tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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兄妹物語【あきら&つくし兄妹】…<ALL CP>  27.




或る日の事…。
つくしが司とデートして、夜に成ってから、(美作)邸に帰って来る成り、つくしの母親で在る 夢子から、つくしは、声を掛けられていた。


「ママ、只今っ‼」
「お帰りなさい、つくし…。
 ねぇ、つくし…?
 あきら君から聞いた?」


つくしは、兄で在る あきらとは、其の日は、学校でも、会って居なかった。


だから、夢子は、何を思って言って居るのか?
意味が分からなかったつくしだった。


だから、つくしは、こう答えるしかなかったのだった。


「そう言えば、今日は、学校では、お兄ちゃまと会って無かったかも…?
 ママ、一体、何の事…?」


夢子は、つくしの顔付きに驚愕して居た。


つくしは、不思議そうに、顔を傾げて居たのだ。


母親の夢子の目には、あきらとつくしは、“仲の良い兄妹だ‼”と、思っていた。


否、実際、あきらとつくし兄妹は、仲が良いのだろう?


見た目は兎も角…。
あきらとつくし兄妹の性格は、似た所が在った。


だから、桜子は、あきらとつくし兄妹の仲が良い事を、羨ましいと思う所が在ったのだ。



其れなのに、今回のつくしは、あきらから、何も聞かされて居なかったのだ。


夢子は、不思議だった。


つくしは、聞きたくてウズウズしていた。


「ママ、何の事…?」


だから、夢子は、恐る恐る、つくしに言って居た。


何故なら、“あきら君が、直接、つくしに言って居ないものを言って良いのか?”と、悩む夢子だったのだ。


だが、つくしの瞳(め)が、聞きたくて、『キラキラ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°』して、夢子を見詰めていた。


だから、夢子は、つくしに話しして居た。


「此処だけの話しにして於いて欲しいんだけど…ね。
 特に、あきら君には、“ママから聞いた。”って、言わないでね。
 良いかしら?」


つくしは、瞳(め)を、『キラキラ°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°』させたままの状態で、夢子に答えていた。


「うん、分かった。
 で…?」


なので、夢子は、つくしに話しして居た。


「あきら君が、桜子ちゃんとお付き合いする様に成ったらしいの。」


つくしは、夢子の言葉に、驚愕して居た。


勿論、つくしは、分かって居た。
兄 あきらの気持ちは…?


しかし、桜子が、あきらの気持ちに応えるとは、想像して居なかった。


だから、つくしは、態と、あきらに桜子をくっ付け様としたのだから…。
“そう成れば良い‼”と、つくしが思って居た事は言うまでも無い。


だが、何故、夢子が、つくしより先にその事を知ったのか?
其の事が解せないつくしだった。


「で、ママは、如何遣って、お兄ちゃまと桜子のお付き合いの件を知ったの?」


夢子は、言って良いのか?
悩んだが…。


だが、言わなければ、つくしから、責められる事が予想される夢子だった。


なので、仕方なく、つくしに伝えた夢子だった。


「桜子ちゃんって…。
 松岡総合病院のお嬢さんの優紀さんとは、『はとこ』らしいじゃない。
 其れで…ね。
 先日の『party』の時に…ね。
 優紀さんのお母様で在る 松岡総合病院の理事長と、ご一緒したのよ。
 其の時に…ね。
 総二郎君と優紀さんが、お付き合いを始めた事を窺ってね。
 “羨ましいわ。”と、お伝えして居たら…ね。
 あきら君と桜子ちゃんの事を窺ったという訳…。」


つくしは、思っていた。


“何時から、お兄ちゃまと桜子は、付き合い出したと言うの‼”と…。


つくしは、怒り気味だった。


そして、更に、夜が更けて来た時間に成って、夢子とつくしが、リビングルームで、話ししている所に、あきらが帰って来た。


勿論、あきらは、愛車で、桜子を送って来てからのご帰宅だった。


で、つくしは、あきらに詰め寄っていた。
つくしの母親で在る 夢子の言葉を無視した様な形で…。


あきらは、妹で在る つくしの鬼の形相の様な顔付きに…。
仰け反って居た。


其処に、つくしは、兄で在る あきらに、叫ぶ様に言って除けていた。


「お兄ちゃま…。
 私に黙って居るとは、如何言う事よ‼
 いい加減にしてよね‼」


あきらは、つくしが何を言いたいのか?
分かっては居たのだが…。


はぐらかす気満々で居たのだった。


何故なら、つくしに知られれば、司に知られる。
司に知られれば、類に知られる。


類から、揶揄われる事を良しとして居ないあきらにとって、面倒臭い事、此の上ないのだった。


だから、あきらは、惚けようとして居たのだった。


「何の事だよ~?」


兄 あきらの言葉には、妹で在る つくしとて、呆気に取られていた。


「誤魔化す気…?
 私を誤魔化せると思ってる?」


実際、つくしは、つくしの母親で在る 夢子から、此の事を聞くまで、一切、知らなかったのだから…。
あきらは、つくしを誤魔化せて居たのだろう。


だが、つくしは…。
其処は、兄で在る あきらには、言わずに居た。


だが、つくしは、兄で在る あきらを責めに入って居た。


「何時からなのよ?
 桜子と付き合い出したのは…?」


あきらは、つくしの剣幕に、驚愕で言葉を出す事を忘れる程だった。


「………。
 あぁ~??
 誰から、聞いたんだ?」


つくしは、反対に、あきらに責められていた。


だが、其処は、怯む事の無いつくしだった。


「誰からでも良いの‼
 先ずは、私に言ってくれなかった事、自体が罪なのよ‼
 分かってるの、お兄ちゃま…?」


つくしが、聞いた人物は…?
あきらは、“大方、お袋(美作兄妹の母親で在る 夢子)からだろう‼”と、悟って居たのだった。

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