tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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滋&桜子、そして、T2【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編




【『つくし&優紀、そして、T2【自惚れ~うぬぼれ~】…<つかつく>  番外編』のエピ
 ローグ と 続き】


実は、優紀から、「今の西門さんなら、大丈夫だと思うんだけど…。」と、聞かされて居た此の時のつくしは、未だ、総二郎と優紀のお付き合いの件に関して、納得して居なかったのだ。


だが、優紀から、続けて、「でも、もし、何か有ったら、必ず、つくしに、話す…ね。」と、言われた事で、取り敢えず、優紀の話しを信じる事にしたつくし…だったのだ。



そして、滋は…と、言うと、つくしと優紀が、喧嘩をして居ると思って居たのか?


「良かった、良かったよ。
 つくしと優紀が、仲直りしたと言う事で…此の話しは、此れで、終了…ね。」と、此の時の滋は、先を進めるかの如く、言って除けて居たのだった。


実は、此の時のつくしと優紀と桜子は、それぞれ、話しがややこしく成る事が分かって居るので、態と、滋には、突っ込む事も、し無かったのだ。



そして、そう言って居た滋は、先を進めるかの如く、自身が思って居た事を、桜子に、訊き始めるのだった。


「あのさぁ~、桜子、訊きたいんだけど…。」と…。


其処で、桜子は、滋の方を向いて、返答するのだった。


「はい、良いですよ。」と…。



だからだったのだ。
滋は、桜子に、話しし始めるのだった。
其れは、まるで、つくしと優紀にも、話しを聞かせるかの様に…。


「桜子さぁ~。
 ここ最近、付き合い悪くない?
 此の前も、合コンに誘ったのに、“用事が有る。”って、言って、私に付き合ってくれなか
 ったでしょ⁉
 今迄の桜子だったら、私の誘いにも、喜んで、付き合ってくれたじゃ無い?
 もしかして、彼氏でも出来た?」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、驚愕顔に成り乍らも、そんな風に、訊いて来た滋に、返答するのだった。


「だから、言ったじゃ無いですか?
 『用事』じゃ無くて、“先約が有るから、無理です。”って…。」と…。


其処で、此処ぞとばかりに、滋は、桜子に、言って除けるのだった。


「其れは、ここ最近と言っても、1~2回の話しじゃ無いでしょ!
 最近は、ほぼ、アウトじゃ無い!
 桜子は、私に、一体、何を、隠してんのよ?」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、更に、滋に、返答するのだった。


「だから、こう言う事って、タイミングと、云うモノが有るじゃ無いですか?
 偶々、ここ最近に成って、ダメな日が増えただけで、何が、如何とか、いう話しじゃ無い
 ですから…。」と…。


其処で、此の時の滋は、桜子に訴えるかの様に、言って除けるのだった。


「本当に、彼氏が出来た訳じゃ無いんだよね⁉
 偶々、タイミングが合わなかっただけ…何だよね?
 つくしには、司という婚約者が居るし…。
 優紀には、最近に成って、ニッシーという恋人が出来た様だし…。
 其れでも、もし、私が、つくしと優紀を誘う様な事が有れば、司とニッシーの事だよ。
 つくしと優紀は、何処にも行かせて貰えなく成るでしょ!
 司…だったら、有り得る話しだけど…さ。
 ニッシーも、意外と、司…同様に、独占欲が強そうじゃ無い?
 だから…さ。
 つくしと優紀を、誘い難いんだよね。
 って事は、残りは、桜子だけ…なのよ。
 だから…さ。
 桜子は、何時(いつ)迄も、私からの誘いに、付き合って…よね。」と…。
「………」



だからだったのだろう。
此の時の桜子の顔付きは、微妙…だったのだ。
否、苦笑い…だったのだ。


だからだったのかも知れない。
此の時の桜子は、うんともすんとも、云わなかったのだ。



実は、そんな微妙な顔付きに成って居たのは、何も、桜子だけでは無かったのだ。
優紀もそうだったのだ。


何故なら…。
司の事だけじゃ無く、総二郎の話し迄、切り出されたのだ。
当然、此の時の優紀が、微妙な顔付きに成って居たとしても、可笑しく無かったのだった。



だが、此の時の滋は、そんな桜子の思いを知ってか知らずか?
此の時の滋は、桜子から了承された物と、勝手に認識した様で、うんうんと、頷いて居たのだった。


何故なら…。
此の時の滋は、其処で、早速、桜子を誘うのだった。


「実は…さ。
 今度の土曜日に、合コンに誘われて居るんだよね。
 桜子も、私と一緒に、合コンに行くよね?」と…。



ところが、此の時の桜子は、そんな風に、誘って来た滋に、早速、断りを入れるのだった。
詫びの言葉を添え乍ら…。


「滋さん、申し訳在りません。
 実は、今度の土曜日も、既に、スケジュールが決まって居て、先約が居るんですよね。
 だから…。
 合コンに参加させて頂く事は出来無いですね。」と…。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、そう言って来た桜子に、吠え始めるのだった。
そして、此の時の滋は、つくしと優紀に、同意を求めるのだった。


「ほら、また、ダメじゃん!
 と言う事は、桜子は、何時(いつ)だったら、空いてるのよ?
 つくしと優紀が見てても、腹立つでしょ!
 私が、桜子の事を、怒るのも、無理は無いと思わない?
 私が、桜子の事を、怒ったとしても、仕方無いわよね?
 当然だよね?」と…。
「「………」」


だからだったのだ。
此の時のつくしと優紀は、滋からのそんな同意を求めて来る話しに、直ぐには、返答する言葉も見付からない程…だったのだ。



だが、実は、つくしも、ここ最近の桜子の様子を見て居て、思って居た事は、確かに、有ったのだ。


だからだったのだろう。
此の時のつくしは、何気に、桜子に、訊き始めるのだった。


「まぁ~、そうだよね。
 実は、私も、気に成って居た事は、確かかな。
 だって…さ。
 ここ最近の桜子の週末は、忙しそうじゃん!
 私の週末は、司からの外出禁止令が出てるから…さ。
 桜子と、中々、出掛けたり出来無いけど…さ。
 此の前、桜子が、携帯のアプリの『カレンダー』を開けて居た時に、ちょっと、見えちゃ
 ったんだよね。
 結構、桜子の週末のスケジュールは、埋まって居る様に、見えたんだけど…。」と…。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、つくしの話しに、同調するかの如く、話しし始めるのだった。


「実は、そう何ですよね。
 私の週末のスケジュールは、パンパン…何ですよね。」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、そう言って来た桜子のそんな話しを聞いて居て、更に、ツッコミ始めるのだった。
疑いの眼差し付きで…。


「やっぱ、桜子に、彼氏が出来たんじゃ無いの?」と…。



其処で、桜子は、此れ以上、“滋さんから、ツッコミを入れられる前に、滋さんに、言っちゃう⁉”と、躊躇し乍らも、話しし始めるのだった。


「まぁ~、そうですね。
 今は、まだ、恋人という訳では無いんですけど…。
 『友達以上恋人未満』という方は、私の身近に、居らっしゃいますかね。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしと滋は、桜子からのそんな返答の言葉に、興味津々に成り、耳を傾けて居たのだ。


だからだったのだろう。
此の時の滋は、更に、桜子に、訊き始めるのだった。


「で、其の『友達以上恋人未満』という方とは、如何言う男性(ひと)…よ?
 例えば、年齢は…?
 職業は…?
 私達の知ってる男性(ひと)…?」と…。


だからだったのだ。
此の時の滋は、此の後に聞けるだろうそんな桜子の返答の言葉を待ち乍らも、興味津々に、待って居たのだった。


だが、此の時の桜子は、つくしと滋が待って居る言葉では無く、あっさり、言って除けるのだった。


「いいえ。
 先輩も、滋さんも、優紀さんも、ご存知無い方ですわ。
 今は、まだ、其れしか言えませんわ。
 お相手の事ですから…。」と…。


だからだったのだ。
此の時のつくしと滋と優紀は、拍子抜けして居たのだ。



実は、此の時の桜子は、つくしと滋と優紀に、嘘を言って居たのだ。
否、言える筈等無かったのだ。


だからだったのだ。
此の時の桜子は、元々、『お得意のポーカーフェイス』と共に、つくしと滋と優紀には、バレない様にする事だけに、必死に成って居たのだった。



fin

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