tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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カナダ旅行~GW~【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外編 ②




5月5日…こどもの日(2023年度のGW…4月29日~5月7日)


5月9日…告白の日(5<コ>9<ク>と読む語呂合わせから設定されたそうです。)


5月23日…キスの日(日本で初めてキスシーンを撮影した映画が封切りされた事に由来して制定されたとの事です。)


8月7日…花火人の日(一般社団法人日本花火人協会が制定との事<花火文化の発展と振興、社会教育の推進が目的で制定されたそうです。>)



【『カナダ旅行~GW~【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外編 ①』の
 F4の集まり後】


F4の意見が一致した事で、F4からそれぞれの秘書(総二郎は内弟子)に報告が為され、其の後、F4のそれぞれのGWのスケジュール調整が整った後、F4それぞれの妻達 と 子供達に報告されるのだった。


こどもの日も有る事だし…(よ)。
 F4の家族旅行として、GWに、うち(司ん家(ち))のカナダの別荘に行く事にした
 (成った)。」と…。


だからだったのだろう。
F4それぞれの妻達は驚愕するも、F4それぞれの子供達は興奮状態に在ったのだ。


だが、F4それぞれの妻達(特に、つくし&優紀&桜子)の道明寺家のカナダの別荘に対する思い出が良い思い出で無い事も有り、自身達のそれぞれの夫で在る F4から話しを聞いた事で、今回の家族旅行について了承するのだった(だが、静の中には道明寺家のカナダの別荘に対して殆ど悪い印象は無く、毎年、子供の頃にF4と共に遊びに来て居た道明寺家のカナダの別荘としての思い出しか無かったのだった)。


という訳で、F4プレゼンツに寄る GWの家族旅行は、『カナダ』と決まったのだった。



実は、司の中では或る計画を立てて居たのだった。
其れは、英徳高校時代の自分自身が成し得なかった事を、現在の自分自身が成し遂げる事…だったのだ。


其れは、勿論の事…。
つくしと打ち上げ花火を見上げ乍ら、あの頃のつくしに言えなかった言葉を現在の妻で在る つくしに伝えてロマンチックな夜を過ごす事…だったのだ。


其の為には、自身の息子で在る 翼 と 其の後に授かっ自身の娘で在る 1歳の蘭が疲れ切って、夜、早目に眠りに就いてくれる位に、司は、昼間の間に雪遊びをさせるつもりで遊ばせて居たのだった。


勿論、打ち上げ花火は、まだ子供達が起きている時間帯からも打ち上げさせるつもりで用意はして居たのだが、其れは、子供達が見て居て喜びそうな打ち上げ花火で在って、大人が見て居てもロマンチックに成る様な打ち上げ花火は、子供達が寝静まった時間帯に打ち上げる事に成って居たのだ。


そして、此の日の司は、大人が見て居てもロマンチックに成る様なそんな打ち上げ花火を自身の妻で在る つくしと一緒に見乍ら、自身の思いをつくしに伝えるつもりで居たのだ。


「あの頃のつくしは打ち上げ花火の音に掻き消されて、俺の決死の告白を聞いて無かっ
 たんだよな?
 だから…よ。
 あの頃に俺が言った言葉を、今、お前に伝えるわ。
 “好きだ‼
  否、今では違ぇな。
  つくし、愛してるぞ‼”」と…。


そして、其処迄言い終えた司は、5月23日が『キスの日』で在る事を知って居た事から、つくしに其の事を伝え乍らも、つくしの唇にkissを施すのだった。


「もう直ぐ、5月23日だろ。
 5月23日は、『キスの日』らしいぞ!」と、言い乍ら…。


勿論、此の日の司は、あの当時には出来無かった大人なkissをつくしに施して居たという訳…だったのだ。


だからだったのだ。
其の後の司 と つくしは、ロマンチックな夜を過ごす事が出来て居たのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司は、漸く、カナダの別荘に対するつくしとの思い出を上書きする事が出来て居たのだった。



実は、類にとっての道明寺家のカナダの別荘に対する静との思い出は、其れ程、悪いモノでは無かったのだが、其れでも、内向的だった子供の頃の類にとっても、あの頃の類にとっても、其の当時の静との思い出らしい良い思い出は無かったのだ。


唯一、類の中に在る 静との思い出が有るとする成らば…。
其れは、其の当時の司 と 総二郎から不審者と勘違いされてしまった事で、司から飛び掛かられた状態で失神して眠ったままの静を看病して居た時の事 と 其の後、其の場の空気を読めない司が、目を覚したばかりの静に問うた事で分かったマイヨール氏との噂についての事実…だったのだ。


【其の時に、静がF4&つくしに伝えた事実の話とは…。
 「マイヨール氏との事? 
  勿論、お断りしたわよ。」…だったのだ。】


そして、更に、類の中に在る 静との思い出と言えば、其の後の類 と 静が見詰め合ったまま、二人、静かに話しして居た時の事…だったのだ。


【実は、其の当時のそんな類 と 静の二人の様子は、少しずつ、自身の胸が痛まなく成っ
 て居たとは言え、類への想いが、まだ、少し残って居た其の当時のつくしから見ても、絵
 に成る二人…だったのだ。
 実の事を言うと、まだ、類への想いが少し残って居た状態の其の当時のつくしが其の場を
 見て居た事で、そんな類 と 静の二人の様子に、もう前程、自分自身の胸が痛まなく成
 って居る事に気が付き、“ちゃんと時間は傷を癒してくれてるんだ…。”と、ホッとして居
 たのだ。
 そして、そんな類 と 静の二人の様子を見て居た其の当時のつくしの心の中では…。
 “ああ……絵に成るなぁ~、あの二人。
  フランス映画のワンシーンみたい…。”と、思って居た程…だったのだ。】



だからだったのかも知れない。
実は、類は、司からの提案話を聞いた時点で、道明寺家のカナダの別荘に対する静との良い思い出を増やして行きたかったのだ。


だからだったのだ。
司同様に、自身の息子で在る 健 と 其の後に授かった自身の息子で在る 1歳の仁が疲れ切って、夜、早目に眠りに就いてくれる位に、類は、昼間の間に雪遊びをさせるつもりで遊ばせて居たのだった。


勿論、打ち上げ花火についても、司から話しを聞いて居た類は、司同様に、静とのロマンチックな夜を過ごすつもりで居たのだった。



また、其の当時の優紀にしても、英徳高校時代のF4&つくしと共に、『カナダ旅行』をした事が切っ掛けで英徳学園の実態を知ってしまったのだ。


勿論、其の当時の優紀は、そんなつくしの事を心配して居た事は言うまでも無かったのだ。


だが、つくしはつくしで、「久々に、あたしもドタマに来たわ。」と、言える位に、つくし自身、負げて(めげて)居なかったし、精神的にも強かったのだ。


そして、そんなつくしの事を心配し乍らも、そんなつくしの謂れ様に、優紀は優紀で悔しがる其の当時の優紀が其処に居た事も、また、事実…だったのだ。


だが、其れでも、現在の優紀は、幸せそうなそんな現在のつくしの姿を傍で見て居る事で、何時(いつ)しか、“此れで良かったんだよね。”と、思える位には成って居たのだった。
だからこそ、優紀自身、今回の『カナダ旅行』の話は嬉しかったのだ。


何故なら…。
“あの頃の嫌な思い出を払拭する事が出来る。”と、優紀が思えて居たから…だったのだ。


そして、総二郎は総二郎で思って居た事が有ったのだ。


“あの頃の俺と優紀は、それぞれが牧野のダチと言う括りだった。
 だからこそ、あの頃の優紀との接点は其れ程無かったし、優紀とのあの頃の『カナダ
 旅行』の思い出は無いに等しい。
 敢えて優紀との思い出が有ったとする成らば、其れは、あの3人組が起こした牧野の騒動
 の時位ぇなモンだろ。
 そんな嫌な思い出は払拭するに限る。
 其れに、司ん家(ち)のカナダの別荘には、確か、地下に温泉が湧いてる筈だし、其の事
 を優紀も知って居る筈だ。
 だったら、良い思い出作りとして、子供達を早目に寝かせて、優紀と二人で楽しまねぇと
 な。”と…。


実は、此の時点での総二郎は、そんな邪な考えの下、子供達が寝静まった後、自身と優紀の二人だけで打ち上げ花火を観る前にする事として、そんな風に考えて居たのだった。


だからだったのだろう。
そんな邪な総二郎の計画の下、自身の息子で在る 優一郎は勿論の事…。
其の後に授かった自身の娘で在る 1歳の光紀(みつき)の二人共が疲れ切って、夜、早目に眠りに就いてくれる位に、昼間の間に雪遊びをさせるつもりで遊ばせて居た総二郎…だったのだ。



そして、桜子にとっても、また、今回の『カナダ旅行』の話は嬉しかったのだ。


何故なら…。
英徳高校時代の桜子にとっての『カナダ旅行』は、『汚点』でしか無かったのだ。


所謂、其の当時の優紀は知らなかった筈なのだが、英徳高校時代の桜子にとっては、未だ、『黒歴史時代』が払拭され切って居ない頃の話なのだ。


実は、英徳高校時代の司から好意を寄せられて居た其の当時のつくしに対して、焼きもちを焼いて居た当時のリリーズの浅井百合子 と 鮎原えりか と 山野美奈子と共に、誰からも呼ばれて居ないにも関わらず、【英徳生徒の集い】と、云わんが如く、勝手に、カナダ迄就いて来たのが其の当時の桜子…だったのだ。


其れ故、現在の桜子にとっては、其の当時の思い出を払拭する為に思い出の上書きをしたい気持ちで一杯…だったのだ。


何故なら…。
現在の桜子は、滋同様に、『つくし信者』の一人なのだ。


云わば…。
現在の桜子はつくしを尊敬し、つくしの事を『先輩』と、呼び、未だに、同じ女性として、つくしを慕い続けて居るのだ。
だからこそ、現在の桜子は、良い思い出に変換したかったのだ。


そして、現在のあきらにとっての自身の妻は桜子なのだが、其の当時の桜子に対して、何の思い入れも無ければ、何の思い出も無かったのだ。
唯、一度だけ、男女の仲に成った事以外は…。


云わば…。
英徳高校時代のあきらにとって、其の当時の『カナダ旅行』の時の桜子への印象は、唯、勝手に就いて来ただけで、残念乍ら、全く、無いに等しかったのだ。


だからだったのだろう。
現在のあきらにとっても、司からの今回の『カナダ旅行』の話は嬉しかったのだ。


だからこそ、あきらは、自身の妻で在る 桜子との思い出作りの為に、自身の息子で在る やすし と 其の後に授かった自身の息子で在る 1歳のつよしが疲れ切って、夜、早目に眠りに就いてくれる位に、あきらも、昼間の間に雪遊びをさせるつもりで遊ばせて居たのだった。


そして、道明寺家のカナダの別荘の地下には温泉が湧いて居る事を知って居たあきらも、また、総二郎同様に、邪な考えを持って居たのだった。


だが、其の前に、司から聞いて居た打ち上げ花火を自身の妻で在る 桜子に見せる為に、ロマンチックな夜を演出し過ごす事として居たのだった。



という訳で、F4&T3&静の今回の『カナダ旅行』は、それぞれがそれぞれで、思い出の上書きが出来て居たのだった。


そして、F4は、今回の『カナダ旅行』に寄って、『F4Jr.』の父親としての威厳を保つ事が出来て居たという訳…だったのだ。




fin




<此の二次小説『カナダ旅行~GW~【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番
 外編 ②』の一部の文面の中に、神尾葉子先生の漫画『花より男子』のセリフが入って折
 ります。
 神尾葉子先生に於かれましては、勝手に拝借致し記載致して折ります事をお詫び申し上げ
 ます。
 また、関係者各位 様に於かれましても、勝手に拝借致し記載致して折ります事を、重ね
 て、お詫び申し上げます。>

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