tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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お片付けの日【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外編①




10月10日…お片付けの日
(【お片付けをする事で、部屋も気落ちも整う】と、言う考えから、『と(10)と(10)の
 う(整う)』との語呂合わせで10月10日を記念日としたもの…だそうです。)



〈※此の二次小説『お片付けの日【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外
 編』は諸事情に寄り、『10月10日』から少し遅れての投稿に成って折ります事をお詫び申
 し上げます。〉


〈※イベント事に合わせて綴って折りますので、F4&T3&静の子供達の年齢が前後して折
 ります事をお詫び申し上げます。〉



【『母の日参観 & 父の日参観【取り戻したい…<総優>】…<F4&T3&静>  番外
 編』と同じ年の10月10日の出来事】


F4&T3&静の子供で在る F4Jr.達が英徳学園 幼稚舎に通う様に成り、漸く、半年が過ぎたのだ。


云わば…。
F4&T3&静の子供で在る F4Jr.達は、漸く、英徳学園 幼稚舎での生活に慣れて来たという訳…だったのだ。



そして、漸く、そんな生活に慣れて来た10月10日の此の日のお帰りの時間に成ろうとして居た頃の事…だったのだ。
F4&T3&静の子供で在る F4Jr.達の担任の先生は、自分自身が受け持つクラスの子供達に話しし始めるのだった。


「今日は、10月10日ですね。
 実は、10月10日というのは、『お片付けの日』…何です。
 そろそろ、今日もお帰りのお時間が近付いて来ました。
 今日は『お片付けの日』ですから、何時(いつ)もより綺麗にお部屋をお片付けし
 て帰りましょうね。」と…。



だが、F4&T3&静の子供で在る F4Jr.達は、自分達の担任の先生を囲むかの様に、また、自分達の担任の先生に向かって、それぞれ、口々に文句を言い始めるのだった。


※司 と つくしの息子で在る 翼は…。


「ねぇねぇ、せんせい(先生)…。
 (道明寺)てい(邸)だと、ぼく(僕)がおかたづけ(お片付け)しなく(し無く)て
 も、てい(邸)のしようにん(使用人)がおかたづけ(片付け)してくれるよ!」と…。


※類 と 静の息子で在る 健は…。


「いま(今)からおかたづけ(片付け)していた(居た)ら、おかえり(お帰り)のおじか
 ん(お時間)がおそく(遅く)なっちゃう(成っちゃう)よ!」と…。


※総二郎 と 優紀の息子で在る 優一郎は…。


「ぼく(僕)がおかたづけ(片付け)するのは、ぼく(僕)がつかった(使った)おもちゃ
 (玩具)だけでいい(良い)んでしょ!」と…。


※あきら と 桜子の息子で在る やすしは…。


「ぼく(僕)がおかたづけ(片付け)するのは、ぜんぜん(全然)いい(良い)よ。
 でも…さ。
 みんな(皆)でおかたづけ(片付け)しなきゃ(し無きゃ)…ダメ(駄目)だよね⁉」と…。



勿論の事…。
英徳学園 幼稚舎に通って居る F4&T3&静の子供で在る F4Jr.達と同じクラスの舎児(園児)達もまた、F4&T3&静の子供で在る F4Jr.達の後ろから、それぞれ、口々に文句を言い始めるのだった。


「ぼく(僕)んち(家)もしようにん(使用人)がおかたづけ(片付け)してくれるよ!」とか…。


「△△(F4&T3&静の子供で在る F4Jr.達のクラスメイトの女の子の名前)も、てい
 (邸)でおかたづけ(お片付け)しない(し無い)よ!
 (英徳学園)ようちしゃ(幼稚舎)だけだよ。」と…。



勿論、此の時の英徳学園 幼稚舎の先生にとってすれば、こんな状態では収拾が付かず、返って、埒が明かないのだ。


何故なら…。
例え、此の時の英徳学園 幼稚舎の先生が良い事を言ったとしても、当然の事乍ら、英徳学園 幼稚舎に通う舎児(園児)達には無意味だと言えたのだ。


寧ろ、此の時の英徳学園 幼稚舎の先生にとってすれば、文句を言い始める此の時の舎児(園児)達の言い分が理解出来ずに居たのだった。


“自分で使って遊んだ玩具(おもちゃ)位は、自分の手でお片付けするべき!”と、考えて居たから…だったのだ。


其れに実は、F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る此の英徳学園 幼稚舎の先生は、一般家庭出身の先生…だったのだ。


だからこそ、英徳学園に通う『セレブ』と言われる者達の考え方は、つくしが英徳高校に通って居た頃と同じ様に、F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る此の英徳学園 幼稚舎の先生には、『セレブ』と言われる者達の考え方が理解出来無かったのだ。



実は、元々、英徳学園 幼稚舎からの出身者の中には幼児教育を目指そうとする者等居る筈も無く、寧ろ、英徳学園出身者で在る成らば…家業を継ごうとするだろうし…。
令嬢で在る成らば、『花嫁修業』と称して、良い縁談を待つ間、遊び回って居る事だろう。


言う成れば、そう言う事情が有り、英徳学園 幼稚舎の先生の全てが英徳学園 幼稚舎からの出身者 or 英徳大学(幼児教育学科)からの英徳学園出身者という訳では無かったのだ。


なので、自ずと、一般家庭出身者の先生が担任に成る場合も有るという訳…だったのだ。



もしも、英徳学園の関係者の中で、F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る此の英徳学園 幼稚舎の先生の考え方が分かる者が居るとする成らば、其れは間違い無く、翼の母親で在る 道明寺つくし と 優一郎の母親で在る 西門優紀だけなのかも知れない。


だが、もしかすると、フランスにて国際弁護士として活動して来た 健の母親で在る 花沢静もまた、F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る此の英徳学園 幼稚舎の先生の考え方が理解出来たのかも知れない。


そして、更に云えば…。
一般家庭で育った翼の母親で在る 道明寺つくし と 優一郎の母親で在る 西門優紀に寄って、一般家庭での生活について、此れ迄、レクチャーを受けて来た やすしの母親で在る 美作桜子にとってもまた、理解出来たのだろう。



だからだったのだろう。
此の日のF4&T3&静の子供で在る F4Jr.達のクラスは、少し、帰りの時間が遅く成って居たのだ。


勿論、自身の子供達から其の理由(わけ)を聞いた F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスの保護者達は、全員(T3&静以外)、口を揃えるかの如く、F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る此の英徳学園 幼稚舎の先生に言って除けるのだった。


「私(わたくし)の息子(or 娘)には、一切、其の様な事をさせて折りませんのよ。
 此れからは、一切、私(わたくし)の息子(or 娘)に其の様な事をさせないで下さいま
 すか?」と、きつ目に…。


そして、更に、中には陰口を叩く者迄現れたのだ。


「此れだから、一般家庭出身者の先生が担任だと困るのよね。」と…。


勿論、英徳学園 幼稚舎に入舎する際には、こう言う事が在る旨を事前に了承して貰って居た筈なのだが…。



ところが、其の場(英徳学園 幼稚舎内)で何も言わず、唯、じーっと、そんな状況を見て居た翼の母親で在る 道明寺つくし と 優一郎の母親で在る 西門優紀は怪訝な顔付きに成って居たのだ。


其れでも、此の時の翼の母親で在る 道明寺つくしにして視れば、段々、虫の居所が悪いとでも言いた気に独り言ちる(ひとりごちる)のだった。


「私も一般家庭出身の母親…何だけど…。
 一般家庭だと、夕方に成れば、自分自身が使った玩具(おもちゃ)を自分自身の手で片付 
 けるのは当たり前の事だし…。
 先生が為さって居る事は躾の一環として、凄く大切な意味が有ると思うんだけどなぁ~。
 例え、セレブ と 一般家庭との生活環境に違いが有ったとしても、躾は躾でしょ!」と…。


其処で、翼の母親で在る 道明寺つくしが独り言ちて(ひとりごちて)居たとも知らずに、優一郎の母親で在る 西門優紀もまた、つくしに言い始めるのだった。


「【三つ子の魂百迄】って、言うし…ね。
 此の頃の躾をしっかりとして置かないと、【幼少期に得た性格は年老いても変わらない】
 らしいから…。
 そう成ったら、将来困るのは子供達の方だし、母親としても放って置けないよね。」と…。


勿論、此の時の翼の母親で在る 道明寺つくしは、まさか、自身の独り言が優紀に聞かれて居たとは知らずに、優紀に合わせるかの様に返答の言葉を述べるのだった。


「ほんと、そうだよね。
 “将来、翼が父親に似たら如何し様…。”って、悩む位だもん。
 躾は凄く大切だよね。
 其れに、母親が子供に躾が出来るのも子供の内だけだろうし…ね。」と…。



そして、其の後のつくしは、密に、考えて居たのだった。



PS.


つくし自身は独り言では在ったのだが、翼の母親で在る 道明寺つくし と 優一郎の母親で在る 西門優紀が、F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスの保護者達の前で、反論とでも取れる様な話しをしてくれたお陰で、F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る英徳学園 幼稚舎の先生の心の中は、実は、スッキリして居たのだ。


何故なら…。
此の時のF4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る英徳学園 幼稚舎の先生は、翼の母親で在る 道明寺つくし と 優一郎の母親で在る 西門優紀の二人の会話を聞いて居て、“私の教育論は間違って居なかったんだわ。”と、改めて思えて居たから…だったのだ。



だが、F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスの保護者達にとっては、道明寺夫人 と 西門流 次期家元夫人から指摘を受けた形と成るのだ。


“将来の息子(or 娘)に何か有っては大変だわ。”と、考え直した事で、翼の母親で在る 道明寺つくし と 優一郎の母親で在る 西門優紀に同調の返答をするのだった。


「そうですわよね。
 【三つ子の魂百迄】…。
 良いお話しを伺って宜しかったですわ。
 先生…此れからも息子(or 娘)の躾を宜しくお願い致しますわね。」と…。


其処迄話しを聞いて居たT3&静だけでは無く、名指しされた当の本人のF4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る英徳学園 幼稚舎の先生もまた、同じ様な事を考えて居たのだった。


“変わり身が早!”…by つくし。


“変わり身が早過ぎて吃驚…何ですけど…。”…by 優紀。


“変わり身が早過ぎますわ。”…by 桜子。


“如何して、こんなに変わり身が早過ぎるのかしら⁉”…by 静。


“変わり身が早い!
 セレブって、こんな感じなの?”…by F4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る英徳学園 幼稚舎の先生。



云わば…。
或る意味、此の時のF4&T3&静の子供達で在る F4Jr.のクラスを受け持って居る英徳学園 幼稚舎の先生は洗礼を受けた事と成ったのだった。

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