tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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F4&T4【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編



【『あきら&桜子【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】…<あき桜>  番外編』の其の
 後…。】


総二郎からの了承が得られたという事で、後日、あきらは、F3&T4のグループLINEにて、F2&T3に招集を掛けるのだった。


勿論、此の時のあきらは、総二郎からの例の懇願の話しを、桜子に伝えて、桜子からの了承を得られた事で、F3&T4のグループLINEにて、F2&T3に招集を掛けて居た事は言うまでも無かったのだ。



そして、司とつくしにとっての道明寺邸は、自身達の住まい故、当然で在るのだが、T4にとっては、何時もの道明寺邸に、後日、集まったF2&T3…。
実は、其の場で、あきらから、桜子との事が報告されたのだ。


「皆に、報告が有って、集まって貰った。
 俺と桜子は、付き合い始めた。」と…。


だからだったのだ。
速攻で、滋は、桜子に、言って除けるのだった。


「やっぱりじゃん!
 桜子さぁ~、如何して、T4女子会で集まった時に、私達に、正直に、言ってくれなかった
 のよ。
 私は、あん時に、確かに、桜子に聞いたよね?
 “彼氏が出来たんじゃ無いか?”って…。」と…。



だが、桜子が、滋に、返答し様として居た所を、此の時のあきらは、制止したのだ。
男らしく…。


「桜子は、何も、言わなくて、良い。
 俺から、ちゃんと、話すから…。」と…。


そして、此の時のあきらは、滋の方を向いて、話しし始めるのだった。
所謂、あきらが、此の状況について、滋に説明し始めたのだった。


「滋…そうじゃねぇんだ。
 実は、T4女子会の後、“滋(さん)から訊かれた。”と、俺に伝えて来た桜子の話しを聞い
 た時に、桜子と話し合った結果…。
 俺と桜子は、付き合う事にしたんだ。
 そん時に、桜子が言って居た通り、其れ迄の俺と桜子は、『友達以上恋人未満』…だった
 んだよ。
 だから…よ。
 桜子が、滋に言った言葉は、間違いじゃねぇんだ。」と…。



だが、此の時の司は、そう、滋に説明して居たあきらの話しを聞いて居て、疑問を感じたのだった。


だからだったのだろう。
此の時の司は、自然と、口を開いて居たのだった。


「けど…よ。
 あきらと三条は、何時の間に、『友達以上恋人未満』の状況に成ってたんだ⁉」と…。


だからだったのだ。
此の時のあきらは、嘘を付いても如何し様も無い事を知って居るので、正直に話しし始めるのだった。


「実は、俺もそうだが、桜子の状況も、縁の下の力持ち…という感じだったんだよ。
 俺は、(英徳学園)初等部の頃から、F4の中で、何かが起こると、何時も、お前等の間に
 割って入って、仲直りさせて来た。
 で、桜子も、T4の末っ子乍ら、T4の纏め役として、それぞれ、育った環境も違う、考え
 方も違うT4を纏めて来た。
 例えば、牧野を支えたり、滋の暴走を止めたり…。
 だから…よ。
 俺と桜子は、お互いの苦労が分かり合えるからだろうな。
 自然と、週末に待ち合わせして、良く、飲みに行く様に成ったんだ。
 で、お互い、F4&T4の仲間の中では、自然と、近い存在に成ってた。
 まぁ~、そんな所だ。」と…。


だからだったのだ。
あきらから、そんな話しを聞いて居た此の時のF2&T3は、言葉が出せない程、黙ったまま…だったのだ。



其処で、桜子は、自分自身の言葉で、話そうと、話しし始めるのだった。


「私の場合は、自然と、T4の纏め役を、勝手出る様な所が有った事は、否めません。
 T4の長女で在る 滋さんの暴走を止められるのは、私しか居ないと思って居ましたし…。
 T4のリーダー的存在の先輩は、記憶を失くすというアクシデントに見舞われましたが、今
 では、同じ学年として、英徳(学園)に在籍して居ますし…。
 そう意味では、先輩を支えられるのは、私しか居ないと思って居ました。
 優紀さんは、何時も、一歩、引いた形で、T3を見てくれて居ましたので、T4の中では、
 私にとって、癒しに成って居たんだと思います。
 だからこそ…。
 T4の中での私の立ち位置は、自然と、T4の纏め役に成って居たんだと思います。
 だから…と言って。
 嫌々、T4の纏め役を買って出て居た訳では在りません。
 私は、反対に、何時の間にか、T4の纏め役を買って出て居たのかも知れません。
 でも、美作さんも、F4の猛獣遣いの如く、纏め役を買って出て居られたので、自然と、私
 は、美作さんに、相談する様に成ってました。
 こういう時は、如何したら良いのか?…とか。
 だからこそ…私は、何時の間にか、美作さんが、私にとって、近い存在に成って居たのか
 も知れません。」と…。


其処で、初めて、T3は、桜子に負担を掛けて居た事を知ったのだ。


だからだったのだ。
此の時のつくしと滋は、桜子に、謝って居たのだ。


「「桜子…ご免。」」と…。


そして、此の時の優紀は、桜子に、お礼の言葉を、伝えて居たのだ。


「桜子さん…何時も、有難う御座います。」と…。



だが、此の時の司と総二郎は、それぞれ、“心外だ‼”と、云わんが如く、叫んで居たのだ。


「三条…?
 あきらが、『F4の猛獣遣い』とは、如何言う意味だ⁉」


「桜子…?
 言って置くが、俺は、関係ねぇから…な。
 『F4の猛獣遣い』として、あきらが、宥めたり、すかしたりして居たのは、司と類だか
 ら…な。
 俺も、其れ成りに、『F4の猛獣遣い』として、あきらを支えて来たつもりだ‼」と…。


だからだったのだろう。
此の時の司は、更に、吠えるのだった。


「はぁ~??
 類なら分かるが、何で、俺迄…入ってんだよ⁉」と…。


だからだったのだろう。
此の時のあきらと桜子は、それぞれ、思って居たのだった。


“百歩譲っても、其れでも、類だけじゃ無く、司も入ってんだよ。
 まぁ~、確かに、あの当時の総二郎も、俺と一緒に、『F4の猛獣遣い』として、俺を支え
 てくれて居た。
 其れは、確かだよ。
 けど…な。
 今の総二郎も、司と類の仲間として入って居る様な気もするが…?”


“F4の中の『猛獣』の筆頭は、道明寺さんだと、私は、思いますが…。
 現在の道明寺さんのお傍には、先輩が居ますから…。
 美作さんの負担も、減ってるとは思いますけど…。
 其れでも、花沢さんが此の場に居れば、きっと、花沢さんは、道明寺さんに、喧嘩を吹っ
 掛けて居るでしょうから、美作さんの負担は、大きかったと思いますけど…ね。
 自覚が無いのは、流石、道明寺さんですわ。
 先輩は、道明寺さんの『永遠の猛獣遣い』…決定ですわね。”と…。



という訳で、此の時のあきらは、桜子との付き合いを、F2&T3に言えた事で、何処か、肩の荷が下りたかの様に、楽に成って居たのだ。


だからだったのだ。
“もっと、早くに、桜子に、コクって、F2&T3に、打ち明けてれば、良かったな‼”と…。



だが、此の時のあきらは、忘れて居たのだ。
違う意味で、もう一人の猛獣の事を…。
拗ねたら、後が大変な人物の事を…。


そうなのだ。
類の事だったのだ。
類に、報告し無ければ、後が大変に成る事を…此の時のあきらは、すっかり、忘れて居たのだ。


だからだったのだ。
F3&T4で集まった翌日の朝、総二郎に、其の事を伝えて居たのだ。


そして、其の後、此の時の総二郎とあきらは、未だ、フランスにて在住して居る類に、リモートにて、伝えて居たのだ。
先ずは、あきらが、総二郎とあきらの代表かの如く、話しを切り出すのだった。


「実は、総二郎は、優紀ちゃんと…。
 俺は、桜子と、それぞれ、付き合い始めたんだわ。」と…。


其処で、類は、あきらに、訊くのだった。


「其の事を、司は、もう、知ってるの?」と…。


だからだったのだ。
“嘘を付いても仕方ねぇ。”と、思えたあきらは、類に、正直に、伝えたのだった。


「ああ、知ってる。
 此の前、報告したから…な。
 因みに、牧野も、滋も、知ってる。」と…。


其処で、やはりと言うべきか?
類は、不貞腐れ始めたのだ。
否、此の時の類は、拗ね始めて居たのだ。


「ふ~ん。
 俺が、一番最後の報告って訳…?
 まぁ~、良いんだけど…ね。
 どうせ、俺だけ、経った一人、遠~く、離れたフランスの地に居る訳だし…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の総二郎とあきらは、同じ事を思って居たのだった。


“云わんこっちゃねぇ‼
 類が拗ねたぞ‼
 如何するよ⁉”と、お互いの顔を、目配せするかの様に…。


だが、一応、此の時の総二郎とあきらは、ホッとして居たのだ。


何故なら…。
拗ねたら、厄介な類に、報告出来たのだから…。



という訳で、F4&T4の中から…。
今では、婚約者と成った司とつくし…。
そして、総二郎と優紀…。
そして、あきらと桜子の3組のCPが出来たのだった。



だからだったのだ。
此の時の滋は、不貞腐れて居たのだ。


“私だけ、如何して、CPに成れないのよぅ~。”と…。


そして、其の後の滋は、夜な夜な、夜の街に繰り出しては、アルコールを口にする日々だったのだ。
そして、其の時の酔っ払い状態の滋は、大河原家のSPに寄って、連れて帰られて居たのだった。


勿論、其の場には、桜子は、居なかったのだ。


何故なら…。
其の後の桜子は、あきらと自身の二人の付き合いを、F3&T3に報告した事で、躊躇する事無く、あきらに向かって居たから…だったのだ。



勿論、つくしは、英徳大学に通学する以外、司と一緒じゃ無い一人だけでの外出は、司に寄って、許して貰えなかったのだ。
例え、其の場に、T3が居様共…。


云わば…。
此の時のつくしは、自身の婚約者で在る 司に寄って、外出禁止令が出て居たのだ。



そして、優紀も、夜遅くの外出の際は、必ず、総二郎に報告する様に、総二郎に寄って、義務付けられて居たのだ。
なので、会社からの飲み会の誘いにも、中々、参加し辛く成って居たのだ。


だからだったのだ。
もし、滋から、誘われたとしても、優紀自身、断るしか無い状況だったと言えたのだ。



なので、其の後の滋自身、経った一人で、夜な夜な、夜の街に繰り出すしか無かったのだった。



fin

あきら&桜子【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】…<あき桜>  番外編




【『司&あきら、そして、総二郎【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』と
 『滋&桜子、そして、T2【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』のエピロー
 グ】


T4が、T4女子会を、道明寺邸にて開催した後…。
そして、司と総二郎とあきらが、東京メープルのラウンジのVIPルームに集まった後…。
あきらと桜子は、週末に会う時に、話し合いをする事にしたのだった。


何故なら…。
T4女子会の次の日に、桜子から、あきらに、LINEを送ったのだ。


『私が、“何方かと付き合って居る。”と、滋さんが、疑い始めました。
 其れと、「桜子の付き合いが、悪く成った。」と、滋さんから、指摘を受けました。
 如何しましょうか?』と…。


だからだったのだ。
あきらも、桜子に、返信したのだ。


『俺も、司から、訊かれたわ。
 「あきら君は、三条と付き合ってるのか?」って…な。
 会った時に、話し合いする必要性が有りそうだな。』と…。


だからだったのだ。
LINEを送り合ったあきらと桜子は、其の後、週末に会った時に、話し合いをする事にしたという訳…だったのだ。



そして、数日後の週末、落ち合ったあきらと桜子は、話し合ったのだ。
先ずは、あきらから、口火を切ったのだ。


「プライベートの時の滋は、敏感に察知する方じゃねぇと思って居たんだけど…な。
 意外と、プライベートでも、敏感に反応してんだな。」と…。


其処で、あきらからして視れば、“意外だな。”と、思わずには居られない様な言葉が、桜子から、発せられたのだった。


「違うんです。
 滋さんだけでは無いんです。
 私が携帯アプリを開いて居た時に、先輩が、私の携帯アプリの『カレンダー』を、観てし
 まったとかで…。
 “桜子の週末のスケジュールは、埋まって居る様に観えたんだけど…。”って、言われてし
 まったんですよね。
 其れに、滋さんが、其の先輩の話しを聞いて、更に、疑いの眼差しで、私に、言って来た
 んですよ。
 “やっぱ、桜子に、彼氏が出来たんじゃ無いの?”って…。
 だから…仕方無かったと言えば、仕方無かったと思うんですけど…私、言ってしまったん
 ですよね。
 “恋人では無いんですけど…。
 『友達以上恋人未満』という方は、私の身近に、居らっしゃいますかね。”って…。
 だから、滋さんからは、興味津々に、色々、聞かれて…。
 一応、“ご存知無い方ですわ。”と、お伝えしましたが…。
 今後、如何、お答えしましょうか?」と…。


其処で、あきらも、桜子に、言って除けるのだった。


「俺も、司に訊かれたんだよな。
 一応、司には、“(桜子と)付き合ってねぇよ。”って、あっさりと、言って置いたんだ
 が、司は、俺との会話の中で、気が付いたのかも知れねぇな。
 けど…な。
 俺自身、司に、桜子との事を訊かれて、“俺は、桜子と、付き合ってるのか?”って、考え
 ちまった。
 桜子としては、本当の処、どっち何だ?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、首を傾げ乍ら、考える素振りを魅せるのだった。
だからこそ、桜子は、あきらに、訊けた言葉だったのだろう。


「そうですよね。
 私自身、美作さんとお会いすれば、楽しいですし…。
 だからこそ、毎週の様に、スケジュールが合えば、美作さんとお会いして居る訳です
 し…。
 ですが、私としては、美作さんと仲間という感覚が、中々、抜けない様で…。
 私にも、未だ、此の状況が、分かって居ないんですよね。
 如何、何でしょうか?
 自分自身の事なのに、今一、分かって居ないというのは?
 美作さんは、何方の方が、宜しかったですか?」と…。


其処で、あきらは、桜子に、訊き始めるのだった。


「現在の桜子には、男(彼氏)は居ねぇんだったよな?」と…。


だからだったのだ。
あきらから、そう訊かれた意図が、今一、理解出来て居ない此の時点に於いての桜子は、首を傾げ乍ら、返事をして、逆に、あきらに、訊き返すのだった。


「はい、今の処は、居ませんが…。
 今更、如何して、そんな事を、訊かれるんでしょうか?」と…。


実は、此の時のあきらの中では、結論が出た上で、桜子に、訊いて居たのだ。
なので、桜子に、訊けた話しだったのだ。
なので、此の時のあきらは、そんな風に、訊いて来た桜子に、返答するのだった。


「あぁ~、そうだよな。
 俺が、桜子にそう訊いた意図が、桜子には、理解出来てねぇんだろ?
 何ていうのか?
 今の俺にも、付き合ってる女(彼女)は、居ねぇ訳だし…よ。
 だから…な。
 思い切って、俺と付き合うか?」と…。
「………」


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子の顔付きは、驚愕顔に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の桜子の心の中では、“えっ~~⁉”と、成って居たのだ。


何故なら…。
“何れは、そう成るかも…。”と、思って居た桜子だったのだが、今だとは、考えても視なかったのだ。
実は、今だとは、考えても視なかった上で、あきらに訊いて居た桜子だったのだ。
なので、此の時の桜子は、冷静では居られなかったという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
何時(いつ)何時(なんどき)、どんな事が起きても、冷静沈着に対処して、此れ迄、T4の纏め役として対応出来て来た桜子の顔付きが、驚愕顔に成って居たという訳…だったのだ。
なので、此の時の桜子の顔付きは、驚愕顔のまま、声も出せない状況と成って居たのだ。


所謂、此の時の桜子は、何時(いつ)も通りの冷静沈着で、クールな桜子では無かったという訳…だったのだ。



だからだったのだろう。
そんな桜子の顔付きを初めて見た此の時のあきらの顔付きも、桜子同様に、驚愕顔に成って居たのだった。


何故なら…。
“桜子にとって、俺との事は、唯の遊びだと認識してんだろうか?”と、此の時のあきらには、そう思えて居たから…だったのだ。
だが、其れでも、此の時のあきらは、桜子に、訊き始めるのだった。


「桜子の中には、俺と付き合って視るという選択肢はねぇのか?
 其れ共、此れで、最後にして、F3&T3の前では、何食わぬ顔で、対応するか?
 其れのどっちかだろ?」と…。



勿論、桜子自身、あきらと一緒に過ごす事は、嫌では無かったのだ。


何故なら…。
同じ考え方をするあきらと一緒に居る事は、楽に思えたから…だったのだ。


実は、あきらにしても、桜子にしても、『仲間思い』…だったのだ。
あきらは、F4の纏め役…そして、桜子は、T4の纏め役…。


云う成れば…。
此れ迄、性格がバラバラなF3を纏めて来たのは、あきら…だったのだ。


そして、T4の末っ子で在り乍らも、それぞれ、育った環境も、考え方も、全く、違うT3を、纏めて来たのは、桜子…だったのだ。


だからこそ…あきらと桜子は、お互いの苦悩や辛さを理解出来て居たのだ。
だからこそ…お互い、一緒に居ても、楽…だったと言えたのだ。



勿論、此れ迄のあきらは、『マダムキラー』と、言われ続けた程、年上好みだったのだ。
所謂、此れ迄のあきらは、付き合う対象の相手として、一切、年下には、手を出して来なかったのだ。


云わば…。
此れ迄のあきらは、不倫をして来たという事に成るのだ。


云う成れば…。
其の場の遊び相手だけなら、年下にも、手を出して来られたという事に成るのだ。


だからこそ…其のあきらが、年下で在る 桜子と、付き合う事に成るだろうとは、誰にも、分かるまい。



そして、桜子とて、此れ迄、滋と一緒に、『殿方探し』と、称して、合コンに参加して来たのだ。


だからこそ…其の事を知って居るF3&T3は、まさか、桜子に、特定の彼氏が出来るとは、思いもし無かったのだ。



だが、司とあきらがリモートで話しした時のあきらの様子を見て居た司 や T4女子会での桜子の様子を見て居たT3は、薄々、あきらと桜子のそれぞれには、“誰か、特定の相手が出来たのでは無いだろうか?”と、思えて居たのだ。
という寄りも、“彼氏(彼女)が、出来たのだろう。”と、思えて居たのだ。


勿論、あきら や 桜子のそれぞれの相手が、お互い、あきらと桜子だとは、まさか、F2&T3とて、思っても視なかったのだ。



という訳で、此の時の桜子は、あきらからの問いに、返答するのだった。


「そうですね。
 お互い、フリーですし…。
 其れに、私は、美作さんと一緒に居て、“嫌だ‼”と、感じた事は、一度も無いですし…。
 美作さんとご一緒させて頂いて居ても、楽ですし…。
 なので、宜しくお願いします。」と…。



実は、あきらと桜子は、唯、週末に、仲間として、会って居ただけでは無かったのだ。
勿論、会えば、年頃の男と女で在る。
そういう事に成っても、致し方無いと言えたのだ。


其れに、桜子が、まだ、英徳学園 高等部に在籍して居た『黒歴史』だった当時…。
あきらと桜子は、既に、そう言う関係に成って居たのだ。
勿論、後に、こう成るとは思いもし無いで…。



因みに、総二郎も…だったのだが…。
此の件に関しては、総二郎の中で、有耶無耶にされて居たのだ。


という寄りも、総二郎にして視れば…。
其れは、『女遊び』をして居た頃の話しなので、有耶無耶にしたい心境なのは、当然の話しだったのだ。


其れに、既に、優紀と付き合って居る現在の総二郎にとって、総二郎と桜子の件に関して、無かった事にしたい心境なのは、当然の話しだったのだろう。
勿論、あきらも、総二郎と桜子の件に関しては、知って居るのだが…。


其れに、桜子とて、まだ、英徳学園 高等部に在籍して居た『黒歴史』だった当時の話し故…優紀に言うつもりも、F2&T2に報告するつもりも、勿論、毛頭無いのだ。


だからこそ…総二郎の中で、有耶無耶に出来て居たのだろう。
当然の事乍ら、現在の総二郎にとって、此の話しを、優紀には知られたく無かったのだ。
もし、優紀に知られれば、更に、優紀を傷付けてしまう事を、総二郎自身、認識出来て居たから…だったのだ。



という訳で、此れ迄にも、色々な事は有ったのだが、あきらと桜子は、本格的に、付き合う事にしたのだった。


何故なら…。
先ず、あきらから、此の件を報告した相手が居るのだ。
其れは、司とあきらが、リモートで話しして居た内容を知らない総二郎だったのだ。


だからだったのだ。
其の話しの件を、あきらから聞いた此の時の総二郎は、慌てるのだった。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、あきらに、訊くのだった。


「おい、あきら…桜子と付き合うって、如何いう意味だよ?
 今迄に、そんな素振りを、俺等に魅せた事が無かっただろ?」と…。


だからだったのだ。
あきらは、“総二郎が、例の事を気にしてるんだろう。”と、思い、話しし始めるのだった。


「総二郎は、高等部当時の桜子との事、気にしてんのか?
 桜子も、当時の事は、封印したがってる。
 だから…よ。
 今の桜子が、自ら、例の事を言う訳はねぇと思うぞ。
 もし、桜子が、例の事を自慢気にして居たとすれば、既に、皆には、桜子自ら、自慢気
 に、話ししてんだろ。
 其れに、俺等 F3&T3とも、仲間として付き合って居たかった桜子にとって、そんな話
 しを、桜子自ら、仲間に言う訳ねぇだろ。
 桜子は、其処迄、馬鹿じゃねぇと思うぞ。」と…。



勿論、此の時のあきらが、総二郎に、真っ先に伝えた訳は、総二郎からの了承を得る為…だったのだ。
だからこそ…此の時のあきらは、更に、総二郎に、訊き始めるのだった。


「だから…よ。
 総二郎…俺等の仲間に、“桜子と付き合い始めた。”と、俺から報告しても良いか?」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、あきらに、言って除けるのだった。


「俺からの了承を、先に取って、如何すんだよ。
 俺が、優紀と付き合える様に成ったのも、あきらからのアシストも、当然、有った訳だ
 し…よ。
 あきらと桜子の付き合いを、俺が、祝福しねぇで如何するよ。
 けど…な。
 桜子には、くれぐれも、伝えて置いてくれ‼
 “あの件は、ぜってぇに、誰にも、言うなよ‼”って…。」と…。


だからだったのだろう。
あきらの中でも、既に、承知して居る話しなので、総二郎に了承するのだった。


「ああ、分かってる。」と…。



そして、総二郎からの了承が得られたという訳で、後日、あきらは、F3&T4のグループLINEにて、F2&T3に招集を掛けるのだった。



fin



<此の二次小説『あきら&桜子【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】…<あき桜>  番
 外編』の一部の文面の中で、不快に思われるやも知れない表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

滋&桜子、そして、T2【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編




【『つくし&優紀、そして、T2【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』のエピ
 ローグ と 続き】


実は、優紀から、「今の西門さんなら、大丈夫だと思うんだけど…。」と、聞かされて居た此の時のつくしは、未だ、総二郎と優紀のお付き合いの件に関して、納得して居なかったのだ。


だが、優紀から、続けて、「でも、もし、何か有ったら、必ず、つくしに、話す…ね。」と、言われた事で、取り敢えず、優紀の話しを信じる事にしたつくし…だったのだ。



そして、滋は…と、言うと、つくしと優紀が、喧嘩をして居ると思って居たのか?


「良かった、良かったよ。
 つくしと優紀が、仲直りしたと言う事で…此の話しは、此れで、終了…ね。」と、此の時の滋は、先を進めるかの如く、言って除けて居たのだった。


実は、此の時のつくしと優紀と桜子は、それぞれ、話しがややこしく成る事が分かって居るので、態と、滋には、突っ込む事も、し無かったのだ。



そして、そう言って居た滋は、先を進めるかの如く、自身が思って居た事を、桜子に、訊き始めるのだった。


「あのさぁ~、桜子、訊きたいんだけど…。」と…。


其処で、桜子は、滋の方を向いて、返答するのだった。


「はい、良いですよ。」と…。



だからだったのだ。
滋は、桜子に、話しし始めるのだった。
其れは、まるで、つくしと優紀にも、話しを聞かせるかの様に…。


「桜子さぁ~。
 ここ最近、付き合い悪くない?
 此の前も、合コンに誘ったのに、“用事が有る。”って、言って、私に付き合ってくれなか
 ったでしょ⁉
 今迄の桜子だったら、私の誘いにも、喜んで、付き合ってくれたじゃ無い?
 もしかして、彼氏でも出来た?」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、驚愕顔に成り乍らも、そんな風に、訊いて来た滋に、返答するのだった。


「だから、言ったじゃ無いですか?
 『用事』じゃ無くて、“先約が有るから、無理です。”って…。」と…。


其処で、此処ぞとばかりに、滋は、桜子に、言って除けるのだった。


「其れは、ここ最近と言っても、1~2回の話しじゃ無いでしょ!
 最近は、ほぼ、アウトじゃ無い!
 桜子は、私に、一体、何を、隠してんのよ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、更に、滋に、返答するのだった。


「だから、こう言う事って、タイミングと、云うモノが有るじゃ無いですか?
 偶々、ここ最近に成って、ダメな日が増えただけで、何が、如何とか、いう話しじゃ無い
 ですから…。」と…。


其処で、此の時の滋は、桜子に訴えるかの様に、言って除けるのだった。


「本当に、彼氏が出来た訳じゃ無いんだよね⁉
 偶々、タイミングが合わなかっただけ…何だよね?
 つくしには、司という婚約者が居るし…。
 優紀には、最近に成って、ニッシーという恋人が出来た様だし…。
 其れでも、もし、私が、つくしと優紀を誘う様な事が有れば、司とニッシーの事だよ。
 つくしと優紀は、何処にも行かせて貰えなく成るでしょ!
 司…だったら、有り得る話しだけど…さ。
 ニッシーも、意外と、司…同様に、独占欲が強そうじゃ無い?
 だから…さ。
 つくしと優紀を、誘い難いんだよね。
 って事は、残りは、桜子だけ…なのよ。
 だから…さ。
 桜子は、何時(いつ)迄も、私からの誘いに、付き合って…よね。」と…。
「………」



だからだったのだろう。
此の時の桜子の顔付きは、微妙…だったのだ。
否、苦笑い…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、うんともすんとも、云わなかったのだ。



実は、そんな微妙な顔付きに成って居たのは、何も、桜子だけでは無かったのだ。
優紀もそうだったのだ。


何故なら…。
司の事だけじゃ無く、総二郎の話し迄、切り出されたのだ。
当然、此の時の優紀が、微妙な顔付きに成って居たとしても、可笑しく無かったのだった。



だが、此の時の滋は、そんな桜子の思いを知ってか知らずか?
此の時の滋は、桜子から了承された物と、勝手に認識した様で、うんうんと、頷いて居たのだった。


何故なら…。
此の時の滋は、其処で、早速、桜子を誘うのだった。


「実は…さ。
 今度の土曜日に、合コンに誘われて居るんだよね。
 桜子も、私と一緒に、合コンに行くよね?」と…。



ところが、此の時の桜子は、そんな風に、誘って来た滋に、早速、断りを入れるのだった。
詫びの言葉を添え乍ら…。


「滋さん、申し訳在りません。
 実は、今度の土曜日も、既に、スケジュールが決まって居て、先約が居るんですよね。
 だから…。
 合コンに参加させて頂く事は出来無いですね。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、そう言って来た桜子に、吠え始めるのだった。
そして、此の時の滋は、つくしと優紀に、同意を求めるのだった。


「ほら、また、ダメじゃん!
 と言う事は、桜子は、何時(いつ)だったら、空いてるのよ?
 つくしと優紀が見てても、腹立つでしょ!
 私が、桜子の事を、怒るのも、無理は無いと思わない?
 私が、桜子の事を、怒ったとしても、仕方無いわよね?
 当然だよね?」と…。
「「………」」


だからだったのだ。
此の時のつくしと優紀は、滋からのそんな同意を求めて来る話しに、直ぐには、返答する言葉も見付からない程…だったのだ。



だが、実は、つくしも、ここ最近の桜子の様子を見て居て、思って居た事は、確かに、有ったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、何気に、桜子に、訊き始めるのだった。


「まぁ~、そうだよね。
 実は、私も、気に成って居た事は、確かかな。
 だって…さ。
 ここ最近の桜子の週末は、忙しそうじゃん!
 私の週末は、司からの外出禁止令が出てるから…さ。
 桜子と、中々、出掛けたり出来無いけど…さ。
 此の前、桜子が、携帯のアプリの『カレンダー』を開けて居た時に、ちょっと、見えちゃ
 ったんだよね。
 結構、桜子の週末のスケジュールは、埋まって居る様に、見えたんだけど…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、つくしの話しに、同調するかの如く、話しし始めるのだった。


「実は、そう何ですよね。
 私の週末のスケジュールは、パンパン…何ですよね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、そう言って来た桜子のそんな話しを聞いて居て、更に、ツッコミ始めるのだった。
疑いの眼差し付きで…。


「やっぱ、桜子に、彼氏が出来たんじゃ無いの?」と…。



其処で、桜子は、此れ以上、“滋さんから、ツッコミを入れられる前に、滋さんに、言っちゃう⁉”と、躊躇し乍らも、話しし始めるのだった。


「まぁ~、そうですね。
 今は、まだ、恋人という訳では無いんですけど…。
 『友達以上恋人未満』という方は、私の身近に、居らっしゃいますかね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしと滋は、桜子からのそんな返答の言葉に、興味津々に成り、耳を傾けて居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、更に、桜子に、訊き始めるのだった。


「で、其の『友達以上恋人未満』という方とは、如何言う男性(ひと)…よ?
 例えば、年齢は…?
 職業は…?
 私達の知ってる男性(ひと)…?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、此の後に聞けるだろうそんな桜子の返答の言葉を待ち乍らも、興味津々に、待って居たのだった。


だが、此の時の桜子は、つくしと滋が待って居る言葉では無く、あっさり、言って除けるのだった。


「いいえ。
 先輩も、滋さんも、優紀さんも、ご存知無い方ですわ。
 今は、まだ、其れしか言えませんわ。
 お相手の事ですから…。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしと滋と優紀は、拍子抜けして居たのだ。



実は、此の時の桜子は、つくしと滋と優紀に、嘘を言って居たのだ。
否、言える筈等無かったのだ。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、元々、『お得意のポーカーフェイス』と共に、つくしと滋と優紀には、バレない様にする事だけに、必死に成って居たのだった。



fin