tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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あきら&桜子【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】…<あき桜>  番外編




【『司&あきら、そして、総二郎【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』と
 『滋&桜子、そして、T2【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』のエピロー
 グ】


T4が、T4女子会を、道明寺邸にて開催した後…。
そして、司と総二郎とあきらが、東京メープルのラウンジのVIPルームに集まった後…。
あきらと桜子は、週末に会う時に、話し合いをする事にしたのだった。


何故なら…。
T4女子会の次の日に、桜子から、あきらに、LINEを送ったのだ。


『私が、“何方かと付き合って居る。”と、滋さんが、疑い始めました。
 其れと、「桜子の付き合いが、悪く成った。」と、滋さんから、指摘を受けました。
 如何しましょうか?』と…。


だからだったのだ。
あきらも、桜子に、返信したのだ。


『俺も、司から、訊かれたわ。
 「あきら君は、三条と付き合ってるのか?」って…な。
 会った時に、話し合いする必要性が有りそうだな。』と…。


だからだったのだ。
LINEを送り合ったあきらと桜子は、其の後、週末に会った時に、話し合いをする事にしたという訳…だったのだ。



そして、数日後の週末、落ち合ったあきらと桜子は、話し合ったのだ。
先ずは、あきらから、口火を切ったのだ。


「プライベートの時の滋は、敏感に察知する方じゃねぇと思って居たんだけど…な。
 意外と、プライベートでも、敏感に反応してんだな。」と…。


其処で、あきらからして視れば、“意外だな。”と、思わずには居られない様な言葉が、桜子から、発せられたのだった。


「違うんです。
 滋さんだけでは無いんです。
 私が携帯アプリを開いて居た時に、先輩が、私の携帯アプリの『カレンダー』を、観てし
 まったとかで…。
 “桜子の週末のスケジュールは、埋まって居る様に観えたんだけど…。”って、言われてし
 まったんですよね。
 其れに、滋さんが、其の先輩の話しを聞いて、更に、疑いの眼差しで、私に、言って来た
 んですよ。
 “やっぱ、桜子に、彼氏が出来たんじゃ無いの?”って…。
 だから…仕方無かったと言えば、仕方無かったと思うんですけど…私、言ってしまったん
 ですよね。
 “恋人では無いんですけど…。
 『友達以上恋人未満』という方は、私の身近に、居らっしゃいますかね。”って…。
 だから、滋さんからは、興味津々に、色々、聞かれて…。
 一応、“ご存知無い方ですわ。”と、お伝えしましたが…。
 今後、如何、お答えしましょうか?」と…。


其処で、あきらも、桜子に、言って除けるのだった。


「俺も、司に訊かれたんだよな。
 一応、司には、“(桜子と)付き合ってねぇよ。”って、あっさりと、言って置いたんだ
 が、司は、俺との会話の中で、気が付いたのかも知れねぇな。
 けど…な。
 俺自身、司に、桜子との事を訊かれて、“俺は、桜子と、付き合ってるのか?”って、考え
 ちまった。
 桜子としては、本当の処、どっち何だ?」と…。


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、首を傾げ乍ら、考える素振りを魅せるのだった。
だからこそ、桜子は、あきらに、訊けた言葉だったのだろう。


「そうですよね。
 私自身、美作さんとお会いすれば、楽しいですし…。
 だからこそ、毎週の様に、スケジュールが合えば、美作さんとお会いして居る訳です
 し…。
 ですが、私としては、美作さんと仲間という感覚が、中々、抜けない様で…。
 私にも、未だ、此の状況が、分かって居ないんですよね。
 如何、何でしょうか?
 自分自身の事なのに、今一、分かって居ないというのは?
 美作さんは、何方の方が、宜しかったですか?」と…。


其処で、あきらは、桜子に、訊き始めるのだった。


「現在の桜子には、男(彼氏)は居ねぇんだったよな?」と…。


だからだったのだ。
あきらから、そう訊かれた意図が、今一、理解出来て居ない此の時点に於いての桜子は、首を傾げ乍ら、返事をして、逆に、あきらに、訊き返すのだった。


「はい、今の処は、居ませんが…。
 今更、如何して、そんな事を、訊かれるんでしょうか?」と…。


実は、此の時のあきらの中では、結論が出た上で、桜子に、訊いて居たのだ。
なので、桜子に、訊けた話しだったのだ。
なので、此の時のあきらは、そんな風に、訊いて来た桜子に、返答するのだった。


「あぁ~、そうだよな。
 俺が、桜子にそう訊いた意図が、桜子には、理解出来てねぇんだろ?
 何ていうのか?
 今の俺にも、付き合ってる女(彼女)は、居ねぇ訳だし…よ。
 だから…な。
 思い切って、俺と付き合うか?」と…。
「………」


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子の顔付きは、驚愕顔に成って居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の桜子の心の中では、“えっ~~⁉”と、成って居たのだ。


何故なら…。
“何れは、そう成るかも…。”と、思って居た桜子だったのだが、今だとは、考えても視なかったのだ。
実は、今だとは、考えても視なかった上で、あきらに訊いて居た桜子だったのだ。
なので、此の時の桜子は、冷静では居られなかったという訳…だったのだ。


だからだったのだろう。
何時(いつ)何時(なんどき)、どんな事が起きても、冷静沈着に対処して、此れ迄、T4の纏め役として対応出来て来た桜子の顔付きが、驚愕顔に成って居たという訳…だったのだ。
なので、此の時の桜子の顔付きは、驚愕顔のまま、声も出せない状況と成って居たのだ。


所謂、此の時の桜子は、何時(いつ)も通りの冷静沈着で、クールな桜子では無かったという訳…だったのだ。



だからだったのだろう。
そんな桜子の顔付きを初めて見た此の時のあきらの顔付きも、桜子同様に、驚愕顔に成って居たのだった。


何故なら…。
“桜子にとって、俺との事は、唯の遊びだと認識してんだろうか?”と、此の時のあきらには、そう思えて居たから…だったのだ。
だが、其れでも、此の時のあきらは、桜子に、訊き始めるのだった。


「桜子の中には、俺と付き合って視るという選択肢はねぇのか?
 其れ共、此れで、最後にして、F3&T3の前では、何食わぬ顔で、対応するか?
 其れのどっちかだろ?」と…。



勿論、桜子自身、あきらと一緒に過ごす事は、嫌では無かったのだ。


何故なら…。
同じ考え方をするあきらと一緒に居る事は、楽に思えたから…だったのだ。


実は、あきらにしても、桜子にしても、『仲間思い』…だったのだ。
あきらは、F4の纏め役…そして、桜子は、T4の纏め役…。


云う成れば…。
此れ迄、性格がバラバラなF3を纏めて来たのは、あきら…だったのだ。


そして、T4の末っ子で在り乍らも、それぞれ、育った環境も、考え方も、全く、違うT3を、纏めて来たのは、桜子…だったのだ。


だからこそ…あきらと桜子は、お互いの苦悩や辛さを理解出来て居たのだ。
だからこそ…お互い、一緒に居ても、楽…だったと言えたのだ。



勿論、此れ迄のあきらは、『マダムキラー』と、言われ続けた程、年上好みだったのだ。
所謂、此れ迄のあきらは、付き合う対象の相手として、一切、年下には、手を出して来なかったのだ。


云わば…。
此れ迄のあきらは、不倫をして来たという事に成るのだ。


云う成れば…。
其の場の遊び相手だけなら、年下にも、手を出して来られたという事に成るのだ。


だからこそ…其のあきらが、年下で在る 桜子と、付き合う事に成るだろうとは、誰にも、分かるまい。



そして、桜子とて、此れ迄、滋と一緒に、『殿方探し』と、称して、合コンに参加して来たのだ。


だからこそ…其の事を知って居るF3&T3は、まさか、桜子に、特定の彼氏が出来るとは、思いもし無かったのだ。



だが、司とあきらがリモートで話しした時のあきらの様子を見て居た司 や T4女子会での桜子の様子を見て居たT3は、薄々、あきらと桜子のそれぞれには、“誰か、特定の相手が出来たのでは無いだろうか?”と、思えて居たのだ。
という寄りも、“彼氏(彼女)が、出来たのだろう。”と、思えて居たのだ。


勿論、あきら や 桜子のそれぞれの相手が、お互い、あきらと桜子だとは、まさか、F2&T3とて、思っても視なかったのだ。



という訳で、此の時の桜子は、あきらからの問いに、返答するのだった。


「そうですね。
 お互い、フリーですし…。
 其れに、私は、美作さんと一緒に居て、“嫌だ‼”と、感じた事は、一度も無いですし…。
 美作さんとご一緒させて頂いて居ても、楽ですし…。
 なので、宜しくお願いします。」と…。



実は、あきらと桜子は、唯、週末に、仲間として、会って居ただけでは無かったのだ。
勿論、会えば、年頃の男と女で在る。
そういう事に成っても、致し方無いと言えたのだ。


其れに、桜子が、まだ、英徳学園 高等部に在籍して居た『黒歴史』だった当時…。
あきらと桜子は、既に、そう言う関係に成って居たのだ。
勿論、後に、こう成るとは思いもし無いで…。



因みに、総二郎も…だったのだが…。
此の件に関しては、総二郎の中で、有耶無耶にされて居たのだ。


という寄りも、総二郎にして視れば…。
其れは、『女遊び』をして居た頃の話しなので、有耶無耶にしたい心境なのは、当然の話しだったのだ。


其れに、既に、優紀と付き合って居る現在の総二郎にとって、総二郎と桜子の件に関して、無かった事にしたい心境なのは、当然の話しだったのだろう。
勿論、あきらも、総二郎と桜子の件に関しては、知って居るのだが…。


其れに、桜子とて、まだ、英徳学園 高等部に在籍して居た『黒歴史』だった当時の話し故…優紀に言うつもりも、F2&T2に報告するつもりも、勿論、毛頭無いのだ。


だからこそ…総二郎の中で、有耶無耶に出来て居たのだろう。
当然の事乍ら、現在の総二郎にとって、此の話しを、優紀には知られたく無かったのだ。
もし、優紀に知られれば、更に、優紀を傷付けてしまう事を、総二郎自身、認識出来て居たから…だったのだ。



という訳で、此れ迄にも、色々な事は有ったのだが、あきらと桜子は、本格的に、付き合う事にしたのだった。


何故なら…。
先ず、あきらから、此の件を報告した相手が居るのだ。
其れは、司とあきらが、リモートで話しして居た内容を知らない総二郎だったのだ。


だからだったのだ。
其の話しの件を、あきらから聞いた此の時の総二郎は、慌てるのだった。


だからだったのだろう。
此の時の総二郎は、あきらに、訊くのだった。


「おい、あきら…桜子と付き合うって、如何いう意味だよ?
 今迄に、そんな素振りを、俺等に魅せた事が無かっただろ?」と…。


だからだったのだ。
あきらは、“総二郎が、例の事を気にしてるんだろう。”と、思い、話しし始めるのだった。


「総二郎は、高等部当時の桜子との事、気にしてんのか?
 桜子も、当時の事は、封印したがってる。
 だから…よ。
 今の桜子が、自ら、例の事を言う訳はねぇと思うぞ。
 もし、桜子が、例の事を自慢気にして居たとすれば、既に、皆には、桜子自ら、自慢気
 に、話ししてんだろ。
 其れに、俺等 F3&T3とも、仲間として付き合って居たかった桜子にとって、そんな話
 しを、桜子自ら、仲間に言う訳ねぇだろ。
 桜子は、其処迄、馬鹿じゃねぇと思うぞ。」と…。



勿論、此の時のあきらが、総二郎に、真っ先に伝えた訳は、総二郎からの了承を得る為…だったのだ。
だからこそ…此の時のあきらは、更に、総二郎に、訊き始めるのだった。


「だから…よ。
 総二郎…俺等の仲間に、“桜子と付き合い始めた。”と、俺から報告しても良いか?」と…。


だからだったのだろう。
総二郎は、あきらに、言って除けるのだった。


「俺からの了承を、先に取って、如何すんだよ。
 俺が、優紀と付き合える様に成ったのも、あきらからのアシストも、当然、有った訳だ
 し…よ。
 あきらと桜子の付き合いを、俺が、祝福しねぇで如何するよ。
 けど…な。
 桜子には、くれぐれも、伝えて置いてくれ‼
 “あの件は、ぜってぇに、誰にも、言うなよ‼”って…。」と…。


だからだったのだろう。
あきらの中でも、既に、承知して居る話しなので、総二郎に了承するのだった。


「ああ、分かってる。」と…。



そして、総二郎からの了承が得られたという訳で、後日、あきらは、F3&T4のグループLINEにて、F2&T3に招集を掛けるのだった。



fin



<此の二次小説『あきら&桜子【自惚れ~うぬぼれ~…<つかつく>】…<あき桜>  番
 外編』の一部の文面の中で、不快に思われるやも知れない表現が入って折ります。
 了承の程、宜しくお願い致します。>

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