イケナイ冬【イケナイ夏】…<総優> 続編 ⑦
<一部の表示に、不快に成るやも知れない表現が入って居ます。
お詫びします。>
<優紀side>
私は、お風呂を出た後…。
『ベビードール』を身に着け様か?
物凄く、迷って居た。
何故なら、こんな私を、総二郎さんが、如何、思うか?
不安しか無かったからだった。
だからって、12月3日が、総二郎さんのお誕生日だという事を知って居るのに…。
『Present』が、何も無いとは、とても言えず…。
不安は残るモノの、『ベビードール』を身に着ける事にした。
そして、上から、バスローブを着用した。
だが、気持ちは、如何しても、心許無く…。
私は、胸元を抑えたままだった。
そんな私に、総二郎さんは、不思議そうな顔付きで、私を見て来る。
ベッドに引き摺られて連れて行かれた時は…。
“もう、駄目だ‼”と、思った。
其れに、不思議そうに、私を総二郎さんの前に立つ様に促されて、私の様子を見る総二郎さんに、“私は、もう、降参しかない…?”と、悟ってしまった。
だから、私は、総二郎さんに、私の両腕を離してもらった。
そして、降参する様に、伝えていた私だった。
「総二郎さん…。
腕を離してもらえますか?
そして、私が、今からする事に、笑わないと誓って下さいますか?」
総二郎さんは、私の顔を凝視したまま、言ってくれていた。
「ああ、分かった。」
だから、私は、バスローブを脱いだ。
そして、総二郎さんの顔を見て視た。
総二郎さんは、私の身体を凝視している様に…。
私には、思えていた。
<総二郎side>
俺は、優紀が、バスローブを脱いだ後の優紀の『ベビードール』姿を見て居て…。
一瞬、優紀の身に着けた『ベビードール』姿に、引き込まれる様に、魅入ってしまった。
普段の優紀からすれば…。
“優紀が、どれ程の勇気を以って、此の『ベビードール』姿を俺に魅せてくれているのか?”と、思っただけで…。
俺には、何も言えなかった。
という寄り、俺は、思って居た。
“こんな綺麗な『ベビードール』姿を見た事がねぇ‼
否、優紀が、初めてだろ‼”と…。
俺は、優紀を見続けたまま、俺は、優紀から、瞳(め)を離す事が出来ずに居た。
俺は、心の中で、“ヤバい‼”と、叫ぶしか出来なかった。
あの時、あきらが言って居た様に…。
“此れは、確かに、桜子に感謝だな‼”と、思って居た。
俺は、優紀を引き寄せ、優紀に言って遣った。
「優紀…?
此の優紀の『ベビードール』姿は、俺の為に有るんだろ⁉
此れからの俺の誕生日は、毎年、優紀の『ベビードール』姿を見せてくれ‼
良いな⁉
其れと…。
此の優紀の姿は…。
優紀が、俺への『Present』と、認識して良いんだよな?」
優紀は、顔を真っ赤にさせたまま、俺に、頷いた。
“成程…。
此れは、毎年、癖に成るかも…な。”と、俺は、密かに思っていた。
だから、俺は、いつもの俺と優紀の合言葉を言って遣った。
「今から、イケナイ事、するか?」
優紀が、頷けば、戦闘モードに成る俺…。
やっぱ、優紀が、俺にとっては、一番だわ‼
<優紀side>
私は、恥ずかしくて、顔が真っ赤かだったと、思う。
『穴が有ったら入りたい』気分だった。
でも、“一言だけ…言わなきゃあ。”と…。
総二郎さんの戦闘モード態勢に成る前に、言って於いた。
「総二郎さん…。
お誕生日、おめでとうございます!」
総二郎さんは、満面の笑みで、私に答えてくれた。
「ああ。
サンキュな、優紀…‼」
で、其の日の私は、総二郎さんに翻弄されっぱなしだった。
私は、“ほんと、身が持たないとは、此の事だ‼”と、悟った事は、言うまでも無かった。
<此の二次小説『イケナイ冬【イケナイ夏】…<総優> 続編 ⑦』は、キリが良いの
で、此処で、切らせて頂きました。
短めで、申し訳御座いません。>