此の時の桜子は、作戦に打って出て居たのだった。



こうして、此の時のつくしは、優紀からの話しを聞いた事で、総二郎と優紀との馴れ初めを知ったのだった。


そして、少しでは在ったのだが…。
つくしは、つくし成りに、司との事を考え始めて居たのだ。


“此のままで良い訳が無い。”と…。



だが、ビデオ通話でのつくしとの会話の中で、優紀は優紀で、つくしの顔付きを観て居て、思って居たのだった。


“つくしにとって、良い傾向かも知れない。”と…。


だからこそ…。
此の時の優紀は、“桜子さんに、良い報告が出来る。”と、喜んで居たのだった。


だからだったのだ。
此の時の優紀は、其の後、つくしとの会話の最中でのつくしの顔付きも含めて、全てを、桜子だけに報告して居たのだった。


なので、此の時の優紀と桜子のそれぞれは、其の後、つくしと会える事を、楽しみにして居たのだった。



fin



<此の二次小説『結婚自体を諦めて居た男・結婚に夢を描いて居た女…<総優>  番外
 編』は、番外編の為に、短めにて、終了して折ります事を、お詫び申し上げます。>

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