tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

PVアクセスランキング にほんブログ村

愛妻家【あきら&つくし兄妹】…<F4&其の妻達>  番外編②





1月31日…愛妻の日
(1月の『1』をアルファベットの『I(アイ)』に見立てて、【あい(1)さい(31)】の語
 呂合わせにて、日本愛妻家協会が『1月31日』を『愛妻の日』と制定されたそうです。)



【『総二郎 と 優紀の初めてのゆく年くる年【あきら&つくし兄妹】…<総優>  番外
  編』のエピローグ  <結婚後の総二郎&優紀夫妻>】


結婚後に、『初めてのゆく年くる年』を迎えて居た総二郎 と 優紀夫妻…。
そんな慌ただしい時間が過ぎ、漸く、何時(いつ)もの日常を取り戻した後…。
優紀の妊娠が発覚したのだった。


其の事に慌てたのは、勿論の総二郎の方…だったのだ。


何故なら…。
結婚後、あの慌ただしかった『ゆく年くる年』を迎えた優紀は、今思えば、実は、妊娠して居た状況で、あの慌ただしい日々を送って居たという事に成るのだ。


だからだったのだろう。
“もし、優紀の身に何か有ったら…。”と、優紀の事が心配で心配で堪らない総二郎は、どんな時でも、優紀の身体を気遣って居たのだった。



幸いにも、総二郎 と 優紀夫妻は、茶道 西門流 次期家元 と 次期家元夫人なのだ。


そして、優紀が、華道 花咲流 次期家元としてのお役目が有る時以外は、常に、総二郎 &優紀夫妻は、一緒に行動を共にする事が出来るのだ。


だからだったのかも知れない。
そんな総二郎の様子を垣間見て居た茶道 西門流の重鎮達 や 華道 花咲流の重鎮達は、総二郎の事を見て、挙って(こぞって)、同じ様な事を言って居たのだった。


「如何も、次期家元(総二郎君)は、『愛妻家』だった様だね。
 昔の次期家元(総二郎君)からすれば、考えられない姿だね。」と…。


だからだったのだろう。
其の後の総二郎は、『愛妻家』に徹する様に成って行くのだった。




【『お兄ちゃまの結婚式【あきら&つくし兄妹】…<あき桜>  番外編』のエピローグ
 <結婚後のあきら&桜子夫妻>】


あきらは、元々、家族思いで在り、仲間思い…だったのだ。


だからだったのだ。
あきらの優しさは、誰もが知る処…だったのだ。


だからだったのだろう。
桜子が自身の母親で在る 美作夢子と一緒に、「事業を起こしたいんですが…。」と、結婚前にも関わらず、そんな話しを聞かされた時のあきらは、其れでも、一切、桜子の反対はし無かったのだ。


其れ処か?
あきらは、協力する事を惜しまなかったのだ。


だからだったのかも知れない。
自然な流れで、会社内の人間でさえも、取引先からも、言われて居たのだった。


「副社長は、『愛妻家』で居らっしゃるんですね。
 しかも、奥様の遣りたい様に遣らせて居らっしゃる。
 嘸かし、世の奥方方 や 淑女の方々は、そんな副社長の奥様が羨ましいでしょうね。」と…。



勿論、そんな噂話は、自身の母親で在る 美作夢子から話しを聞いたつくしの耳にも届き、思わず、つくしは、司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓の目の前で、独り言を言ってしまう程…だったのだ。


「桜子が羨ましいなぁ~。
 お兄ちゃまの妹で在る 私がこんな事を思うのは、何か変…何だけど…。
 ほんと、お兄ちゃまは、優しいよね。
 良いなぁ~、桜子は…。」と…。


だからだったのだ。
そんなつくしの独り言は、つくしの独り言を目の前で聞いて居た司の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓に寄って、司の耳にも入る事と成るのだった。



だからだったのだろう。
そんなつくしの独り言の話しを自身の母親で在る 道明寺HD 社長 道明寺楓から聞いた司は、偶々、F4の全員が東京に居たという事で、F4だけで集まった際、司は、あきらに八つ当たりするのだった。


「なぁ~、あきら…。
 俺は、お前の噂話を聞いたんだけど…よ。
 お前、三条に優しいらしいな。
 仕事も、三条から、“あきらのお袋さん(お義母様)と一緒に、新規事業を立ち上げてぇ
 (たい)。”と、言って来れば、二つ返事で許して遣ったんだろ?
 そんな三条の事をつくしが羨ましがるから、そう言う事は、もう、止めろ‼」と…。



だからだったのだ。
此の時のあきらは、自身の幼馴染で親友で在る 司からの話しを聞いて居て、一人、溜息と共に思うのだった。


“はぁ~⤵。
 司の奴…。
 また、つくしが俺の妹だっつー事を忘れてやがるな。
 つくしは、決して、桜子を羨ましがったんじゃ無くて、大好きな仕事をつくしの好きな様
 にさせて貰えねぇ司への嫌味のつもりで言ったんじゃねぇのか?
 俺に八つ当たりすんじゃねぇよ‼”と…。



だが、そんな事を思って居たあきらにも、司の気持ちが分かる日が来るのだった。


何故なら…。
其の後、桜子が妊娠した事が分かったから…だったのだ。


実の事を言うと、妊娠した事が分かった自身の妻で在る 桜子の傍には、勿論、自身の母親で在る 美作夢子が就いて居るとは云えど、あきらにとっては、常に、心配なのは言うまでも無く、当然な事で、どんな状況化でも、そんな桜子への心配心は、全く、変わらないのだ。


だからだったのかも知れない。
徐々に、あきらは、口煩い夫と成って行くのだった。


だからだったのだろう。
桜子にとっては、口煩い夫と成って居た此の時のあきらは、其れでも、尚、そんな桜子に言って除けて居たのだった。


「俺は、『愛妻家』らしいから…よ。
 桜子の事が心配な時は、遠慮無く、桜子の為に動くから…な。」と…。



其処で、自身の夫で在る あきらから、そんな風に言われてしまった此の時の桜子は、其れでも、一人、溜息と共に思うのだった。


“はぁ~
 此れからが、前途多難ですわね。
 まぁ~、双子ちゃん達のお世話をして来たあきらさんだからこそ…。
 きっと、子育ても上手でしょ!
 だったら、今後、産まれて来るで在ろう私達の子供を通じて、あきらさんには、徹底的
 に、私に尽くして頂きましょ!”と…。


勿論、此の時の桜子の頭の中は、其れはまるで、『女策士』と、でも言っても過言じゃ無い程に、桜子のあきらへの想いは取って代わって居たのだった。




PS.


結果的に、『F4&其の妻達』のそれぞれから生まれて来た子供達は、其の後、英徳学園に通う事と成り、『F4junior(通常、『F4Jr.』)』と、呼ばれる様に成るのだった。



総二郎&優紀夫妻の長男で在る 優一郎は、9月生まれ…。
あの結婚後の慌ただしかった『初めてのゆく年くる年』の後に発覚した息子…だったのだ。



そして、司&つくし夫妻の長男で在る 翼は、10月生まれ…。
司&つくし夫妻の長男で在る 翼にとっては、伯父夫妻で在る あきら と 桜子の結婚式当日に発覚した息子…だったのだ。



そして、類&静夫妻の長男で在る 健は、1月生まれ…。


結婚式後、直ぐに、フランスに戻った類 と 静…。
「暫くの間は、夫婦二人だけで楽しく過ごしたい!」と、言う類の意を汲んで、暫くの間は、夫婦二人だけで過ごすつもりで居たのだ。


だが、其の後、直ぐに、静の妊娠が発覚…。
静の妊娠を切っ掛けに、類 と 静は、日本に帰国する事と成ったのだった。



そして、総二郎&優紀…。
司&つくし…。
類&静…。
それぞれの息子達は、『F4junior(通常、『F4Jr.』)』らしく、同じ学年生まれ…だったのだ。



其処で慌てたのは、あきら&桜子夫妻…だったのだ。


何故なら…。
“『F4junior(通常、『F4Jr.』)』は、同じ学年生まれじゃ無ければ意味が無い。”と、考えて居たあきら&桜子夫妻は、慌て始めたという訳…だったのだ。


実は、本来のあきら&桜子夫妻が考えて居た事は、「暫くの間は、夫婦二人だけで楽しく過ごしたら良いんじゃねぇ?」と、言うあきらの意見に賛同した桜子と共に、一切、焦って居なかったのだ。


だからだったのだ。
暫くの間、あきら&つくし&双子ちゃん兄妹の母親で在る 美作夢子と共に立ち上げた新規事業の仕事に打ち込むつもりで居た桜子…だったのだ。



実は、美作夢子は、自身の娘で在る つくしが、司と共に、NYに渡米した事で、寂しさを募らせて居たのだった。


そんな所に、桜子からの提案で、あきら&つくし&双子ちゃん兄妹の母親で在る 美作夢子と共に、新規事業を立ち上げる事にしたのだった。


勿論、其の当時のあきらは、まだ、桜子とは恋人同士で在ったのだ。


だからだったのだろう。
其の当時のあきらは、桜子と同じ意見だった事も有り、自身の母親 と 恋人が新規事業を立ち上げる際も、協力を惜しむ事はし無かったのだ。



実は、あきらは、心配して居た事が有ったのだ。
美作夢子にとっては娘の一人で在る つくしがNYに渡米した事で、ヤル気を失い始めて居たのだった。


だからこそ…。
其の当時のあきらは、そんな自身の母親で在る 美作夢子の事が心配…だったのだ。


だからだったのだ。
此の時のあきらにとっては、返って、桜子からの提案は有難いモノ…だったのだ。


だからだったのだろう。
結婚後のあきら&桜子夫妻にとって、子供の事は二の次状態と成って居たのかも知れない。


だからだったのだ。
司&つくし夫妻 と 総二郎&優紀夫妻のそれぞれに子供が出来ただけなら、まだ、こんなに慌てる事も無かったのだ。


だが、或る情報を入手した事で、あきら&桜子夫妻は、考え方の路線変更を余儀無くされて居たという訳…だったのだ。


其の或る情報とは、実は…。
「類君 と 静さん夫妻に子供が出来るそうだ。」とか…。
「静さんが妊娠したそうだ。」とか…だったのだ。


という訳で、あきら&桜子夫妻の長男で在る やすしは、3月生まれなのだ。



だからだったのだ。
『F4&其の妻達』のそれぞれの子供達は、父親達(F4)と同じ様に、子供達も、また、4人共、同じ学年生まれの幼馴染で親友の『F4junior(通常、『F4Jr.』)』が誕生したという訳…だったのだ。


なので、此れにて、一件落着…。



fin



<此の二次小説『愛妻家【あきら&つくし兄妹】…<F4&其の妻達>  番外編②』は、本
 来、『愛妻家【あきら&つくし兄妹】…<F4&其の妻達>  番外編①』と、一纏めにし
 て綴って折りました。
 ところが、一纏めにすると、かなり、長く成る事が判明致しました。
 ですので、『番外編①』 と 『番外編②』として、分けて綴り直しました。
 という訳で、同日連続二話投稿と成ってしまいますが、了承の程、宜しくお願い致しま
 す。>

×

非ログインユーザーとして返信する