tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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初めての二人だけの年末年始【結婚出来ない男・しない女】…<つかつく>  番外編



2022年1月1日…元旦



【『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  32.』のエピローグ <一部有り>】


司とつくしは、牧野家の引っ越しが整った年末ギリギリに成って、つくしの実家と成る牧野家が住むマンションを訪れて居たのだ。


此の日のつくしは、年末と言う事も有り、手術の予定が入って居なかったのだ。


だからだったのだ。
此の日のつくしは、司と一緒に、牧野家に向う事が出来て居たのだ。



其の時だったのだ。
司は、自身が運転する愛車の中で、つくしに訊き始めるのだった。


「つくし…。
 訊きてぇ事が有んだけど…よ。
 俺には、“今は、まだ、結婚は考えて居ない(ねぇ)。”…みてぇな事を言い続けてたよ
 な?
 だのに…よ。
 お前は、ババアには、即、OKしたんだろ?
 ババアに、何を言われて、OKしたんだよ?」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしの顔付きは、考え込む様な顔付きをし乍らも、司の問いに返答して居たのだ。


「う~ん、如何言えば良いんだろう?
 最終的に話しが決まって居たから…だったのかも…。
 でも、私は、お義母様のお気持ちが嬉しかったからだと、今なら思うよ。」と…。


其処で、此の時の司は、不思議そうな顔付きをし乍らも、更に、つくしに訊くのだった。


「“嬉しかった。”って、何を、ババアから言われて、嬉しかったんだ?」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしは、司に、話しし始めるのだった。


「うん、実は…ね。
 道明寺社長という方が、如何言う方なのか?
 其れ迄の私は、良く、知らなかったの。
 唯、道明寺総合病院のオーナー企業の社長さんというだけで…。
 だから…ね。
 私は、(道明寺総合病院の)理事長室に入った時の道明寺社長のオーラに圧倒されたとい
 うのか?
 道明寺社長から声を掛けられても、私は、直ぐに、挨拶する事も出来無い状況だったの。
 でも、お話しして行く内に、『つくしさん』と、呼んで下さったり…。
 其の時に、私のパパの事を褒めて下さったりしたの。
 で…ね。
 私と会って下さる前に、実は、お義母様は、事前に、私の両親に会いに行って下さって居
 たらしいの。
 だから、其の事実を知る迄の私は、てっきり、お義母様から、“司との付き合いを反対さ
 れて居る。”と、思って居たの。
 だから、“ご子息と、「別れろ‼」と、仰られれば、私自身、ご子息と別れる覚悟は出来て
 居ります。”って、お義母様に言えたの。
 でも、今、考えたら、生意気な発言だったわよね。
 其れでも、其の時のお義母様は、私のパパの事を褒めて下さったのよ。
 だからだったんだと思うのよね。
 私は、自然に、“はい。”と、お義母様に返答して居たの。」と…。
「………」


其処で、此の時の司は、つくしからのそんな話しを聞いて居て、驚愕する程…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時の司は、直ぐに、返答出来なかったのだ。


何故なら…。
自身が知って居る自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓という人物は、他人(ひと)を認めたり、褒めたりする様な人物では無かったのだ。


だからだったのだ。
此の時の司は、直ぐに、返答出来ない程、驚愕して居たのだった。



だが、漸く、我に返った司は、つくしに言って除けるのだった。


「って事は…。
 もし、ババアから、“(俺と)別れろ‼”と、言われて居たら…。
 お前は、俺と別れてたっつー事か?」と…。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、司に言って除けるのだった。


「う~ん、分からないけど…。
 別れて居たかも知れない。
 だって、私の実家は、道明寺家に相応しい家柄じゃ無いし…。
 其れに、私の母親の事も、既に、司には、話ししたでしょ!
 だから…ね。
 私は、きっと、司と別れる方を選んで居たかも…。
 其れが、司の将来の為だと思えて居たし…。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、そう言って来たつくしに言い返すかの如く、言って除けて居たのだった。


「はぁ~??
 お前なぁ~
 俺とそんな簡単に、別れられたのかよ?
 何時(いつ)、別れても良い様に、俺と付き合って来たんか?
 いい加減にしろよ。
 俺が、お前とそう簡単に別れると思ってんのか?
 此の先の生涯も、俺は、お前と一生、添い遂げるつもりだっつーの‼
 お前が、俺に、何を言って来様が、俺は、お前とは、ぜってぇ、別れねぇから…な。
 其れに、お前の実家は、何も、関係ねぇよ。
 結婚するのは、俺とお前…何だからな。
 分かったな、つくし…?」と、怒り乍ら…。


だからだったのかも知れない。
そんな司からの力強い言葉に、此の時のつくしは、自然に、「うん。」と、司に返答出来て居たのだった。


其れに、此の時のつくしは、思って居たのだった。


“あの時のお義母様の仰って居た言葉は、正解だった様だね。”と…。



そして、其の後の司とつくしは、現在の牧野家の住まいと成って居るマンションに到着したのだった。


そして、其の後の司は、つくしの両親で在る 牧野晴夫 と 牧野千恵子夫妻に会い、挨拶を交わし合った後…。
つくしとの結婚が許されたという訳…だったのだ。



勿論、此の時のつくしの父親で在る 牧野晴夫は、司が用意してくれたマンションに関して、司にお礼の言葉を告げて居たのだ。


「道明寺さん…。
 こんな立派なマンションを用意して下さって、感謝しか在りません。
 其れに、私の仕事だけじゃ無く、進の仕事先も、ご用意下さった様で…。
 何と、感謝して良いやら…。」と…。


其処で、此の時の司は、“当然です。”と、でも、言いた気に、つくしの父親で在る 牧野晴夫に、話しし始めるのだった。


「其れは、勿論、当然な事です。
 私は、つくしさんと結婚するんです。
 お義父さんとお義母さんは、私にとっても、『両親』です。
 其れに、義弟も、当然、私の『弟』です。
 と言う事は、当然、私も、牧野家の家族の一員だと思って居ます。
 ですので、何ら、遠慮為さる必要は有りません。
 遠慮されてしまえば、返って、私が困ります。
 ですので、遠慮せず、全てを受け取って下さい。」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時のつくしの父親で在る 牧野晴夫は、司からの言葉に負けたかの様に、「有難う御座います。」と、言い乍らも、恐縮して居たのだ。


其処で、司は、つくしの父親で在る 牧野晴夫に、お願いするのだった。


「私が、つくしさんと結婚すると言う事は、お義父さんとお義母さんにとって、私は、『息
 子』でも在ります。
 如何か、敬語を使わず、ラフにお話し下さい。
 お願いします。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしの父親で在る 牧野晴夫は、司に頷いて魅せて居たのだ。



だからだったのだろう。
此の時のつくしの母親で在る 牧野千恵子の心の中では、既に、小躍り状態…だったのだ。


そして、此の時のつくしには、そんな自身の母親で在る 牧野千恵子の心の中が読めて居たのだ。


何故なら…。
此の時のつくしの母親で在る 牧野千恵子の心の中の思って居る事が、(つくしの母親で在る 牧野千恵子の)顔に出て居たのだ。


しかも、此の時のつくしの母親で在る 牧野千恵子は、実に、陽気そうで、既に、目が輝いて居たのだった。


だからこそ…。
此の時のつくしには、そんな自身の母親で在る 牧野千恵子の心の中が読めて居たという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、そんな自身の母親で在る 牧野千恵子の事を、呆れて観て居たのだった。



そして、大晦日のつくしは、仕事だったのだが…。
手術も無く、日勤だった事から、此の時のつくしは、後の事を、夜勤スタッフに任せて、帰って居たのだった。
なので、其の後のつくしは、司と同棲して居る司の部屋で、新年を迎えて居たのだ。


だが、其の後の司とつくしの下には、司自身、“はぁ~。”と、溜息を吐きたく成る様な状況に陥って居たのだった。


此の時の司にとって、此の年の暮れから年明けに掛けての年末年始は、つくしとの『初めての二人だけの年末年始』と、云えたのだ。
否、『初めての二人だけの年末年始』と、成る筈だったのだ。



其れなのに…だ。
こういう時に限って、次から次へと、二人を邪魔する者達が現れるのは、世の常で在る。


先ずは、年明け早々、椿と司姉弟の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から話しを聞いた椿が、日本に帰国して帰って来て、直ぐに、司とつくしが同棲して居るマンションに現れたのだ。
そして、つくしにお礼の言葉を告げて居たのだ。


「つくしちゃん…。
 本当に、私の妹に成ってくれるのよね?
 つくしちゃん…。
 本当に、有難う!
 バカな弟だけど、此の先も、司の事を宜しくお願いね。」と…。



そして、其の後の椿は、自身が持参した数々のアルコール類を、「今日は、お祝いよ。」と、言い乍ら、つくしに飲ませ様として居たのだ。


だが、此の時のつくしは、此れからの事も有るので、椿に、ちゃんと、話しするのだった。


「お義姉さん…。
 実は、私は、アルコールというアルコール類、全てが苦手…何です。
 其れに、私は、ドクター…何です。
 何時何時(いつなんどき)、呼び出しを受けても良い様に、普段から、私は、アルコール
 類を飲まない様にして居るんです。
 ですので、折角の厚意ですが、お義姉さんのお相手をする事は出来ません。
 すみません。」と…。


という訳で、アルコール類に強い司が、つくしに代わって、自身の姉で在る 椿のお相手をして居たという訳…だったのだ。



そして、其の後の司とつくしは、ゆっくする間も無く、つくしの仕事の絡みも有り、中々、二人っ切りに成る事が出来なかったのだ。


其れに、“やっと、つくしと二人っ切りに成れた。”と、思って居ても、今度は、F3&静&T3が、司とつくしが同棲して居るマンションに現れたのだ。


実は、其の時のF3&T2(勿論の優紀以外…。)からの言い訳の言葉は、司が、拍子抜けする様な話しだったのだ。


「「「「「此れでも、大晦日の12月31日と、元旦の1月1日と、(1月)2日は、避けて遣っ
     ただろ(避けたでしょ・避けたんですけど…)?」」」」」と…。



だからだったのだ。
此の時の司は、そう言って来たF3&T2(勿論の優紀以外…。)に対して、言って除けるのだった。


「大晦日の12月31日は、つくしが日勤だったから…よ。
 夜だけだったし…。
 しかも、元旦の1月1日は、姉ちゃんが、此処に、突撃して来るし…よ。
 で、(1月)2日は、つくしが仕事だったし…よ。
 其れに伴い、つくしが帰って来たのは、3日の昼に成った、今さっきだっつーの‼
 だから…よ。
 邪魔すんな。
 お前等、全員、帰れ‼」と…。


だが、其処は、F3&T2(勿論の優紀以外…。)…。
あきらからの「此のまま、帰る訳ねぇっつーの‼」と、言う言葉と共に、此の時のF3&T2(勿論の優紀以外…。)は、頷き、其処に居座るのだった。
其れに伴い、静&優紀も、F3&T2と共に、其処に居座るのだった。



なので、司が期待して居た様な『初めての二人だけの年末年始』と、成る事は無く、新年をスタートさせて居たという訳…だったのだ。



fin

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