tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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Once again~再び~  5.





【『Once again~再び~  2.』のエピローグ と 『Once again~再び~  4.』の
 続き(【プロローグ】の前の続き)】


〈総優〉


其の後の桜子は、総二郎 や あきらから聞いた全ての話しを自身の祖母で在る 三条家の大奥様に話しした事で、此の後の話しがどんどんといい方向へと話しが進む事と成るのだった。



実は、桜子は、総二郎 や あきらから話しを聞いた後…。
自身の祖母で在る 三条家の大奥様に相談を持ち掛ける事にしたのだった。


何故なら…。
桜子は、予て(かねて)から、既に、考えて居た事が有ったから…だったのだ。


“もう、そろそろ良いのでは無いだろうか?”と…。


だからこそ、此の時点に於いての桜子は、態々訊かなくても良い様な事を優紀に訊いて視たく成ったのかも知れない。



此の日の桜子は、先ずは、自身の祖母で在る 三条家の大奥様にお伺いを立てる事にしたのだった。


「お祖母様にご相談が御座いますの。
 宜しいでしょうか?」と…。


其処で、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、自身の孫娘で在る 桜子に即答するのだった。


「ええ、構わないわ。
 何かしら?」と…。


だからだったのかも知れない。
桜子は、自身の祖母で在る 三条家の大奥様に相談し始めるのだった。


「実は、優紀さんの事…何ですけど…。
 そろそろ、宜しいんじゃないでしょうか?」と…。


だからだったのだ。
桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、自身の孫娘で在る 桜子からのそんな相談話を受けて、更に、自身の孫娘で在る 桜子に即答するのだった。


「ええ、そうね。
 其の件…だったら、私(わたくし)も、そろそろ、宜しいんじゃないかと考えて居た所…
 だったよ。」と…。



実は、此の時の桜子は、自身の祖母で在る 三条家の大奥様と同意見で在り、自身の祖母で在る 三条家の大奥様 と 桜子自身の考えて居た時期のタイミングがバッチリだった事を嬉しく思って居たのだった。


だからこそ、此の時の桜子は、自身の祖母で在る 三条家の大奥様に言えた言葉…だったのだろう。


「本当ですの。
 お祖母様と意見が有って嬉しいですわ。
 其れでは、例の件を直ぐにでも実行に移しませんコト?」と…。



実は、予て(かねて)から、既に、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様 と 桜子との間で話しが出来上がって居たのだ。
だからこそ、此の時の桜子は、『例の件』と、自身の祖母で在る 三条家の大奥様に言えたのだから…。



勿論、既に、其のつもりで居た桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、自身の孫娘で在る 桜子に、三度、即答するのだった。


「ええ、其れでは、そうしましょう!」と、楽しそうに…。


だからだったのだろう。
此の後の桜子は、自身の祖母で在る 三条家の大奥様から指示を受けるのだった。


「其れでは、桜子…優紀さんを此方に呼んでくれるかしら?」と…。



そして、桜子から呼ばれた此の時の優紀は、理由(わけ)も分からず、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様の自室に迎え入れられるのだった。
そして、其の場に迎え入れられた優紀は、其の場に入って直ぐ、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様から或る打診をされるのだった。


「優紀さんにお願いが有って、此方にお呼びしたのよ。
 実は、来週の土曜日に(三条)邸で茶会が開かれる事はご存知よね。
 其の茶会の席で、私(わたくし)の半東に真紀ちゃん(優紀の娘の名前)をつけたいんだ
 けど…如何(いかが)かしら?」と…。


勿論、此の時の優紀は、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様からのそんな提案をお断りする気で居たのだった。


「えっ、ちょっと、待って下さい。
 真紀は、まだ、何も分かって居ない子供です。
 そんな子供の真紀を、おばあ様の半東につけるだ何て…。
 無茶振りもいいところです!」と…。


だが、そんな優紀に対して、此の時の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、優紀に諭す様に話しし始めるのだった。


「良いかしら…優紀さん…。
 真紀ちゃんのお茶の作法は、かなり上達して居るわ。
 “まだ未就学児だ。”と、『侮る勿れ(なかれ)』よ!
 優紀さんも気が付いて居るんじゃ無くて…。
 真紀ちゃんの成長振りを…。」と…。



実の事を言うと、此の時の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、此の後に優紀に付け加えたい言葉が有ったのだ。


『流石ですコト…。』と…。


勿論、此の時の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は優紀に言わずに置いて居たのだが…。



だが、そうとは知らない此の時の優紀は、其れでも、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様にお断りする気で居たのだ。


何故なら…。
此の時の優紀は、自身の娘で在る 真紀が桜子の祖母で在る 三条家の大奥様の半東を務める事に際して心配事が有ったから…だったのだ。


“おばあ様は、そう仰って下さって居るけど…。
 おばあ様の半東に真紀をつければ、きっと、おばあ様にご迷惑をお掛けする事に成る。
 其れに、もしも、真紀が粗相をして失敗すれば、真紀自身、恥を晒す事に成る。
 其れだけじゃ無いわ。
 粗相をしてしまった真紀は、きっと、茶道自体、避ける様に成るかも知れない。
 そう成ってしまえば、折角、此れ迄、真紀にお稽古を付けて下さったおばあ様に申し訳が
 立たない。”と…。



だが、“其れでも、優紀さんが断って来るだろう。”と、予想して居た此の時の桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、優紀が断って来るで在ろう理由を理解して居た事も在り、優紀が断りの話しをする前に、事前に準備して置いた話を、先に、優紀に話しし始めるのだった。


「“優紀さんは、きっと、私(わたくし)の事を心配して、私(わたくし)に断りを入れて
 来るかも知れないわね。”と、既に、私(わたくし)は承知して居るわ。
 でも、もしもそうだったとしたら、其れは逆効果よ!
 『歌舞伎の世界』でも同じでしょ!
 歌舞伎の『初舞台』は、多くの場合、6歳前後の幼少期に執り行われるそうよ。
 『歌舞伎の世界』では、古来よりお稽古事の初めては、『6歳の6月6日』が良いとされて
 居るそうよ。
 物事を習得するには、正しく(まさしく)、此の年頃が相応しいらしいわ。
 真紀ちゃんの年齢は、今はまだ、5歳だけど…。
 お誕生日が来れば、6歳に成るのよ。
 初めての『半東』は、正に、今じゃないのかしら⁉」と…。



実の事を言うと、其処迄、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様から話しが在るだろうと考えて居なかった此の時の優紀は、其れ以上の言葉が出て来る筈も無く、“了承する以外に無い。”と、悟った事で、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様に了承の意を告げるのだった。


「承知致しました。
 ですが、真紀が半東を務めさせて頂きますのはご承知頂いて折ります通り、初めての事で 
 すので、母親の私と致しましても、そんな真紀の事が心配ですし、不安で一杯なのはご
 了承頂けますでしょうか?」と…。


其処で、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、優しい眼差しで優紀に話しし始めるのだった。


「ええ、承知してのコトよ。
 優紀さんは、真紀ちゃんの母親…何ですから、当然の事でしょうね。
 其処は、気に為さらないで頂戴‼
 其れに、優紀さんもそうだけど、真紀ちゃんの師匠は誰だとお思いかしら⁉
 此の私(わたくし)よ!
 『大船に乗ったつもり』で居らっしゃい!」と…。



勿論の事、此の時の優紀は、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様が大丈夫と言えば、“そうなのだろう。”と、思える事は事実な話で安心する処なのだが、“まだ未就学児の真紀に、そんな大役が務まるのだろうか?”と、不安がって居た事もまた事実な話…だったのだ。


だからこそ、此の時の優紀の心の中では、“「『大船に乗ったつもり』で居らっしゃい!」って、そんな簡単な話しじゃ無いんだけど…。”と、不安がって居たという訳…だったのだ。



そして、そんな風に考えて居た優紀に、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、更に、話しし始めるのだった。


「其れと、茶会迄、そんなに時間が無いから、真紀ちゃんのお稽古の日を増やそうと思うの
 よ。
 宜しいかしら、優紀さん…?」と…。


だからだったのだろう。
“そうして頂いた方が嬉しい。”と、考えて居た優紀は、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様に即答するのだった。


「そうして頂けましたら有り難いです。」と…。



そして、其の後の優紀は、自身の娘で在る 真紀に桜子の祖母で在る 三条家の大奥様から聞いた話しを話しして聞かせて居たのだ。


ところが、此の時の優紀の娘で在る 真紀は、自身の母親で在る 優紀を拍子抜けさせる様な事を言い出したのだ。


「えっ、いい(良い)の⁉
 まき(真紀)がしていい(良い)の?
 ほんとう(本当)は、“さぁちゃん(桜子の事)はいい(良い)なぁ~。”って、おもって
 いた(思って居た)んだぁ~。」と…。


実は、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様が『亭主(東)』を務める際の半東は、此れ迄、孫娘で在る 桜子が務めて来たのだ。



だからだったのだろう。
此の時の優紀は、そんな風に自身を拍子抜けさせる様な事を言って来た自身の娘で在る 真紀に対して、“此の娘(こ)は大物に成るかも…。”と、そう思わずには居られなかったのだ。


だが、そんな風に自身を拍子抜けさせる様な事を言って来た自身の娘で在る 真紀に対して、此の時の優紀は、“母親として、言うべき事はちゃんと言って置こう!”と、思い直すのだった。


「良い…真紀!
 おばあちゃまの言う事をちゃんと聞いてお稽古するのよ!
 もしも、真紀がおばあちゃまから教えて頂いた事と違う事をしたら、おばあちゃまが笑わ
 れるのよ。
 だから、おばあちゃまからの言い付けはちゃんと守るのよ。
 良いわね…真紀!」と…。


実は、此の時の優紀の娘で在る 真紀は不思議で仕方が無かったのだ。


何故なら…。
此の時の優紀の娘で在る 真紀には思って居た事が有ったのだ。


“どうして(如何して)、まき(真紀)がおばあちゃまのいいつけ(言い付け)をまもらな
 い(守らない)と、おばあちゃまがわらわれる(笑われる)の?”と…。


だからこそ、此の時の優紀の娘で在る 真紀は、自身の母親で在る 優紀に訊いて視たのかも知れない。


「ねぇ、ママ…⁉
 まき(真紀)がおばあちゃまのいいつけ(言い付け)をまもらない(守らない)と、どう
 して(如何して)、おばあちゃまがわらわれる(笑われる)の?」と…。


其処で、実の事を言うと、此の時の優紀は、自身の娘で在る 真紀からのそんな素直な質問に、一瞬、逡巡(しゅんじゅん)しそうに成って居たのだが、気を取り直しして、話しし始めるのだった。


「おばあちゃまは、真紀のお師匠様でしょ!
 だからこそ、真紀がおばあちゃまからの言い付けを守れないと、おばあちゃまが笑われる
 のよ。
 だから…ね。
 ママは、真紀におばあちゃまからの言い付けはちゃんと守って欲しいの。
 だからこそ、真紀はおばあちゃまからの言い付けはちゃんと守れるわよね⁉
 其れと、真紀はママとのお約束は守れるわよね⁉
 真紀は『出来る子』よね⁉
 もし、出来無いのなら、おばあちゃまにお断りし様かなぁ~?」と…。


だからだったのかも知れない。
慌てるかの様に、優紀の娘で在る 真紀は、自身の母親で在る 優紀に約束すると云わんが如く、言って除けるのだった。


「まき(真紀)は、おばあちゃまのいいつけ(言い付け)をちゃんとまもれる(守れる) 
 よ!
 まき(真紀)は、ママとおやくそく(約束)できる(出来る)もん。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の優紀は、自身の娘で在る 真紀のそんな可愛らしい言い方に苦笑し乍らも、其れでも、自身の娘で在る 真紀に返答の言葉を告げるのだった。


「分かったわ。
 此れはママとの約束だから…ね。
 おばあちゃまにもお願いして置くわね。」と…。



だからだったのだ。
其の後の優紀は、自身の娘で在る 真紀との約束と言う事も在り、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様に自身の娘で在る 真紀の事をお願いして置くのだった。


「真紀がおばあ様の半東を務めたいそうです。
 ご迷惑をお掛けするかも知れませんが、真紀の事…宜しくお願い致します。」と…。


其処で、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様は、やはり、優しい眼差しで、優紀に声を掛けるのだった。


「ええ、承知したわ。
 例え、真紀ちゃんが粗相をしたとしても、未就学児の子供がする事よ!
 皆様も、きっと、笑って誤魔化して下さるわよ。
 だから、優紀さんも気にし無い事…。
 宜しくて、優紀さん…。」と…。


そして、此の時の優紀は、桜子の祖母で在る 三条家の大奥様からのそんな話し振りを聞いて居て、苦笑い状態に成り乍らも承知するのだった。


「はい、承知致しました。」と…。




〈此の二次小説『Once again~再び~  5.』に出て来る『歌舞伎の世界』についてです
 が、インターネットで調べて記載致しました。
 先日の報道で発表されて居た通り、現在の『初舞台』は3歳で踏んで居るケースも在る様
 ですが、此方では、インターネットで調べた通りに記載致して折ります。
 了承の程、宜しくお願い致しす。〉

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