tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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取り戻したい…<総優>  15.





【『取り戻したい…<総優>  14.』のエピローグ】


実は、あきらが、司 と 類 と 総二郎に提案話を切り出したのは、実は、理由(わけ)が在ったのだ。


何故なら…。
あきらが桜子との夫婦の会話をして居た時に、桜子からそう言う話が出たから…だったのだ。


【其の時のあきら と 桜子夫婦の会話とは…。
 先ずは、桜子が何気に話しし始めたのだ。


 「私達(F4&T3&静さん)の子供達は同級生ですわ。
  もし、二人目の子供達も同級生でしたら、嘸かし、楽しいでしょうね!」と…。


 勿論、此の時の桜子は、本当に何気に話しして居ただけで、此の時点に於いての桜子の心
 の中には何の意図も存在して居なかったのだ。


 だが、もし、本当に、F4&T3&静の二人目の子供達も同級生成らば、“心強いんだけ
 ど…。”と、桜子が考えて居た事は事実…だったのだ。


 だからこそ、此の時の桜子は、自分自身の本音を口に出して居たのかも知れない。】



という訳で、あきら と 桜子がそんな夫婦の会話をして居た事も有り、あきらは、司 と 類 と 総二郎にそんな提案話を切り出せるチャンスを狙って居たのかも知れない。
だからこそ、F4が招待されて居たパーティーで、あきらは、そんな提案話を口に出したのだろう。


「なぁ~、俺に提案が有るんだけど…よ。」と、口火を切るかの様に…。



なので、本来なら、桜子の旦那として自身の妻で在る 桜子の事を弄りたくは無かったのだが、夫婦の会話として、そんな話しを自身の妻で在る 桜子と話しして居たのだとバレたく無かったあきらは、敢えて、自ら、桜子の事を弄って置いたのだ。


そして、其の後、自身からの提案が司 と 類 と 総二郎に了承された事で、あきらは、桜子に此の提案話について話しして置くのだった。
勿論、あきら自ら、自身の妻で在る 桜子の事をF3の前で弄った事に関しては、桜子に話しして置かなかったのだが…。



だからだったのだろう。
そんな話を自身の夫で在る あきらから聞いた其の後の桜子は、子供達共々、道明寺邸に招待された時に、つくし と 優紀 と 静に話しするのだった。


「実は、先日のパーティーの時に、あきらさんがF3の皆さんにお話ししたそう何ですの。」と、話しを切り出し乍ら…。


其処で、つくし と 優紀 と 静は、“何の話しだろうか?”と、それぞれが首を傾げ乍らも、お互いの顔を見合わせつつ、不思議そうにして居たのだ。


何故なら…。
つくしにして視ても、静にして視ても、優紀にして視ても、自身達のそれぞれの夫で在る 司 と 類 と 総二郎から、あきらから聞いた話として、何も聞いて居なかったからこそ、不思議そうな顔付きに成って居たのだった。


其処で、桜子に声を掛けたのは、つくし…だったのだ。


「F3に美作さんが何の話しをしたの?」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子の顔付きは、ニヤッと、笑いを浮かべて居るかの様…だったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、嫌な予感がして居たのだが…。
其れでも、桜子は、あきらから聞いた話を口にするのだった。


「実は、あきらさんがF3の皆さんにお話ししたのは、二人目の子供の事についてですの。
 私達の子供達は、性別も同じ男の子で同級生ですわ。
 そして、巷では、『F4Jr.』と、言われて居る様ですの。
 ですから、一人目同様に、もし、私達の二人目の子供達が同級生でしたら楽しいですし、
 お互い、心強いと思いません?
 実は、私は、一人目が産まれた時から、ずーっと、そんな風に考えて居たので何気にあき
 らさんにお話ししたのかも知れませんわ。
 なので、私が何気にあきらさんにお話しした時のそんな話を、あきらさんがF3の皆さんに
 お話ししてくれた視たいですの。」と…。


其処迄、桜子からの話しを聞いて居た静が口を開いたのだった。


「そうよね。
 私達の子供達が入舎するのは、きっと、あの英徳(学園)よね。
 と言う事は、私達の子供達は、当然の事乍ら、『英徳(学園)のF4』の子供達な訳で、き
 っと、また、煩く言って来る保護者も居るわよね⁉
 もしも、二人目を産む予定が在るの成らば…。
 桜子さんの仰る通り、其の二人目の子供達も同級生だと、私も心強いわ。」と…。


其処で、優紀も口を開いたのだった。


「本当に、そうですね。
 私は、元々、英徳学園の出身者じゃ無いので良くは知らないのですが、此れ迄、色々と見
 聞きして来ましたし、つくしからも、何気に色々と話しを聞いて居た事も有って、何と無
 く、英徳学園が如何言う所なのか?
 理解して居るつもりでは居ますけど…。
 やっぱり、英徳学園の出身者じゃ無いだけに不安は不安なので、私自身、二人目の子供達
 も同級生だと心強いです。」と…。


だが、静 や 優紀と違って、此の時のつくしは、実は、不満を口にし乍らも、結局は桜子からの提案話を了承するのだった。


「でも、二人目の子供達迄、同級生にするって事は、二人目を産む時期迄、F4に操作される
 って話しでしょ!
 何だか、腑に落ちない気もするんだけど…。
 だって、一人目の時も、先ずは、私が妊娠して、其の後、知らなかったとは言え、優紀も
 続いて妊娠して居て、また其の後、桜子も、静さん迄もが妊娠したでしょ!
 “きっと、F4で申し合わせたかの様に、私達 T3 と 静さんが一人目を妊娠したんじゃ
 無いのか?”って、実は、私はそう考えて居たのよ。
 なのに、また、F4だけで申し合わせたかの様に、二人目を産む時期迄、操作されるのよ
 ね⁉
 何だか?
 私自身、腑に落ちては居ないんだけど、あの英徳(学園)だから…ね。
 其の方が安心かも…ね。
 其れに、同じ学年にF4の子供達が居れば、英徳学園も警備し易いだろうし…。」


だからだったのかも知れない。
桜子は、つくしからの話しを聞いて、訊き始めるのだった。


「って事は、もしかして、先輩は、子供達が同級生に成る事が嬉しくないんですか?
 一人目の子供達も、二人目の子供達も、幼馴染で親友だと、きっと、子供達も嬉しいと思
 いますよ。」と…。


其処で、つくしは、桜子からのそんな言い分を聞き乍らも、ムスッとした顔付きに成り、其れでも、桜子に返答の言葉を口にするのだった。


「嬉しいとか、嬉しくないとかそう意味で言って居るんじゃ無いの。
 私が言いたいのは、子供の事迄、【如何して、何時(いつ)も、F4に操作されなければい
 けないのか?】と、言う事よ。
 要は、其処に私達 妻側の意見は繁栄されて居ないって訳よね⁉
 だから、腑に落ちないって、思っただけよ。
 だからこそ、子供達が幼馴染で親友に成る事に反対して居る訳じゃ無いの。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の桜子は、そんな風に言って来るつくしの顔付きを、唯、じーっと、見て居たのだ。


何故なら…。
つくしが如何言うつもりで、そんな事を言って居るのか?
其処に他意が有るのか如何かを確かめる為に、此の時の桜子は、つくしの顔付きを、唯、じーっと、見て居たのだ。


だが、此の時の桜子でさえも、つくしが言わんとして居る事に他意は無い様に思えたのだった。
だからこそ、此の時の桜子は、そんなつくしに言えた言葉…だったのだろう。


「そうですよ。
 子供達が幼馴染で親友に成るんでしたら、其処に、F4の企みが有ろうと無かろうと宜しい
 んじゃ在りませんか?
 でも、最初に、こんな事を言い出したのは、私…何ですけどね。」と…。


だからだったのかも知れない。
桜子からのそんな話しを聞いて居たつくしは、ハッとした様な顔付きに成り、思わず、口を押えたのだ。
そして、其のままの状態で、つくしは、F4に詫びるかの様に、桜子に伝えるのだった。


「あっ、そうだったね。
 最初は、桜子が美作さんに話しして居たんだよね。
 と言う事は、美作さんは、桜子の気持ちを汲んでF3に話ししたという訳…だね。
 だったら、仕方無いよね。
 だから、此の件に関して、私は、司に反論し無いで置くよ。」と…。


という訳で、つくしも、二人目の子供達の件に関して、結局は桜子に了承したという訳…だったのだ。



そして、其の後、桜子は、T4で話しした件をあきらに話しして置くのだった。


だからだったのだろう。
そんな話を桜子から聞いた時のあきらの顔付きは苦笑いと成って居たのだが、其れでも、此の時のあきらは桜子に言って置くのだった。


「そうか、分かった。
 しかし、牧野は、やはり、不服を口に出して居たのか。
 そう成るとは思って居たが…。
 牧野らしいっちゃ、牧野らしいな。」と…。


勿論、此の時の桜子も、あきらからのそんな言い分を聞いて居て、苦笑い…だったのだ。



そして、更に、其の後のあきらは、桜子から聞いたそんな話について、司 と 類 と 総二郎に話しして置くのだった。


其処で、そんなあきらからの話しを聞いた事で苦笑いだったのは、司…だったのだ。
だが、類 と 総二郎は、同じ様な事を思って居たのだった。


“やっぱり…ね(な)。
 牧野らしいね(な)。”と…。



という訳で、T3&静から了承されたと見做したF4は、其の後、F4に寄って公約として掲げられ、何時(いつ)頃に二人目を儲けるか迄、F4の間で話し合いが為されたのだった。


そして、其の後、本当に、公約通り、二人目も同じ歳生まれと成ったのだった。




PS.


実は、司自身、二人目を妊娠したと分かったつくしから、“何か、言われるんじゃねぇのか?”と、勘繰って居たのだが、其の後のつくしは、桜子に約束した通り、司には何も言わなかったのだった。




fin



<此の二次小説『取り戻したい…<総優>  15.』は、短めにて、終了して折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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