tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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GW…<つかつく>  短編①





<つくしside>


英徳大学のF4ラウンジで、私と桜子は、ランチをしている時に、桜子に話し掛けられた。



既に、英徳学園の学生だけでなく、英徳学園側、教授・准教授・教師…にも、私と桜子は、F4のメンバーの彼女で在ると認識されて居た。


だからだろうか?
F4が、F4ラウンジに居ない時でも、私と桜子が、F4ラウンジに入ろうとして居ても、誰からも咎められる事もなかった。



そんな時の事だった。


桜子から、口火が切られた。


「先輩…?
 今年の『GW』は、如何されますぅ~?」


私は、間髪入れずに、桜子に返答していた。


「あぁ~、ごめん‼
 『GW』は、NYに居る。」
「はぁ~??
 如何言う事ですの?」


私は、思い出していた。
桜子に伝えて居なかった事を…。


「うん。
 NYで…ね。
 かなり、大きな『party』が、開催されるらしいの。
 其の『party』は、パートナー同伴らしいんだけど…。
 司は、“パートナーは、要らない‼”って…如何も、愚図ってるらしいの。
 道明寺HDとしては、司のご両親の会長・社長もご招待を受けているらしくて…。
 司に愚図られると、道明寺HDの品位が損なわれるから、困ってるらしいの。
 で、私に、“司のパートナーに成って欲しい‼”と、連絡が来て…。
 “嫌…‼”って、言えない状況に成ってしまって…ね。
 タマさんからも、お願いされてしまって…。
 行く事に成ったのよね。」


桜子は、口をあんぐりしたまま、動かせない様子だった。


で、我に返った桜子から、言葉が発せられた。


「其れって…?
 いつ出発の、いつ頃のお帰りですの?」
「出発は、(4月)26日の講義終了後で、帰国は、多分、講義ギリギリに成ると思う。」
「………」


桜子からは、返答が無かったので、私は続けて、話しして居た。


「“荷物は、必要ない‼”って、言われてるから、講義が終了したら、そのまま、(道明
 寺)邸に成ると思うよ。
 “大学に、リムジンのお迎えが来る。”って、タマさんから、聞いてるから…。
 で、そのまま、道明寺家のPJで、NYに渡米する事に成ると思うよ。
 タマさんから、そう言われてるから…ね。」
「………」


桜子は、『空いた口が塞がらない』状態に成って居た様子だった。
と言う寄り、言葉が出て来ないって言う方が、正しいのかも知れなかった。


だから、私は、桜子に口止めして於いた。


桜子に伝えたのは…。
また、私が、“失踪した‼”って、大騒ぎに成る事を避けたかったのだから…。


「けど…ね。
 司は、勿論だけど、F3にも、この話は、まだ、言わないでね。
 私が、渡米した後だったら、F3に伝えても良いんだけど…。
 司のお母様から、“司には内緒にして於いて‼”って、言われてるの。
 愚図ったから、お仕置きらしいわ‼
 桜子には、言って於かない…と。
 また、私が、“失踪した‼”って、大騒ぎしそうでしょ。
 だから、桜子には言ってるだけだから…ね。
 桜子、お願いね‼」


私は、桜子に念押しする様に、伝えていた。



で、私は、NY時間の(4月)26日18:00にNYに到着した私は、JFK空港からリムジンの送迎で、NYの道明寺邸に着いて居た。


そして、メイドさんに、私の宛がわれているらしいお部屋に通された。


で、司が帰って来る時間まで、時間潰しする事に成って居た。


だから、シェフにお願いして、司のディナーを私が、作らせてもらった。


興味深々で、シェフに見られて、何か、照れ臭かった。


司は、私が料理したディナーを気付いてくれるだろうか?


私の事を良く分かって居たら、分かると思うんだけど…ね。



<司side>


今日は、いつもの時間より、早目に終了した。


で、道明寺邸に着いて居た。


で、俺の部屋には、ディナーが用意されて居た。


いつもと違う料理に、俺は、テンパった。


先ず、盛り付け方が違う。
味が違う。


普段の俺なら、得体の知らねぇ物は、食べてねぇ筈だが…。
(メイドに下げる様、伝える筈だが…。)
何故か、気に成り、食べてみた。


この味…。
つくしの味付けに似てる⁉


そう思うと、つくしの料理に思えて成らなかった。


だから、シェフを呼んだ。


「この味付け…?
 いつもと違うよな?
 誰の味付けだ…?
 まさかと思うが…?
 つくしに似せたのか?」
「………」


シェフは、ニコってするだけで、何も、答え様としねぇ。
“何なんだ⁉”と、切れそうに成って居た俺だった。



だが、就寝しようとする頃に成って、訳が分かった。


“やっぱり…?”としか言い様が無かった俺だった。

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