tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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カナダ旅行~GW~【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外編 ①




5月5日…こどもの日(2023年度のGW…4月29日~5月7日)


5月9日…告白の日(5<コ>9<ク>と読む語呂合わせから設定されたそうです。)


8月7日…花火人の日(一般社団法人日本花火人協会が制定との事<花火文化の発展と振興、社会教育の推進が目的で制定されたそうです。>)



<此の二次小説『カナダ旅行~GW~【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番
 外編 ①』は、諸事情に寄り、此の時期に『GW』のお話しと成って折ります事をお詫び
 申し上げます。
 詳細に付きましては、『休み中~ご挨拶~』<カテゴリー;私の一言集>をご覧下さいま
 せ。>



<此の二次小説『カナダ旅行~GW~【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番
 外編 ①』は、『取り戻したい…<総優>』の『スピンオフ』の様な『其の後』のお話し
 と成って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>



【『取り戻したい…<総優>  13.』の其の後】


F4&T3&静のそれぞれの夫婦の間に誕生した息子達で在る『F4Jr.』が英徳学園 幼稚舎に揃って入舎した或る年の4月半ばの頃の事…。
F4のスケジュールが合ったと言う事で、久々に、F4だけで集まったのだ。


其処で、此の日のF4の話題に上がったのは、【『GW』を家族で如何過ごすか?】という話…だったのだ。


当然、今では、父親と成ったF4達…。
此の日の話題の内容は、子供達の事…だったのだ。


此処で、先ず、口火を切ったのがあきら…だったのだ。


「お前等家(ち)は、『GW』を如何過ごす予定、何だ?」と…。


其処で、総二郎は、渋い顔付きに成り、言って除けるのだった。


「そう何だよな!
 優一郎(総二郎 と 優紀の息子)から言われたんだよ。
 “おとうさん(お父さん)、『GW』にどこ(何処)かつれて(連れて)いって(行っ
  て)ね!”って…。
 何処から聞いて来たのか?
 GWにはこどもの日も有んだろ。
 だから…よ。
 当然の様に、言いやがる。
 俺にとって、其れがプレッシャーに成ってんだよな!」と…。


そして、類も、また、顔を顰め乍ら話しし始めるのだった。


「俺も、健(類と静の息子)に訊かれたよ。
 “ねぇ、パパ…。
 『こどもの日』はどこ(何処)につれて(連れて)いって(行って)くれるの?”っ
 て…。」と…。


だからだったのだろう。
司がニヤリとした顔付きに成り、言い始めるのだった。


「そう何だよな。
 うちも翼(司 と つくしの息子)が煩ぇんだよ。
 其処で…だ。
 カナダに居かねぇか?」と…。


だからだったのかも知れない。
そんなニヤリ顔の司の顔付きを見たF3は、司に向かって叫ぶのだった。


「「「カナダ…⁉」」」


其処で、類は、更に、司に訊き始めるのだった。


「カナダって、俺等が英徳高校の頃に正月旅行を兼ねて行ったあの司ん家(ち)の別荘の事
 だよね⁉」と…。


だからだったのだ。
司は、更に、ニヤッと笑い乍ら、言って除けるのだった。


「ああ、そうだよ。
 俺等F4 と T3 と 静にとって、カナダのうちの別荘には良い思い出がねぇだろ?
 其れに、あれ以来、うちのカナダの別荘には誰も行ってねぇんだわ。
 だから…よ。
 良い思い出作りっつー訳じゃねぇが、あの頃と同様に、『スキー』とかしねぇか?」と…。


其処で、あきらは、ニヤリと笑い乍ら、司の方を向き、司の後を引き受けるかの様に訊き始めるのだった。


「所謂、『サマースキー』っつー訳か?
 カナダに行くのも、久し振りだし…な。
 GWカナダ旅行も良いんじゃねぇの!
 うちのやすし(あきら と 桜子の息子)も喜びそうだし…な。」と…。


という訳で、此の年の『GW』のF4の家族旅行は、『カナダ旅行』と、言う事と成ったのだった。



実は、あの頃の『カナダ旅行』に関して云えば、司 と つくしにとって、良い思い出が無いのだ。
だからこそ、司がF3に『カナダ旅行』を提案したのだ。


其の理由(わけ)とは…。
司も後から知ったのだが、あの当時の司の『決死の告白』をつくしは聞いて居なかったらしい。


実は、あの当時の司は、「ヒュルルルル、ドォン」と、打ち上げ花火が打ち上がっている最中に、決死の想いでつくしに告白の言葉を告げて居たのだ。


「好きだって言ってんだよっ。」と…。


其れに、司自身も、其の当時の自身の『決死の告白』がつくしに届いて居らず、まさか、打ち上げ花火に寄って掻き消されているとは思っても視なかったのだ。


実は、其の当時のつくしの心の中に居たのは、つくしの初恋の相手で在った『類』が居たのだ。


だからだったのだろう。
此の当時の司は、そんなつくしに焦って居たのかも知れない。


今でこそ、夫婦と成り、息子が授かった司 と つくし…。
鈍感 つくしを好きに成った英徳高校時代からの司は、つくしの事では、常に、ドキドキしたり、モヤモヤしたり、イライラしたりの連続…だったのだ。


勿論、英徳高校時代の司には、『カナダ旅行』だけでは無く、つくしとの良い思い出が有った訳では無いのだ。
司がNYへの修行から日本に帰国する迄の間、やはり、司にはつくしとの良い思い出が無いまま、つくしとの時が過ぎて来たのだ。


だからだったのだ。
季節は違うが、“あの頃の再現をしてぇ‼”と、考えて居た司…だったのだ。



しかも、あの当時のつくしにとっては、其れだけでは無かったのだ。
嫉妬の余り、英徳高校時代のつくしに陰湿な虐めを繰り返して居たリリーズの浅井百合子 と 鮎原えりか と 山野美奈子に寄って、嘘を付かれた(騙された)つくしは、吹雪の中、優紀を探す為に外に飛び出したのだ。


其の後、司がつくしを見付け出したお陰で、つくし自身、大事に至らなかったのだ。
だからこそ、あの山小屋での一夜の出来事は、現在の司 と つくしにとって云えば、今では良い思い出の一つに変換されて居たのだが…。


だが、リリーズの浅井百合子 と 鮎原えりか と 山野美奈子に対していう成れば、其の当時のつくしにとっての『カナダ旅行』は、つくし自身、悔しい思いの連続…だったのだ。
だからこそ、つくしは類に協力を頼む事にしたのだ。


「其の事、何だけどさ。
 協力して欲しいの。」と、言い乍ら…。


だからこそ、リリーズの浅井百合子 と 鮎原えりか と 山野美奈子を『ぎゃふん』と、言わせる事は出来たのだ。


云わば…。
総二郎が【真冬の怪談話】を話しする事に寄って、リリーズの3人を怖がらせる事は出来たのだ。
勿論、真冬の寒い中、外で待機して居たあきらも被害者の一人だった事は言うまでも無かったのだが…。


だが、偶然、其処に現れたのが、静…だったのだ。
実は、つくしが類に協力を頼んだ事に寄り、静にも被害が及んで居たのだ。


【其の当時の静に被害が及んだ事とは、如何言う出来事(被害)…だったのか?


 実は、リリーズの3人の前で総二郎が【真冬の怪談話】を話しした後に、外に待機して居
 たあきらが其のリリーズの3人を脅かす役目を担って居たのだ。
 其処に、玄関の方から聞こえる足音に気が付いた司…。
 だからこそ、そんなあきらの演出を褒め称えた類…。


 だが、外に居る筈のあきらの存在に気が付いたつくしが、「(其の足音は)ゆ…っ、幽
 霊⁉」と、言い出し事で、司が、「バカ、居るかよ。」と、言いつつも、「飛び掛かって
 取っつかまえようぜ!」と、言う総二郎の言葉に、司は、「行くぜ!」と、総二郎と共
 に、「1・2・3‼ うおおりゃああっ」と、言い乍ら、玄関から入って来た『静』を取っつ
 かまえてしまったのだ。


 言う成れば、此の時の司 と 総二郎は、『静』を不審者だと思い込み、「此の野郎、勝
 手に人の家、忍び込みやがってっ…生かしちゃ、置けねぇっ!」と、何も知らない『静』
 を司が取っつかまえてしまったという訳…だったのだ。
 だからだったのだ。
 司が取っつかまえてしまった事に寄り、失神してしまった静は、其のまま倒れ込み、其の
 後も眠りに就いたまま…だったのだ。


 其の結果、頭を打って居た静は、目覚めた後に、「痛…っ」と、言い乍らも、頭を押さえ
 て居た事は言うまでも無かったのだった。
 だが、静は、そんな司を許し、何時(いつ)もの優しい静…だった事も、また、言うまで
 も無い。】



実は、其の時のF4&静の輪(部屋)の中に、つくしは入る事が許されて居たのだが、つくしと同様に、英徳高校の生徒で在り、英徳学園では静の後輩でも在る筈の桜子 と リリーズの浅井百合子 と 鮎原えりか と 山野美奈子は其の輪(部屋)の中に入れてもらる事が出来なかったのだ。


勿論、其の当時の事に関して云えば、桜子にとって、其の事自体、良い思い出とは言えなかったのだ。


何故なら…。
今では、F4&T3&静からも仲間として認識されて居る桜子では在ったのだが、其の当時の桜子は、英徳高校の生徒で在る F4&つくしからも、まだ仲間として認識されて居なかったのだ。


実は、其の当時の桜子にとって、此の『カナダ旅行』は、まだ、少し『黒歴史時代』と言える時期…だったのだ。


だが、結果的には、其の事に寄り、現在の桜子にとっては、『黒歴史時代』と言う寄りも、『汚点』と言うべき時期だと云えたのだ。


其れだけに、現在の桜子にとって、道明寺家のカナダの別荘には良い思い出が無かったのだ。


だからという訳では無いのだが、現在の桜子にとって、道明寺家のカナダの別荘について、“良い思い出に変換したい‼”と、言う思いが有った事は確か…だったのだ。



そして、また、其の当時の優紀にとっても、其の当時の『カナダ旅行』に寄って、英徳(高校)の中でのつくしの置かれている状況を知った事で、不安に駆られて居た事は事実…だったのだ。


だが、司と知り合った現在のつくしの幸せそうな姿を見る事で、“つくしが幸せで良かった。”と、優紀自身、思える様に成って居たのだ。


だからこそ、現在の優紀の思いは、道明寺家のカナダの別荘について、桜子同様に、“良い思い出に変換したい‼”と、言う思いが何処かに有った事は事実…だったのだ。



そして、総二郎 と あきらにとって、現在ではそれぞれの配偶者で在る 優紀 と 桜子との思い出の無い道明寺家のカナダの別荘について、“良い思い出を作りてぇ‼”と、考えて居た事も、また、事実…だったのだ。



<此の二次小説『カナダ旅行~GW~【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番
 外編 ①』の文面の中に、神尾葉子先生の漫画『花より男子』の中に出て来る『シーン』
 や『花男メンバー』のセリフが入って折ります。
 神尾葉子先生に於かれましては、勝手に拝借致し記載致して折ります事をお詫び申し上げ
 ます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に拝借致し記載致して折ります事をお詫び
 申し上げます。>


<また、此の二次小説『カナダ旅行~GW~【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  
 番外編 ①』の文面の中に、現在に於いては相応しくない言葉が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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