tukatuku-inotiのブログ

花より男子の二次小説です。 cpはつかつく・総優・あき桜

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結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  1.




【プロローグ】


<司side>


道明寺司…道明寺財閥 次期総帥 
     道明寺HD 後継者
     現在は、道明寺HD 副社長
     36歳 結婚歴…無し


所謂、典型的なお坊ちゃま。


俺様で我が儘、人の意見は聞かない。
学生の頃は、血の気が多く、喧嘩早く、手に負えない位だった。


所謂、学生の頃は、問題児…其のものだったのだ。


現在の『道明寺司』という男は、企業経営を『マネーゲーム』と、捉えて居る処が有り、ビジネスが上手く遂行し無ければ、“部下のせいだ‼”と、捉える処も有り、厄介な事、此の上無い面倒臭い男という訳なのだ。


なので、道明寺HDと提携したいと目論んで居る企業に対しては、利益重視で話しが為される為、道明寺HDと企業提携を目論んで居る企業は、『道明寺司』の指示に従うより他無いという状況だったのだ。


実は、其れだけでは無かったのだ。
所謂、企業経営の社長達は、道明寺HDと企業提携を目論んで居ると同時に、そう言う企業経営者達に限って、娘や、孫娘、または、姪を、司に紹介したがって居たのだ。


だが、そう言う企業経営者達は、迂闊に、娘や、孫娘、または、姪を、実は、司に紹介する事も、儘ならなかったのだ。


何故なら…。
『道明寺司』という男は、学生の頃から、『女性嫌い』…だったのだ。


だからだったのだろう。
そう言う企業経営者達が紹介して来た其の全ての女性達を、司は、無視し続けて居たのだ。


云う成れば…。
司のお眼鏡に適う様な女性は、此の世の中には居ないとさえ、世論でも言われて居た程…だったのだ。


だからだったのだろう。
度が過ぎると言うべきか?
司のお眼鏡に適わなかった企業は、司の指示に寄って、無きものにされる時も有った位なのだ。



其の事が、また、司を優越感に浸らせるのだった。


“全ては、『道明寺司』に従うべき…。”と、言う持論が、司の持論と成って居た程…だったのだ。


其の為、『道明寺司』の経営の仕方は、『ワンマン経営』…其のものだったのだ。


云う成れば…。
司のビジネスの仕方は、一昔前の経営者を思わせる経営振りだったのだ。


所謂…。
「『道明寺司』に従えないのなら…。
 提携し無くても構わねぇ‼」と、大手を振って、道明寺HDと企業提携を目論んで居る企業者達を威嚇する日々だったのだ。


勿論、其れは、司にとって、道明寺HDの社員にも、言えた話しだったのだ。


「『道明寺司』に従えないのなら…。
 会社を辞めて貰っても構わねぇ‼」と、大手を振って、社員達を威嚇する程に…。


所謂、此の『道明寺司』の状況は、司の両親で在る 道明寺HD 会長 道明寺保 と 道明寺HD 社長 道明寺楓でさえも、手の施し様が無いと言わざるを得ない状況だったのだ。



と言う事は…。
現在の『道明寺司』は、『結婚出来ない男』の典型だったのだ。



だが、司は、何時(いつ)何時(なんどき)でも、F3 や 司の周りの人間には、言って居たのだ。


「俺は、結婚出来ねぇんじゃねぇ‼
 結婚しねぇだけだ‼」と…。


だが、そんな司も、漸くと言うべきか?
実は、自身の心の奥底では、一人で居る寂しさを感じ始めて居たのだ。


何故なら…。
司の幼少期は、寂しがりやだったのだ。


其れに、司の年齢は、一般的な結婚適齢期と言われて居る年齢から、かなり、過ぎて居たのだ。
其の為に、F3も、結婚し始めて居たのだから…。


だからこそ…。
“俺は、此のままで良いのだろうか?”と、考え始めて居たとしても、何ら、不思議では無かったのだ。


そんな時に、司の周りに救世主が現れたのだった。




<つくしside>


牧野つくし…道明寺総合病院 総合外科部長
      35歳 結婚歴…無し
      若くして、総合外科部長に抜擢された才女。


総合外科部長とは…。
外科・脳外科の全てを取り仕切って居る。
所謂、『スーパー外科部長』の任を任されて居ると言っても過言じゃ無かったのだ。



実は、『牧野つくし』は、都立高校を卒業後…。
日本最高峰と言われている国立大学 医学部を卒業して居たのだ。


そして、インターンを経て、救急救命センターのドクターを3年程、勤めて居たのだ。


で、其の後、道明寺総合病院 脳外科ドクターとして勤めた後、現在は、道明寺総合病院 総合外科部長の任を任されて居るという訳…だったのだ。



実は、『牧野つくし』という女性は、曲がった事が、大嫌いなのだ。
其れに、つくし自身、人並外れた考え方しか出来ない人間を毛嫌いする傾向が有ったのだ。


また、『牧野つくし』という女性は、責任感が強く、出来無ければ出来るまで、遣り遂げ様とする所が有ったのだ。


だが、つくし以外の人間が、『牧野つくし』と同じ事が出来なくても、其の事に関して、人に押し付けたり、強要したり、人の責任にする事も無いのだ。


だから、つくしは、人間性に長けて居て、誰からも好かれて居る。
所謂、勝手に、人を引き寄せてしまうのだ。


というのか?
『牧野つくし』という女性は、『人たらし』と言っても過言じゃ無い程…だったのだ。


何故なら…。
男性だけじゃ無く、同性からも、老若男女問わず、誰からも、好感を持たれるのだ。


だからこそ…。
『牧野つくし』という女性が、モテない筈等無いのだ。


唯、当のつくし自身、鈍感で、“私は、モテない。”と、思って居るだけなのだ。


だからと言って、つくし自身、彼氏を作ろうとしたりもせず…。
何よりも、結婚願望が無かったのだ。


所謂、仕事の事しか考えて居ない。
否、仕事の事しか見えて居ないのだ。


所謂、そんなつくしは、仕事が生き甲斐だったのだ。


実は、つくしは、典型的な…『ワーカホリック』だったのだ。



と言う事は…。
つくしは、『結婚しない女』の典型だったのだ。



そして、其の後のつくしは、此の世で一番嫌いなタイプの男性と巡り合ってしまうのだった。



<此の二次小説『結婚出来ない男・しない女…<つかつく>  1.』は、【プロロー
 グ】的要素を含んでいる為…。
 短めに成っております事をお詫び申し上げます。>

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