tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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for the second time ~2度目に~…<つかつく>  7.




成らば…。
自ずと、答えは決まって来る。


成らば、…。
思いのまま、つくしに話しし様と思って居た大河原社長だった。


「道明寺HDとの今回のプロジェクトは…。
 元々、道明寺社長とのプロジェクトだった。
 だが、道明寺支社長とのプロジェクトと成った。
 元々、此のプロジェクトは、我が社の世界規模での企業シアーを上げる為に、道明寺
 HDが、手を貸してくれる事に成って居る。
 道明寺支社長に、気持ち良く仕事して頂く為には、つくし君の力が、かなり、重要に成
 る事は間違い無い。
 しかし、滋に機嫌良く仕事をさせる事も、重要不可欠では在る。
 我が社の株価が減少したのでは、元もこうも無い。
 つくし君は、如何したい?」


つくしは、迷った。


だが、つくしは、大河原社長に伝える事にした。


「私が、どれ程、お役に立てるのかは分かりませんが…。
 何方も、上手く行く様に、務めてみます。」


大河原社長は、“つくし本人に、確認してみて良かった。”と、この時までは、そう思って居た。


だが、この時までのつくしは…。
上手く行くと、本当に、思って居たのだった。



で、道明寺HDとの打ち合わせの際…。
つくしが、秘書として、司の世話役で就く事に成った。


つくしから、その事を聞いた滋は、怒り出した事は、言うまでも無かった。


滋は、父親と交わした約束が守られて居ない事に、憤慨していた。


滋は、父親で在る 社長の執務室に向かって居た。


其処で、滋は、父親に、悪態を突くのだった。


「パパ…。
 約束が違うわよね?
 パパと私が、約束した事は…?
 『今回だけ…。』と、言う約束だった筈よね?
 この事態は、如何いう意味かしら?
 つくしは、私の秘書の筈よね?
 何時から、つくしは、パパの秘書に成ったのよ?
 いい加減にして‼
 つくしは、渡さないから…‼」
「………」


滋の剣幕は、相当なものだった。


滋が、捲し立てる様に、息継ぎも無しで、一気に、言って来る姿に…。
“我が娘ながら、驚愕以外の何物でも無い。”と、思う大河原社長だった。


余りの滋の剣幕に言葉を出せずに居た父親の大河原社長だった。



だが、この時の滋は、つくしを司の前に出さないつもりで居た。


もう、既に、つくしは、司への見る目が変わって来てる事等、知らされていない滋だった。



で、大河原社長と司の打ち合わせの日の当日が、遣って来た。


なので、大河原社長から、呼び出しを受けたつくしだった。


取り敢えず、つくしは、大河原社長の指示の下…。
司を迎え入れる準備をして居た。


そして、受付から、司の到着を知らせる連絡が来た。


なので、つくしが、迎えに1F受付ロビーまで向かった。


初日同様、つくしは、司と秘書の西田を会議室に招き入れた。


其の後、つくしが珈琲を淹れて、会議室まで届けて居た時に、会議室に滋が入って来た。


そして、滋は、司に悪態を突くのだった。


「ちょっと、いい加減にしてくれる?
 つくしは、司の為に、秘書をして居る訳じゃないのよ‼
 本来のつくしの仕事は、弁護士なの。
 私の秘書の仕事もしてもらってるけど…。
 私の仕事の中でも、つくしは、弁護士としての仕事も、重要不可欠なの。
 無闇に、つくしを借出させないでぇ~。」


滋の剣幕は、相当なモノだった。


だが、司も、負けじと、滋に言い返していた。


「うるせぇ~‼
 俺が、大河原社長に打診して、牧野を俺に就ける様に、伝えたんだ‼
 お前は、黙ってろ‼」


滋も、負けて居なかった。


「此れが、黙って居られると、思うの?
 つくし…。
 此処は、もう、良いから、戻るわよ‼」


そう言いながら、つくしは、滋に寄って、戻されたので在った。


此の時のつくしは…?
司と滋の遣り取りを見て居て、“自分(つくし)自身が、割って入る事は出来ない。”と、思って居た。


司と滋は、痴話喧嘩して居ると…。
つくしには、見えて居たのだった。


“常務(滋)が不快に思うのだったら…。
 私(つくし)は、道明寺支社長に近付く事を避け様…。”と、此の時のつくしは、そう思って居たのだった。


司の記憶の無いつくしは、大きな勘違いをしてしまって居た。
滋にとっては、好都合では在ったのだが…。



なので、つくしは、大河原社長に、此の事を伝えていた。


「常務の秘書に徹したいと思います。」と…。



この事は、大河原社長➡楓に話しが伝わった。


そして、楓➡西田を通して、司に話しが伝わっていた。


此の事を知った司は、激怒しかなかった。


またしても、滋に寄って、つくしとの仲を邪魔された事に成る。


一度目は、あの高校生の頃の司と滋とのお見合いの時だった。
あの時とは、事情が、全く違うのだが…。



だからこそ、司は、F3に伝え、T3を呼び出し、久し振りに集まる事にして居た。


司は、滋に寄って、つくしとの仲を邪魔される事は、許されない事だった。


また、F3にとっては、久し振りに逢うメンバー故…。
つくしとの仲間としての繋がりを、“また、戻したい‼”と、F3は、T2に打診するつもりで居た。


所謂、“出禁を解消して欲しい‼”と、F3は、T2に打診するつもりで居たのだった。

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